VISOR

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2364年、ジョーディ・ラフォージの着用したVISOR

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2365年から2371年、アップデートして着用されたVISOR

単純に目を保護するためのツールについてはバイザーを参照

 VISOR(ヴァイザー、VISOR)は(Visual Instrument and Sensory Organ Replacement)の頭文字で、惑星連邦で用いられる、失明した人や生まれつき盲目の人を支援するための医療機器である。
 VISORは1Hzから10万テラHzの電磁スペクトルの信号を検知できて、デルタ圧縮波長をこめかみの神経インプラントを通して脳に信号を送信する。(TNG: 遺伝子操作惑星) その結果、肉眼の視力とは異なりVISOR装着者は赤外線、紫外線放射とそれ以上の周波帯域の範囲を見ることが出来た。健康な視力を持つ人がVISORを介した中継映像を見ると、方向感覚を失った馴染みのない映像に見える可能性があった。(TNG: さまよえるクリンゴン戦士宿敵! ロミュラン帝国裏切りの序曲

 ジョーディ・ラフォージは生まれつき盲目で、彼の5歳の誕生日の時に最初のVISORを与えられた。(TNG: 暗黒星団の謎
 2364年、彼の着用していたVISORは上部と下部が銀色の金属で、金色の叉が上下から交互に配置されていた。(TNG: 未知への飛翔
 2365年にはラフォージのVISORは下部から上部へ櫛状になった新しいVISORを身に付けていた。(TNG: 光から生まれた生命
 2373年、ラフォージは義眼インプラントに替えたことでVISORに頼る必要性は無くなった。(スタートレック:ファーストコンタクト

機能[]

VISORはその時々においてユニークで有用な機能を示している。

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VISORを通じて見るデータ

 ガロンドン・コアの地表に墜落した時、ラフォージとセンチュリオンバクラはVISORと連邦のトリコーダーをリンクしてクラス3探査機のニュートリノビーコンの位置を捉えて、軌道上のエンタープライズに現在座標を送信した。(TNG: 宿敵! ロミュラン帝国) アーカリア基地で人質になったUSSエンタープライズ(NCC-1701-D)のクルーは、犯人を無力化するためにVISORを再調節して超音波パルスを発振できるようにした。(TNG: 謎の潜入者

 2368年、バーリンホフ・ラスミュッセンがエンタープライズDを訪れた時、彼はラフォージの予備のVISORを盗もうとした。(TNG: 26世紀のタイム・トラベラー

 ラフォージはかつて、ウォーフの持つカードについて説明しながらトランプの種類を特定できると冗談を言った。その後、冗談ではなくVISORを使えば本当に手札を覗けると述べた。(TNG: 神経医療エキスパート ドクター・ラッセル

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VISORで見るテン・フォワード

 VISORは装置からの人工的な感覚入力と、ラフォージの自然な感覚とが競合して使用したラフォージが肉体的苦痛を感じるなどの意図しない幾つかの問題を引き起こした。ドクタービバリー・クラッシャーは鎮痛剤を使うか、影響を受ける脳の範囲を探索手術によって感覚を取り除くかの手法を提案した。しかしラフォージはそれらがVISORの動作に影響を与えるので両方とも辞退した。(TNG: 未知への飛翔) 2367年、ロミュランがラフォージを誘拐した時、彼らはラフォージの視覚インプラントを利用して視覚野に直接傍受し、密かに洗脳した。VISORはEバンド放射を受信することが可能で、Eバンド送信機を用いてラフォージを洗脳し遠隔地から操作した。(TNG: 暗黒星団の謎

 VISORは活性化されると短距離亜空間フィールド・パルスを放出する。通常は無害であるが、2370年、この放射によってウォーフはVISORに接近する度に量子現実間をシフトした。ウォーフが量子亀裂を通り抜けた経験の後、パルスが量子流動を悪化させた。(TNG: 無限のパラレル・ワールド

 2371年、トリアン・ソラン博士はラフォージのVISORを修正して、彼の視界をライブ映像としてバード・オブ・プレイに送信できるようにした。ルーサとべトールは映像からエンタープライズのシールド周波数を発見した。(スタートレック:ジェネレーションズ) 彼の視覚スペクトルをどのように映し出したかは不明だが、ビュースクリーンには彼の可視光領域のみ映し出された。

 2373年、ラフォージは義眼インプラントに変更することでVISORの使用を止めた。(スタートレック:ファーストコンタクト

背景[]

 2362年、USSヴィクトリーで勤務していた時のラフォージのVISORは僅かに異なる古いバージョンを着用していた。いくつかのシーンで見られる2362年のVISORは完全に銀色で、後の2バージョンとは別物であった。(TNG: アイデンティティー・クライシス


La Forge's VISOR was modeled after a plastic barrette which generally fits over a girl's or woman's head. This method of representing the VISOR was discovered after the art staff assigned to Star Trek: The Next Generation spent three months working on possible designs. (Star Trek: The Next Generation Companion 3rd ed., p. 21) Scenic Artist Michael Okuda brought the barrette in, one day, to the production after several test models for a VISOR were produced. (Herman Zimmerman, TNG Season 1 DVD special feature "The Making of a Legend", part "VISOR") Remanufactured to fit actor LeVar Burton's face, it retained some elements from illustrator Rick Sternbach's designs. Despite these embellishments, many fans quickly guessed that the prop took its inspiration from a barrette. (Star Trek: The Next Generation Companion 3rd ed., p. 21)

It was Michael Westmore, Jr. who proposed having connection points on the sides of La Forge's head, which was done using light-emitting diodes. His father, Makeup Designer Michael Westmore, later recalled, "The idea for Geordi's LEDs came out of a conversation I had with my son as we walked across the Paramount lot to the production office. Michael, who had worked for me a few times in the past, thought we should have an interesting effect to indicate the contact point [....] So Mike, Jr. built a pair of little metal attachments that had flat bottoms and could be glued to Levar Burton's makeup' They had wires running through LeVar's hair and down the back of his neck to a small battery pack underneath his arm." (Star Trek: Aliens & Artifacts, p. 70)

By looking closely at some episodes, including Home Soil, a tiny filament can be seen stretching from the VISOR prop to behind LeVar Burton's ear, used to keep the prop attached to his face.

予備のVISORのデザイン
リック・バーマンとジーン・ロッデンベリーによる初期デザインの見直し
薄いフィラメント

外部リンク[]

  • VISOR:非正史スタートレックWiki Memory Beta英語版
  • VISOR:Wikipedia英語版


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