葉月千歳(はづき ちとせ)
基本データ
身長165cm、体重50kg前半(本人申告なので体重については信憑性に疑問がある)
容姿
黒髪にヘーゼルの瞳の細身で無害そうな少年。身長が低いこと、痩身であることはコンプレックスなので怒らせたいのでなければ指摘するべきではない。(作者ツイッターのモーメントから作者の友人作の葉月の絵が見れる。)
性格
一見すると内気で大人しく表情の変化が乏しい以外には特筆すべき点のない優等生に見える。しかし、本来はドがつくほど短気で、コミュニケーション能力に乏しい。これは、後述の特殊能力の関係で通常の人間ならば通って当然の過程(友人を作る、友人と喧嘩するなど)を欠いて育ったためである。他人を人間扱いしていない。より正確に言うならば、自分と両親以外の人間を生身の人間と認識していない。だが本人にその自覚はなく、水無月などを大切に思っていると信じている。
非情に合理的、と思いきや自分の感情を優先することもある。
人に触られるのが苦手で触られると吐き気がする。(または吐く。)食べ物では辛い物が苦手で、カレーに牛乳をかける。
能力についても使用に関して大胆なようでいて、能力発現時から周囲の他人を使って実験を重ねており、かなり正確に能力の限界を把握している。これについては監視者機関でも驚愕の一言に尽きる、と評価されている。
能力
”相手の記憶から自分自身を消す”能力の持ち主。これを使えば、喧嘩になりそうな時に相手の記憶を消して逃げることで事なきを得たり、失言や失敗を相手の記憶から消したりすることが可能である。また、この能力は精神に干渉するものであるため、多用された被害者は茫然自失となり治療不可能であることが確認されている。作中でも葉月はそれを知りつつ、廃人を作りだし、精神科の閉鎖病棟送りにしている。
またその低身長、痩身、顔立ちを活かして女装して潜入などもこなす。黙っていればかわいい女の子になりすませる。
特筆すべきは、能力の限界をほぼ正確に把握するまで実験を重ねるその執念とも呼べるべき努力である。生来、地頭はいい方だが、それに加えてこの努力が勉学での優秀な成績や能力の把握に繋がっていると言える。努力という才能の持ち主。
一方で体はそんなに強くなく、熱気のこもった体育館で立ちくらみを起こしたり、人ごみで人酔いして吐いたり、熱中症になったり、風邪をひいたりする。なお反射神経は悪くないのだが、残念ながら持久力がない。マラソンでいつもリタイアする。
他者からの評価
通っている高校の教員や生徒からは大人しく、勉強のできる生徒(選択分野別総合成績で学年一位を取るなどしている)と認識されている。また、同居しているいとこの弟の方、葉月瑛からは頼りになる兄のような存在として扱われている。
しかし、同居のいとこの兄の方、葉月和真とおばからは、和真の当初の志望校(受験で落ちた)に通っていることなどから冷遇されている。
基本的にコミュニケーション能力に乏しく、感情の発露ができる相手に対しても幼児と変わらないか幼児のそれの方がましであるレベルの表現が多く、それをどう評価するかで葉月千歳に対する感情が別れるようである。水無月悠には概ね好意でもって受け入れられているが、大半の人にはその本性は嫌われている。
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