折神

ページ名:折神

折神(おりがみ)とは、シンケンジャーが所有する最新式の式神。モチーフは折り紙。

目次

概要[]

本来ならば池波家以下侍四家がそれぞれ各一体ずつ、志葉家が残る折神を所有していたが、長い戦いの間に行方不明・譲渡などを繰り返し、主軸折神の他には一体しか残っていなかった。

何時何処で誕生したのか明らかにされていないが、源太が折神を「モヂカラのプログラム」と解釈している事から、数多い文字の組み合わせを具現化する事で生成されると思われ、過去に解析に成功した者が何人かいることが明言されている。

操縦席は折神を象徴する文字の掛軸(後述の侍巨人ではシンボルマーク)が左右に貼られた金の屏風を背後に置き、兜を模した台座が各配色で前方に設置されている。操縦は台座にシンケンマルを刺し込んで起動し、必殺技或いは離脱時に抜く。

殆どは人間の言葉を話す事が出来ない(もしくは人前で発言していない)が、各自明確な意思を持つ。

折神[]

シンケンオー関連の折神[]

メインメンバー5人がそれぞれ襲名と共に所持。

普段は小さなエンブレムの形で携帯され、「大」のモヂカラを注ぎ込むことにより「折神大変化」して巨大な動物の姿に変わる。また、巨大時でも任意に姿を切り替えることにより、臨機応変に攻撃や回避を行う。

なおこの形態でも手乗りサイズの動物形態に変形ができ、探査・追跡・牽制として使用できる。基本的に常日頃仕舞われていると言う訳ではなく、劇中では折神同士縁側等で戯れたりする姿が見られる。

獅子折神(しし おりがみ) / 火のエンブレムレッドが所有する獅子型の折神。エンブレム状態の形状は将棋の駒の形に近い五角形。出力は600万馬力。猛スピードと口から吐く炎で戦う。必殺技は、秘伝ディスクを使うことにより、炎を纏い突撃する「五角大火炎」。龍折神(りゅう おりがみ) / 水のエンブレムブルーが所有する龍型の折神。エンブレム状態の形状は正六角形。出力は300万馬力。空を飛び水のように自由自在に長さを変える。口から水流を吐く「龍瀑布(りゅうばくふ)」という技を使用できる。シンケンオーの兜「シンケンオーメット」もここに収容されている。亀折神(かめ おりがみ) / 天のエンブレムピンクが所有する亀(海亀)型の折神。エンブレム状態の形状は円。出力は100万馬力。防御力が高い。カッターのようなひれで攻撃。台風や竜巻も発生させる。熊折神(くま おりがみ) / 木のエンブレムグリーンが所有する熊型の折神。エンブレム状態の形状は正方形。出力は300万馬力。大樹のような頑丈さで打たれ強い。突進攻撃が得意。猿折神(さる おりがみ) / 土のエンブレムイエローが所有する猿型の折神。エンブレム状態の形状は正三角形。出力は100万馬力。重力を無視した身軽さとパンチ攻撃が得意。

途中参戦[]

普段は秘伝ディスクに格納されている。上記のようなエンブレム変形機能は無く、小型化もしない。共通して巨大な歯車を中心にボディが構成されたような外見をしており、その歯車に連動して様々なギミックが稼動する。

兜折神(かぶと おりがみ)カブトムシ(ヘラクレスオオカブト)型の折神。出力は700万馬力。主要折神以外では唯一志葉家に残されていた。角のある頭部を回転させながら突進して攻撃することや、角の間の砲門からビームを発射することができる。舵木折神(かじき おりがみ)カジキ型の折神。出力は700万馬力。先代達の戦いで行方不明になっていたが、海をさ迷っている所を発見され、流ノ介により捕獲された。直剣状の吻(ふん)を使い体当たり攻撃をすることや、頬から「舵木魚雷」という弾丸を打ち出すことができる。虎折神(とら おりがみ)虎(白虎)型の折神。出力は850万馬力。先代達がドウコクを封印した際、隙間の地割れに挟まれ動けなくなったところをヒトミダマの術に取り込まれ傀儡となっていたが、丈瑠により「反」のモヂカラで解放された。四肢がドリルになっており、腹部のディスク型車輪で走行する。ドリルによる地中移動や突進攻撃のほか、高速走行により地割れを起こすこともできる。恐竜折神(きょうりゅう おりがみ)恐竜(竜脚類)型の折神。出力は800万馬力。初代シンケンレッド / 志葉列堂が残した初代秘伝ディスクに収納されていた。鋭い牙の噛み付き攻撃が武器。初代秘伝ディスクに収納されていた恐竜(竜脚類)型の折神。ディスクを発見したときには初代シンケンレッドに「力」は別の場所に封印されていた。刀身が伸びる刀「キョウリュウマル」としての使用の他、巨大化しシンケンオーとの侍武装も可能。玩具はシンケンマルの成型色・刀身・装飾の変更品の為、DXシンケンオーと比べてオーバーサイズとなっている。『侍戦隊シンケンジャー 銀幕版 天下分け目の戦』では、シンケンレッドが使用して、スーパーシンケンレッドに酷似した赤い陣羽織を纏った「ハイパーシンケンレッド」になる(予告編やTVスポットには登場しない)。第四十八幕ではシンケングリーンが使用して「ハイパーシンケングリーン」になった。『侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー 銀幕BANG!!』では、ゴーオンレッドが使用して「ハイパーゴーオンレッド」になっている。オリジナルDVDでは、シンケンゴールドが使用し、「ハイパーシンケンゴールド」となった。牛折神(うし おりがみ)牛(と牛車)型の折神。出力は6000万馬力。300年以上前、初代シンケンジャーの誕生よりも昔に作られた元祖折神。モヂカラ発祥当時の研究による偶然の産物であり、後方のディスク型の車輪が回転すればするほどパワーを増していき暴走してしまうため、「角笛の山」に封印されていた。ヒロによりその封印が解かれたが、ヒロのディスクが不完全だったせいか敵味方関係なく暴走し、大ナナシ連中・シンケンオー・ダイカイオーも圧倒した。外道衆とシンケンジャーの争奪戦の末、シンケンジャーの新たな仲間となった。シンケンオーを牛車上に乗せて走行することが可能であり、後述のモウギュウダイオーへ侍変形する機能も持つ。

シンケンゴールドが所持する折神[]

途中参戦折神の『烏賊折神』とこれを解析して新しく作られた折神『海老折神』の2体を所有。

源太が新規に作った海老折神は先代以前から使用していた他の折神と違い、烏賊折神のプログラムを解析した上で作られている為、烏賊折神の固有能力(手乗りサイズ〜巨大ロボット形態での伸縮機能等)を受け継いでいる。電子モヂカラを使用しているので古典的デザインの他の折神と違い現代に見合う立体的なデザインで、どの折神とも違う意図の内部構造で構成され、使用用途は幅広い。

普段は「ゴールド寿司」の観賞用水槽にて待機している。

烏賊折神(いか おりがみ)烏賊型の折神。源太が幼少時に丈瑠から貰ったもの。分類として途中参戦の折神達と同じテーマの内部構造をしており、歯車をデザインの基本としている。水中移動はまだ確認されていないが飛行能力を有し、「烏賊墨砲」で姿を隠した敵を着色して炙り出したり、張り付いた敵を足で締め上げたり殴りつけたりする他、冷気による攻撃もできる。志葉家を離れスシチェンジャーによって召喚されるようになってからは手乗りサイズでゴールド寿司の水槽にて漂い、源太から「イカちゃん」と呼ばれている。一度、海東大樹に盗まれてしまうが、ディエンドライバーとの取引きによって、無事に源太の元へ戻った。海老折神(えびおりがみ)海老(ロブスター)型の折神。基本構造は完成していたが、当初は活動用のモヂカラが不足して動く事さえ出来ず、丈瑠・流ノ介・茉子・千明・源太の「活」のモヂカラを受けたことで他の折神のように戦闘に参加することが可能となった。当日はことはの誕生日であった為、平成21年の同じ日が誕生日となっている。得意技は両手から強力なパンチを打ち出す「海老ばさみ」や円盤型の斬撃を打ち出す「太巻き光輪」。また「変」のモヂカラで後述のダイカイオーに侍変形が可能。源太は「エビゾー」と命名したが流ノ介に「由緒正しい歌舞伎役者の名前(市川海老蔵)を使うな!」と激怒された。なお、千明からは「エビちゃん」と呼ばれている。

侍巨人[]

シンケンオー[]

獅子折神・龍折神・亀折神・熊折神・猿折神の5体が「合」のモヂカラを受けて侍合体した侍巨人。初合体は第2幕。機械のロボットではなく無機生命体に該当する。武装は鉄も斬れる特殊合金製の巨大な日本刀「ダイシンケン」と特殊合金製の円盾「秘伝シールド」(シールドディスクと同型)。合体を一時的に解いたり合体したまま折神を変形させることで柔軟な攻撃も可能で、獅子折神の口から炎を吐く「獅子・火炎哮」、龍折神を収縮させてジャンプする「龍・昇り脚」、亀折神を分離させて攻撃する「亀・天空拳」、猿折神を分離して熊折神で蹴飛ばす「熊・三角蹴り」といった技も使用できるほか、両腕をエンブレムに戻した文字からビームを撃つこともできる。必殺技は、操縦者がシンケンマルを振りかざし、これと連動して「斬」のモヂカラを込めたダイシンケンで斬りつける「ダイシンケン・侍斬り」。発動には必ず5人そろっている必要もなく、第13幕では茉子とことはのみで発動した。後に、『合』と書かれたディスクをインロウマルにセットすることでも運用できるようになった。最終幕では6人が生身で発動した。『百獣戦隊ガオレンジャー』のガオキング以降の初期合体ロボ(もしくは、合体巨人)としては、一度も敗れたり分離したことはない(ただし、最終幕では大破寸前に追い込まれた)。

カブトシンケンオーシンケンオーが兜折神を侍武装した侍巨人。武装は角の間と兜折神の角を吹返し[注 1]として展開した部分の砲門とダイシンケンで、砲門からビームを連射する「兜砲」という技を使用できる。必殺技は、頭部の角を閉じて回転させ、そこから集約させたエネルギー弾を打ち出す「兜大回転砲」。カジキシンケンオーシンケンオーが舵木折神を侍武装した侍巨人。武装はナギナタモードに変化させたダイシンケン(反対側にも刀身があるS字型の形状)と舵木魚雷。必殺技は、頭部に合体させたダイシンケンに「斬」のモヂカラを込め、体ごと振り下ろして斬りつける「舵木一刀両断」。トラシンケンオーシンケンオーが虎折神を侍武装した侍巨人。合体時に尻尾のパーツが前立て[注 2]になる。武装はダイシンケンと背中にある4本のドリル。必殺技は、突進して敵をドリルで破砕する「虎ドリル突撃」。イカシンケンオーシンケンオーが烏賊折神を侍武装した侍巨人。武装は烏賊折神の頭部が変形して右腕に接続した槍と足の一部が変形して左手に持つシールド。残りの足パーツは背中に接続される為、これまでの侍武装の中では唯一、シンケンオーの兜を外さない。連続刺突で攻撃する「烏賊槍ぶすま」とシールド中央部から発射する冷気で敵を凍らせる「烏賊冷凍」という技を使う。必殺技は背部パーツから雷を集めて穂先を伸ばした槍に「斬」のモヂカラを込めて、上から斬りつける「槍烏賊一閃(やりいか いっせん)」。キョウリュウシンケンオーシンケンオーが恐竜折神と侍武装することで誕生する侍巨人。武器はキョウリュウマルが巨大化した恐竜刀(きょうりゅうとう)。必殺技は「斬」のモヂカラを込めて、キョウリュウマルを一気に振り落とすキョウリュウマル天地一閃。テンクウシンケンオー流ノ介の発案(この完成により、流ノ介は“初めて”丈瑠から見直された)によるぶっつけ本番で、シンケンオーとダイテンクウが「超」のモヂカラを受けて超侍合体した侍巨人。シンケンオー単体では出来なかった飛行を可能にしている。武装はダイシンケン。必殺技は空高く飛翔し、ダイシンケンに「斬」のモヂカラを込めて急降下しながら斬りつける「ダイシンケン・天空唐竹割り」。後述のようにチャンバラを意識した作品であるためか、強化合体しても剣術を必殺技とする珍しいケースとなっている。当初はゴールド以外の5人がいないと運用できなかったが、後に、『超』と書かれたディスクをインロウマルにセットすることでも運用できるようになった。シリーズ初の8体合体ロボである。

ダイテンクウ[]

兜折神・舵木折神・虎折神の3体が「合」のモヂカラを受けて侍合体した鳥型の式神[注 3]。武器は両翼の兜折神と舵木折神から放つビーム。空中戦だけでなく、地上支援攻撃もこなす戦闘攻撃機的存在。必殺技は、高速で体当たりする「ダイテンクウ大激突」。このダイテンクウを1つの巨大ロボとした場合、シリーズでも珍しい、「合体しても人型になれない」ロボである[注 4]。シンケンオーの背中にドッキングする形式で、後述のテンクウシンケンオーとなるが、シリーズ上類を見ない「敵怪人との合体」も可能。一度、流ノ介の機転(勘違い?)により、これを活用した作戦が勝機となったことがある。

ダイカイオー[]

海老折神が「変」の電子モヂカラを受けて侍変形した侍巨人。ゴールドが単独操縦する。操縦席の海老ディスクを回転させることで東・西・南・北の電子モヂカラを持つ4形態に変形(正確にはフェイスチェンジ)が可能。 変形後、それぞれの形態にちなんだセリフを発する。

ダイカイオーヒガシ海老ディスクが「東」を示し、「光」を電子モヂカラに変換した形態。セリフは「とぉー(東、トウ)とぉー!ヒガシ!!」。武器を用いず、格闘戦を得意とするダイカイオーの基本形態。ただし、必殺技である連続パンチ「海老ばさみ本手返し」では巨大なハサミを武装する。ダイカイオーニシ海老ディスクが「西」を示し、「風」を電子モヂカラに変換した形態。セリフは「おっしゃー(西、シャー[注 5])!ニシ!!」。海老折神の尾ひれ及びダイカイオーの腰パーツが分離した扇で相手の攻撃を受け流す回避形態。ダイカイオーミナミ海老ディスクが「南」を示し、「熱気」を電子モヂカラに変換した形態。セリフは「なん(南、ナン)と!ミナミ!!」。海老折神の触覚部分が分離した刀の二刀流による隙のない攻撃を得意とする。必殺技は「海老刀大名おろし」。イカダイカイオー(ダイカイオーキタ+烏賊折神)海老ディスクが「北」を示し、烏賊折神を侍武装した形態。セリフは「キタ(北)キタキタキター!」。烏賊折神の頭部と足の一部で構成された長槍を武器にし、残りの足パーツは追加装甲として胸部に接続される。必殺技は「突」の電子モヂカラを込めた長槍で一撃必殺の刺突を与える「槍烏賊突貫(やりいかとっかん)」。

ダイカイシンケンオー[]

ダイカイオーシンケンオーが真侍合体した巨人。武器はダイカイオーの二本の刀で、二刀流で敵を斬りつける「二天一流乱れ斬り」という技をもち、これだけでもアヤカシを倒すのに充分な威力を持つ(第26幕で千明とことはだけで戦った際にはアベコンベを倒している)。

必殺技は兜・舵木・虎・烏賊折神の合体した巨大バズーカ砲「イカテンクウバスター」から、「滅」のモヂカラを込めて全ての折神のオーラを纏った一撃を与える「折神大開砲」。発動には必ず6人揃っている必要もないが、大量のモヂカラを消費するため連続では使用できず、操縦者が少ない場合は体への負担がその分だけ大きくなるのが欠点(丈瑠と源太の二人だけで使用したこともあるが、二人は大幅に体力を消耗してしまった)。頭部・上半身はダイカイオーがベースになっており、二号ロボの頭部がベースになるのは稀である。全員揃っていなくても合体可能な点も珍しい。ただし合体には必ずスーパーシンケンジャーがいなくてはならない(スーパーモードになるのは誰でも可)。

ダイゴヨウ[]

第27幕の一件から一時的に寿司恐怖症で変身できなくなった源太が、自分の代わりに戦う存在として、ゴールド寿司の提灯に「侍」の電子モヂカラを込めて製作した小型の侍巨人(折神と誕生経歴は同じだが微妙に製造意図が異なる)[注 6]。提灯と十手といった岡っ引き[注 7]をイメージしてつくられ、変形能力は無いが分割機能があり手持ち装備として使用できる。装備時の技は十手に力を集中して繰り出す「ダイゴヨウ十手打ち」。海老折神同様に烏賊折神解析の発展形である為、烏賊折神の飛行能力を持つ(大変化後は未確認)。伸縮については「大」のモヂカラを込めた外部入力コマンド「ダイゴヨウ大変化」によって通常サイズの侍巨人として機能する。

他の折神とは別にあらかじめ多くの言語を喋るようにプログラミングされ、侍たちのセリフから誕生から時間が経つにつれボキャブラリーも増えている模様(他の面々も自我を持つが基本的に音声を発しない)。いわゆる機械のロボットではなく人工生命体と呼べるものに該当する。

手刀による格闘戦を主体とし、内部に秘伝ディスクを収納することもできるが、ディスクが詰まると動けなくなる。身体を発光させて敵の目を眩ませる「ダイゴヨウ大点灯」、全身を回転させて攻撃する「ダイゴヨウ大回転」といった技を持ち、必殺技は秘伝ディスクを乱射する「秘伝ディスク乱れ撃ち」。また蛇腹状の腹部を縮めて回避も可能。

ただ、後述のシンケンダイゴヨウの件より、「ダイゴヨウ大変化」のコマンドを正確に操作できるのは源太だけと思われる(他のメンバーが操作するとシンケンダイゴヨウになってしまう[注 8])。

シンケンダイゴヨウ獅子以外の主軸折神と侍合体した巨人。ことはがシンケンオーへの侍合体の最中にダイゴヨウ大変化を掛けてしまい、おまけに間違えて「侍合体」と言ってしまったことでダイゴヨウが獅子折神を弾き飛ばしてしまい、本来獅子折神が入るべき部分にダイゴヨウが入ってしまったことで偶然誕生した[注 9]。その後、「シンケンダイゴヨウ大変化」というコマンドで通常化したらしく、源太が戦闘に参加できないときや丈瑠が牛折神を使用するため獅子折神を操作できないときなどに登場する。ダイシンケンは装備していないが本来両腕になるはずの十手が武装となり、シンケンオー同様に各折神の技も使用可能。必殺技は十手を敵に向かって投げる「十手一直線」。千明は「なんだかよく分からない合体」と呼んでいる。

モウギュウダイオー[]

牛折神が侍変形した巨人。主にレッドが操縦する。牛折神のパワーをそのまま引き継いでおり、装甲や腕力もこれまでの侍巨人を上回る。武器は両肩の9連装砲・猛牛砲と右腕に持つバルカン砲で、牛ディスクによって操縦される。必殺技は脚部から蹴り上げて頭部にセットされた牛ディスクと右腕のバルカン砲から「猛」のモヂカラを込めて放つ「猛牛大回転砲」。「大」のモヂカラを込めて巨大化させたモウギュウバズーカを使う事もある。

サムライハオー[]

恐竜折神を除く11体の折神が全侍合体した最大にして最強の巨人。人型を形成する部分よりも、それを載せる台座と後背部の方が巨大という合体ロボットとしては非常に珍しい形状をしている(立仏像の光背に似た構造)。この奇異なデザインは元のモチーフが「二人羽織」である事に由来しており、歩行ではなく台座ごと滑って移動する。

命名は流之介による。両腕の虎ドリルによる突撃、背部の海老ばさみによる攻撃、ダイシンケンによるダイシンケン覇王斬りなど様々な攻撃手段を持つ。必殺技は11体の折神のモヂカラを凝縮し、後背部の頂点(ロボの後頭部)の牛ディスクからオーラを放つ「モヂカラ大弾円」。また、恐竜折神を武装して放つ「12折神・大侍斬り」という技も使用したことがある。なお、かなり巨大な大きさのため当初はあまり活発な動きはしなかったが第41幕で初めて(CGによるものとは言え)素早い動きと飛行シーンが登場した。このとき、縦に回転しながらダイシンケンを振り下ろす「ダイシンケン・大回転斬り」という技を使用した。

脚注[]

注釈[]

  1. 侍兜の縁が折り曲がった顔面防御用の飾り部分。
  2. 侍兜上部の飾り。有名な例として伊達政宗の三日月や直江兼続の「愛」などがある。シンケンオーの兜のV字状角パーツもこれにあたる。
  3. 劇中の過去の文献では、猛鳥類のような姿で描かれていた。
  4. 公式サイトでは「侍巨人」に分類されている。
  5. シャーは「西」の中国語読み。
  6. 誕生日は2009年9月6日と履歴書に表記。現住所はゴールド寿司になっている。
  7. 作中で説明されている通り岡っ引きは侍ではないが、源太は流ノ介に指摘されるまでそれに気付かなかった。
  8. 作中で実際に操作したのは、ことはと千明のみ。
  9. 第30幕の様子より、製作者の源太でさえこのような合体ができるとは想像していなかったことが伺える。また、この時丈瑠は第2幕同様に置いてけぼりを食ってしまい「また俺余ってるだろ!!」とボヤいた。

関連項目[]



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