剣持勇

剣持勇（けんもち いさむ）声 - 小杉十郎太（アニメ（劇場版第1作以外））・夏八木勲（劇場版第1作）・高橋功（PS1、2作目）・大塚明夫（PS3作目）・土師孝也（SS）・梅津秀行（CDブック） / 演 - 古尾谷雅人→内藤剛志→加藤雅也警視庁刑事部捜査一課の警部。高卒ノンキャリアの叩き上げ警官（しかし「聖バレンタインの殺人」において剣持の大学の後輩が登場する）。本作最初の事件「オペラ座館殺人事件」で初登場し、当初は頭の固い刑事という雰囲気で一達に接していたが、事件解決以降は一や美雪の最大の理解者となる。一や明智が呆れるほどの的外れな推理をすることがあるが、たまにそれが役に立つことがある。また､「首吊り学園殺人事件」では珍しく一の推理が間違いで､剣持の考えが正解だった[1]。上司の明智からは「使えない」部下扱いされることもあるが、正義感や倫理観の面では評価され、ある程度は認められている様子。所詮警察部外者の一が、事件について充分な証拠や情報を得るのには欠かせないパイプ役であり、一の頼みはすぐに聞き入れてしかるべき手配を手際よく行ってくれる。一に拳銃とライターを掏られた事があり、「手癖が悪い」と言っていた[2]。第1期「金田一少年の決死行」や第2期「オペラ座館第3の殺人」「剣持警部の殺人」で拉致監禁されるなど自身の身の上の被害も増えている。和枝（かずえ、演 - 笛吹雅子）という妻と三人の子供、母がいる。長野県出身。7人兄弟の長男で、実家は農家だが、家業を継ぐのが嫌で警察官になった。ノベルズ版「電脳山荘殺人事件」によれば、スキー場でペンションを経営している弟がいる。年齢は48歳（一度「4?歳」というあいまいな記述が背景部分に書かれていたこともある。ちなみにアニメ版では38歳、第3期ドラマ版では42歳）。柔道は黒帯の腕前（段位は五段）で、高校時代には全日本柔道選手権で16個のタイトルを獲得した。身長182cm、体重80kg。血液型O型、星座は乙女座。苦みばしったコーヒーが好きらしい。特技は腕相撲、立ち食いそばを1杯1分18秒のペースで続けて2杯食べられること。学生時代は雪山登山をよくしていた。頭より体を使う方が得意なためか、ジグソーパズルが苦手。しかし将棋は得意なようで、三段の腕前を持つ。アニメでは、高所恐怖症という設定が追加されている。

脚注[]

1. ↑ ただし、最終的に推理をして真相を暴いたのは一である。
2. ↑ 剣持はこの他にも、ノベルス版において、スリに妻との旅行資金を掏られた事がある。

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