インフェリウス惑星戦史外伝 コンディショングリーンvol1「協会の鐘が鳴るとき」

ページ名:インフェリウス惑星戦史外伝 コンディショングリーンvol1

 

形態 ドラマCD(B5箱入CD+B5小説冊子)
発売日 1990年8月21日
発売元 ビクター音楽産業株式会社
原作 金巻兼一(原作) 水口幸広(イラスト)
出演

エドワード・T・マクレガン

 

あらすじ

※長い為折り畳み。

+その5人の若者を、歴史は語らない――-全体表示
 
かつてインフェリウス銀河で、戦いがあった。
ギャザリア惑星帝国皇帝ヴィンスが、優秀な科学力と強大な兵力をもって、
銀河内の3つの地球型惑星を同時に制圧しようとしたのである。
その3つとは――惑星カル、惑星グラナド、
そして、この物語の舞台、惑星エメラルド・アース。

惑星エメラルドアースは、自然資源に恵まれた美しい星だ。
過度の文明社会はすべてを駄目にする。我々は自然を慈しみ、
その中に在る自分を誇り、そしてこの星を愛そうではないか――
第317代エメラルド・アース大統領フランク・ジョブソンは、
そんな言葉を残した。
しかし、インフェリウス歴7539年、その言葉を踏みつけるかのように、
最先端の科学文明を誇る帝国が、侵略の牙を剥いたのであった。
街が破壊され、村が焼かれた。
罪のない人々が数多く命を落とした。
親を失った者もいた。
愛する妻を失った者もいた。
まだ生まれたばかりの子を失った者もいた。
それでも、人々は帝国に屈しなかった。
怒りを力に変え、親を、自分を、妻を、我が子を育んだこの星を、
故郷を守る為に、市民も軍と一体となり、立ち向かった。
しかし、その願いは虚しかった……。
帝国の侵略は着々とすすみ、
エメラルド・アース側は苦境に追い込まれていった。
もうこれまでなのか……?
誰もがそう思った――その時だった。
エメラルド・アース軍司令部は、後の起死回生の原動力となった、
精鋭部隊「ゼロ師団」を組織したのである。
選り抜きのエリートによる、究極の攻撃部隊だ。
結果、勝利の女神はエメラルド・アースに微笑むことになった。
銀河で現在広く語られる、インフェリウス惑星戦史には、
このゼロ師団の優れた活躍ぶりが多数登場する。
彼らこそが、この戦争のヒーローだった、と。
しかし、その活躍の影に、最も危険な特殊作戦をうけおった
本当の精鋭部隊があったのである。
その5人の若者を、歴史は語らない――

 

出演者リスト

エドワード・T・マクガレン:堀川亮

 お調子者だが、銃の腕では右に出る者はいない。市民兵。

 スラム街出身で、ショウとは違った悪の全てを知っている。

 こちらは、生きるために悪事を働いてきたのだ。

 捨て子で、最下層階級の社会で育ったため、彼は頼る者が自分しかいなかった。

 表面の明るさは、その哀しみを隠すためのものかもしれない。

 裏街で、彼は一匹狼として知られていた。

 手下を何度か持ったこともあったが、ケンカで死んだり、

 裏切られたりと散々だった。

 そして、孤独な彼の心を慰めたのは、女とギャンブル……。

 軍へ志願したのは、そんな生活から逃げ出したかったからだ。

 通称、エディ。

 

キース・ウィンター:中村大樹

 C・G唯一の正規軍人(少佐)。隊長。

 正義感にあふれ、情にも厚く、

 作戦においてのリーダーシップには一目おくものがある。

 

ショウ・ヤザキ:草尾毅

 C・G隊員中、最年少。メカニックの。市民兵。

 無鉄砲で融通がきかず、カッとなると手がつけられない。

 が反面、お人よしなところもある。(略)

 

ヤン・ノヴェラム:塩沢兼人

 ユーロ人の父とエメラルド・アース人の母の間に生まれた二世。

 オーラ治療と言う特殊能力を持つ。市民兵。

 頭脳明晰で、学業を優秀な成績でおさめたが、ユーロの血が混ざっているばかりに、

 彼は満足な仕事につくことができなかった。(略)

 

ジョルジュ・ガルディーノ:屋良有作

 百戦錬磨の強者。C・Gの中での兄貴分的存在。市民兵。

 いつも皆から一歩ひき、見守っている。通称は「神父」。

 

その他神谷明千葉繁etc…やたら豪華。

 

メモ。

・テーマ曲「生還者(サバイバー)」(メイン5人合唱曲。塩沢さんソロ有り)

・キースのテーマ「男ディズム」(歌:中村大樹)

・ED曲「愛をすべて」(歌:引田有美)

 

・やんちゃ系堀川さん。

・話が好みでおもしろい。

 堀川さん出演の似たようなSF系作品の中ではどちらかというと0083寄り。

 だけど後味はすっきりさっぱり明るめ。

 全体に泥臭さが感じられて中々良い。

 効果音等も結構凝っており、また、上手な声優さん達による演技で

 なんとなく土の香りが漂う気がしてくるのがたまらない。

 次から次へと続きを聴きたくなる。大変に出来が良いドラマCD。

・エディに女好き設定がある割にあまりドラマ中活かされない。作戦中だし仕方ないか。

 女性の悲鳴が聴こえたときに「女女女~~~~!!!」と叫ぶのがかわいい。

 

・冊子は「特殊部隊、立つ!」小説本(なんとこのお話が原作者さんの初小説だそう)。

 描きおろし?イラスト多数。

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