エアポートバス東京・成田の誕生
令和元年2月1日よりビィー・トランセグループ、ジェイアールバス関東、京成グループによる共同運行の「AIRPORT BUS TYO-NRT」(エアポートバス東京・成田)の誕生、運行を開始しました。
1日284往復、8社共同運行の日本最大の高速バスが誕生となりました。
下り便は自由席、指定席の2パターンの乗車方法で自由席に関してはアクセス成田時代同様車内清算(現金、IC、または回数券、優待券)、またそれに加え東京駅のJRバス関東乗車券窓口、券売機での発売も可能となった。
指定便はアクセス成田の旧予約システムが廃止となり、全席指定の運行便を新たに設けている。予約、乗車券システムはJRの高速バスネット端末を使用、ネット決済と窓口予約となり車内では予約、発売はない。
上り便は全車時刻指定便となり成田空港ターミナル内の京成バスカウンターにて乗車券の発券が必要となる。回数券、優待券、IC利用者も同様に乗車券の発券が必要。各便42席売り。
アクセス成田時代は全車トイレ付であったのに対し、統合により東京シャトル専用車が入ってくることのよりトイレの有無が分かれることのなった。これは今後の利用者の意見が分かれるのではないかと予想される。また京成バスシステム運行便に関しては全車トイレ無である。
※参考 各社運行本数一覧(2月1日現在)
>ビィー・トランセグループ
・平和交通 下り28本(臨時・ホテル便含む) 上り25本 合計53本
・あすか交通 下り9本 上り10本 合計19本
・西岬観光 下り4本 上り4本 合計8本
>ジェイアールバス関東
・東京、東関東、土浦、鹿嶋、中央道、佐野支店合計
下り31本(臨時含む) 上り34本 合計65本
>京成グループ
・京成バス奥戸営業所 下り2本 上り2本 合計4本
・京成バス千葉営業所 下り18本 上り21本 合計39本
・京成バス新習志野高速営業所 下り11本 上り13本 合計24本
・京成バス長沼営業所 下り6本(臨時含む) 上り5本 合計11本
・成田空港交通 下り18本(臨時含む) 上り18本 合計36本
・京成バスシステム 下り12本 上り14本 合計26本
・京成トランジットバス 下り2本(臨時含む) 上り1本 合計3本
アクセス成田の廃止
平成24年8月10日より運行をしていたビィー・トランセグループとジェイアールバス関東との共同運行のTHE アクセス成田が令和元年1月31日をもちまして統合により運行終了、ブランド廃止となりました。
トランクいっぱいを使った車体広告も1月31日までに全て剥がし終えている。
※参考 アクセス成田の歴史
・平成24年8月10日 平和交通による運行を開始(下り9本、上り12本)
・平成24年10月10日 1回目のダイヤ改正(下り13本、上り16本)
・平成25年1月1日 ホテル便の運行開始(下り3本)
・平成25年4月26日 あすか交通の参入に伴い2回目のダイヤ改正、ホテル便1本追加(下り22本(ホテル含)、上り20本)
・平成25年7月19日 3回目のダイヤ改正(下り26本(ホテル含)、上り27本)
・平成26年1月27日 東雲イオン前発着の追加に伴い4回目のダイヤ改正(下り26本(ホテル含)、上り38本)
・平成26年12月16日 ジェイアールバス関東の参入に伴い東京駅乗車場所の変更、下り女性専用深夜便運行開始に伴い5回目のダイヤ改正(下り40本(ホテル含)、上り47本)
・平成27年4月8日 成田空港第3ターミナルの運用開始、深夜便1本追加に伴う6回目のダイヤ改正
・平成27年12月19日 7回目のダイヤ改正
・平成29年5月1日 西岬観光運行変更に伴う8回目のダイヤ改正
・令和元年10月27日 最後のダイヤ改正
・令和元年1月31日 1時20分の深夜便にてアクセス成田運行終了。
コメント
最新を表示する
NG表示方式
NGID一覧