シャア・アズナブル

ページ名:シャア・アズナブル

シャア・アズナブル

  • マスク
  • 素顔
マスク

基本情報

生年月日

宇宙世紀0059年11月17日
または9月27日

年齢

20歳(一年戦争時)

性別

男性

身長

175cm(一年戦争時)
180cm(Zガンダム以降)

血液型

AB型

出身

ジオン共和国

所属

ジオン公国軍

階級

少佐(初登場)→
大佐(復帰後)→
大尉(グリプス戦役)→
大佐(第2次ネオ・ジオン戦争)

種別

家族

ジオン・ズム・ダイクン(父)
アストライア・トア・ダイクン(母)
アルテイシア・ソム・ダイクン(妹)

その他の情報

別名

キャスバル・レム・ダイクン(本名)

エドワウ・マス
クワトロ・バジーナ

通称

赤い彗星

主な搭乗機体

MS-06S 指揮官用ザク
(シャア専用ザク)

主な登場作品

声優

池田秀一
田中真弓(幼少期)
小西克幸(ガンダムさん)

コンテンツ

画像ギャラリー名言集

シャア・アズナブル(Char Aznable)は、アニメ『機動戦士ガンダム』を始め、ガンダムシリーズに登場するキャラクター。『赤い彗星』の異名で呼ばれるジオン軍士官。本名はキャスバル・レム・ダイクン(Casval Rem Deikun)。『機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅱ 哀しみのアルテイシア』ではエドワウ・マス(Edwow Mass)を名乗り、『機動戦士Zガンダム』ではクワトロ・バジーナ(Quattro Vageena)を名乗る。

目次

人物[]

経歴[]

搭乗機[]

機動戦士ガンダム機動戦士Ζガンダム
  • RGM-079 ジム
  • RMS-099 リック・ディアス
  • RX-178 ガンダムMk-II
  • MSN-00100 百式
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
  • MSN-04 サザビー
  • MSN-04-2 ナイチンゲール(ベルトーチカ・チルドレン)

類似したキャラクター[]

シャア・アズナブルというキャラクターの印象は非常に強く、後のガンダムシリーズにも彼の特徴の一部あるいは多くを併せ持ったキャラクターが多数登場している。すなわち「仮面をかぶった謎の人物」「強固な信念と冷徹さを併せ持った男」「赤いモビルスーツに乗るライバル」といったキャラクター達である。

ガンダム以前の作品における例[]

シャア自身の原点としては『勇者ライディーン』のプリンス・シャーキン、『超電磁ロボ コン・バトラーV』の大将軍ガルーダ、『超電磁マシーン ボルテスV』のプリンス・ハイネル、『闘将ダイモス』のリヒテル提督が挙げられる。なお、これらのキャラクターを演じた声優市川治は、当初シャア役にほぼ決まりかけていた[1]

ガンダムがシリーズ化される以前における例[]聖戦士ダンバインガンダムがシリーズ化される以前の人物で最もシャアに似ているのは、『聖戦士ダンバイン』に登場するバーン・バニングスである。バーンは当初、主人公のライバルとして活躍し、失脚後は「黒騎士」という正体を隠した仮面の男として登場した。モビルスーツバリエーションアニメ『機動戦士ガンダム』には、シャア以外にはパーソナルカラーを持つエースパイロットは存在しなかった(ランバ・ラルや黒い三連星は量産機と同じカラーリング)。そのため、シャア以外にパーソナルカラーをもつ人物として初めて設定されたのは、『モビルスーツバリエーション』のジョニー・ライデンである。ジョニー・ライデンは赤い機体に乗ったためにシャアと誤認されたといわれ、その設定が人気を博した。プラモデルがアニメの登場人物である黒い三連星の機体の売り上げを超えてしまったことにより、その後も『モビルスーツバリエーション』をはじめとする各作品でパーソナルカラーをもつ人物が多数設定されるようになった。のちにグフやドムも、試験機はランバ・ラルや黒い三連星のパーソナルカラーであったものを量産機に制式採用した、という設定が付け加えられている。宇宙世紀における例[]機動戦士ガンダムUC『機動戦士ガンダムUC』に登場するネオ・ジオン軍の首魁であるフル・フロンタルは「シャアの再来」と呼ばれる。シャアと同じく仮面をつけ、赤いモビルスーツシナンジュを駆る。素顔や声、口調もシャアに酷似しており、自らを「ジオンの理想を受け継ぐものたちのための器」と定義し、望まれればシャア・アズナブルとなる、と発言している。劇中でのシャアとの類似性が最もはっきりしている人物であり、「シャア本人ではないのか」という疑惑も示唆されている。なおアニメ版ではシャアと同じ池田秀一が演じている。機動戦士ガンダムF91『機動戦士ガンダムF91』に登場する仮面の男は「鉄仮面」の異名を持つ強化人間カロッゾ・ロナで、素手でモビルスーツのハッチをこじ開ける上、ノーマルスーツなしで宇宙空間に出られる怪人物であった。クロスボーン・バンガードを率い連邦に抗した。なお、仮面の将校ではないが特徴的な眼帯と黒のパーソナルカラーを持ち、クロスボーン・バンガードに属しながら必ずしもその命令に服しないザビーネ・シャルも、シャアの立ち位置に近い存在と言える。彼は機体を黒く染めたエリート部隊「ブラックバンガード」を率いるエースパイロットであった。機動戦士クロスボーン・ガンダム『機動戦士クロスボーン・ガンダム』に登場した新生クロスボーン・バンガードのエースパイロットキンケドゥ・ナウ(シーブック・アノー)とトビア・アロナクスの関係はシャアとカミーユ・ビダンの関係に似ている(キンケドゥに関しては偽名を使っている事、一時期マスクをつける事も類似点といえる)。ただし、キンケドゥはシャアとは違い、最後まで「大切な人を守りたい」という確固たる信念を貫き、トビアもカミーユに比べると明るく、またニュータイプ論者としては今までのニュータイプとは違う方向に道を見出した。機動戦士Vガンダム『機動戦士Vガンダム』に登場したザンスカール帝国のクロノクル・アシャーも赤をパーソナルカラーとし、(地球上では)常に白いマスクを付けていた。しかし、クロノクルは地球の大気を「埃っぽい」と嫌っている描写もあることから、頭と目周り以外を覆うデザインや用途からしても、むしろキシリア・ザビのものに似ている。宇宙世紀以外における例[]機動武闘伝Gガンダム『機動武闘伝Gガンダム』のガンダムファイトにおいては、ネオドイツ代表シュバルツ・ブルーダーがドイツ国旗風の配色の覆面を付けて登場し、その正体を隠しつつ他の登場人物を叱咤していた。新機動戦記ガンダムW『新機動戦記ガンダムW』では、書籍「モデルグラフィックス」の見解によれば、ヒイロ・ユイ、ゼクス・マーキス、トレーズ・クシュリナーダがいずれもシャアの側面を受け継いでいると考えられている。中でも仮面の男・ゼクス・マーキスはシャアと設定や行動が酷似し、偽名を使ったこと、そしてその妹リリーナ・ドーリアンの存在も、シャアとセイラの関係に酷似している。また地球に絶望して「地球に何かを落とそうとした」というのはアクシズ落としを彷彿させ、共通点が見られる。ただし、ゼクスは最終的にはシャアとは逆に人類に救いを見出した。また、女性関係も多様なシャアとは異なりルクレツィア・ノインくらいしか相手が出てこなかった。機動新世紀ガンダムX『機動新世紀ガンダムX』のランスロー・ダーウェルとジャミル・ニートの関係は、乗機のフェブラルとガンダムXも含めシャアとアムロのオマージュであるが、第7次宇宙戦争で死闘を繰り広げてから15年後、ジャミルの真意を知ったランスローは敵ながら彼やガロード・ランに協力するようになった。ジャミルはアムロに近い側面を持つキャラクターであるが、サングラスを着用しているなどシャアに類似した特徴もあわせ持っている。∀ガンダム『∀ガンダム』のハリー・オードは赤いサングラスを着用し、金色の専用機に乗るエースパイロットであるが、主人公と敵対関係になることは少なかった。また、コレン・ナンダーはガンダムを目の仇にし、赤をパーソナルカラーとしているなど、シャアとの関連を想像させる演出がなされている。機動戦士ガンダムSEED『機動戦士ガンダムSEED』ではコーディネイターとナチュラルの最終戦争を引き起こそうとしたラウ・ル・クルーゼが素顔を隠すための仮面を付け続けていた。『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』では新たな仮面の男ネオ・ロアノークが正体不明の敵として登場した。また、赤いモビルスーツに乗るライバルとしてアスラン・ザラが挙げられる。彼の乗るガンダムの配色はシャア専用機のそれに近い。ただし劇中に登場した赤いザクは彼の搭乗機ではなくルナマリア・ホーク専用機であった。さらに思想家としてシャアと類似するギルバート・デュランダルが登場し、声も池田秀一が演じていた。機動戦士ガンダム00『機動戦士ガンダム00』ではシャアに近いキャラとしてグラハム・エーカーが挙げられる。自信と高い戦闘力を兼ね備えており、敵対するガンダムに強い関心と興味以上の好意すら抱き、打倒ガンダムに燃える姿はどことなくシャアの存在を感じさせる。また劇中でシャアの名台詞「モビルスーツの性能の違いが戦力の決定的な差ではない」に似た発言をしている。作中後半ではそれまでの名前を棄てて仮面をつけ、「ミスター・ブシドー」と呼ばれ、よりシャアらしい立ち位置になった。ただし、ガンダムシリーズに登場する仮面のライバルキャラとは異なり、思想や立場においてシャアと類似点は殆ど見られない。この他、同作品に登場する“トランザムシステム”は、使用すると機体の色が赤く変色し、全ての機能が3倍になるなど、シャア専用機を連想させる。

トリビア[]

脚注[]

注釈[]

出典[]

  1. 池田秀一の自伝『シャアへの鎮魂歌 わが青春の赤い彗星』によれば、広告代理店やプロデューサー、スポンサーも了承済みであり、それが覆ったのは音響監督の松浦典良の強力な推しによるものだったらしい。


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