綱島温泉

♨綱島温泉
温泉情報
所在地	神奈川県横浜市港北区綱島
交通アクセス	鉄道：東急東横線綱島駅下車
泉質	ナトリウム - 炭酸水素塩泉
泉温	18 セルシウス度|テンプレート:℃
表・話・編・歴

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綱島温泉の東京園（2010年6月27日）

綱島温泉（つなしまおんせん）は、神奈川県横浜市港北区綱島にある温泉。

戦前・戦後は、“東京の奥座敷”と呼ばれ大きな温泉街であったが、現在は数軒の温泉銭湯が残り、その名残を止めている程度である。

泉質[]

• ナトリウム - 炭酸水素塩泉
  • 源泉温度18℃
  • 黒湯と呼ばれる、黒色をした源泉である。透明度はほとんどない。

温泉街[]

かつては約80軒もの宿泊施設があり、東京近郊の温泉地としてにぎわいをみせていたが、時代の変化に伴い、廃業が相次いだ。特に1964年に東海道新幹線が開業し、熱海や箱根、伊豆などへ短時間で行けるようになったことが、それに追い討ちをかけた。最後まで残った横浜市教職員互助会「浜京」も2008年3月15日をもって閉館・解体され、宿泊施設はなくなった。

綱島街道沿いに日帰り入浴施設の「綱島温泉東京園」があり、歌手の三橋美智也が下積み時代にボイラーマンをしていたことでも有名で、地元小学校の校舎建築チャリティーコンサートにも協力していた。

歴史[]

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綱島温泉湧出の碑

• 1914年 - 地元の人が井戸を掘ったところ赤い水が湧き、調べたところラジウム温泉と認められる。
• 1917年 - 最初の銭湯が開業する。
• 1926年 - 東京横浜電鉄神奈川線が開通し、綱島温泉駅が開業する。
  • 駅前には温泉街が形成され、無料の入湯券が配布されるなどのキャンペーンがあり賑わいをみせる。
• 1941年 - 太平洋戦争が始まり、旅館業の廃業命令がでる。
• 1944年10月20日 - 綱島温泉駅が綱島駅に改称。

このように戦中は一時下火となったが、戦後、温泉街・芸者街（花街）として復活し、観光目的や湯治目的の他に、接待目的のいわゆる「社用族」の利用が多く、東京の奥座敷や関東の有馬温泉などとも呼ばれ、アメリカ兵の特殊慰安所としても機能したようである。また性行為目的の「連れ込み宿」も立ち並んでいた（現在も鶴見川沿いにラブホテルが点在しているのは、その名残）。やがて交通の発達と共に箱根や伊豆が首都圏の観光地としての地位が上ったため、相対的に旅館の数が減少し、綱島自体がベッドタウン化して温泉旅館の代わりにマンションが建ち並ぶようになった。

• 2008年3月15日 - 宿泊施設としては最後の、横浜市教職員互助会「浜京」が閉店。これをもって、｢綱島温泉｣の旅館業が全て廃業となる。

アクセス[]

• 鉄道：東急東横線綱島駅下車

関連項目[]

ウィキポータル 温泉

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• 温泉、温泉街、外湯、温泉番付
• 日本の温泉地一覧 - 日本の温泉画像一覧

外部リンク[]

• 綱島ラジウム温泉東京園
• 横浜の温泉・スーパー銭湯

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