ロドリック・カッセル

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ロドリック・カッセル

英名

Rodrik Cassel

俳優

Ron Donachie



人物[]

スターク家の軍事顧問の第一人者。
もみあげを顎の下で結んでいるのが特徴。

サー・ロドリック・カッセルはウィンターフェルの武器長であり、ロブ・スターク、シオン・グレイジョイ、ジョン・スノウ、そしてかつてはネッド・スタークやベンジェン・スタークなど、多くの兵士に戦闘術を教えてきた人物である。彼はウィンターフェルのスターク家の主要な軍事顧問である。スターク家は北の領主。北部は七王国の構成地域の一つであり、スターク家は王国の大家の一つである[1]。

ロドリックは騎士であるが、これは森の旧神 ウィアウッド を信仰する人々が多い北部ではやや珍しいことである。彼はロバートの反乱に参加し、エダード・スターク卿とラストハースの領主であるグレートジョン・アンバーの両方と旧知の仲である。彼の甥であるジョリー・カッセルもまた、反乱に参戦し、ウィンターフェルの衛兵隊長を務めている。ロドリックはウィンターフェルの住人に愛され、尊敬されており、「マトンチョップ」と呼ばれる独特の顔立ちをしている。

シーズン1

ロドリック-キャッセル(別表記:カッセル) ロドリックはウィルの処刑を司る。 ロドリック卿は、エダード・スターク卿に、ナイツ・ウォッチからの脱走兵ウィルが丘で捕まったことを知らせる。彼はエダードに同行してウィルの処刑を行う。ウィンターフェルに戻る途中、彼は狼の森で6匹のダイアウルフの子供が発見されるのを目撃する。スターク家の子供たちはその仔狼をそれぞれ引き取る。

ロバート・バラシオン王がウィンターフェルを訪れ、ロドリック卿が他の家臣たちと一緒に彼を迎える。ロバートはエダードに王の手、キングスハンドとしての役割を依頼する。

ブランドン・スタークが使われていない塔のふもとで重傷を負っているのが発見される[2]

エダードはキングズ・ランディングへ南下し、ロドリックの甥のジョリー•カッセルが護衛隊長として同行するが、ロドリックはウィンターフェルに残る。城に侵入した刺客がブランドンを殺そうとするが、キャトリンとブランドンのダイアウルフであるサマーによって阻止される。ロドリックは刺客が持っていた剣がヴァリリア鋼であることを確認する。キャトリンはラニスター家を疑い(塔で発見された金髪の長い髪の毛が原因)、エダードに個人的に警告することを決意する。ロドリックは護衛部隊を同行させることを提案するが、彼女は大人数で動くと敵の注意を引くのではと懸念する。ロドリックは自分一人で同行することを申し出て、キャトリンはそれを了承する[3]。

ロドリックとキャット〜キングズランディングにて〜

ロドリックとキャトリンは密かにキングズランディングに到着する。彼は街中で彼女をエスコートする。ピーターベイリッシュと娼館での密会時、ブランを襲った刺客が使ったヴァリリアン鋼の短剣はかつてティリオンラニスターとピーターベイリッシュが賭けをしてピーターが負け、賭けのかたにティリオンに取られた自分の短剣であり、現在の所有者はティリオンであると聞く。

キャトリンとロドリックはエダードと無事会えたあとウィンターフェルに戻る途中の十字路の宿に寄る。食事中吟遊詩人が唄を売りつけに来るがロドリックはうまく追い払えない。その時ウィンターフェルからキングスランディングに向かう途中のティリオン•ラニスターと出くわし、キャトリンの命でロドリックはティリオン・ラニスターを捕らえる。

東の道を通ってアリンの谷を東に向かう。ロドリックは丘の部族の攻撃を交わす際軽傷を負うが、イアリーまでの旅を終えることができた。

ロドリックの甥であるジョリー・カッセルは、キングズ・ランディングでエダードを保護している間にジェイミー・ラニスターに殺される。

ロドリックはティリオンの決闘裁判を目撃し、ティリオン側の代理決闘者サーブロンが勝利したことに失望する。

ロバート王は狩猟中の事故で亡くなり、エダードは後継者のジョフリー・バラシオンの血統に疑問を抱く。エダードは反逆罪で逮捕され、王都の地下牢に監禁される[8]が、新たに王位についたジョフリーから斬首を命じられ、北部は離反して怒りと反乱に沸くことになる。

ロブが囁き森の戦いで勝利を宣言するのを見守るロドリック。

ロドリックはキャトリンと一緒にモート・ケイリンに行き、そこでロブ・スタークの軍隊がキャンプしているのを見つけ、グレートジョン・アンバーを長年の友人のように迎える[9]。

ロブはトライデント川を渡る必要があるが、ウォルダー・フレイ卿の支持が得られるかどうかわからない。ロドリックはキャトリンに、卑劣なフレイ卿と交渉しに一人でツインズ城に行かないように助言するがキャトリンはそれを聞き入れず、彼女は一人でウォルダー•フレイと交渉し、誓約付きに安全な航路を確保する。

ロブは囁きの森の戦いで勝利を収め、ジェイミーを捕らえる[10]。 エダード処刑のニュースがキャンプに届き、ロドリックはロブ・スタークを北の王と宣言するグループの一員となる[11]。

シーズン2

ロブ王がアルトン・ラニスター卿に、鉄の玉座に届けるべき和平条件を提示したとき、ロドリック卿はその場にいた。ロブはロドリック卿をブランとリコンの護衛のためにウィンターフェルに向かわせる。

キャトリンはレンリー・バラシオン王との交渉のためストームランズに赴く[12]。

ウィンターフェルに戻ったロドリック卿はウィンターフェルの大広間でブランにトーレン広場が包囲されていることを報告する。メイスター・ルーウィンは衝撃を受け、トーレン広場はわずか40リーグしか離れていないことを指摘し、ラニスターがどのようにしてここまで北上してきたのか疑問に思う。オシャは部屋の奥でロウソクを灯しながら熱心に聞いている。サー・ロドリックは、マウンテンに率いられた襲撃隊か、傭兵の一団ではないかと推測する。ブランは、自分たちは旗本を助けなければならないと言う。ロドリックは同意してうなずき、ほとんどの部隊がロブのために戦っていても、200人のまともな男を集めることができると伝える。メイスタールーウィンはロドリックがそんなに多くの兵を連れて行く必要があるのかと疑問に思う。ブランは「旗本に守ってもらおうと思うなら、まず旗主が旗本を守らなければならない」と忠告する。ロドリックは少年の知恵に微笑み、ブランロドリックに部下を確保したらすぐに出発するように命じる。ロドリックは、南方人は自分の領地ではうまくいかないから、制圧に時間はかからないだろうと自信を持って言う。

しかし、トーレン広場での包囲戦はシオン・グレイジョイが仕掛けたフェイントで、主要な守備隊をウィンターフェルから引き離し、防御力の低い首都を攻撃にさらすためのものだったことが判明する。ロドリックはトーレン広場からの帰り道で捕まってしまう。彼はシオンの部下2人を切りつけた後、グレイジョイ家に使えるブラック・ローレンに武器を取られ武装解除される。ブラック•ローレンはロドリックに激怒しウィンターフェルに引きずり込む。シオンは彼を地下牢に入れようとするが、ロドリック卿がシオンの顔に唾を吐くと、ダグマーはロドリックが「鉄の代償を払わなければならない」と主張し、そうしなければシオンの部下は彼を尊敬しなくなると言う。かつて自分を鍛えてくれた人を処刑しなければならないことにシオンは激しく動揺するが、アイアン諸島の仲間らへの面目を保つために同意し、ロドリックに死刑を宣告する。ブランはシオンが以前に「降参すれば誰も傷つかない」と約束していたため、激しく抗議する。メイスター•ルーウィンはシオンにロドリックを殺すよりも生かす方がシオンにとっても有利であるとシオンを説得しようとするが、シオンはそれを却下する。最後まで反抗的なロドリック卿は、ウィンターフェルでは判決を下した者が剣を振るうべきであることを思い出させて、自ら処刑を行うようシオンに焚き付ける。

シーズン6

グリーンサイトを使って過去を見ていたブランと三つ目の鴉は、若き日のロドリック卿が幼いエダードとベンジェン・スタークに剣術を教えているところを見る。ロドリック卿は、ホードーがパニック発作を起こして倒れ、その後“ホードー”としか口が聞けなくなった瞬間に立ち会っており、おびえるベンジェン・スタークを抱きしめている。この回でシオンがジョン・スノウが自分を殺すであろう理由として、サンサと逃げ果せる以前にウィンターフェルにてロドリック卿と罪の無い子供達2人を殺したことに言及している。

シーズン7

ウィンターフェルに戻ったアリア・スタークが、ウィンターフェルの公女だと名乗る自分に不信感を抱く2人の衛兵へ自分の身元を証明するためにサーロドリックとメイスター・ルーウィンの名を挙げるが、現在ウィンターフェルにその名前の人物はいないと知らされ、そこでアリアは彼の死を知る。



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