二次腐女子大学

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二次腐女子大学(にほんふじょしだいがく、英語:Niji Fujoshi University)は、東京都港区に本部を置く日本私立大学である。2XXX年に設置された。大学の略称腐大(ふだい)。

概観


大学全体

青い鳥の思し召しにより、そうま氏によってたちあげられた私立大学である。20XX年現在、5学部13研究科・15コース専攻を設置している。国際交流が盛んで、特にアジアからの外国人留学生が多い。日本の他の大学と異なった理念を掲げ、試験方法から授業形式、内容まで特殊な形態で運営されている。女子大と名乗ってはいるが、実際は1割ほど男子学生も所属している。創作学部を中心に二次創作界・アニメ界に多くの逸材を輩出しているのをはじめとして、T○itter、pix○vなどのソーシャルネットワークサービスなどの分野で国内外を問わず多くの卒業生が活躍している。

漫画、音楽、文学、制作、理工学など様々な分野で、アニメーション国家の教育・研究分野の形成をリードしてきたモデル校であり、「コミケの学校」と称されている。

建学の精神

「自由」「感謝」「礼儀」を理念とし、教旨が定められている。近年その理念が崩れかけていることからそれの対策、認識の改めを早急に進めている。

日本腐女子大学教旨

二次腐女子大学は創作の自由をかかげ、一人一人が存分に力を発揮し、好きなことに没頭すべし。
二次腐女子大学はそれぞれの制作物に感謝の気持ちをもって接すべし。生まれてきたものすべてに感謝を忘れるべからず。
二次腐女子大学は様々な人間がいることを忘れるべからず。最低限の礼儀を持たぬは恥である。
 
 
 
 

基礎データ


キャンパス

東京キャンパス東京都港区

創作学部、研究学部、グッズ学部、表現学部、妄創理工学部、など
学生寮は30棟以上あり、ビックサイトに近いことから毎年抽選倍率の高い寮となっている。
学生間では、「コミケキャンパス」とも呼ばれることがある。
最寄駅:国際展示場駅りんかい線)、国際展示場正門駅ゆりかもめ)。冬と夏には限界線と無理かもめとなる。
 
大阪キャンパス大阪府大阪市住之江区
創作学部、考察学部、グッズ学部、表現学部、妄創理工学部、など
学生寮は15棟存在する。
学生間では「インテキャンパス」と呼ばれることもある。
最寄駅:コスモスクエア駅地下鉄中央線)、トレードセンター前駅南港ポートタウン線)、中ふ頭駅南港ポートタウン線

 

象徴

スクールカラー

カラーは設定されていない。しいて言うなら白である。これは学生たちの個人の色を尊重することを推奨するためのものであり、実際学生たちは推しの色などで身を包んで学生生活を送っている。

校歌

 

 

 

 

教育・研究および国際化


外国人留学生の受け入れ体制

全学部で海外からの留学生を受入れている。国籍別に見ると、中国、韓国を初めとするアジア地域からの留学生が多い。が、ヨーロッパ、アメリカの留学生も積極的に受け入れており、学生間でもグローバルなコミュニティが形成されている。

組織

創作学部

  ・絵画コース(イラスト及び漫画の制作、鑑賞)

     ・原作科…原作の関係性を追求し、原作軸における創作を主とする

     ・パロ科…パロディ政策を主とする。ジャンルが多岐にわたるため、専攻が細分化される。

        +【専攻コース例】         -【専攻コース例】

          ・年齢操作専攻(推しの年齢を原作と異なる設定にし、創作する。同級生の二人に年の差をつける

                  などの所謂年の差パロ、推しを幼児にするショタものなどが該当)

          ・ファンタジー専攻(剣と魔法もしくは異世界ものが中心。ハ○ポタ、十二国記などはほぼ必修であ        

                    る)

          ・SF専攻(SF=science fiction。推しがアンドロイドになったり、宇宙で戦争したりする、一度滅び

               た世界で生き抜くことなどが含まれる。

          ・歴史専攻(現実世界の忠実を利用して創作する。江戸時代、遊郭、軍人、平安など。歴史の知識    

                が問われる。)

          ・現代専攻(所謂現代パロディに重きが置いてある。学校生活などの争いのない平和な世界の日常    

                を創作する。)

          ・社会人専攻(もと現代専攻の一部であったが、志望する学生が多かったため近年独立した。主に

                 学生の推しが社会人になった未来を創作する。各種職業の詳細を描写する必要があ

                 るため、フィールドワークが多いことが特徴。その他法律や税制など、現実世界の

                 知識が要求されることもある。同棲設定の授業は必須。)

          ・オメガバース専攻(オメガバースの設定を利用して創作する。留学生の割合が多い。近年人気の 

                    ためコースを新規増設。派生のケーキバース等の研究制作も行われてる。)

          ・クロスオーバー専攻(二つ以上の原作の登場人物および設定を登場させる創作物。別作品パロ

                     ディとクロスオーバーは専攻が違うのではという意見もあるため、キャン

                     パスによっては別の専攻になっていることもある。)

          ・擬獣化専攻(推しを犬や猫、鳥などの動物に擬獣化させた創作を行う)

     ・成人向け科…成人向け創作物に特化した創作を行う。通称エロ科。18歳未満の就学は不可。授業及びゼミは

            地下で行われる。モブレ専攻、眠姦専攻などさらに分野が細分化されているが、あまりにも分野 

            が膨大であり、詳細は不明。

     ・三次創作科…二次創作がいきすぎてもはや新たな作品として開花してしまう類の創作を行う。

 

  文芸コース(小説・短歌などといった文学作品を創作する)

         以下、学科専攻ともに絵画コースと同じ

 

  創作コース(上記の二つに該当しない創作物を創作する)

     ・雑貨科…アクセサリー、雑貨、文房具、フィギュアなど冊子以外のものを創作する。ここの理系部分であった

          動画、広告、建築などが抜け妄創理工学部が新規開設され、移された。

     ・妄創科…冊子等の創作はしないが、ストーリーや設定などを創作し発表する、アイデアの宝庫である。近年の

         SNSの発展に伴い志望者が増加したため創設。専攻コースは絵画コース、文芸コースと同様のものが存

         在。

 

研究学部

  (創作は行わず、各種文献等の分析、研究を行う)

     ・第一考察科…原作のストーリー構成、キャラクターの設定・役割・関係性などを様々な角度から分析、研究す

            る。創作学部から受講する生徒も多い。

     ・第二考察科…原作ではなく二次創作物における研究を進める。世間一般からは読み専とよばれ、イベントにお

            けるマナーや買い物のコツ、文献の整理についても学ぶ。他学部からの受講が絶えない授業が多

            い。

 

表現学部

  (主にコスプレをして作品への愛を表現する)

     ・コスプレ科…ウィッグや衣装を身に着け推しキャラになりきる所謂コスプレを専門に学ぶ。

        +【専攻コース例】        -【専攻コース例】

          ・レイヤーコース(衣装を着用し撮影される被写体の技術を専門に学ぶ。メイクも必修。)

          ・被服コース(衣装やウィッグ、小道具などの制作を専門に学ぶ。)
          ・カメラコース(撮影技術を専門に扱う。カメラマンとしてプロになる卒業生も少なくはない。)

 

グッズ学部

  (公式から販売されるグッズを利用して作品への愛を表現する)

     ・グッズ科…グッズを収集することに特化。人気グッズの入手法、周囲との連携、交渉技術、収納術等を学ぶ。

           他学部にも人気の授業が多く、履修が困難。課題及び卒業制作は痛バックの制作。グッズ科教室の

           周辺は常時フリマのようになっている。

     ・ぬいぐるみ科…グッズ科から分科。ぬいぐるみなどを用いたポートレートの作成。ぬいぐるみのオリジナル衣

             装制作を専門に学ぶ。

     ・舞台科…近年増発している作品の舞台化に伴い新設。グッズではないが、チケット競争や列待機などグッズ入

          手に通ずる部分が多いためグッズ学部に所属。全通するコツ、物販勝利のテクニック、ナマモノにつ

          いての取り扱いなどを中心に学ぶ。

 

妄創理工学部

  (創作学部創作コースから分科し近年たちあげられた学部。日本腐女子大学唯一の理系学部。)

     ・デザイン科…理系的デザインを追求し、制作する。創作コースと近いが、主に理系的視点からの制作である。

       +【専攻コース例】         -【専攻コース例】

          ・情報デザイン専攻(主にインターネット上のサイトのデザイン、二次創作アプリ・ソフトの開

                    発、動画作成などを学ぶ。また、公式サイトや公式ゲーム等の視点から考察

                    する授業も人気である。)

          ・建築デザイン専攻(原作に登場する建築物などを考察するとともに、学生自らが推しのための建

                    築物をデザインし、制作する。創作コースに協力することが多く、合同授業

                    も少なくはない。卒業制作が推しの結婚式場のデザインなのが最大の魅力で

                    ある。)

          ・プロダクトデザイン専攻(創作学部創作コースと近いが、こちらの特徴としては、理系的な考え

                       方で作成した創作物を制作し、デザインよりも使いやすさや機能性を

                       重視する。)

 

 

 

学生生活


サークル活動

二次腐女子大学では、現在、大学公認のサークル団体は5000以上ある。なぜこんなにも多いのか、というのは他大学とのサークルの定義の違いが関係している。

二次腐女子大学のでのサークルとは、同人誌即売会の時によく使われる言葉であるサークルを指す。即売会への参加グループや個人の総称であるサークルは、メンバーが一人以上いればサークルとして大学に認められる。が、メンバー3人未満のサークルの場合は大学内の教室等の活動場所は提供されない。このサークルは、創作学部の定期試験に必須であるため、ほとんどの学生が所属しているといっても過言ではない。

また、他大学同様の意味のサークルも存在するが、紛らわしいので同好会等呼び方を変えている学生も多い。

 

主なサークル(同好会)、自治組織

  ・バスケサークル

  ・サッカーサークル

  ・競技自転車サークル

  ・排球サークル

  ・学級会

  ・支部

 

 

学園祭

二次腐女子大学の学園祭は「秋の祭典」と呼ばれ、通例11月上旬に2日間にわたり実施される。大学キャンパスで同人誌即売会やコスプレなど、某夏の祭典と同様の大規模イベントを行い、稀に企業側も参加してくる。学生でない一般の人も参加可能であり、全国から多くの人が訪れる大学最大のイベントである。が、腐女子向けの販売が主なので男性の来場が少ないのがネックである。学生にとって日頃の成果を最大限に発揮する場であるが、創作学部の生徒は試験が間近であるため魂の抜けているような人も少なくはない。

 

学科試験

この大学の最大の特徴が、試験方法である。

特に創作学部の試験はかなり変わったもので、8月131415日の夏季試験と12月293031日の冬季試験の2回行われる。学力考査ではなく、大規模同人誌即売会での作品の売り上げ、一般からの評価、教授からの評価などを総合した得点での考査となる。大規模同人誌即売会で抽選に落ちた学生は、開催日と同日に大学側が特設サイトをオープンするのでそこでの通販という形となる。または、当たった友人にサークルに入れてもらうか委託販売となる。インテキャンパスの学生も、交通費支給のもと遠征である。

新刊を落とすと同時に単位も落とすこととなるので創作学部の学生にとっては最大の試練である。

他学部は学力、知識試験が主であるが、コスプレ科では試験当日数時間以内に指定されたショットを撮影するなど実技も加えられている。

 

全学年共同フィールドワーク

一年に一度、主に5月の連休に全学年で合同のフィールドワークが行われる。某同人誌即売会にて運営ボランティアをするのだ。これを通し、学生は自身が作品を頒布するにあたっての運営の大切さ等を学び、11月の「秋の祭典」の運営の予習とする。

また、ほかにも学科によっては頻繁にフィールドワークをしたり、3年次には修学旅行があり、聖地巡礼を楽しむ。

 

 

 

 

 

 

その他


入学試験

入学試験は二次試験まである。が、ほとんどが学力を必要としない。

  ・一次試験(筆記試験)

    筆記試験と述べてはいるが、ほとんどが一般常識の範囲であり、数割が専門的な問題である。前者はどの学科も同

    じだが、後者は学部学科によって異なる試験内容、試験レベルとなるので注意が必要。

  ・二次試験(面接・実技試験)

    学部学科によって異なる面接、実技試験がある。推しへの愛を伝えるための試験であるので、本当に日本腐女子大

    学に行きたい人が落ちることはまずないだろう。しかし、近年の二次創作界隈での問題ごとの対策もあってか、こ

    こ数年、「地雷CPへの対応について」「同担拒否について」「二次創作への意識について」のような質問内容も

    増えてきている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

参考文献


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