ふふふ。 こんなに暴れて・・・・・・いけない小猫ちゃんだ。 大丈夫、 じっとしていれば すぐに終わるよ。 ほら。 力を抜いて可愛く鳴いてごらん? にゃーん・・・・・・ってね。 |
|
ふにゃあああ!? たーすーけーてー! | |
クレアに組み敷かれたラウラが暴れている。 ひとまず、 クレアをひっぺがして救出。 |
|
た、 助かった・・・・・・ありがと、 冥王さま うう、 いきなりクレアに襲われた。 クレア、 変態。 |
|
誤解しないでくれ。 私はただ、 クリスマスプレゼントをあげようとしていただけさ。 ほら。 ラウラに、 この髪飾りをつけてあげようと思ってね。 |
|
クレアの手には、 猫の形をした髪飾りが握られている。 | |
いや、 普通に渡して・・・・・・ |
あはは、 普通に渡したらつまらないじゃないか。 どうせなら、相手を驚かせてみたい。 冥王くんもそう思うだろう? |
|
なるほど、一理ある。 俺はクレアの顎に指を添えて、 少しだけ持ち上げた。 |
|
め、 めめめ、 冥王くん!? な、何をする気だい!? ま、 参ったな。 エルハイムの鉄壁と呼ばれた私だが、そっちの防御力は紙以下の 装甲なんだよ。 うう、 冥王くんに求められたら逆らえない・・・・・・ど、 どうせするなら 苦しいくらい激しく頼むよ! ・・・・・・って、 これは? |
|
クレアに首飾りを着けて、 身体を離した。 首飾りのチャームは盾を模したものになっている。 |
|
これって・・・・・・私へのクリスマスプレゼントかい? うう、 こんな渡し方をされるなんて。 ラウラに恥ずかしいところを 見られてしまったじゃないか。 |
慌てるクレア・・・・・・ふふ、 珍しいもの見た。 確かに、 普通に渡すより こっちのほうが面白い♪ |
コメント
最新を表示する
NG表示方式
NGID一覧