遺跡探検を始めた《アイリス》たち。
しかし、まんまと仕掛けに引っかかり、冥王とティセは落とし穴に落ちてしまった。 残された面々はーーー |
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フタが閉まっちゃいました。これじゃ引っ張り上げられません。 | |
助けねばなるまい。どこかに扉か何かないのか? | |
本当にただの行き止まりです。あるのは石版だけで | |
智慧なき者は引くがよい・・・・・・智慧なき者は引くがよい・・・・・・ ぴこりーん。 つまり、こういうことではないですか? |
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エルミナが石版を強く押し込む。 地鳴りと共に壁がスライドした。 |
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ぬおっ! 下り階段が現れたぞ!? | |
正解でしたね 智慧なき者は引くがよい・・・・・・つまり、智慧がある人は押せってことです。 |
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やるではないか。 ただの変態絵師だと思っていたが。 | |
馬鹿は変態になれません。 これは真理です。 | |
すっごい胸を張って言われましても・・・・・・ |
行こう、落とし穴の底に繋がっているかもしれん。 | |
いても立ってもいられない、という様子でシャロンが真っ先に階段を降りる。 | |
せっかく気の合うヤツが見つかったというのに・・・・・・ 頼む、無事でいてくれ。 |
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みなさん、前方に敵です。 | |
蹴散らすぞ、時間が惜しいっ |
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