ターナー(アートコードサマナー)

ページ名:ターナー(アートコードサマナー)

 

 

絵画詳細

『海の漁師たち』

 

作者:ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー

制作年:1796年

所蔵:テート・ブリテン

 

21歳のターナーがロイヤル・アカデミーに初めて出展した油絵作品である。

月明かりに揺れる船の小さなランタンが取り囲む大自然の荒波のうねりとの対比で孤独と不安が伝わってくる。

風景が主題ではなく、自然を前にした人間の無力さを表現した作品。

『青白い馬に乗った死』

 

作者:ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー

制作年:1825~1835年

所蔵:テート・ブリテン

 

新約聖書内「ヨハネの黙示録」の一節を書いたもの。

登場する4人の騎士のうち、第四の騎士は青白い馬に乗り疫病などを用いて地上の人間に死をもたらすとされる。

白馬の上で白骨化した死体が仰向けになっている。

このターナー作品の中でも異質の絵は、唯一信頼していた父の死が影響したともいわれている。

『トラファルガーの戦い』

 

作者:ジョゼフ・マーロウ・ウィリアム・ターナー

制作年:1822~1824年

所蔵:国立海事博物館

 

イギリスのジョージ4世国王の依頼で制作された作品。

トラファルガーの戦いでナポレオン1世が率いる連合軍艦隊を破ったイギリス海軍の戦隊を率いたヴィクトリー号を描いた。

制作のために提督から船の運航計画を聞き、海洋画家と協力し綿密な調査を行ったといわれている。

 

 

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