絵画詳細
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『ピンク雲、アンティーブ』
作者:ポール・シニャック 制作年:1916年 所蔵:ボストン美術館
ポール・シニャックはスーラの死後、1913年アンティーヴに移り住んでからも、視覚効果を活かして鮮やかな色彩の絵画を制作した。 『ピンク雲、アンティーブ』は新印象派の手法を生かしつつ、長いタッチで移ろいゆく自然のリアリティをロマンティックに表現している。 |
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『朝食』
作者:ポール・シニャック 制作年:1886~1887年 所蔵:クレラー・ミュラー美術館
当時のブルジョアの朝食を描いた点描画であり、モデルとなったのはシニャックの祖父と母である。 豪華な食器とは裏腹に3人に会話はなく、逆光によって顔がはっきりと見えない母など、倦怠感が漂っている。 当時の裕福な家庭の一場面を切り取ったはずの風景であり都市生活の中の孤独感を表現した作品。 |
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『フェリックス・フェネオンの肖像』
作者:ポール・シニャック 制作年:1890年 所蔵:ニューヨーク近代美術館
象徴派の雑誌の編集長で、新印象主義の擁護者、批評家でもあったフェリックス・フェネオンを描いた肖像画。 シニャックは本作を「社会的に重要な作品」と位置づけており、並々ならぬ意欲で取り組んでいる。 人物と背景が補色となり調和し合う色相となっている。 背景の図象はシニャックが持っていた日本の布から引用したともいわれている。 |
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シニャックはクロード・モネの影響を受けて18歳で画家を目指すこととなった経緯もあり、その暖かい色彩を好んでいたそう。 スーラと出会い、そのクールな色彩の影響を受けることもあったが、スーラの死後は再び暖色系を好んで用いるようになった。 |
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