絵画詳細
『モナ・リザ』 作者:レオナルド・ダ・ヴィンチ 制作年:1503~1519年頃 所蔵:ルーヴル美術館
レオナルドが亡くなるまで手放さず加筆を続けた世界一有名な人物画である。 透明感のある肌は、多いところで15層にも塗り重ねられ1つの層が乾燥するのに数カ月かかったといわれる。 途方もない時間をかけて制作した未完の名画だが、盗難にあったり、酸や赤いスプレーをかけられたり、石やコップを投げられたりと幾多の危機を経験している。 |
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『最後の晩餐』 作者:レオナルド・ダ・ヴィンチ 制作年:1495~1498年頃 所蔵:サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ修道院
最後の晩餐の情景を描いたものでサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ修道院の食堂の壁画に描かれた作品。 ヨハネの福音書13章21節より、キリストが「12弟子の中の1人が私を裏切る」と予言した場面。 弟子の表情、背景、手の動き、目線、配色など、全てが中央のキリストに視線が集まるように構成されている。 |
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『カーネーションの聖母』 作者:レオナルド・ダ・ヴィンチ 制作年:1478~1480年頃 所蔵:アルテ・ピナコテーク
マリアが手に持つカーネーションは、十字架に張りつけられた我が子イエスの姿を見たマリアが流した涙から咲いたと言われている。 背景を暗いトーンにすることで母子を目立たせることに成功している。 室内でありながら風景も描くというダ・ヴィンチらしい独特のセンスは多くの弟子に継承されていった。 |
スフマートはイタリア語で「煙がかった」、「ぼかした」などの意味。 ダ・ヴィンチは、このスフマート技法を用いて『モナ・リザ』を描いており、特に顔に注目するとその滑らかさが分かる。 |
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