ごく初期の未成熟なキュウリは短くてずんぐりしている。 そんな小さなキュウリを塩、生姜、ニンニク、唐辛子、醤油などで漬け込む。 キュウリの原産地はインドで、前漢時代に張騫が西域へ行った際に中原へ持ち帰ったため、胡瓜(きゅうり、「胡」は西域民族を指す)と呼ばれた。しかし、後の隋の煬帝は胡人を嫌っていたため、「黄瓜」と改められた。現在、食べられているのは主に未成熟なキュウリであるため、「黄瓜」という名称は不思議かもしれませんが、成熟したキュウリは確かに黄色い。 キュウリはインドから伝播して以来、その食感の良さと水分の多さで世界各地へと普及したが、栄養価は高くはない。また、漬物は大量の塩分を含み、大量摂取には向かないため、付け合せとして食すのがよいだろう。 漬け込む時間の長短によって食感も異なるため、時間を調節して自分好みに作ろう。 |
イラスト:TN千夏様 ボイス:島袋美由利様
コメント
最新を表示する
NG表示方式
NGID一覧