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【バブー】 ばぶっ、ばぶーーーーーー!! |
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バブー! よかったです。すごく心配しました。 |
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うう、感動の再会です・・・・・・ほろり |
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【バブー】 ばぶっ、ばぶばぶっ、バブー! ばぶばぶばぶっ! |
ぶんぶん腕を振り、バブーが何事かを訴えている。 | |
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え? なんて言ってるんですか? |
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あの種子をやどしたモンスターは、この森にあるカルダモがだいこうぶつらしいです。 それで、こぶんのモンスターを他の森からつれてきてカルダモをあつめさせてるって。 |
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なーるほど。 森に見慣れないモンスターが溢れているのは、そういうことですか。 手下を使ってカルダモを集めさせるなんて、よっぽど気に入ったんですねぇ |
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バブーがさらわれたのも、カルダモをもっていたからみたいです |
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そこまでカルダモを好むならば、利用しない手はありません。 |
カルダモの香りでおびき出すとか? | |
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食いしん坊のモンスターなら、かおりにつられて出てくるかもしれませんね。 |
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では、方針を転換しましょう。 《アイリス》には、森のカルダモをありったけ集めてもらいます。 その上で、カルダモをふんだんに使った料理を作り、匂いでボスモンスターを おびき出すのです。 |
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でもさ、そのやり方だと子分もいっぱい釣れない? |
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釣れた分だけ撃滅すればよいだけです。 |
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無茶苦茶ですよ、もうちょっとこう・・・・・・ |
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ま、頭使わなくていいんじゃない? |
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ええぇぇぇ・・・・・・ |
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バブーの活躍でようやく光が見えてきました。 礼を言います。 |
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【バブー】 ばぶっ! |
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では皆さん、明日はできるだけ多くのカルダモを集めましょう! |
夜になり、村人が押し寄せてきた。 | |
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【村長】 ファムさん、今夜もよろしくお願いします。 |
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【村の女の子】 毎日、ここに来るのが楽しみになっちゃった |
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はい、 いっぱいたべていってくださいね。 |
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ねえねえ、ファムちゃん。 クルちゃんとアシュリーちゃんで特別メニューを 考えてみたんだけどさ・・・・・・。 この際、カルダモづくしの料理にしたらどうかな? |
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村長のお話では、カルダモは村人がもっとも愛する香りだそうです。 特別メニューには、なくてはならないものでしょう。 |
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ふるさとのかおりは、身体にしみついているものですからね。 わかりました! とくべつメニューはカルダモづくしにしましょう! |
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モンスターもおびき寄せられるし、一石二鳥じゃん。 そういうコスパいいの好き。 |
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これで、お店の飾り付けと看板メニューが決まったね。 あとはベア先生の接客指導が終われば、立派なレストランになるね。 |
クルチャがレストランの隅に目をやる。 そこでは、手の空いた《アイリス》にベアが給仕のイロハを仕込んでいた。 |
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背筋を伸ばして、エレガントに歩きなさい! サーブはお客様の左から! どうせ水をこぼすなら殿方の下半身を狙いなさい! |
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・・・・・・すみません、少しだけツッコむのに疲れてきました |
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やっぱ、芸風固まってる人は強いなぁ クルちゃんも、そろそろコレってネタ作らないと。 |
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クルチャさんには滑り芸があるじゃないですか。 |
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滑ってないし! |
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・・・・・・あ、そうだ。 |
ベアのセクハラ授業を見ていたエルミナが、ぽんと手を叩いた。 | |
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せっかくですから、もうひと頑張りしてみましょう |
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え? 何をするんです? |
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ふふふ、今は秘密です。 |
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