今日も今日とて、種子を宿したモンスターを探して森を進む。 | |
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いたーーーっ! 間違いなくアイツですっ! |
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モンスター、そこを動くなっ! |
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【??】 だもん、だもーーーん!! |
モンスターが一瞬のうちに視界から消える。 | |
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・・・・・・ぐぬぬ、また逃げられてしまいました。 |
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2度も討ち漏らすとは・・・・・・不覚 |
アシュリーがガクリと膝を着く。 | |
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あれだけの速さで逃げられたら仕方ないですよ。 わたしじゃ目で追えないくらいですもん。 でも、このままじゃ百年経っても捕まらない気もします。 |
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狩りでしたら、まちぶせしたり、わなをしかけたりするんですけど。 |
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それには相手の習性を熟知しなくてはなりません。 |
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それってつまり、今後もあのモンスターを追い続けるってことですよね。 |
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嫌なら帰ってもらって結構です。 |
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ふ、ふふ・・・・・・こんなところで諦めたとあっては世界樹の精霊の名折れです。 |
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よろしい! 地の果てまでも追ってやりましょう! |
再び森を歩き始めて1時間。 | |
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最近、森の生き物が食べ物に見えるようになってきてさ |
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奇遇ですね、私もです。 |
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いまなら森で遭難してもしばらくは生きていけそー |
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それは、かりうどの目ができてきたということです! |
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確かに、そこのブタもすっごく美味しそうに見える、じゅるり・・・・・・ |
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【バブー】 ばぶっ!? |
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バブーはたべちゃだめです! バブーはおともだちですし、森の戦士でもあるんです |
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戦士? |
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【バブー】 ばぶっ、ばぶー! |
バブーが軽々とした動きで木を登っていく | |
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【バブー】 バブー!!! |
そして、高いところになっていた木の実を落としてくれた。 | |
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カルダモです! こんなところになっていたなんて! |
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【バブー】 ばぶぶぶぶぶっっっ!! |
気をよくしたのか、バブーがどんどんカルダモの実を落としてくれる。 | |
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【バブー】 ばぶ? ばぶっ! ばぶっ! |
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めーおーさま、モンスターが近づいてくるみたいです |
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