おなかがすくのは悲しいこと1(あいりすミスティリア)

ページ名:おなかがすくのは悲しいこと1(あいりすミスティリア)

 

  いつものように種子の気配を追って人間界までやってきた。
つる植物、この森に種子があるのですね?                        

はい、そのはずなんですが・・・・・・急に反応がぼやけてしまって

どうしてでしょう? さっきまでバッチリ感知できてたんですけど

困りましたね。鈍器で頭を殴れば直りますか?

ゴーレムじゃないんだから直りませんって

いや、ですからそのモーニングスターはしまっていただいてですね・・・・・・       

  ユーがじりじりと後ずさる。
まあまあ。日暮れまでは時間もありますし少し探索してみましょう。
  モンスターを倒しつつしばらく森を進むが、ユーの表情は晴れない。

すみません、相変わらずさっぱりです。
ふう・・・・・・これは長期戦になりそうですね
  ユーが種子の反応を見失うのは初めてのことだ。

日もくれてきましたし、これからどうしましょう?

めいかいに戻りますか?

わたくしたちは誇り高き《アイリス》です。

兵站が途絶しようとも手ぶらでの帰還は認められません。

はわわっ、じょうそうぶがせいしんろんにこしつしています!

へいたんはせいめいせんですよ!

【バブー】

ばぶ、ばぶっ!                                  

主、森に入る前に、小さな村があったと記憶しています。

種子が見つかるまで、そこを拠点にしてはいかがでしょうか?

  よし、村にお邪魔しよう
では、村へむけてれっつごーです!

【バブー】

ばぶっ! ばぶっばぶっ!

えっ!? なんです? モンスターのけはいですか?

むむむ、おしょくじへの道をはばむもの!

このふぁむがゆるしません!                             

 

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