アクティブ・ディメンション・バトル

ファイナルファンタジーXIIに出てくる、フィールドでの戦闘スタイル。

概要[]

ファイナルファンタジーXIIでは、従来のターン制バトルを止め、フィールド上で全モンスターと直接対戦するリアルな戦闘システムを採用した。

各キャラクターは、プレーヤーのコマンドによる直接の指示か、またはガンビットで指定された行動を自動で取ることで、モンスターと戦闘する。モンスターは、プレイヤーを見付けると攻撃を自動で開始し、区切り無く戦闘になる(一部モンスターはこちらから攻撃しないと攻撃をしてこないのもいる)。

フィールド上では、必ず一人リーダーになるキャラがおり、直接指示できるのはそのリーダーだけになる。ただし、コントローラーの上下ボタンを押すことで、リーダーを入れ換えることが出来る。その際に指示できるのは、「たたかう」「まほう・わざ」「ガンビット」「アイテム」の四つになる。「ガンビット」は「ON/OFF」を切替えるだけになるが、他は、サブメニューで細かい内容を指示する。

フィールド上では、「ターゲットライン」という、モンスターを攻撃する際の赤い線と、味方がモンスターを攻撃する際の青い線、味方が味方に対して回復魔法などをかけるときの緑の線が出る。基本的にこの赤と青の線が出たら戦闘と言って良い。

ガンビット[]

ADBで使われる戦闘時の指示を指定する組合せのツール。

ガンビットには、優先順位、対象、その内容の三つを指定する。また、各自オン/オフを切替えることもできる。例えば、

1. (オン)HP<70%の味方 - ケアル
2. (オン)敵1体 - たたかう

とすると、HPが70%以下の味方がいる場合は、ケアルを実行、それ以外の場合は敵を攻撃するという指示になる。ガンビットでは、味方向けのガンビットと敵向けのガンビットがあり、それぞれ適用できる内容がわかれる。例えば、「味方1人」に「たたかう」を適用できないし、また、「敵1体」に「ケアル」を与えることも出来ない。味方向けのガンビットは敵向けのガンビットは青になる。

各ガンビットはガンビットショップで購入することが出来る。大抵が50-100ギルになる。時おり、トレジャーでガンビットを入手することも出来る。

ガンビットはライセンスを取得することで増やすことが可能で、各キャラクターは全部で最高12個のガンビットを持つことができる。

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