穏やかなお茶会01寄ってもいい

ページ名:穏やかなお茶会01寄ってもいい

目が覚めると、そこはどこかの森。

どこか暖かい氣候・・・小さな道があった。

どこに続いているんだろう?自分、なんでこんなところで寝ていたんだ?

抜け道だ。

森を抜けると、そこは小さな庭だった。

誰もいないのか・・・?
それにしては、丁寧に管理されている。

一通り回ってみた・・・

大きな洋館がある。誰がいるんだろう・・・?

扉が開いているようだ。入ってみよう・・・

こんな小さい少年が、入って良いのだろうか?いや、そんなことより、こんな洋館に誰もいなくて静まっている方がおかしいだろうよ・・・螺旋状の階段が目についたので、上がってみよう・・・

上の方に小さな部屋がある。誰かの氣配がするぞ・・・

少年:
あの〜・・・誰かいるんですか?

・・・反応が無い?

少年:
あの〜!

・・・しばらく待っていた。

中にいる誰か:
入ってきたら?

急に言われても・・・

入ってみよう。

少年:
この部屋って・・・

何か見覚えがあるような部屋だが、よく分からない。
・・・そんなことはどうでも良い。

中にいるのは、少し背の高いお姉ちゃんであった。

少年:
あの・・・ここって・・・

お姉ちゃん:
別に、何でもないよ。ゆっくりしていったら?

少年:
いいのか?

お姉ちゃん:
どうやってここに着いたのかは訊かないよ。

 

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