和歌山放送

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和歌山放送（わかやまほうそう）は、和歌山県を放送対象地域とした、JRNとNRNのクロスネットによる、民放ラジオ局。1959年4月1日に全国41番目に開局。親局は、コールサイン「JOVF」で、周波数1431kHz、空中線電力5kW。

和歌山放送のデータ 英名 Wakayama Broadcasting System Co.,Ltd. 放送対象地域 和歌山県 系列 JRN・NRN系 略称 WBS 愛称 WBS和歌山放送 コールサイン JOVF 開局日 1959年4月1日 本社 〒640-8577 和歌山県 和歌山市湊本町三丁目3番地 演奏所 本社と同じ 親局 / 出力 和歌山 1431kHz / 5kW 主な中継局 日置川すさみ 1233kHz 橋本 1485kHz 高野山 1485kHz 田辺白浜 1233kHz 新宮 1557kHz ほか 公式サイト 公式サイト 特記事項 : 開局当初の略称は「WBC」だった。また、当初（1979年3月31日まで）はNRN単独加盟だった。

概要[]

• 略称は当初、WBC(Wakayama Broadcasting Corporation)だったが、ボクシング団体との混同が懸念されたためか、現在は、WBS(Wakayama Broadcasting System)となっている。
• 筆頭株主は南海電気鉄道、第2位の株主が毎日新聞社となっていて、毎日新聞の友好会社という位置付けである。そのため、毎日新聞の紙面には、当局の番組紹介が毎日掲載されており、また当局でも、毎日新聞のCMが放送されている。
• 周波数が岐阜放送、山陰放送鳥取局等、ラジオ福島いわき局、長崎放送福江局と同一のため、中波が遠距離に届く夜間もこれらの放送局との混信がある（但し、AM岐阜ラジオが2007年4月2日から日曜日以外の終夜放送を廃止したため、午前1時から5時前に関しては多少の受信改善が期待される）。
• 2005年9月1日に、同じ近畿地方のAMラジオ局であるラジオ大阪・ラジオ関西（のちにKBS京都も参加）と、2007年1月11日に紀伊水道をはさんだ四国放送と、地震等の大規模災害時の相互援助協定を締結した。
• 2008年7月1日より、緊急地震速報の運用が開始された。（MBSラジオやABCラジオなどの在阪放送局と同時）

スタジオ[]

4階

• ブルースタジオ（一般的なラジオスタジオ）
• オレンジスタジオ（コミュニティ放送局などに多い、ワンマンDJスタイルのスタジオ。NHK和歌山放送局のサテライトスタジオとは関係ない）

1階

• 第1スタジオ（和歌山放送アナウンス教室や、国会議員座談会に使われる）
• 第2スタジオ
• 第3スタジオ

局外

• 田辺支局（南紀応援隊～秀介がゆくや佐山和夫のマンスリートークなど）
• 新宮支局（新宮発ラジオで元気など）

主な番組[]

●印はブルースタジオ、☆印はオレンジスタジオで制作

現在放送中の番組[]

自社製作番組[]

• 和歌山放送ニュース
• つれもてワイド（月曜～金曜 6:30～24:00）
  • 朝からつれもて（月曜～金曜 6:30～9:00）☆
  • もっと、つれわか!（月曜～金曜 9:00～10:40）●
  • むつろうの午後はなるほどっ!（月曜～金曜 13:00～15:00）
  • 田辺発午後はつれわか 南紀応援隊 秀介がゆく!（月曜～金曜 13:00～15:00）（御坊・田辺白浜・日置川すさみ中継局のみ）
  • 新宮発ラジオDE元気（月曜～金曜 13:00～15:00）（串本・新宮中継局のみ）
  • 紀州路ネットワーク（月曜～金曜 15:00～18:30）☆
  • つれナイプロローグ･･･（火曜～金曜20:00～21:00）
  • つれもてナイト（月曜～金曜 22:00～24:00)●
• つれもてサタデー（土曜 7:25～13:00)
• はっぴいアフターヌーン（土曜 13:10～14:30）
• サタデーミュージックエクスプレス（土曜 14:45～16:30）
• つれもてナイト 理美のサタデーアネックス（土曜 21:00～22:30）●
• 痛快アニメジオ（土曜 22:30～23:00)☆
• さわやかサンデー（日曜 7:00～8:00）
• ガーデニングライフ（日曜10:00～11:00）
• 宮上明子のラジオカフェ（日曜 12:00～15:30)●
• ラジオ・チャリティー・ミュージックソン（毎年12月24日12:00～12月25日12:00）
• WBSゴールデンナイター（火曜～土曜 18:30～21:00、日曜 19:00～21:00、ナイター期間中のみ）

ネット番組[]

• ニュース・パレード（月曜～金曜17:00～17:15）
• レコメン!（月曜～金曜 24:00～25:00）
• オールナイトニッポン（月曜～土曜 25:00～27:00、ネット開始は関西地区のネット局の中では一番遅い1981年4月）
• JUNK2（月曜～金曜 27:00～28:00）
• あなたへモーニングコール（月曜～土曜28:00～29:00）
• ウィークエンドネットワーク（土曜 17:45～17:50、平日のネットワークTODAYは企画ネット。）
• TOYOTA Presents 片山右京のShall We Drive?～ドライブしようよ!～（土曜 14：30～14：45）
• J-hit's count down（土曜 23：00～23：30）

かつての番組[]

• 北尾博伸のラジまるワイド（1999年1月?～2004年4月16日）
• 髭ちゃんのはっぴーもーにんぐ
• 和歌山日本一物語
• 小田川和彦のおーい青春リクエスト
• ふれあい電リクふるさと縦断

• 日曜昼12時から最長16時55分まで放送していたことがあった伝説の番組。

• おはようラジオ
• 朝からビタミンソーダ

周波数と放送時間[]

• 親局
  • 和歌山：1431kHz 5kW JOVFAMステレオ放送
• 中継局
  • 日置川すさみ：1233kHz 300W
  • 田辺白浜：1233kHz 100W JOVL
  • 串本：1431kHz D100W
  • 橋本：1485kHz 100W
  • 高野山：1485kHz 100W（小電力局）
  • 新宮：1557kHz 100W JOVN（和歌山放送局とは別編成）
  • 御坊：1557kHz 100W JOVM
• 放送時間日曜深夜（月曜未明）0:00～5:00メンテナンスによる休止以外原則24時間放送。ただし、12月25日（ラジソン放送日）と1月1日が月曜にあたる場合は放送休止をしない。

アナウンサー[]

男性

• 平井理弘(編成制作部長・高知放送から移籍)
• 小川孝夫（報道部副部長・防災キャスター）
• 北尾博伸（報道部主任）
• 寺門秀介（田辺支局）
• 小田川和彦

女性

• 宮上明子（編成制作部主任）
• 小川真由（2008年入社）
• 赤井由賀里
• 中川智美

元アナウンサー[]

男性

• 大前一樹（現：オリックス・バファローズシニアビジュアルプロデューサー、フリーアナウンサーとしても活躍）
• 加百正志
• 小林睦郎
• 髭白卓道
• 藤本喜八郎
• 山本安幸（新潟総合テレビへ移籍）
• 渡辺一郎（渡辺和俊）（現：オフィスキイワード所属のフリーアナウンサー）

女性

• 阿部由紀子
• 南くるみ（FMマザーシップでも活躍）
• 宮本淳子（現：静岡エフエム放送（K-MIX）アナウンサー、パーソナリティー）
• 池田香弥

関連項目[]

• 毎日新聞
• 毎日放送
• 南海電気鉄道
• 東海ラジオ放送
• 茨城放送

和歌山県内の他の放送局[]

• NHK和歌山放送局
• テレビ和歌山
• エフエム和歌山

備考[]

• 古くから地域密着の番組を続けていることで和歌山県民から高い定評を持っている。大阪府南部（特に泉南地域）にも電波が届くことから、かつては泉南地区（オークワスカイシティ泉南店）にもサテライトスタジ

オを設けていた時期があった。

• 兵庫県南部でも昼間は比較的受信しやすいが、夜間になると岐阜放送などと混信してしまうため受信はやや困難である。テンプレート:要出典
• 和歌山県内を中心にチェーン展開するス－パー「オークワ」とは密接な関係を持っている。番組内でお買い得情報などを流したり、90年代においては大型店舗が開店すると店舗内にサテライトスタジオを設け、番組を流していた。
• アナウンサーの北尾博伸はものまねがうまいことで知られる。田辺支局に所属していた頃は「南のものまねアナウンサー」と呼ばれていた。四国放送の北尾好孝（元アナウンサー、現番組ディレクター）とは兄弟。また、小田川和彦のものまねもかなり完成度が高い。
• 田辺支局のオリジナル番組「南紀応援隊〜秀介がゆく」で活躍中のラジオカーレポータ「きよちゃん」こと山下博美は、方言丸出しの型破りなトークで絶大な人気を博している。「きよちゃん」という名前の由来は、北尾が『吉本新喜劇のお笑い女優「きよちゃん」と似ているから』呼び始めた事による。
  • 地域別に単独放送を行うラジオ局は和歌山放送以外に北海道放送、STVラジオ、青森放送、ラジオ福島、アール・エフ・ラジオ日本、KBS京都、ラジオ関西、長崎放送がある。「南紀応援隊秀介が行く」は県内でも田辺という地域に的を絞った番組で聴取率はかなり高い。（以前は岐阜放送、中部日本放送、中国放送、信越放送、大分放送でも地域別に単独放送を行っていた。）
• ホームページ上に掲載されている番組表は春と秋の改編期の年2回更新される。また紙の番組表は地域的の番組の記載が全くない。
• 24時間放送を導入する以前、放送終了アナウンスに「受験生の皆さん、この後も健康に気をつけて勉強に取り組みましょう」という、大学受験生に向けたメッセージを盛り込んでいた時期があった。この当時は旺文社協賛・大学受験ラジオ講座が1日の最終番組として放送されていた（1980年代初頭においては毎日深夜0時30分からの放送で、同1時30分に当日の放送を終了していた）。
• 関西のAMラジオ局で行っている企画「Monthly A Music」には参加していない。
• 「生島ヒロシのおはよう一直線」をネットしておらず、DHCのCMネット受けもしていない（関西圏では全くネットしていないが四国放送、山陽放送、西日本放送、CBCラジオが受信出来る地域では聴取可能である）。
• 2000年には、徳川御三家のお膝元である東海ラジオ・茨城放送との共同制作で「NHK大河ドラマ葵徳川三代放送記念特別番組」を放送した。
• 民放ラジオ局で初めて、夏の高校野球 地方大会の全試合実況を行った局であり、現在、全試合実況を続けているのは唯一である。だが、2007年度は午後7時で放送を終了せず、2008年度は開会式の実況を行わなかった。

外部リンク[]

• 和歌山放送公式サイト

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