Buster Bross!!! Drama Track①

ページ名:BB文字起こし①

イケブクロ・ディビジョン Buster Bross!!! Drama Track①(you tubeより)

 

 んだよ騒がしいな…人がせっかく楽しみにしてたラノベの新刊読んでる時によぉ…

 兄ちゃん!新しいチームを組むんだって!?俺をそのチームに入れてくれよ!

 いち兄読書中にごめんなさい。新しいチーム、二郎みたいな低脳と組んだらいち兄の威光に汚泥と傷がついてしまいますよ。だから僕を是非同じチームに入れて下さい。僕ならいち兄の名前をさらに大きく出来ますよ!

 三郎てめぇ、誰が低能だ?もっかい言ってみろや

 何度でも言ってるさ。二郎、お前が低脳だ。そもそもすぐに人の胸ぐら掴んだりするあたりが低能の証左と言わざるを得ないね

 てんめぇ表出ろや!そのひん曲がった根性、いち兄の替わりに矯正してやんよ!

 はあ、やれやれ。いち兄、少々お待ちください。この低能に無駄に年だけ重ねた己の愚かさを分からせに行ってきますので

 あーうるせぇな。兄弟仲良くしろって言ってんだろうがよ。それに、お前らを同じチームに入れる気はねーよ

 え!?どうして?

 お前らが考えてるほど、ヒプノシスマイクを使ったバトルは簡単じゃねえんだよ。

 それでも…一緒に

 でも…

 はぁ…電話出るから少し静かにしてろ。もしもし、おお!久しぶりだな乱数。元気してっか?はは、相変わらずだなぁ。で?なんか俺に用があんのか?

 てめぇみてえな中坊が兄ちゃんのサポートできるわけねえだろ。兄ちゃんはお前がいるからああやって拒否してんだよ!兄ちゃんは優しいから、ガキのお前を心配して気を遣ってんだ

 はあ、低能もここまで極まると溜息しか出てこなくなるとは…いち兄は優しいから、お前みたいに出来の悪い愚弟の事を心配して断ってきてるんだよ

 じゃあな。…言ってるそばから揉めてんじゃねぇよ、お前ら。俺の話聞けって

 だって兄ちゃん…

 けどいち兄…

 てめぇら、俺の前で「だって」とか「けど」なんてカマ野郎みたいなセリフ吐いてんじゃねぇよ。

 あ…

 大体お前らは…もしもし。今日は珍しいやつから電話がかかってくる日だな…ああ、いや、なんでも無いっす。こっちの話です。久しぶりっすね寂雷さん、どうしたんすか?はい、ええ…

 お前のせいでいち兄に怒られちゃったじゃないか。僕に謝罪してもらっていいかな

 あ?なんで俺が謝らなきゃなんねぇだよ。謝るのはてめぇの方だ三郎!

 静かにしてくれないかな?いち兄電話中なんだから…ほんと馬鹿はすぐに怒鳴るから始末に負えないよ

 そこまで上等切ったんだ…ぶちのめされても文句は言えねぇよなぁ?

 はっ、三下の常套句をここまで見事に言うなんて、失笑を禁じ得ないね

 ぶっ飛ばす!

 かかってこいよ!

 (パシン!)

 うう!

 わあ!

 お前らいい加減にしろ!

 痛いよ兄ちゃん…

 いち兄、ひどいよ…

 そんなに俺とチーム組みたいのか?

 もちろん!

 なら、お前らを試してやる。

 なんでもやるよ!

 うし。今二つ依頼が入ったから、それをお前らにやってもらう

 どんな依頼なんですか?

 これだから中坊は。兄ちゃんが言うことは絶対なんだよ!聞くんじゃなくて、言われたことを素直にやってれば問題ねーよ

 黙ってろ二郎。俺を信頼してくれてるのは嬉しいが、盲目的になるんじゃねぇって何度も言わせるな

 あ、ごめんよ兄ちゃん…

 あはは!バーカバーカ!怒られてやんの

 三郎、お前もだ。兄貴は敬えって何度言えばわかるんだ

 ご、ごめんいち兄

 はぁ…。お前らにやってもらうのは、前に俺とチームを組んでた飴村乱数と神宮寺寂雷さんの依頼だ

 元TDDの!?

 ああ、そうだ。二郎にやってもらうのは、寂雷さんから依頼で、知人がストーカーに悩まされていて、そのストーカー女の居場所を突き止めてほしいってことだ。これが寂雷さんから送られてきた資料だ。これを元に取り掛かってくれ

 うん、わかったよ兄ちゃん

 頼んだぞ。三郎にやってもらいたいのは、乱数からの依頼で、夢野幻太郎という人物について調べてもらいたいそうだ。これが資料

 いち兄、任せてください。必ずご期待に応えるようにします!

 おお、頼んだぞ。この依頼を完遂出来たら、少しは同じチームにすることを考えてやるよ

 わぁ…行ってきます!

 (奴らの依頼だ、どうせやばいもんに違いない。きっと二人とも依頼を完遂できずに泣きついてくるだろう。これで諦めてくれればいいけど…)

 兄ちゃん!寂雷さんが探しているストーカー女の居場所わかったよ!

 いち兄!乱数さんが知りたがっていた夢野幻太郎の事わかったよ!

 …マジで?

 俺のが早かったよね!

 僕のが早いですよね!

 まだ一日しかたってないのに、もう終わったのか?

 うん!

 とりあえず報告を聞かせてもらおう。まずは二郎

 探していたストーカー女はなかなかヤバい奴だったよ。なんでも新宿歌舞伎町のホストを包丁で刺して、警察に追われているらしい。そのストーカー女は色々な場所を逃げ回っていて、探すのに苦労したよ。シンジュクディビジョンの外れにある安ホテルの、1010号室にいるって話

 警察に追われてる奴をよく見つけられたな

 もちろん!だって俺は兄ちゃんの弟だからね!兄ちゃんみちゃんみたいにダチは多くないけど、それでも頑張って兄ちゃんみたいに各ディビジョンにダチを作ってたんだ。で、シンジュクディビジョンにいる情報屋をやってる半グレなやつを頼って探し出した

 はは、二郎すげーな!

 えへへ

 いち兄、報告していいかな

 おお、頼む

 これが夢源太郎をまとめた資料になります

 まじかよ、一日でよくここまで詳しく調べられたな

 別にこれくらいなんてことないですよ!とあるサイトで情報収集して、最後にその裏を取るために、夢野幻太郎の関係者に直接会って情報の正確さを確認しましたので間違いないです

 一通り目を通したが、きれいに要点がまとめってあってわかりやすい

 あの…頭…ありがとうございます

 三郎、すげえな

 えへへ

 早速この情報を二人に渡してくるから、少し待っててくれ

 ま、俺の依頼の難易度の方が高かったから、俺の勝ちは決定だな

 笑える冗談だね。どう考えても僕の勝ちだろう。あの資料を見れば一目瞭然だねぇ。二郎、お前は口頭で終わらせてるが、僕は資料をちゃんと作ってまとめている。仕事ならばどちらを評価するなんて分かりきってるだろう?

 はっ、自信ない奴ほどよく喋るってのは正に今のお前のことだな。俺に負けるのが怖くてベラベラ喋ってんだよなあ?

 ぐ…はは…そこまで勘違いしているなんて逆に賞賛ものだ二郎。拍手してあげるよ

 ぐぐ…はは…三郎、中坊のくせに精一杯虚勢を張るなんてすげえじゃねえか、褒めてやんよ

 ぐう…

 お、いいじゃねぇか!お互いの健闘を讃え合って拍手してんのか!兄弟はやっぱこうじゃないとな。お前ら、知らねぇ間にだいぶ成長してたんだな。さすがは俺の弟たちだ!

 おほめの言葉光栄です。聞くまでも無いこともないことですが、僕と二郎、どちらの勝ちですか

 兄ちゃん、もちろん俺だよね!

 勝ち負け? んなもんねぇぞ

 え!?

 俺はお前たちを試させてもらうとは言ったが勝負をするなんて言ってねぇだろ

 じゃ、じゃあ…俺たちのうち、どちらかをチームにいれてくれるって話じゃ…

 ああ、そうだな…この依頼でどうこうするつもりはなかった。ただ、まぁ…

 ただ、まぁ?

 正直予想外だった。俺は二人が依頼を達成できないと思ってたからな。だが、お前たちはすげぇスピードで達成した。だから俺も、お前たちの本気には本気で応えないといけないよな。ほらよ

 えっと、兄ちゃんこのマイクは…?

 お前ら二人のスキルを、俺に見せてくれ

 わかったよいち兄!まずは僕からやらせてもらうよ!

 

+(ラップ)-

誰が 中坊だ 常に正念場 ガキと侮んな フロウは最先端
まあまあ確かに俺は三男坊 生まれたタイミングだけの話だろ
常に上の上の上の上 いち兄のバックアップは任せとけ
屁理屈じゃねえ 正論で勝負 俺がいりゃこの先もきっと大丈夫

 いいじゃねーか!三郎らしいリリックで

 わ…

 次は俺のやつを聞いてよ!兄ちゃん!

+( ラップ)-

いつでも兄貴のためならひと肌ぬぐから お呼びとあらばすぐにまた力になるから
GIVE ME A CHANCE なりたいんだ世界が認めるようなCHAMP
まだまだだってことくらいは承知 だがこっから這い上がる新たな境地 はっ
見ててくれ 1、2の3、4 俺が二郎 MIDDLE 最強の次男坊

 力強ぇフロウとキレのあるライムで驚いたぜ

 はは

 確かに、お前らのラップが一定以上のものだっつーのは理解した。だが、お前たちが思ってる以上に代表チーム同士のヒプノシスマイクを使ったバトルは優しくない。今から俺のラップをヒプノシスマイクを使ってやるから、それに耐え切ったら、俺からチームに誘わせてもらう

 はい!

+(ラップ)-

吐いた唾飲み込むな それがword スピットしな魂の叫びを
握った拳銃で何が変わるか 奪うだけそれで満足って馬鹿か
それが新時代 言葉を信じたい 鼓膜に直接訴えるこのマイク
かけるヒプノシス 未来変えるこのライムでGET THE WORLD 皆声上げろ

 ううっ!

 (流石兄ちゃん…俺たちの事を考えて力を抜いても、この威力だからな)

 (いち兄はやっぱすごいや…。けど、だからこそ僕はいち兄と並び立つ男になりたいんだ!)

 やっぱりまだ早かったか… !

 ギリギリ…戻って来たよ

 僕はいち兄と並び立つ男になるんだ…

 …はは

 こ、これで

 チームに、入れてくれる?

 いいや、だめだ

 え…

 言っただろ、耐え切ったら、俺から誘わせてもらうって

 あ…!

 二郎、三郎、どうか俺とチームを組んでくれ。そんで、世界を俺たち兄弟で変えてやろうぜ!

 よろしくお願いします!

 

シェアボタン: このページをSNSに投稿するのに便利です。

コメント

返信元返信をやめる

※ 悪質なユーザーの書き込みは制限します。

最新を表示する

NG表示方式

NGID一覧