クリルカムチャツカ連合共和国

ページ名:あ
クリル・カムチャツカ連合共和国は、東アジアに位置し、千島列島(クリル列島)およびカムチャツカ半島南部(北緯51度以南)を統治する国家。首都は大都(ロシア語:Большой Столица)。極東社会主義統一労働者党によるヘゲモニー政党制が敷かれている。 >歴史 人類が居住し始めた時期には諸説あり、学説は混迷を窮める。この節では確かな事実が判明している江戸時代以後の千島について述べる。 1615年ごろの松前家の記録に既に蝦夷の極東の島民=アイヌについての記述が見られるため、この頃には既に日本によって千島が「発見」されていたと考えられる。 1711年には中部・シュムシュ島にロシア帝国民が降り立っているため、ロシア帝国は18世紀にはカムチャツカから南が勢力圏に入っていた。 1785年に江戸幕府から最上徳内を中心とする調査団が派遣され、この頃から日本は千島列島を自国領としてみなすようになる。 1800年に幕府の役人・近藤重蔵が択捉島に「大日本恵登呂府」と書かれた票を立てたが、日本とロシア帝国の明確な国境が存在しなかったためその後も日露両国の国境紛争は続いた。 1855年にようやく下田で「日魯通好条約」が結ばれ、択捉島以南を日本領、ウルップ島以北をロシア領とすることが決まった。 江戸幕府が明治政府となってまだ時間も立たぬ1875年「樺太・千島交換条約」が結ばれ、サハリンはロシア領、千島は日本領とされた。(その後、日露戦争後のポーツマス条約によって日本はロシアから北緯50度以南のサハリン島南部を譲り受けた) 1917年のロシア革命で皇帝が退位、1922年にソビエト連邦が成立して社会主義国となっていたロシアと日本との間に、第2次世界大戦の拡大を見越して1941年「日ソ中立条約」が結ばれ、当面の間の不可侵が決まった。 第2次世界大戦中の 1945年2月、連合国の間で日ソ中立条約の破棄をソビエト連邦に求めた「ヤルタ協定」が交わされ、日ソ中立条約の遵守は絶望的なものとなった。 そして同年の8月に赤軍が樺太・千島へ進軍し、千島列島は事実上のソビエト領となった。(千島列島の放棄を日本に求め、日本が受諾したポツダム宣言において、「千島列島」の範囲が明言されていないため、歯舞群島から占守島までは国際法上帰属未定地であった) 1956年に歯舞群島・色丹島を日ソ間の平和条約締結後に日本へ引き渡すことを明記した「日ソ共同宣言」が採択され、日ソ国交は正常化された。 またこの年フルシチョフによってソ連共産党大会で内密の「スターリン批判」がなされた。その後、ソビエト連邦はスターリンによる秘密主義国家から、情報公開を積極的に行う「開かれた国家」へ転換されたことをアピールするようになった。 各国の共産党はソ連共産党を模範としていたため、大規模な軌道修正を迫られることとなった。一方北朝鮮の執権政党・朝鮮労働党や中国の執権政党・中国共産党はスターリン主義の固持を決め、党内・さらには国内の反スターリン主義者を炙り出し、&bold(){「粛清」と称して政治犯として収容所送致、または残虐な方法で処刑した。} その後、米ソ間の冷戦と両国陣営の国家間での代理戦争が勃発してソビエト連邦はアフガニスタン侵攻に代表される過剰な軍拡を行い、経済を軽視したため急速に国家財政が疲弊・凋落していった。 1990年には、ソビエト連邦はほぼ破綻していた。 1991年の春、ソ連共産党の解党の危機を感じたソ連共産党幹部らはカムチャツカ・千島列島へ逃亡し、「極東連合軍」を組織、イルクーツクやチタ、ハバロフスクなどのソビエト連邦軍(1946年に赤軍から改称)拠点の協力を得ることに成功し、7月23日に独立国家「クリル・カムチャツカ連合共和国」を建国する。初代指導者はソ連共産党副書記長のウラジーミル・イワシコ。 これに対してソビエト連邦指導部(エリツィンが率いている)は激昂し、対応策を探るが、ソ連共産党最強硬派によるモスクワでの8月クーデターの対応で精一杯であり、またソ連共産党副書記長が指導者の勢力に対して強い態度を取ることもできず、カムチャツカ半島のうち北緯51度以南と歯舞群島から占守島までをクリル・カムチャツカ連合共和国の領土として承認する案がエリツィンによって認められた。 これによってクリル・カムチャツカ連合共和国は完全な独立国となった。

シェアボタン: このページをSNSに投稿するのに便利です。


最近更新されたページ

クリルカムチャツカ連合共和国

クリル・カムチャツカ連合共和国は、東アジアに位置し、千島列島(クリル列島)およびカムチャツカ半島南部(北緯51度以南)を統治する国家。首都は大都(ロシア語:Большой Столица)。極東社会主...

基本ページ

wiki3へようこそウィキはみんなで気軽にホームページ編集できるツールです。ヘッドメニューの【編集】> 【このページを編集する】をクリックすると編集できます。管理者ログインは右上の【ログイン】を...

右メニュー

右メニューサンプル右メニューはヘッダーメニューの【編集】>【右メニューを編集する】をクリックすると編集できます。 ご自由に編集してください。 ここを編集する...

ページの編集の仕方はこちら

まずは最初に発信したい文章を自由に入力して保存ボタンを押してみましょう。これで即ページ上に情報発信が可能です。簡単ですね。ちなみに改行したい時は「Shift+Enter(return)」、段落を変える...

雑談質問相談掲示板

はじめにここは、雑談・質問・相談など何でも話題にする掲示板です。掲示板についてお知らせ特にありません。禁止事項 掲示板の趣旨と関係ない書き込み 誹謗・中傷含む書き込み 他サイトやアプリの宣伝 招待UR...