ボート・ブラインドの作り方

アヒルなどの水鳥を猟で捕獲する場合、水鳥はあなたのボートを見て、あなたの近くを飛ばないようにするかもしれません。ボートブラインドは、ボートを隠し、鳥に気づかれずに近づくことを容易にします。ボートブラインドは、しっかりとしたPVCフレームか、使わないときは折りたためる金属製のシザーフレームがあります。どちらのフレームを作るにしても、カモフラージュを施し、水上では見えないようにしましょう！

作り方1

PVCフレームを組み立てる

1. ボートの内側の長さと幅を測ります。ボートの内側、モーター付近の幅をメジャーで測ります。幅を測ったら、メジャーが収縮してボートの前方に移動しないように固定します。ボディの幅が狭くなり始めたところをボートの上で探します。ボートの後部、モーターのすぐ前から、幅が狭くなる場所までの長さを測ります。

   • ボートの外側の端からは測らないでください。
2. ボートの内側の長さに合わせて塩ビパイプを2本切る。長さが決まったら、その寸法を直径2インチ（5.1cm）の塩ビパイプに転写する。弓のこを使って、印をつけたところでパイプを切り、切り口ができるだけまっすぐになるようにする。1本目の塩ビパイプを切り取ったら、もう1本同じ大きさのパイプを切り、フレーム用のサイドピースを2本用意する。

   • PVCパイプは、お近くのホームセンターで購入できます。必要であれば、従業員がパイプの長さをカットしてくれるかもしれない。
3. 塩ビパイプの長さを3等分します。長さを測った値を3で割って、それぞれの部分の長さを求めます。塩ビパイプに新しい寸法をマークし、弓のこで切り開く。サイドピースを小さくカットすることで、T字コネクションを使ってフレームにサイドサポートを追加することができ、ブラインドがより頑丈になります。

   • 例えば、ボートの内寸が9フィート（2.7m）の場合、カットするパイプはそれぞれ3フィート（0.91m）になります。
   • もし必要であれば、最初に長い部分を切り出すのではなく、3つの部分をすぐにサイズに合わせてカットすることもできます。
4. T字型コネクターを使って接着する。パイプの2つの部分を、PVC Tコネクションの横の穴にはめ込み、上の穴が上を向くようにする。もう1本のT字型コネクションを、上の穴が上を向くように端に付け、3番目の部分を横穴に入れ、長い横パイプを作る。すべてがはまったら、各パイプの端にPVCセメントを塗り、Tコネクションに押し込んで固定する。パイプの他の部分でもこの作業を繰り返す。

   • PVCセメントは、お近くの金物店で購入できます。
   • T字型コネクションには、側面に2つ、上部に1つの穴が開いているので、複数のパイプをつなげることができる。
   • 接着剤で固定する必要はありませんが、使用中にフレームがばらばらになる危険性を減らすことができます。
5. 塩ビパイプを電線管クランプでボートの側面に取り付ける。パイプのサイズに合った電線管クランプを用意し、ボートにしっかり固定する。パイプの長さを、ボートの上端から約15cmのところでボートの内側に当てます。パイプの長さを2フィート（61cm）ごとに測り、ボートに印を付け、クランプを取り付ける位置がわかるようにします。電動ドライバーでクランプをねじ込み、ボートに固定する。

   • 電線管クランプは、パイプが動かないように固定する丸い金属片で、近くの金物店で購入できる。
   • また、ボートの側面に取り付けるよりも簡単な場合は、ボートの座席に導管クランプをねじ込むことができます。
   • グラスファイバーに穴をあける場合は、穴をあける部分を画家用テープで覆ってから穴をあけると、誤ってボートにひびが入ったり傷つけたりすることがありません。

   ヒント水漏れの原因になるので、クランプをボートのボディの低い位置に取り付けすぎないこと。必ず上端から15cm以内に取り付けてください。
6. 2フィート（61cm）の垂直パイプをTコネクションに追加する。2フィート（61cm）の長さになるように、6本のPVCパイプを弓のこでカットする。各パイプの端をT字コネクションの上部の穴に押し込み、ボートの壁に垂直に立てかける。各パイプの高さが同じであることを確認する。パイプの端にPVCセメントを塗る前に、どこまで押し込めばいいかがわかるように、各パイプに印をつける。

   • ブラインドのカバー範囲を広げたい場合は、パイプを長めにカットしてもよい。
7. 垂直パイプの上端と上端の間に、水平の塩ビ支柱を入れます。縦パイプの上に4方パイプコネクションを取り付け、2つの穴がボートの長さ方向に、1つの穴が反対側に向くようにします。ボートの内幅を測った寸法を使い、フレームの各側面の間に収まるようにパイプを3分割する。各パイプの端を、ボートの幅に沿うように、垂直サポート上部の4方向接続部に押し込む。

   • 使わないときにフレームを簡単に分解できなくなるので、横の支柱は接着剤で固定しないでください。
   • フレームを分解したくなったら、水平の接続部分を外してパイプをボートの中に折り込んでください。使用しないときは、パイプを回転させてブラインドを折りたたむことができます。
8. フレームにトップレールを取り付けます。トップレールは、フレームのボトムピースと同じサイズのピースを使います。先ほどの長さを測り、塩ビパイプの新しい部分を6本、4方向接続部の間に合うように弓のこで切り出します。新しいパイプを4ウェイ接続部に押し込み、ボートの長さに合わせてフレームを支えます。

方法2

ハサミ型フレームを作る

1. ボートの4隅にU字型の金属製ブラケットをねじ止めする。U字型の取り付け金具は、少なくとも幅3⁄4インチ（1.9cm）以上のものを用意します。最初のブラケットをボートの後部にあるモーターの近くのフレームの上に置き、ネジを通して固定する。2つ目のブラケットをボートの反対側に置きます。最後の2つのブラケットは、ボートが狭くなる手前の前部に置き、後ろのブラケットと平行になるようにネジ止めする。

   • ブラケットをボートのシートやプラットフォームに取り付けることもできます。
   • グラスファイバーに穴を開ける場合は、ボートにひびが入ったり傷つけたりしないように、最初にその部分をペインターテープで覆ってください。
2. ボートの内側幅に合うように、金属コンジットを4本切る。ブラケットの中心からボートの反対側の内側端までの距離を測ります。1/2インチ（1.3cm）の金属製電線管を使用し、どこに切り込みを入れるかわかるように長さに印をつける。パイプカッターを目印の電線管に固定し、完全に回転させます。きれいに切れるまでパイプカッターを回し続け、同じ長さのものが4本できるまで続ける。

   • 金属パイプは、近くのホームセンターや金物店で購入できる。
3. それぞれの導管の端と中央に穴を開ける。金属を貫通させるためのビットが付いたドリルを使用する。それぞれの電線管の端から1インチ（2.5cm）の距離を測り、反対側を完全に貫通する穴を開けます。次に、それぞれの導管の中間点を見つけ、パイプにもうひとつ穴を開ける。それぞれの穴はパイプの同じ側から開ける。

   • 穴を開けている間、パイプを曲げたり傷つけたりしないように注意してください。
4. 電線管をブラケットにナットとボルトで取り付ける。ドリルで穴を開けたコンジットの端を、ボートのブラケットの中心に来るように置きます。ブラケットとコンジットの穴に3.8cmの六角ボルトを通し、反対側にナットをねじ込む。ブラケット内でコンジットを上下に動かしてテストし、スムーズに動くことを確認します。残りのコンジットを他のブラケットに取り付けます。

   • 導管が簡単に動かない場合は、ナットとボルトを緩めて自由に回転できるようにしてみてください。
5. 90度のアングル・ピースを、スクリュー・カップリングで各コンジット上部に取り付ける。直径が同じ90度のコンジット4本を用意する。スクリュー・カップリングをコンジットの端に取り付け、90度のアングルを反対側にはめ込む。角度をつけた部分をボートの長さ方向に向け、同じ側のもう片方のブラケットに向けます。カップリングのネジを締めて、ピースを固定します。他のコンジットも同じ作業を繰り返す。

   • スクリューカップリングは、お近くの金物店かオンラインで購入できます。

   ヒント：曲げ工具があれば、まっすぐな電線管を90度の角度に曲げることもできる。
   
6. 角度をつけた部分の間に、電線管の水平部分を固定する。角度をつけた電線管の端と端の間の長さを測り、その間に収まるようにまっすぐな電線管をさらに2本切る。スクリューカップリングをアングルピースの端に押し付け、ストレート導管を反対側に押し付けます。ネジを締めて水平部分を固定します。
7. ワイヤーロックピンを導管の中央の穴に通して固定します。フレームの両端を持ち上げて交差させ、X字型にします。電線管の中心の穴を合わせ、ロックピンを通す。ロックピンの端を固定し、フレームが倒れないようにします。フレームを解体する準備ができたら、ロックピンを引き抜いて倒します。

   • ロックピンは、お近くのホームセンターやオンラインで購入できます。

方法3

フレームにカモフラージュを加える

1. フレームをマットな茶色か緑色に塗ります。外用スプレー塗料を使い、フレームを作った素材に合わせます。必ずマットブラウンかダークグリーンを使い、他のカモフラージュと調和するようにする。スプレー塗料をフレームから15センチほど離し、薄く一気に塗る。最初に塗ったら、15分ほど待ってからもう一度塗る。

   • ボートに誤って塗料が付かないように、プラスチックや段ボールで覆っておく。
   • フレームに塗料を塗りたくない場合は塗らなくても構いませんが、見えにくくなります。
2. 迷彩ネットをボートの側面に合うようにカットする。フレームの上からボートの底までの長さをメジャーで測ります。カッターナイフで、ボートの側面と同じ長さか、少し長めに迷彩ネットを切り抜く。ネットの長さは、ボートの側面全体をカバーするのに十分な長さにして、完全にカモフラージュされるようにします。

   • 迷彩柄のネットは狩猟用品店やアウトドアショップで購入できる。
   • 迷彩ネットはフレームに貼りやすいように小さくカットすることもできますが、両側で1～2インチ（2.5～5.1cm）ほど余らせ、ピースが重なるようにしましょう。

   バリエーション：カモフラージュ・ネットがない場合は、プラスチック製のセーフティ・フェンスをスプレーで茶色や緑に塗ると、より馴染みやすくなります。元のフェンスの色が透けないように注意。
3. フレームにジップタイでネットを吊るす。フレーム上部のバーから3～4インチ（7.6～10.2cm）出るようにネットを持ち、ジップタイをネットに通します。ジップタイをフレームに強く引っ張り、ネットを固定します。ネットがほどけないように、フレームの上端に沿って15cmごとにジッパータイを取り付けます。ボートを完全にカモフラージュするために、ボートの周りを囲むように作業する。

   • ボートの前後に2フィート（61cm）の小さな窓を残し、航行しやすいようにしておく。
4. さらにカモフラージュしたい場合は、ネットの上にブラインドグラスを貼り付けます。ブラインドグラスは水上の自然の植物を模したもので、ボートをより隠すことができます。ネットの外側にブラインドグラスを敷き、6～12インチ（15～30cm）ごとにジップタイで固定します。ブラインドグラスの底がボートの上と下からはみ出るようにすると、ボートをうまく隠すことができます。

   • ブラインドグラスは、ネットや狩猟専門店で購入できます。
   • また、枯れ葉やその辺に生えている植物の枝を利用することもできます。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開されている「 How to Build a Boat Blind 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。