カーボルト・アンプ・ゲージの取り付け方

ボルトゲージは、あなたの車のバッテリーが提供する電力量を示し、アンプ読み取りは、バッテリーがシステムを充電するのに十分な電流を得るかどうかを教えてくれます。これらのゲージはダッシュボードに含まれていないかもしれませんが、いくつかのワイヤーとツールがあれば、いつでも自分でゲージを追加することができます。まず、車のファイヤーウォールに穴を開け、車内からボンネットの下にワイヤーを出せるようにします。アンプゲージを車のバッテリーとオルタネーターに接続し、システムの充電状態を確認できるようにします。次にボルトゲージをバッテリーとアースに接続し、電圧を簡単に測定できるようにします。

方法1

ワイヤーを送る

1. ダッシュボードの上にあるメーターポッドにメーターを取り付けます。通常、ダッシュボードのメインパネルには追加メーターを取り付けるスペースがないため、ダッシュボードの上に置く独立型マウントであるメーターポッドを使用する方が簡単です。メーターポッドの穴にメーターを合わせ、押し込んで固定します。メーターポッドは、ダッシュボードの上など、表示を確認しやすい場所に置いてください。

   • ゲージポッドは、オンラインまたは自動車用品店で購入できます。
   • ボルトゲージとアンプゲージは通常、別の装置です。
   • また、Aピラー（フロントガラスのサイドから運転席側のドアに向かって伸びているパネル）に取り付けるタイプのメーターポッドもあります。
2. 車両のファイアウォールの穴とグロメットを探し、そこにワイヤーを通します。車のファイアウォールは、エンジンと車内の間にバリアを作る金属パネルです。運転席の足元、または運転席側のボンネットの下を見て、コードやワイヤーが通っている丸いゴム製のグロメットがあるかどうかを確認します。グロメットのリングを押し下げ、内部にワイヤーを通すスペースがあるかどうかを確認します。もしあれば、その穴を使うことができます。ない場合は、近くに別の穴とグロメットがないか探してください。

   • 車の下にあるどの穴も使えない場合は、プロのメカニックに連絡し、ファイアウォールに穴を開けてもらいましょう。
3. グロメットの外輪にワイヤー挿入工具を突き刺す。ワイヤー挿入工具は、柄の真ん中に穴が開いている中空のドライバーのような形をしています。車のボンネットを開けてワイヤーが入る場所を確認し、グロメットの開いている場所に挿入工具の先を置きます。グロメットに穴を開け、車内から飛び出すように、挿入工具を強く押します。

   • ワイヤー挿入工具は、お近くの金物店で購入できます。
   • 挿入工具の先端は鋭利なので、グロメット内のワイヤーを突いたり傷つけたりしないように注意してください。
4. 赤2本、黒1本、緑1本の10ゲージワイヤーをツールに通します。ワイヤーを約15～20フィート（4.6～6.1m）の長さにカットし、車内で取り回しができるようにします。挿入工具のハンドルの端にある穴にワイヤーを入れ、完全に押し通す。車内に入ってワイヤーの端を引っ張り、6～7フィート（1.8～2.1m）の作業スペースを確保します。

   • アンプゲージに接続する場合は、赤線1本と黒線1本を使用し、どちらも電流を流します。
   • ボルトゲージには、赤のホットワイヤー1本と緑のアースワイヤー1本を使用します。
   • 作業中は車内でワイヤーを緩めておき、取り付けが完了する前に断線したり破損したりしないようにしてください。

   警告オーバーヒートして火災の危険があるため、12ゲージより細いワイヤーは使用しないでください。
5. 挿入工具をグロメットから引き抜き、ワイヤーが所定の位置に留まるようにします。挿入工具のハンドルを軽く引っ張り、グロメットから端を外します。利き手ではない方の手でワイヤーを固定し、工具を後方に引いて、ワイヤーが真ん中を通るようにします。工具を完全に取り外す際、ワイヤーを切ったり傷つけたりしないように注意してください。

   • 一度にすべてのワイヤーをツールに通すことができなかった場合は、グロメットに別の穴を開け、他のワイヤーを新しい穴に通します。
6. 車内のワイヤーの端にリング端子を取り付けます。リング端子には円形のポートがあるため、ワイヤーをボルトや端子の上に簡単にスライドさせることができます。各ワイヤーの内側端から1/2インチ（1.3 cm）の絶縁体を取り除きます。10ゲージのリング端子をワイヤーの端にスライドさせ、絶縁されていない部分をカバーします。リング端子の被膜の中央をワイヤークリンパーでつかみ、持ち手をぎゅっと握って接続する。

   • リング端子はお近くの金物店で購入できます。
   • リング端子を使わずにゲージを取り付けようとすると、接続が不安定になるので注意すること。

方法2

アンプゲージの配線

1. 車のバッテリーからマイナス端子を外します。バッテリーは通常、運転席側の車両前方付近にあります。バッテリーの端子の横に黒いカバーかマイナスの記号（-）が付いている端子を探します。絶縁レンチを使って、ワイヤーを端子に固定しているナットを、ワイヤーを簡単に引き抜けるまで緩めます。作業中はワイヤーを脇に置いて、他のものに触れないようにします。

   • バッテリーからプラス端子を外す必要はありません。

   警告：バッテリーのプラスとマイナスのリード線を一緒に触れないでください。バッテリーが放電し、感電や感電の恐れがあります。
2. 赤線1本と黒線1本をそれぞれゲージのS端子とI端子に固定します。車内のアンプゲージの背面または底面を見て、SとIのラベルが貼られた端子を探します。赤いワイヤーでS端子をリングに通し、ナットをねじ戻します。黒いワイヤーも同じようにゲージのI端子に取り付ける。

   • ゲージに接続するワイヤーはどちらも電流を流すので、どちらのポートにどちらのワイヤーを接続するかはそれほど重要ではない。
   • もう1本の赤いワイヤーと緑のワイヤーは、ボルトゲージの接続に使うので、今はそのままにしておきます。
3. インラインヒューズをエンジンルーム内のワイヤーの両端にバットコネクターで取り付けます。インラインヒューズはワイヤーに内蔵されており、ショートを防ぎ、ワイヤーが熱くなりすぎないように保護する。ワイヤーと各インラインヒューズの端から、最後の1/2インチ（1.3 cm）の絶縁体を剥がします。赤いワイヤーの端と30アンペアのインライン・ヒューズの端を、小さなチューブのようなバット・コネクターの反対側の端に差し込み、真ん中で圧着します。黒いワイヤーと2本目のインラインヒューズでこの作業を繰り返す。

   • 火災の危険があるので、インライン・ヒューズのないワイヤーは使用しないでください。
   • ヒューズが少なくとも30アンペアに対応できることを確認してください。
   • わからない場合は、車の外側からワイヤーを軽く引っ張って、どれがゲージに接続されているか確認してください。
4. 赤いワイヤーをオルタネーターのプラス出力に接続します。オルタネーターは銀色の樽型の装置で、内部にファンがあり、エンジンの前面または側面に取り付けられています。オルタネーターの裏側にあるプラス（+）と書かれたボルトを見つけ、そこにねじ込まれているナットを緩めます。赤いワイヤーに付いているインラインヒューズのリングターミナルをボルトの上に導き、下にスライドさせます。ナットを締め直し、ワイヤーがオルタネーターにしっかりと接続されるようにします。

   • オルタネーターによってはエンジンの下部にあり、手が届きにくい場合があります。オルタネーターに手が届かない場合は、整備工場に車を持ち込んで手伝ってもらいましょう。
5. 黒いワイヤーを車のバッテリーのプラス端子に接続します。バッテリーのプラス端子を見て、車のヒューズボックスに向かっている細いワイヤーを探します。小さい方のワイヤーをバッテリーに固定している端子のナットを緩め、引き抜きます。ナットを締め直す前に、黒いワイヤーに付いているインラインヒューズのリング端子を、細いワイヤーが付いているボルトの上にスライドさせます。

   • マイナス端子が付いたままでは、車のバッテリーを修理しないでください。
6. ヘッドライトだけを点灯させたときにメーターがマイナスになることを確認します。バッテリーのマイナス端子を再び接続し、ナットをしっかりと締めます。イグニッションのキーを回さずに、車のヘッドライトを手動で点灯させます。メーターがマイナス側に下がっているか確認します。これは、ライトがバッテリーから電力を得ていることを意味します。ライトをオフにして、ゲージが0に戻るかどうかを確認します。

   • ライトを点灯してもゲージが下がらない場合は、バッテリーをもう一度外し、ワイヤーが正しく接続されているか確認してください。
   • エンジンを始動すると、メーターがプラスの範囲に急上昇するはずです。

方法3

ボルトゲージの接続

1. 車のバッテリーからマイナス端子を外します。バッテリーのマイナス端子を固定しているナットを絶縁レンチで緩め、ワイヤーを動かせるようにします。バッテリーからワイヤーを外し、車内の他のワイヤーに触れないように脇に置きます。感電しないよう、取り付け中はマイナス端子を外したままにしておきます。

   • バッテリーからプラス端子を外す必要はありません。
2. 赤と緑のワイヤーをプラスとマイナスのゲージ端子に固定します。電圧計の背面または側面にある端子からナットを取り外します。残りの赤線を取り、リング端子を電圧計のプラス側にスライドさせます。アース線として使用するため、緑色のワイヤーを電圧計のマイナス端子に取り付けます。ナットを締め直し、ゲージの裏側にワイヤーをしっかりと固定します。
3. エンジンルーム内のワイヤーの端にリングターミナルを取り付けます。車外の赤と緑のワイヤーの端を、ワイヤーストリッパーで1.3cmほど剥きます。10ゲージのリング端子をワイヤーの端にスライドさせ、絶縁されていない部分を覆うようにする。リング端子の真ん中をクリンパーで挟み、持ち手をぎゅっと握る。ボルトに簡単に取り付けられるように、もう片方のワイヤーでもこの作業を繰り返す。

   • サイズの異なるワイヤーにはリング端子を使わないこと。

   バリエーション：完全なリングではなく、2つの突起があるスペード型端子を使うこともできる。そうすれば、ボルトを取り付けるときにナットを完全に外すのではなく、緩んだナットの下にスライドさせることができる。
4. 赤いワイヤーを車のバッテリーのプラス端子に接続する。バッテリーのプラス端子には、アンプゲージに使ったのと同じボルトを使います。レンチでナットを緩め、ボルトから完全に外します。赤線用のリングターミナルをボルトにスライドさせ、ナットを再び固定し、バッテリーとしっかり接続させます。

   • ワイヤーには少したるみを持たせておくと、車内で切れたり折れたりしにくくなります。
5. 緑色のワイヤーを車体フレームのむき出しのボルトに固定する。ボンネットの下、外側の縁に沿って、塗装されていないナットとボルトを探してください。レンチでナットを緩め、ボルトから完全に外します。グリーンワイヤーのリング端子をボルトに取り付け、金属に押し付けます。ワイヤーが動いたり滑ったりしないよう、できる限りナットを締める。

   • ボンネットの下に何もないボルトが見つからない場合は、ボルトに取り付けられていたものをしっかり持ってワイヤーを緩めるようにしてください。
   • アース線をバッテリーのマイナス端子や他の配線に接続しないでください。ショートする恐れがあります。
   • アース線を塗装したボルトに接続すると、ボルトゲージが動作しなくなります。
6. 走行中に電圧計が12～14Vを指していることを確認してください。マイナス端子をバッテリーに戻し、固定していたナットを締めます。イグニッションのキーを回してエンジンを始動させます。電圧計の表示が12～14Vの間を指しているか確認します。複数のライトや冷暖房システムをオンにしてみて、電圧計が12を下回るか確認します。ゲージのチェックが終わったら、車のエンジンを切ってください。

   • ゲージの読みが変わらない場合は、バッテリーを外し、配線が正しく取り付けられているか確認します。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開された「 How to Install a Car Volt Amp Gauge 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。