ボートの塗装方法

ボートを何年も水に浸けていると、ひび割れや色あせが目立つようになる。ボートの塗装には、船体の準備から塗料の購入まで多くの時間と労力がかかるが、簡単な道具と午後の空き時間があれば誰でもできる。

方法1

ボートの準備

1. 汚れや砂、海洋生物や海藻など、ボートの表面に付着しているものをすべて取り除く必要がある。一般的には、海から上がったボートの表面を掃除するのが一番簡単だ。高圧ホース、スクレーパー、ボロ布を使い、ボートをピカピカにする。
2. ボートから金具を外す。アルミ窓のサイディングに至るまで、できるだけ外しておきたい。金具と塗装の間にシワが入り、その隙間から水が浸入して塗装をダメにしてしまう可能性がある。

   • 外せないものは、画家用のテープで覆ってきれいに保護する。
3. 溶剤を使ってボートからワックス状のコーティングを取り除く。ボートに油っぽいワックス状の仕上げが感じられる場合は、塗装の前に取り除く必要がある。ざらざらしたスポンジとAwl-Prepのようなボート用溶剤を使って、ワックス状の仕上げをこすり落とす。

   • 塗膜が残っているかどうかは、表面を指でなぞってみて、ロウソクやワックスを塗ったばかりの車のような感触があるかどうかで判断できる。
   • 塗料はこのワックス状の表面には付着しないので、すべて取り除く必要がある。
4. ボートの表面に必要な補修をする。塗装を始める前に、穴やひび割れ、腐食を埋めておく。

   • ハードウェアやボート店の海洋塗料の近くにある海洋グレードのエポキシで穴を埋めることを確認してください。
5. 80番のサンドペーパーとランダムオービットサンダーまたはフィニッシングサンダーを使い、ボートの表面全体にサンドペーパーをかける。こうすることで、塗料が「グリップ」する面ができ、均一な塗膜を作ることができる。疑問がある場合は、古い塗料をすべてやすりで取り除く。サンディングの際には、いくつかの重要な注意点があります：

   • 旧塗膜が剥がれていたり、傷んでいる場合は、剥がし、完全にやすりで削り取る必要があります。
   • 旧塗膜が剥がれていたり、傷んでいたりする場合は、剥がして完全にサンディングする必要があります。旧塗膜が、塗る予定の塗膜と異なるタイプ（非ビニールとビニール）である場合は、完全に取り除いてください。
   • ボートにベルトサンダーを使わない
   • 警告：サンディングの際は、呼吸器と目の保護具を着用すること。

方法2

ボートを塗装する

1. 塗装は乾燥した涼しい日に行うのが効果的です。過度の暑さ、湿気、風で塗装が台無しになるのは避けたいものです。可能であれば、気温60～80°F（16～27℃）、湿度60％前後の日に塗装しましょう。

   • 可能であれば、屋根のある場所で塗装しましょう。
2. ボートに合った塗料を選びましょう。ボート用の塗料は、ゲルコートやシンプルなエナメルから、複雑な2段階混合塗料まで、さまざまなものが販売されています。自分でボートを塗装する場合、一番「お得」なのは間違いなく1ステップのポリウレタン塗料です。

   • 2ステップのポリウレタン塗料は長持ちしますが、正確な混合と塗布のテクニックが必要です。
   • 高価な高級品を除き、ほとんどのゲルコートは1～2年で色あせてしまいます。
3. プライマーを1-2回塗る。下塗り材が塗料に適合していることを、両方の缶のラベルを読んで確認してください。プライマーは塗料とボートの接着を助け、ひび割れや泡立ちを防ぎます。

   • 下塗りが乾いたら、軽くやすりをかけ（300番の紙やすり）、もう一度下塗りをします。
4. ローラーとブラシを使ってボートを塗る。ローラーで船底から上へと手早く塗っていく。作業の大部分をローラーで行い、その後ブラシで細かい部分を塗る。
5. 塗料が乾いたら軽くやすりをかける。これには1時間から1日かかる。300番のサンドペーパーを使い、ペンキを軽くサンディングする。これで、シミや問題点、ペンキの気泡を取り除きます。
6. さらにペンキを2-3回塗ります。塗料が乾いたら、軽くやすりをかけます。この作業には時間がかかりますが、2～3回きれいに塗り重ねることで、ボートが色あせたり、ひび割れたりすることがなくなります。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開されている「 How to Paint a Boat 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。