車の接着剤の落とし方

接着剤、ダクトテープ、ステッカーなど、どれも車にベタベタと残り、目障りなものだ。どこであろうと、糊は見苦しい厄介者なのだ。幸いなことに、一般的な家庭用品を使えば、糊を落とすのはとても簡単だ。車体にはドライヤーとスクレーパー、内装には食器用洗剤、窓にはカミソリの刃を使ってみてください。

方法1

カミソリでガラスから接着剤を落とす

1. 濡れた布を使い、のりを染み込ませる。多くの種類ののりは、ぬるま湯に30分ほど浸しておくとゆるくなる。接着剤が窓ガラスに付着している場合は、濡れ布巾を接着剤に当てて浸す必要があるかもしれない。
2. カミソリの刃を45度の角度で糊に滑らせる。カミソリの刃はペンキには使わない方が良いが、ガラスから糊をこすり取るには効果的に使えることが多い。刃を接着剤から1インチ（2.5cm）ほど窓ガラスに押し付け、何度もスライドさせて接着剤をはがす。刃を直接ガラスに押し付けると、ガラスに傷がついてしまうので、45度の角度を保つように注意する。

   • 糊の固まりを拭き取りながら削り取る。
   • カミソリの刃を使うだけで、接着剤をすべて取り除くことができるかもしれない。
3. カミソリで取りきれない場合は、接着剤除去剤を使う。ほとんどの糊が取れても、まだ糊残りや薄い糊の層が残っている場合があります。これを取り除く最良の方法は、スプレーして拭き取る市販の接着剤除去剤を使うことです。

   • 接着剤除去剤は、ほとんどの金物店や多くの食料品店で購入することができます。
   • ボトルに記載されている指示に従ってください。
4. 接着剤除去剤を持っていない場合は、マニキュアリムーバーを使用してください。困ったときには、マニキュアの除光液に含まれるアセトンが、窓の接着剤を分解する効果的な方法となります。ただし、ワックスも落としてしまうので、車の塗装につかないように注意してください。

   • アセトン除光液を布につけ、その布で窓に塗る。
   • 糊が落ちるまで布でこする。
5. ガラスにガラスクリーナーをスプレーし、残留物を取り除く。糊を分解する薬剤を使ったかどうかにかかわらず、窓ガラスを洗って、最後に残った糊やゴミを取り除きます。

   • ガラスクリーナーをスプレーし、ペーパータオルやきれいな雑巾で拭き取ります。
   • クリーナーは円を描くように拭き取ってください。

方法2

ドライヤーとスクレーパーでペンキの糊を落とす

1. その部分を石鹸と水で洗います。接着剤を剥がすときに、車の塗装に汚れやゴミをこすりつけないようにすることが重要なので、始める前に接着剤の周辺をきれいにしておく必要がある。

   • ボウルにぬるま湯を入れ、キャップ1杯の洗車用せっけんを混ぜて使う。
   • 洗い終わったら、きれいな水でしっかりと洗い流してください。
   • タオルで拭くと早く乾きます。
2. グルー（接着剤）をドライヤーで温める。削る前にグルー（接着剤）を温めておくと、柔らかく作業しやすくなります。ドライヤーを一番熱い設定にし、グルーが柔らかく粘着性が出るまで、グルーの上を前後に動かします。

   • 接着剤やドライヤーの種類によっては、数分かかることもある。
   • ドライヤーの代わりにヒートガンを使ってもよい。その場合は特に注意すること。熱しすぎると、塗装のクリアコートを曇らせてしまう可能性があるからだ。
3. カードやスクレーパーで接着剤をこすり落とす。接着剤が温まったら、クレジットカードかプラスチックのスクレーパーを接着剤から1インチ（2.5cm）ほど離して車の上に置く。カードやスクレーパーを45度の角度に保ち、接着剤に何度も滑らせて浮き上がらせる。塗装面にはカミソリの刃を使わないこと。

   • 塗装面に注意しながら削ってください。軽い傷がつき始めたら、それは汚れやゴミが原因です。そのような場合は、傷を増やさないように、その部分を洗って、もう一度作業をやり直してください。
4. 必要に応じて接着剤を温め直す。剥がす接着剤の量が多かったり、寒冷地で作業していたりすると、剥がし終わる前に接着剤が再び固まってしまうことがあります。ドライヤーを手元に置いておき、接着剤が固まり始めたら温め直してください。

   • 接着剤をすべて取り除くまで、削り続け、再加熱する。
   • 糊を削り取る際に、雑巾やペーパータオルで糊のかけらを拭き取る必要があるかもしれない。
5. 削った部分を洗い、ワックスを塗る。糊がワックスや車の塗装のクリアコートの一部まで落としている可能性が高い。まず、その部分を洗車用石鹸と水で洗い、乾かしてから付属のアプリケーターでワックスを塗ります。

   • ワックスが完全に乾いたら、セーム布で塗装をバフがけする。
   • 乾くまでの時間は、使用したワックスの説明書に従ってください。

方法3

石けんで糊を落とす

1. 乾燥した接着剤をクレジットカードやスクレーパーでこすり落とします。糊の固まりが残っていたり、指で剥がせる糊が残っている場合は、それを剥がすと作業がはかどります。多くの場合、固まった接着剤は布や椅子張りからはがれます。

   • プラスチックのスクレーパーを使って糊を取り除くこともできますが、鋭利なものを使ったりすると、布地が破れる恐れがあります。
2. 残った接着剤はぬるま湯に浸しておく。緩んだ塊を取り除いた後、温かく濡らした布を糊の上に置き、30分ほど浸しておくと、残った糊を緩めることができます。

   • 雑巾を輪切りにしてもう一度濡らし、30分の半分ほどで再び糊の上に置いて温めるとよい。
3. 2カップ（0.47L）の水に、大さじ1杯（15mL）の食器用洗剤を混ぜる。糊やシミを落とすのに椅子張りクリーナーを使っても良いが、食器用せっけんは実はかなり良い仕事をしてくれる。石けんと水を中くらいの大きさのボウルに入れて混ぜ、車内に持ち込めるようにする。この溶液がうまくいかないようであれば、石鹸を足す。
4. その混合液と清潔なスポンジや雑巾を使って、糊のシミをこすり洗いする。 円運動を使ったり、複数の角度から糊のシミをこすり洗いしたりすると、糊のシミを完全に取り除くことができる。スポンジを何度も水に浸しながらこする。

   • シミを広げないように、シミの外側から中心に向かってこするようにする。
   • 石けんと水で、接着剤で残った黒いシミも落ちるはずだ。
5. タオルで水気を拭き取る。糊の除去に満足したら、乾いたタオルを布地に押し当てて水分を吸い取ります。濡れた部分をゴシゴシこするのは、水拭きほど効果的ではないかもしれません。

   • ドライヤーを使うと、より早く乾かすことができます。
   • 椅子張りが乾いたら、目を通してください。より良い結果を得るために、このプロセスを繰り返すとよいでしょう。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開された「 How to Get Glue off a Car 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。