ASE認定を受けるには

自動車修理技術者であれば、ASE認定資格の取得を目指すとよいでしょう。National Institute for Automotive Service Excellence (ASE)は非営利の独立組織で、自動車整備や修理を行う能力と資格がある修理技術者や整備士を認定するためだけに存在します。 ASE認定試験を受けるには実務経験が必要ですが、合格を確実にするためにASE試験準備コースを受講することもお勧めします。

パート1

必要な経験を積む

1. どのASE資格を取得したいかを決める。 技術者が目指すASE資格は数多くある。 これらの資格のほとんどには、資格を取得する前に満たす必要のある特定の経験要件があります。 自動車修理に関する最も一般的なASE認定資格は、自動車整備と軽補修のG1試験です。

   • G1資格取得後に取得できる資格は、さらにたくさんあります。
   • G1試験では、最低2年間の実務経験が必要とされる。
   • 衝突修理からスクールバスの修理までをカバーする一連の試験がある。
2. 履歴書を作成する。 ASE認定を受けるために必要な経験を積むためには、初級技術者の仕事を見つける必要があります。 自分の経験を記したプロフェッショナルな履歴書を作成する。 自動車の経験がない場合は、持っている職業経験を記載します。

   • 履歴書には必ず氏名と連絡先を記入すること。
   • 経験や学歴を明確に記載しましょう。
   • スペルミスや文法ミスがないように、友人に履歴書を校正してもらいましょう。
3. 自動車技術者の求人に応募する。 Monster.comやIndeed.comなどのウェブサイトで、初級レベルの自動車修理技術者の求人をオンラインで探しましょう。 また、地元の新聞の求人欄を見てみるのもよいでしょう。

   • 多くの求人では、オンラインで応募を完了する必要があります。 質問事項を見落とさないよう、細心の注意を払いましょう。
   • 面接を受ける際には、適切な服装を心がけましょう。
4. 技術者として2年間の実務経験を積む。 経験要件を満たす前にASE認定試験を完了することは可能ですが、少なくとも2年間その分野で働かないと認定は受けられません。

   • 必要な経験をすべて同じ場所で行う必要はありません。
   • 自動車修理に関連した実務経験が必要です。

パート2

トレーニングコースの修了

1. 入学に必要な教育条件を満たす。 ASE認定試験に合格するために特別にデザインされたトレーニングを提供する専門学校や職業訓練校は数多くありますが、入学するには高校卒業資格またはGED証明書が必要な場合がほとんどです。

   • 出願する学校に入学資格があることを証明できるよう、高校卒業証書またはGED証明書を探してください。
   • 卒業証書またはGEDをお持ちでない場合は、条件を満たすために、以下の書類をご用意ください。
2. オンラインでトレーニングを受けるか、直接会って受けるかを決める。 ASE試験準備のためのオンラインコースに入学することもできますし、直接学校に通うこともできます。 多くの場合、実際に授業に参加することで、仕事では得られないような実地経験を積むことができます。 地元に専門学校がない場合や、スケジュール的に通学が難しい場合は、オンラインコースの方が通いやすいかもしれません。

   • オンラインか直接受講かを決める際には、自分がどのように学びたいかを考慮しましょう。
   • オンライン・コースでは、教師があなたの学習に対する責任を問うことがないため、より自己管理が必要になります。
3. 認可を受けた認定校を探しましょう。 ASE認定プログラムを提供している学校は数多くあります。 学校のリストを絞り込むための最初のステップは、あなたの近くまたはオンラインでどのプログラムが認定されているかを確認することです。 ほとんどの学校は、その情報をウェブページで提供していますし、入学課に問い合わせて認定について尋ねることもできます。

   • また、このようなウェブサイトで近くの学校を検索することもできます：
   • 志望校のリストを作成しましょう。
4. 学資援助の選択肢を検討しましょう。 志望校のリストができたら、学費を検討しましょう。 その学校が学資援助を提供しているかどうか入学カウンセラーに尋ね、連邦学生援助を受けるためにFAFSAに記入し、提出するようにしましょう。

   • 授業に直接出席する場合は、必要な備品や通学にかかる 費用も考慮しましょう。
   • 自分のパソコンがオンライン授業に対応できるかどうかも検討し、そうでなければパソコンの費用も考慮する必要があります。
5. 入学許可を申請する。 入学を希望するプログラムを1つ、またはいくつか選択し、そのコースに通う余裕があれば、学校が指定する締切日までに入学願書を提出しましょう。

   • 学校の入学カウンセラーは、締め切りがいつで、何を提出しなければならないかを確実に知る手助けをしてくれます。
   • 高校の卒業証明書など、必要なものをメモしておき、締切日までに探して提出するようにしましょう。
6. 授業の準備をする オンラインでも対面でも、ASE試験の準備には様々なトピックをカバーする必要があります。 自動車用語、自動車のさまざまな部品、一般的な修理やメンテナンスのテクニックを学ぶ準備をしましょう。

   • オンラインで受講する場合は、通常のコースワークの提出だけでなく、フォーラムやディスカッションに参加する必要があります。
   • オンラインの授業では、さまざまな自動車部品の写真を使用しますが、実際に参加する学校では、実際の車両を使ってデモンストレーションを行うところもあります。

パート3

認定試験を受ける

1. ASE試験に登録する。 試験を受ける場所と日時を決める前に、まずASE試験に登録する必要があります。 オンラインで登録するには、MyASEアカウントを作成します。

   • ASEのウェブサイトから、今シーズンと来シーズンの登録締切日を確認してください。
   • 登録締切日は年によって異なる場合があります。
2. 90日以内に受験予約をする。 オンライン登録後、ウェブサイトを利用して最寄りのASE試験施設を検索する。 その後、ASEのウェブサイトから受験予約をするか、試験施設に直接電話して試験日を予約します。

   • ASEウェブサイトでのオンライン登録が完了するまで、最大1日かかる場合があります。
   • 90日以内に試験日を予約しない場合は、再度オンライン登録を行う必要があります。
   • 代替燃料、大型トラック、損傷分析などの専門分野を目指す場合は、複数の試験を連続して受験することもできます。
3. 試験料と登録料を支払う。 オンライン登録にかかる費用は36ドルで、試験の日程調整にかかる費用は37ドルです。 これらの費用は年によって変更されることがあるので、ASEのウェブサイトを参照して、試験に関連する最新の費用を確認してください。

   • さらに専門的なASE認定試験を受ける場合は、それぞれ別の受験料がかかります。
   • 何回受験しても、受験料は最大111ドルです。
4. 決められた時間内に試験に合格すること。 試験会場に到着すると、試験と割り当てられた時間が与えられます。 ほとんどのASE試験には60問あり、1時間15分の時間が与えられます。 試験を始める前に、試験時間を確認しておきましょう。

   • 再認定テストは25問で、30分以内に終了しなければなりません。
   • 上級認定資格の中には、異なる問題数で異なる時間が要求されるものもあります。
5. 結果を即座に受け取る。 ASE認定試験はコンピューター上で行われるため、結果はすぐに処理されます。 試験施設を出る前にスコアを受け取り、資格取得の可否を知ることができます。

   • 試験に合格しなかった場合は、再試験のために別の試験日を予約する必要があります。
   • 認定に必要な実務経験を完了していない場合は、要件を満たしてからでないと認定証は受け取れません。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開されている「 How to Become ASE Certified 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。