ボールジョイントの交換方法

磨耗したボールジョイントは、水平方向と垂直方向に回転し、低速でのハンドリングに悪影響を及ぼし、高速では特に危険です。曲がるときにホイールウェルでコツコツと音がするので、古いボールジョイントを修理することは、車を安全に走行させるために重要なことです。部品の価格と正しい方法で、自分で修理することができます。

パート1

始める

1. 作業場所を準備する。平らな場所に駐車し、前後両方の後輪をブロックします。両前輪を地面からジャッキアップし、ジャッキスタンドで車両を支える。作業中に後輪のタイヤが動かないように、チョックしてください。
2. .あなたの車のサスペンションがストラット式かコントロールアーム式かを確認し、ボールジョイントの近くでコントロールアームをジャッキアップしてホイールの遊びをチェックするか、車をジャッキアップしてプライバーを使ってストラット式サスペンションのホイールの遊びをチェックしてボールジョイントをチェックする。

   • ボールジョイントと接点の間に空間があってはならない。隙間があったり、ホイールがかなり動いたりする場合は、ジョイントを交換する必要があります。
3. 自分のクルマに合った交換用ボールジョイントアセンブリーを購入する。自動車部品店に行って、あなたのメーカーとモデルに適した交換部品を入手してください。車種さえ分かれば、通路にあるガイドブックを使うか、助けを求めれば教えてくれるはずだ。

   • 一般的に、ソリッドボールジョイントの交換は新品で80ドルか90ドル程度。ショップで数百ドルから1,000ドルを請求されるのに比べれば、これは非常に費用対効果の高いDIYプロジェクトと言える。
4. ホイールを取り外し、ボールジョイントにアクセスします。ステアリングアッセンブリーによっては、ブレーキをどける必要があるかもしれない。その場合は、ワイヤーを使ってブレーキを吊るし、ブレーキラインにぶら下げないようにします。また、コントロールアームやスタビライザーを固定しているマウントを緩めて、サスペンションパーツを移動させるスペースを確保する必要があります。

   • 可能であれば、ブレーキローター、キャリパー、ブレーキラインを取り外さずに作業することをお勧めします。もしそうすると、この作業はかなり大がかりになります。
5. すべてのボルトにWD-40かPBブラスターを染み込ませる。ボールジョイントは、足回り全体で最もガンコな部品のひとつで、土や路面の砂がこびりついています。もっと簡単にできるように、すべてのボルトにメタルクリーナーを吹きかけて、多少は簡単に外れるようにしてください。

パート2

古いボールジョイントの取り外し

1. コッターピンを引き、大きなカステラナットを緩める。上部が王冠のように見えるはずです。キャステレーションナットは安全な場所に保管するため、数回転だけ回してそのままにしておきます。

   • マクファーソンストラットサスペンションの場合は、ボールジョイントスタッドを固定している "ピンチボルト "を外します。
2. ボールジョイントを弾き飛ばす。ボールジョイントをステアリングナックルの上半分の穴に通すのが目標です。ボールジョイントを所定の位置に固定するために非常にタイトにフィットしていることと、サスペンションの周りに蓄積された路面の汚れのために、やや難しいかもしれません。

   • レンチを使ってジョイントから一番大きなナットを外し、新しいナットに交換し、ピックルフォークをコントロールアームとステアリングナックルの間に打ち込む。おそらくハンマーで叩くことになるだろうし、乱暴になることを恐れてはいけない。ボールジョイントの周りのガスケットはおそらくダメになるだろうから、交換用のガスケットを用意しておくこと。
   • ハンマーで叩く前にキャステレーションナットを取り付けておくと、ボールジョイントが完全に飛び出して床や足の上に落下するのを防ぐことができます。
3. アレンボルトを外し、コントロールアームをスライドさせる。ボルトを緩めるか、ボールジョイントを固定しているリベットをドリルで取り外し、ボールジョイントをスライドさせる。特に腐食している部品をトーチで熱して緩めるのが有効な場合もある。これを試す場合は注意してください。

   • あなたの自動車のサスペンションがプレスインボールジョイントを使用している場合は、ロアコントロールアームを取り外し、古いボールジョイントを押し出し、新しいボールジョイントを挿入することができ、油圧プレスを持っているメカニックにアセンブリを取る必要があります。

パート3

新しいジョイントの取り付け

1. 新しいジョイントをナックルの穴に通します。新しいラバーブーツをボールジョイントのスタッドにスライドさせ、新しいボールジョイントを元のステアリングナックルの穴に通します。
2. 付属の金具を使ってジョイントをボルトで固定します。古いボールジョイントを覆っていた古いボルトやゴムブーツを再使用することは通常お勧めしません。
3. ボルトを適切なトルクで締めます。メーカーのサービスマニュアルを参照し、トルクレンチを使ってボルトとキャステレーションナットを指定されたレベルまで締め付ける。

   • マクファーソンストラットの場合は、ピンチボルトを取り付け直す。一般的に、ネジのスペックは1フィートあたり約44ポンド、その他のボルトは約80ポンドである。ただし、正確な数値については常に取扱説明書を参照すること。
4. 新しいグリス・フィッティングをねじ込み、アセンブリにグリスを注入する。ブレーキやホイールを取り外した場合は、それらを再び取り付け、車両を下ろして動作をテストする。必要であれば、ブレーキのブリーディングを行う。せっかくブレーキを外したのだから、他の修理もやっておくとよい。

   • ボールジョイントを交換すると、アライメントに影響が出ることがある。ボールジョイントが十分に摩耗しており、以前にアライメントが調整されていた場合は、車両の再アライメントを行うのが賢明かもしれません。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開された「 How to Replace Ball Joints 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。