ロワリングスプリングの取り付け方法

ローダウンスプリングの装着とは、クルマのサスペンションを地面に近づけるカスタマイズのこと。作業は難しくないので、ガレージにアクセスでき、ちょっとしたノウハウがあれば誰でもこの改造を行うことができる。ローダウンスプリングは既存の純正サスペンションと連動するように設計されているため、コイルスプリングと交換するだけでよい。

パート1

スプリング交換の準備

1. 愛車に合ったスプリングを選ぶスプリングを購入する際に考慮すべき要素が2つある。1つ目は、いくらまでなら出せるか。より良い（低い）スプリングはより高価になります。2つ目は、どれだけ車高を下げたいかということ。スプリングによっては1.5インチ(3.8cm)も車高を下げられるものもある。 これは大したことではないと思うかもしれないが、スプリングのような小さな改造ひとつでかなりの金額になる。

   • ローダウンスプリングはコイルスプリングを交換するために作られ、コイルオーバー設計とは異なります。
2. ラグレンチ（タイヤアイロン）やインパクトレンチを使ってラグナットを緩める。 車両をジャッキアップする前にラグナットを緩める、または壊すことを忘れないことが重要である。 こうすることで、車両の重量がホイールにかかったままとなり、ラグを回している間にホイールが危険な回転をするのを防ぐことができる。
3. 車をジャッキアップする。 ラグを緩めたら、ホイールを取り外せるようにジャッキアップする必要がある。 前述したように、これは平らなコンクリートやその他の硬くて平らな場所で行う必要があります。 ケアをジャッキアップする際に覚えておくべき重要なことがあります：

   • サービスマニュアルには、ジャッキアップポイントが記載されています。
   • 車を上昇させる最も一般的な方法は、フロアジャッキまたはトロリージャッキです。使い方がわからない場合は、.NETをご覧ください。
   • 車を安定させるためにジャッキスタンドを使用する必要があります。 ジャッキスタンドのチュートリアルは.NETにあります。
   • 油圧リフトを利用できる場合は、時間の節約になります。
4. ラグナットを外し、ホイールをハブから引き抜きます。 この時点で、ラグが手で外せるほど緩んでいるかもしれません。 そうでない場合は、ラグ・レンチまたはインパクト・レンチでラグを取り外す。 ラグが外れたら、ホイールをホイールベースから引き抜く。ホイールの取り外しに不安がある場合は、.

パート2

コイルスプリングの取り外し

1. ロアコントロールアームの下にジャッキを置きます。分解中にこの部分を支える必要があります。そうしないと、分解中に突然落下し、自分自身や車両に危害を加える可能性があります。
2. スタビライザーを外します。スタビライザーは、コーナリング中に車両の重量が大きく移動しないようにするためのものです。ロアコントロールアームにボルトで取り付けられているので、取り外す必要がある。ボルトが固着している場合は、WD-40を使用して固化させてから回してみてください。 ボルトを取り外したら、スタビライザーをロアコントロールアームから離します。車体から完全に外す必要はありません。
3. ショックアブソーバーを取り外します。ショックアブソーバーはスプリングの中心を通っていることが多く、スプリングを取り外すにはショックアブソーバーを取り外す必要があります。ショックアブソーバーとAアームをつないでいるアッパーマウントとロアマウントを外す。ロアAアームを通して引き抜きます。
4. スプリングコンプレッサーを使ってスプリングを圧縮します。スプリングコンプレッサーはコイルの内側に入ってスプリングに引っ掛けるようになっている。スプリングコンプレッサーのボルトを締めると、ゆっくりとスプリングが圧縮され、スプリングが固定される。
5. コイルスプリングのボルトを外す。スプリングを圧縮したら、上下のAアームに接続ボルトがないかチェックする必要がある。もしあれば取り外します。
6. ロアAアームからボールジョイントを切り離す。ボールジョイントセパレーターを使って接続を解除します。
7. スプリングを取り外します。部品がすべて緩んだので、ゆっくりとスプリングを外します。スプリングコンプレッサーのボルトをゆっくりと緩める。これでスプリングが通常の大きさまで膨らみ、車から取り外すことができる。上から引き抜こうとするのではなく、下から引き抜きます。
8. スプリングからすべてを外す。スプリングに付いているインシュレーターなどの付属品をすべて外す。

その3

ローダウンスプリングの取り付け

1. 新しいスプリングを圧縮する。スプリングコンプレッサーで新しいスプリングを圧縮する。古いスプリングと同様に、スプリングコンプレッサーのフックをスプリングに掛け、ボルトを回す。これでスプリングを圧縮するのに必要な圧力がかかる。
2. スプリングのハードウェアを取り付けます。スプリングを取り付ける前に、古いスプリングから取り外した付属品を新しいスプリングに取り付ける。これにはブーツやガスケットが含まれる。
3. スプリングを取り付ける。ローダウンスプリングは純正のサスペンションと連動するように作られているので、新しいローダウンスプリングを古いコイルスプリングと同じ場所に取り付けます。古いコイルスプリングと同じように固定してから、他のハードウェアを取り付けます。
4. ジャッキを使ってロアコントロールアームを持ち上げます。コントロールアームを所定の位置に固定すると、分解時に外したサスペンション部品の位置を適切に合わせることができます。
5. ボールジョイントをコントロールアームに再び取り付けます。これは、スプリングを減圧する前に行う必要があります。スプリングを減圧すると、スプリングの長さがいっぱいになり、このステップの邪魔になります。
6. スプリングコンプレッサーを外します。ボルトをゆっくりと緩め、スプリングに掛かっていた張力を解放します。 これにより、スプリングは完全に圧縮されたサイズまで伸びます。また、圧縮されたスプリングに含まれる潜在的なエネルギーをゆっくりと発散させます（一度に解放すると危険です）。
7. ショックアブソーバーを再び取り付けます。ロアAアームを伝って元の位置に戻します。多くの場合、ショックアブソーバーはスプリングの中心にも通ります。アッパーマウントとロアマウントを規定のトルクで締め付けます。
8. ロアAアームにスタビライザーを再び取り付けます。ボルトを規定のトルクで締めてください。これで走行中の重量が正しく分散されます。

その4

作業の仕上げ

1. ホイールを再び取り付けます。ホイールをホイールベースの上に戻し、車をジャッキスタンドに乗せたまま、ホイールが固定される程度にラグナットを締め付けます。
2. 車両を地面に下ろす。フロアジャッキを使ってジャッキスタンドから車両を持ち上げる。ジャッキスタンドを外し、フロアジャッキで車両を降ろす。
3. ラグを規定のトルクで締め付ける。 ホイールに重量が戻ったら、ラグ・レンチまたはインパクト・レンチを使用して、サービス・マニュアルに記載されている適切なトルク仕様でラグを締め付けます。ラグは必ず星型に締めてください。
4. 車両を運転してスプリングを固定します。こうすることで、新しく取り付けたスプリングに圧力がかかり、他のサスペンション部品にうまくフィットするようになります。 速く走ったり、遠くまで走ったりする必要はありません。車の重さでスプリングはすぐに固定され、気づかないかもしれません。

   • もし車のハンドリングが悪くなったと感じたら、運転を中止してください。このような場合は、取り付けが正しく行われたかどうかを確認するため、専門家に車をチェックしてもらいましょう。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開された「 How to Install Lowering Springs 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。