バルブステムをタイヤに取り付ける方法

バルブステムに欠陥があると、タイヤの空気が抜けてパンクしてしまうことがある。 専門家に修理してもらうと30ドル以上かかることもあるが、自分で交換できる場合もある。 現在ホイールにタイヤが装着されていない場合、その作業はかなり簡単で、安価な工具が1つあればできる。 しかし、タイヤが装着されている状態でバルブステムを交換するには、いくつかの特殊工具が必要で、修理に出すよりも高くつく場合があります。

方法1

タイヤレスリムにバルブステムを取り付ける

1. バルブステムをホイールの穴に通します。 作業を始める前にホイールを見て、バルブステムが通るはずの穴を確認してください。 バルブステムをタイヤが装着される穴の内側から押し込み、ノズルがホイールの内側に突き出るようにします。

   • バルブステムをバルブステムツールに固定するまで、バルブステムを指で押さえておきます。
   • リムを貫通する穴はひとつだけなので、簡単に見つかるはずです。
2. バルブステム工具をバルブステムにねじ込みます。 バルブステムツールをバルブステムのネジ部にかぶせ、時計回りに回して2つを締め付けます。 ステムのネジ山と工具のネジ山は同じでなければなりませんが、工具をステムにねじ込まないように注意してください。

   • 工具が正しくねじ込まれていない場合は、一度緩めてから再度ねじ込んでください。
   • バルブステムが工具と一緒に回転しないように、バルブステムを反対側から指で押さえます。
3. ハンドルを使ってバルブステムを引っ張る。 バルブステムがバルブステムツールに固定されたら、ハンドルをリムのリップに当てます。 ハンドルの先端をレバーのように押し下げ、バルブステムを引っ張り上げ、リムに通します。

   • ホイールの仕上げを保護するために、工具の柄の下にウエスなどを敷いておくとよい。
   • バルブステムを穴に押し込むには、かなりの力を加える必要があるかもしれない。
4. トップリングがホイールを貫通するまで引っ張る。 バルブステムの直径は、根元に近づくにつれて大きくなり、最も幅の広い部分には2つのリングがあります。 最初のリングをホイールの穴に通すまで、バルブステムツールに力を加え続けます。

   • 下のリングは、ホイールの内側にしっかりと固定されているはずです。
   • 上のリングはホイールの外側にあり、しっかりと固定されているはずです。
5. バルブステムツールのネジを緩めます。 バルブステムがホイールにきちんとはまったら、バルブステムツールを反時計回りに回しながら、バルブステムの下部を押して、ステムから外します。 そうしたら、バルブステムを指で押して動かしてください。 ホイールから外れることはありません。

   • バルブステムをテストするときに力を入れすぎると、バルブステムを穴から押し戻してしまうことがあります。

方法2

タイヤを装着したままバルブステムを取り外す

1. 車両をジャッキアップします。 まだホイールが装着されていない場合は、ホイールを車から取り外す必要があります。 問題のホイールに最も近いジャッキポイントの下にジャッキをスライドさせ、ハンドルを上げ下げまたは回転させます。

   • 車両をジャッキアップする前に、タイヤアイロンまたはソケットレンチを使ってホイールのラグナットを緩める。
   • ホイールの作業中は、車両の下にジャッキを置き、車両を支えてください。
2. ホイールのラグナットを取り外します。 同じタイヤアイロンまたはレンチを使って、ホイールのラグナットを反時計回りに回して残りの部分を緩めます。 すべてのラグナットを外したら、ホイールを再び取り付けるときのために、安全な場所に置いておきます。

   • ラグナットを取り違えてしまった場合は、お近くの自動車部品店で代わりのナットを購入することができます。
3. ホイールを引き抜き、上向きに置きます。 ラグナットを外すと、ホイールは簡単にラグスタッドから外れるかもしれないが、酸化や錆のために固着している場合もある。 ホイールが外れない場合は、タイヤのゴム製サイドウォールをゴム槌でホイールの周囲をくまなく叩いて緩める。

   • バルブステムが天を向くように、ホイールを上向きに地面に置く。
   • ホイールそのものを傷つけないようにしてください。
4. バルブ交換ツールでタイヤの空気を抜く。 バルブ交換ツールの丸い部分をバルブステム中央のバルブに押し込みます。 中央のバルブに圧力をかけると、タイヤ内の空気が漏れ出します。 タイヤにはかなりの圧力がかかっているので、空気が大量に抜けることを覚悟してください。

   • 空気が抜けるときに手が冷えすぎるのを防ぐため、手袋をしたほうがいいかもしれない。
   • ドライバーなどを使って空気を抜くこともできる。
5. バルブを横に押し下げ、工具を差し込む。 タイヤの空気をすべて抜いた状態で、親指を使ってバルブを横に押し、ホイールに対して平らになるようにします。 バルブ交換ツールを手に取り、フックをバルブステムの根元に押し込み、ホイールに入るようにします。

   • 工具をバルブステムに通すには、かなりの力を加える必要があるかもしれません。
   • バルブ交換ツールでホイールの仕上げに傷をつけないように注意してください。
6. バルブ交換ツールを回し、バルブを引き抜きます。 バルブ交換ツールを差し込んだまま、どちらかの方向に1/4回転させ、ホイールからまっすぐ引き抜きます。 工具のフックがバルブステムの底に引っかかり、工具と一緒に引き抜かれます。

   • 仕上げが欠けるのを避けるため、ホイールからまっすぐ外側に引き抜くようにしてください。

方法3

新しいバルブステムの取り付け

1. 挿入チューブをバルブステムの穴の上に置きます。 バルブステム交換ツールキットには、挿入チューブが付属しています。 少しでもずれていると、新しいバルブステムを挿入することができません。

   • バルブステム交換ツールキットは、お近くの自動車部品店で購入できます。
   • 挿入チューブは、新しいバルブステムを所定の位置に押し込む際のガイドとなります。
2. 新しいバルブステムに注油します。 新しいバルブステムを取り出し、バルブステムが所定の位置に収まったらシールを作るように設計された自動車用潤滑油で覆います。 潤滑油を塗ることで、バルブステムをバルブステムホールから挿入しやすくなります。

   • タイヤシール用の潤滑剤は、お近くの自動車部品店で購入できます。
   • 潤滑剤を使わなくてもバルブステムを挿入できるかもしれませんが、使用した方がシールはより強固になります。
3. バルブステムをタイヤに押し込みます。 バルブステムの上部をドライバーのような挿入工具に差し込み、バルブステムと工具を挿入チューブにスライドさせます。 バルブステムをチューブとリムの穴を通して押し下げ、バルブステムの上部をホイールに通すために引き上げます。

   • バルブステムを挿入工具に通し、一度挿入したバルブステムを引き上げる必要があります。
   • ステムを穴に通すには、かなりの力を加える必要があるかもしれません。
4. 挿入工具を強く引き上げます。 ステムを素早く穴に押し込んだのと同じように、今度はハンドルを後方に一気に引いて、バルブステムの大部分を穴に引き戻します。 バルブステムのボトムリングが、バルブステムを最後まで通して、適切にバルブステムを固定するのを妨げます。

   • 誤ってバルブステムを最後まで通してしまった場合は、もう一度バルブステムを挿入してください。
   • これでタイヤを補充し、車両に戻すことができます。
5. 完成。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開されている「 How to Install Valve Stems on Tires 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAで利用可能です。