パワーウィンドウモーターの交換方法

車のパワーウィンドウが機能しない場合、パワーウィンドウモーターの故障が原因かもしれません。 モーターが原因であることが判明した場合、交換は非常に簡単ですが、時間がかかります。 車のドアを分解する方法は車によって異なるため、モーターを交換する際は、その車に特化したサービスマニュアルを確認することをお勧めします。

その1

モーターからウィンドウを外す

1. 室内ドアパネルを取り外します。 ほとんどの室内ドアパネルは、プラスチック製の室内ファスナーで固定されています。 これらのファスナーを穴から飛び出すまで引っ張ると取り外すことができます。 内装パネルは、金属製またはプラスチック製のネジ、あるいはボルトで固定されている場合もあります。

   • ドアパネルにどのような留め具が使われているのかがわからない場合は、車両のサービスマニュアルを参照してください。
   • ネジやボルトを反時計回りに回して緩め、パネルを後方に引いてドアから外します。
2. プラスチック製のドアカバーをゆっくりと取り外します。 ドアパネルの下に薄い半透明のプラスチック層があります。 このカバーは、上下からドアにかかる水滴から車内を保護するものです。 ドアを固定している粘着部分から慎重に引き剥がします。

   • ウィンドウ・モーターを交換した後、カバーを再び取り付ける必要があるので、破らないようにしてください。
   • 交換用のカバーは、お近くの自動車部品店で購入できます。
3. ウィンドウの取り付けボルトを探します。 ドアのデザインによって、窓の取り付けボルトがある場所はいくつか異なりますが、ドアを覗き込めば一目瞭然のはずです。 窓そのものを昇降させる機構に取り付けているボルトを探します。

   • 懐中電灯を使ってドアのサービスポートを覗く必要があるかもしれません。
   • ドアの形状によって、ボルトの位置は異なります。
4. ボルトにアクセスするために、必要に応じて窓を動かしてください。 場合によっては、ボルトにアクセスするために窓を上げ下げする必要があるかもしれません。 エンジンをかけずにイグニッションキーを回し、ウィンドウを動かしてください。

   • 可能であれば、パワーウィンドウボタンを使ってウィンドウを上げ下げしてください。
   • モーターが壊れている場合は、手で窓を上げ下げすることができます。
5. 友人がウィンドウを支えている間にボルトを取り外します。 適切なサイズのソケットまたはオープンエンドレンチを使用してウィンドウの取り付けボルトを取り外しますが、ウィンドウが外れて落下するのを防ぐため、友人にウィンドウを支えてもらいながら行ってください。

   • 自分でボルトを緩めながらウィンドウを固定することもできるかもしれませんが、危険です。
   • 自由に窓を落とすとガラスが割れる恐れがあります。
6. ドアフレームに窓を上げる。 普通に巻き上げるように、友人に窓をドア枠の中に上げてもらいます。 あなたが窓を固定できるまで、窓を固定してもらってください。

   • ガラスの両側を手のひらで押さえると、窓を持ち上げることができます。
7. マスキングテープで窓を固定する。 お友達が窓を支えている状態で、長さ1フィートほどのマスキングテープを3、4本引きはがす。 作業中に窓を固定するために、ドア枠の両側の窓にマスキングテープを貼る。

   • テープで窓を固定したら、友人に手を離してもらう。
   • テープが窓の重さに耐えられることを確認してから、お友達に離してもらいましょう。

その2

モーターとレギュレーターを外す

1. ウィンドウレギュレーターのボルトを外します。 ウインドウレギュレーターはドアの内側部分の幅を持ち、ウインドウを上げ下げするために前後に動きます。 レギュレーターをドアに固定しているボルトを見つけ、ソケットまたはオープンエンドレンチを使って取り外します。

   • どのボルトがレギュレーター用であったかを簡単に特定できる安全な場所に、ボルトを脇に置いておく。
   • レギュレーターはドアの内側に置いたままにしておきます。
2. ウィンドウモーターの取り付けボルトを見つけ、取り外します。 パワーウィンドウモーターはレギュレーターよりずっと小さいですが、近くにあるはずです。 ほとんどの場合、モーターをドアに固定しているボルトは、レギュレーターの取り付けボルトと同じサイズです。 それらも取り外して安全な場所に設置する。

   • ボルトの頭の大きさが同じでも、長さが同じとは限らないので、レギュレーターの取り付けボルトとは別に脇に置いておくこと。
3. モーターワイヤーハーネスのコネクターを外す。 パワーウインドコントロールは、配線のピグテールコネクターを介してモーターとレギュレーターに取り付けられています。 タブを押してピグテールを外し、引き離してモーターを外します。

   • ワイヤーハーネスを固定しているタブを壊さないように注意してください。
   • ワイヤーではなく、クリップの部分でピグテールを引き離してください。 ワイヤーを引っ張ると、ピグテールから抜ける恐れがあります。
4. アクセスポートからモーターとレギュレーターを取り外します。 ピグテールを外すと、パワーウィンドウモーターとレギュレーターはドア内部のどこにも接続されなくなります。 大きなアクセスポートに手を入れ、それぞれを引き抜きます。

   • この2つはつながっているので、一方を引っ張ると両方が外れます。
   • モーターだけを交換する場合は、レギュレーターを傷つけないように注意してください。
5. レギュレーターを新しいモーターに接続します。 レギュレーター本体ではなく、パワーウインドウモーターだけを交換する場合は、レギュレーターを外して新しいパワーウインドウモーターに接続します。 新しいモーターと古いモーターが一致していることを目視で確認してから、レギュレーターを交換します。

   • 車種によって、レギュレーターをウィンドウモーターに固定する方法が異なります。
   • レギュレーターの外し方がわからない場合は、車両のサービスマニュアルを参照してください。

パート3

新しいパワーウィンドウモーターの取り付け

1. 新しいモーターとレギュレーターをスライドさせて所定の位置に戻します。 パワー・ウィンドウ・モーターとレギュレーターを、ドアを分解したときに取り外した順序とまったく逆に、ドアのメイン・サービス・ポートに戻します。

   • 取り付けボルトの穴がドアの内側の穴と合うように、各部品の向きを合わせます。
2. 取り付けボルトを元に戻す。 パワーウィンドウモーターとレギュレーターの両方を固定している取り付けボルトを戻す際に、各部品を適切な位置に保持します。 まず各ボルトを手でねじ込み、次にレンチを使って締めます。

   • ボルトが正しくねじ込まれない場合は、ボルトを取り外し、ねじ込みが交差しないようにもう一度やり直してください。
   • ボルトは極端に締め付ける必要はなく、運転中に振動で緩まない程度に締め付けてください。
3. 電気コネクターを再接続する。 パワーウィンドウモーターとレギュレーターの両方がドアにしっかりと取り付けられたら、モーターからの配線を前回外したピグテールに接続します。 これでパワーウィンドウスイッチと電源が再接続されます。

   • 接続が合っていることを確認してください。 そうでない場合は、パワーウィンドウモーターが正しくありません。
4. マスキングテープをはがし、ウィンドウを下げ直します。 友人にもう一度窓を持ってもらいます。 窓を所定の位置に固定したら、窓をドアフレームに固定しているマスキングテープをはがします。 テープをはがしたら、お友達が窓を下げて取り付けブラケットに戻すことができます。

   • 窓を固定しているテープをはがす前に、お友達が窓をしっかり握っていることを確認してください。
   • テープの跡が残っている場合は、Goo Goneのような粘着除去剤を窓に使用してもよい。
5. 窓の取り付けボルトを差し込みます。 窓の穴と窓取り付けボルトの穴が合うように、友人に窓を正しい位置に持ってもらいます。 窓を所定の位置に固定したら、窓取り付けボルトを手でねじ込んでからレンチで締めます。

   • 取り付けボルトが所定の位置に入るまで、友人がウィンドウを固定していることを確認してください。
   • 徐々に手を離してもらい、ボルトが窓をきちんと固定していることを確認してください。
6. プラスチックライナーとインテリアパネルを再び取り付けます。 ウィンドウを再び取り付けたら、プラスチック製の内装カバーを再び取り付け、ドアに内装パネルを再び取り付けます。 ドアの取り付けボルトまたはスナップを差し込んで固定します。

   • ドアを再び組み立てたら、バッテリーを再接続します。
   • エンジンを始動し、ウィンドウをテストします。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開された " How to Replace a Power Window Motor " を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。