カーマットを固定する方法

フロアマットは乗り降りの際にずれてしまいがちで、見た目がだらしなくなってしまいます。カーマットが緩んでいると、運転中にペダルの下敷きになり、ペダルが固着してしまうこともあり、安全上の重大なリスクが生じます。マットが動き回らないように手っ取り早く直したいなら、マットを床に直接固定する方法を探しましょう。より恒久的なオプションとして、数分でフロアマットアンカーを取り付けることができます。フロアマットの問題が続くようであれば、交換の時期かもしれません。

方法1

カーマットをフロアに取り付ける

1. クルマに内蔵のフックや留め具がある場合は、それを使ってマットを固定します。車のフロアのシート前方付近に、フックやスナップファスナーが内蔵されているか確認してください。フロアにフックがある場合は、フロアマットの穴に通してしっかりと固定します。スナップファスナーがある場合は、フロアマットのファスナーの反対側を合わせ、カチッと音がするまでしっかりと押し込んでください。

   • フロアマットに穴がない場合は、穴あけパンチか穴あけカッターで穴を開けます。穴の位置がフロアマットと一直線になるようにしてください。
   • 古い車にはフロアマットのフックや留め具がない場合があります。
2. フロアマットの下側に両面カーペットテープを貼ります。底面が表になるようにマットを裏返します。両面カーペットテープをフロアマットの端と同じ長さに切ります。両面テープの片面をはがし、マットの端に注意深くテープを貼ります。すべてのテープを貼ったら、2枚目の粘着材をはがし、マットを裏返します。マットを車内に設置し、端をしっかりと押さえてテープを固定します。

   • 両面カーペットテープはホームセンターや金物店で購入できます。
   • 硬い床の車にもカーペットテープを使うことができる。
3. フロアマットとフロアが動かないように、マジックテープを貼ってみてください。取り付けが簡単なように、裏面に粘着剤が付いている頑丈なマジックテープを探してください。毛の硬いマジックテープを4枚取り、フロアマットの角に押し込む。フロアマットを車内にセットし、マジックテープが並ぶ位置に印をつけます。柔らかい毛のマジックテープを車の床に置きます。ベルクロが一直線になるようにマットを置き、しっかりと押さえます。

   • お近くの金物店で頑丈なマジックテープを購入できます。
   • マットの端にマジックテープを貼って安全性を高めることもできますが、剥がすのが大変になるかもしれません。
   • カーペットが敷かれている車の場合は、硬い毛の部分をフロアマットに貼るだけでよい。
4. 穴のあいたフロアマットを、カーペットの床にカーテンフックで固定する。マットを足元に敷き、マットの穴が並ぶ位置に床に印をつける。マットを取り外し、U字の頂点がシートの方を向くようにドレープフックを持つ。フックのまっすぐな先の尖った部分を、床の印に水平に押し込んで固定する。2つ目のフックも同じ要領で固定します。フックが穴に通るようにマットを車に戻します。

   • ドレープフックはマットが前方に移動するのを防ぎますが、無理にマットを後方に移動させるとフックが滑り落ちてしまうことがあります。
   • ドレープフックには、先がまっすぐな部分と、U字型の大きなフックがあり、通常はリングやロッドにカーテンを吊るすのに使用します。ドレープフックは、家庭用品店や布地店で購入できます。
   • ドレープフックは強く引っ張りすぎるとカーペットを傷つけることがあるので、フロアマットをずらしすぎないように注意する。

方法2

フロアマットアンカーを取り付ける

1. 金物店でフロアマットアンカーキットを購入する。フロアマットアンカーキットは万能なので、好きなデザインと色を選んでください。キットには、アンカーキャップ（上部）、スパイクアンカー（下部）、穴あけ工具、ワッシャーが入っていることを確認してください。車内の各マットに2つのアンカーがあるように、十分な数のキットを用意しましょう。

   • ほとんどのフロアマットキットには2～4個のアンカーが付属しており、価格は約15～20米ドルです。
   • フロアアンカーは、足元にカーペットが敷かれている車に最適です。
2. フットウエルをハンマーでたたいて、空洞のドスンという音がする場所を探します。フロアマットを外し、シートの前端に沿って床を軽く叩く。空洞の音を聞き、叩いたときにカーペットがたわむかどうかを確認する。シートの角付近に2カ所、ペンで印をつける。

   • 床をたたいたときにしっかりした金属音が聞こえたら、アンカーをそこに置くのは避けてください。
3. マットの裏側の角に、端から2インチ（5.1cm）の位置に穴を開ける。底面が上になるようにマットを裏返します。穴あけカッターをマットの底の角から5.1cmのところに垂直に当てる。ホールカッターの上部をハンマーでたたいて、マットに穴をあける。次に、もう一方の底の角に同じように穴を開けます。

   • フロアマットの角付近にすでに穴が開いている場合は、この手順を省略できます。
   • ホールカッターを時計回りにひねって、マットを切り抜くこともできます。
4. マットの上側にアンカーキャップを通します。プラスチックの大きなネジのようなアンカーキャップを探します。マットを裏返し、キャップのねじの先端を、先ほど開けた穴に通します。2つ目のキャップをマットのもう片方の穴に入れます。キャップの底がマットと同じ高さになるまでしっかりと押します。

   • 穴の大きさは、キャップのネジ山とほぼ同じなので、完全に押し通すには少し力が必要かもしれない。
5. ワッシャーをアンカーキャップのネジ山にスライドさせる。キットの中にある円形のワッシャーの位置を確認し、各キャップ用に1枚ずつ取る。ワッシャをマットの下側にあるワッシャのネジ山の端に押し込みます。ワッシャーがマットと同じ高さになるまでスライドさせます。もう片方のアンカーキャップも同じ作業を繰り返します。

   • ワッシャーは、後でキャップをねじ込んだり外したりするのを簡単にするので、フロアマットが車内で動かなくなることはありません。
   • フロアマットの穴がすでにゴム製になっている場合は、付属のワッシャーを使用する必要はありません。
6. アンカーの下部をキャップにねじ込みます。星型にトゲが刺さったようなアンカーの底の部分を取ります。底部の中心をキャップのネジ山に合わせ、トゲが下を向くようにする。ボトムピースを時計回りに回し、手できつく締まるまでキャップに固定する。もう一方のボトムピースを2つ目のキャップに取り付ける。

   • アンカーの先端は鋭利なので、取り扱いに注意すること。

   ヒント：アンカーピースの邪魔になるスパイクやグリッパーがある場合は、ワイヤーカッターでマットの底と同じ高さにカットする。その後、一番下のアンカーピースをねじ込みます。
7. マットをフットウェルに置き、アンカーがパッド部分と一直線になるようにする。マットを好きな位置に床に敷く。必要に応じてマットを調整し、アンカーが先ほど印をつけた床の部分の真上にくるようにします。

   • フロアの他の場所にアンカーを置かないでください。アンカーを固定しようとして、アンカーを壊してしまう恐れがあります。
8. アンカーキャップをハンマーで叩いて固定する。ハンマーをキャップの上部に合わせ、まっすぐ床に叩きつける。マットの下のアンカーが、その下のフローリングにしっかりと押し付けられるまで、キャップを叩き続けます。次に、マットが平らになるまで、2本目のアンカーを繰り返し叩きます。これで、乗り降りでフロアマットが動くことはなくなります。

   • アンカーを足で踏みつけてフローリングに押し付けることもできます。
   • アンカーはマットの下のカーペットに穴を開けるので、取り外そうとすると内装を傷つける恐れがあります。
9. マットを取り外すときは、必ずキャップのネジを緩めてください。ドライバーでキャップを反時計回りに回すと、アンカーから緩みます。車内の掃除や作業をするときは、マットを車外に引き出してください。作業が終わったらマットを戻し、キャップをフロアのアンカーにねじ込みます。

   • キャップはワッシャーでしっかりと固定されているので、マットから落ちることはありません。

方法3

新しいマットを購入する

1. 古いフロアマットのサイズを測り、何を買えばよいかを確認します。巻き尺を使って、フロアマットの一番長い部分と一番短い部分の長さを測ります。次に、同じ方法でマットの幅を測ります。新しいマットを買うときに忘れないように、寸法を書き留めておきましょう。

   • 運転席用、助手席用、後部座席用のマットはそれぞれ微妙に異なる場合がありますので、必ずそれぞれのサイズを測ってください。
   • あなたの車にマットがない場合は、巻き尺でフットウェルの長さと幅を測定します。

   バリエーション：古いマットをブッチャーペーパーの上にトレースすることもできます。型紙を切り取って折りたたみ、買い物をするときに持っていくと、サイズを目視で比較できます。
2. 車の内装の色やデザインに合ったフロアマットを選びましょう。車内の写真を撮っておくと、色の参考になります。フロアマットは、車の中でまとまったように見えるように、同じまたは類似したトーンを持っているものを選ぶ。あなたが一致するフロアマットを見つけることができない場合は、彼らは中立的な色であり、ほとんどの車に一致する傾向があるので、何か透明または黒を選ぶ。

   • 店舗で同じ色のフロアマットが見つからない場合は、オンラインでフロアマットを注文する必要があるかもしれません。
   • また、あなたの車をよりパーソナライズするためにそれらに成形された言葉やスポーツのロゴなどのデザインを持っているフロアマットを得ることができる。
3. より装飾的に見せるには、裏面に滑り止め加工が施されたカーペットやビニールマットを使いましょう。マットの裏面をチェックして、足元で滑らないようにプラスチック製のスパイクやゴム製のグリッパーが付いていることを確認してください。フロアマットは、あなたの車に適切にフィットするように、古いもののサイズと一致していることを確認してください。

   • カーペットは他のスタイルのフロアマットよりも汚れやすい傾向があります。
4. 耐久性のあるオプションのためのはさみのペアでサイズにユニバーサルラバーマットをトリミングします。ユニバーサルラバーマットは1サイズで来るが、彼らはあなたがそれらをフィットさせるためにオフにカットすることができるセグメントを持っている。古いフロアマットをラバーマットの上に置き、その周りをマーカーでなぞる。ハサミでゆっくりと輪郭を切り、きちんとフィットするようにする。

   • ラバー・フロアマットは厚手で水に強いので、掃除が簡単です。
   • ラバーマットは厚みがあるため、アクセルペダルに引っかかりやすい場合があります。マットとペダルの間は5.1cmほど空けること。
5. フットウエル全体を覆うように、車種専用に成形された全天候型マットを取り付ける。全天候型マットは、あなたの車の年式、メーカー、モデルに合わせて作られたものを探してください。マットを車内に置きやすいように、シートとペダルをできるだけ後ろにずらします。マットはフットウェルの側面に押し付けられるので、滑り落ちることはありません。

   • 全天候型マットは頑丈で掃除がしやすいが、最も高価なスタイルでもある。
   • 全天候型マットは、自動車専門店やオンラインで購入できる。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開された「 How to Keep Car Mats in Place 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。