タープのバタつきを抑える方法

フラットベッドトラッカーにとってもキャンピングカーにとっても、はためくタープは絶対に最悪だ。トラック運送の世界では、タープがうねり、はためくということは、貨物が安全でないことを意味し、燃費が悪くなることさえある。キャンピングカーにとっては、タープがバタバタとはためくと、風が強く、落ち着かず、不快な睡眠を強いられることになりかねません。しかし、心配する必要はありません。私たちは、トラックやキャンプのセットアップの一部であるかどうかに関わらず、あらゆるタイプのタープのバタつきに関するヒントやコツ、提案をたくさんまとめました。これらの解決策があなたに合うかどうか、ぜひ試してみてください！

方法1

トラックの荷台やトレーラーにタープを固定する

1. まずバックタープを敷き、その上にフロントタープを重ねます。荷台を一番最後にタープを張ると、タープが後方に垂れ下がったり「パラシュート」したりしやすくなります。そうではなく、一番後ろのタープを最初に張り、次に一番前のタープを張るのが常にベターです。

   • パラシュート式タープは燃費を悪くするので、絶対に避けたい。
   • 耐久性が高く、風でバタつくことも少ない。
   • 荷物の鋭利な角やエッジは、必ず最初にパッドで覆ってください。これはタープを保護し、長持ちさせるのに役立ちます。
2. タープを荷物の上にぴったりとかぶせます。タープと荷物の間に大きな隙間がないようにしてください。その代わり、タープをできるだけ平らにして、貨物と同じ高さになるようにします。タープにゆとりがあるほど、はためく可能性が高くなります。

   • タープを張るときに風が強い場合は、タープの角のDリングとトラックの土台の間にバンジーコードを固定します。こうすることで、すべてのタープが固定されます。
3. タープの余った部分は、巻き込んでおく。トラックの周囲をチェックし、緩んだフラップやタープの一部がトラックの端にぶら下がっていないか確認します。これらの部分がはばたかないように、荷物の残りの部分に巻き込むか、挟み込む。
4. 残りのDリングに引っ掛けます。タープが完全に固定されたら、タープの周囲に沿って未使用のDリングがないか確認します。もしあれば、予備のバンジーコードをタープのDリングとトラックのベースの間に取り付けます。そうすることで、タープがよりしっかりと固定されます。
5. 安全性を高めるために、さらに追加しましょう。トラックの周囲を歩き回り、タープの各セクションを注意深く調べます。貨物をぴったりと覆っているか、道路に出たとたんに膨らむ可能性はないか。まだ緩んでいると思われる荷物の部分には、ラチェット・ストラップを固定する。

   • ベテランのトラック運転手の中には、タープの中央にラチェットストラップを縦に並べることを勧める人もいる。
   • ゆるい荷物を積んでいる場合は、まずタープの上に置いて重さをかけ、固定する。 その後、ラチェットストラップをマットの上に固定する。

方法2

キャンプ用タープの固定

1. 風の強い悪天候の中でキャンプをする場合は、タープを地面に対して低めに設営しましょう。 高めに設営したタープ・シェルターにも利点はありますが、それは天候が穏やかで過ごしやすい場合に限ります。低いタープ・シェルターは、横から風や雨が吹き込むスペースが少なくなります。また、タープが上に向かって膨らむこともありません。

   • タープの裏側を風に向け、地面に平らにアンカーを打つ「Aフレーム」の形でタープを張るのが好きなキャンパーもいます。タープの前の2つの角も地面に近いところに固定しますが、タープには人が通れる三角形のA字型の開口部があります。
   • タープを木に固定する場合は、ひし形になるように設置します。タープをひし形に平らに置き、上から時計回りに、各コーナーに1、2、3、4とラベルを貼る。コーナー1と3を地面に固定し、コーナー2と4を杭で打ち込みます。
2. タープのグロメット2か所に、右から左へ長めのパラコードを通す。長さ8～12フィート（2.4～3.7m）のパラコードをつかみ、コーナーグロメットの右側のグロメットに通す。次に、パラコードでタープの下に大きな輪を作り、コーナーのグロメットに通して上に引っ張る。
3. パラコードをタープの隣のグロメットに通して左側に引きます。パラコードの束を引っ張り続け、さらにたるみを持たせる。次に、パラコードの端を下方に通し、隣のグロメットに通します。

   • パラコードをほとんど使ったことを確認してください。
4. パラコードの両端をサイドのグロメットに結びます。 ハーフヒッチノットなど、手早く頑丈に結ぶ方法もあります。

   • パラコードの片側が少し余っていても大丈夫です。
5. パラコードを通した部分を2つの大きな輪のようになるまで引っ張る。パラコードを縛ったら、パラコードの輪の根元を両手でつかみ、下方向に引っ張り、ループ状の「W」の形を作る。両方のループの大きさがほぼ同じになるようにする。
6. パラコードのループを重ね、クリップで留めます。 片方のループをもう片方のループに重ね、"W "の下側のループを効果的に重ねます。次に、標準サイズのカラビナを持ち、両方のループの上にクリップで留める。
7. カラビナを地面に固定する。カラビナとパラコードの組み合わせは、タープの安全性を高め、風の強い日にグロメットが裂けてしまうのを防ぎます。

   • この方法でタープの残りの角を固定する。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開された「 How to Keep Tarp from Flap 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。