BARTの乗り方

BART（Bay Area Rapid Transit）は、サンフランシスコとイーストベイに乗り入れている鉄道システムである。BARTは、車の運転を避け、交通渋滞に巻き込まれる時間を減らす素晴らしい方法である。また、サンフランシスコで駐車場を探して駐車料金を払う良い選択肢にもなる。

パート1

旅の計画

1. 路線図を確認し、行きたい場所の最寄り駅を見つける。 路線は5つあり、終点で呼ばれる（色で呼ばれるのではない）。

   • リッチモンド↔デイリーシティ-ミルブレー：平日夜8時以前はミルブレーが終点。日曜日以外の時間帯はデイリーシティが終点。日曜日は運行しない。
   • ウォームスプリングスまたはフリーモント↔リッチモンド：ウォームスプリングス行きは夕方と週末、フリーモント行きは平日の夕方前に運行。）
   • ウォームスプリングスまたはフリーモント↔デイリーシティ：ウォームスプリングス行きは平日夕方前に、フリーモント行きは土曜日に運行。
   • ピッツバーグ／ベイポイント↔SFO：リッチモンド - ミルブレー線が運行されていない時（つまり夕方と週末）、この線はミルブレーにも行く。
   • ダブリン／プレザントン↔ダリーシティ
2. 出発地と目的地の最寄り駅を検索し、前者から後者へ行くために利用する列車を決定する。BARTの "Find Closest Station "機能を使うことができる。 次にスケジュールを確認する（平日と週末でスケジュールが異なることに注意）。 目的地に到着したい時間を決め、そこから逆算する。

   • BARTのスケジュールはとても複雑です。 時間によって目的地が変わる路線もある。 すべての路線は曜日と時間によってスケジュールが変わります。BARTのスケジュールに不慣れな場合は、まずオンラインで確認しよう。駅に入ると、駅構内にステーションマップがあり、アクセスできる。
3. 乗車に必要な運賃を調べる。BARTは乗降地点を基準に運賃を決定しており、片道運賃は$1.95（駅から6マイル以内の場合）から$15.70（サンフランシスコ国際空港とオークランド国際空港の間）。運賃はBARTのウェブサイトで計算できる。
4. ウェブや携帯電話の適切なアプリで、競合サービスなどのルート計画ツールを利用する。これらのサービスを利用する場合、公共交通機関のオプションを選択する必要があり、BART以外の選択肢が表示される場合があります。また、グーグルマップではルート表示時に運賃が表示されます。また、Google MapsのSchedule Explorerを使えば、追加オプションとその時刻をより明確に知ることができます。

パート2

駅で

1. 旅を始めるBARTの駅に行く。地図ツールを使って駅に向かってください。駅を識別するためにBARTのロゴを探してください。また、駅名とBARTのロゴが書かれた15フィートの柱や、下に降りるエスカレーターやエレベーターを探すこともできます。

   • BARTの駅に車を停める場合、場所によっては平日の早い時間に駐車場が満車になってしまうので注意しよう。 また、駅によっては駐車料金がかかるところもある。 予約駐車場、1日駐車場、空港長期駐車許可証を購入することができる。すべての駅に駐車場があるわけではない。BARTシステムマップでは、駐車場がある駅はPで指定されています。
2. 切符を買う。 各駅の券売機では、現金と小銭、クレジットカード、デビットカードが使える。 BART路線近くの多くの小売店でもチケットを販売している。

   • 切符は金額に応じて販売されている。 BARTシステム内にいても、乗車券に料金を追加することができる。
   • 割引が適用されるかどうか確認する。 学生、高齢者、「障害者、メディケアカード保持者、5～12歳の子供」が対象となる。
   • 1枚のチケットに複数回分の乗車券を入れ、何度も利用することができる。
   • BARTでは、乗車する場所と降車する場所によって料金が決まるため、乗り換えの際に料金はかからない。乗車と降車の両方でチケットまたはカードを使用する必要がある。
   • 往復を利用する場合、往復の料金が正確に分かっている場合は、切符を購入する際に往復分の料金を追加する。そうすることで、復路の列に並ぶ時間を短縮することができる。
   • 2021年より、BARTの券売機はクリッパーカードのみの発券となります。
   • 一度しかBARTをご利用にならない方で、正確な運賃がわからない場合は、最初に不足分をお支払いいただき、残高不足の場合はAdd Fareゲートをご利用ください。
3. 駅に入る前に、システム全体の遅延に関するアナウンスを確認すること。そのようなアナウンスはBARTのウェブサイトで入手でき、駅にも表示される。これは、特定の時間までに目的地に到着することが非常に重要な場合に特に重要です。
4. クリッパーカードを入口リーダーにタップしてください。クリッパーカードは、反対側でBARTを降りるときに必要ですので、お手元に保管してください。

   • エスカレーターの左側を歩き、右側に立ちます。ベビーカー、自転車、大きなスーツケースなどはエスカレーターに持ち込まないでください。
   • 案内表示に従い、アナウンスに注意深く耳を傾けること。一般的に、一方向の電車の自動アナウンスは男性が、反対方向の電車の自動アナウンスは女性が担当する。
   • BARTのエチケットは、電車から降りる乗客のためにスペースを空けてから乗車すること。
   • エレベーターを利用する場合は、お金を払ってからエレベーターに乗り込むこと。

パート3

電車に乗る

1. 正しい電車に乗り、目的地までBARTに乗る。

   • 電車は、ホームの線路に隣接する黄色い帯の黒く区切られた部分に電車のドアが合うように停車することになっています。混雑している時間帯は、一般的に黒い部分の前に列ができる。
   • 列車の長さは3両編成から10両編成までさまざま。各駅は片道10両編成の列車を収容でき、列車のドアが開くことができる黒く区切られたエリアが20カ所指定されている（1両につき2カ所だが、順次導入されている新型車両は1両につき3カ所のドアがある）。偶数両編成の列車は、前後に等しいスペースを残して停車する（つまり、たとえば8両編成の列車は、停車時に前に1両、後ろに1両のスペースを残す）。奇数両編成の列車は、前方に後方より1両分多いスペースを残す（例えば7両編成の列車は、前方に2両分、後方に1両分のスペースを残す）。サンフランシスコのダウンタウンの駅には、異なる車長の列車の乗車ゾーンの始まりと終わりを示す目印が壁にあるが、すべてのBART駅にこの目印があるわけではない。自動音声アナウンスと自動ディスプレイの両方に、列車の車両数が表示されているので、この情報を使ってホーム内の位置を確認しよう。
   • 一般的に、列車の真ん中の車両が最も混雑する可能性が高いというのが良い経験則です。なぜなら、ほとんどの駅はホームへの入り口が真ん中にあり、ほとんどの人はホームの端まで歩かないように設計されているからです。座席スペースや快適な立ち見スペースを最大限に確保するには、列車の先頭車両か最後尾車両に乗り込むこと。ただし、自転車は前の車両には乗れないので注意。
2. 列車のエチケットを守りましょう。

   • 出入り口に長く立ったり、閉まりかけのドアを通り抜けようとしたりしないこと。出入り口から自転車を急がせるのは特に要注意。出入り口が詰まると、あなたや他の乗客のために列車が止まってしまうだけでなく、追加列車が駅に到着するのを妨げてしまいます。
   • ドアに一番近い席は、高齢者、妊婦、身体の不自由な方のための席です。 必要な方にお譲りください。他に空席がある場合は、必要に応じて席を空ける必要がないよう、そちらをご利用ください。
   • 列車の座席の中には、他の座席と向かい合っているものがあります。このような席は通常足元のスペースが狭いので、足元のスペースを気にする人は避けましょう。
   • 荷物は隣の席や通路に置かないようにしましょう。膝の上や座席の下に置くようにしましょう。立っている場合、リュックサックを持っていて、電車がそれなりに混んでいる場合は、リュックサックを脱いで足の間か横に置き、他の人のためのスペースを確保しましょう。
   • 立っている場合、車内の他の場所にスペースがあれば、ドア付近には集まらないでください。車両の中央か端に移動してください。ドアに寄りかからないこと。ドア付近に立つ場合は、駅によってドアが開く方向が異なることに注意してください。
3. 列車から出る。

   • 駅によってドアが開く方向が異なることに注意してください。2面2線の島式ホームの駅ではドアは左側に開き、ホームが左右に分かれている駅ではドアは右側に開く。マッカーサー駅、12番街駅、19番街駅などの時間制乗換駅では、2つの列車が同じ方向に進む島式ホームがあるため、一方は左側、もう一方は右側にドアが開く。また、他の多くの鉄道システムとは異なり、ドアが開く方向は列車の運転手からアナウンスされないので、駅の地理や他の人の行動に注意する必要があることを覚えておこう。
   • 車両のドアから遠い場合は、駅に到着する前にあらかじめドアに向かっておくこと。
   • ドアに向かう前に、すべての所持品をチェックする。私物を紛失した場合は、少し時間をかけて探してください。紛失物は駅の係員に報告するか、BARTのウェブサイトから回収することができます。
   • 指定された駅で降り損ねた場合（気がつかなかった、混雑していた、紛失物を探していたなど）、落ち着いて次の駅で降り、反対方向の電車に乗りましょう。そうすることで追加料金を請求されることはない。
4. 降りるときに改札に切符を入れる（またはカードにタッチする）。 切符に運賃が残っている場合、その運賃は返却されます。

   • 非常口から出ないでください。そうしないと、数時間後にBARTがどこで降りたのかわからなくなり、高額な料金を請求されることがあります。
   • 出口は、電車が駅に到着する時間帯に集中する傾向があるため、出口を出るのに並ぶ必要があるかもしれません。他の人の時間を無駄にしないよう、自分の番が来たときのために、カードや切符はすぐに使えるようにしておきましょう。
   • 運賃改札が機能せず、「係員にお尋ねください」と表示されることがあります。係員に会う前に、別の料金ゲートを試してみてください。代替の運賃ゲートでもダメなら、係員に会いましょう。非常口から駅を出ないでください。
   • 運賃改札で「Insufficient value on card」と表示された場合は、駅構内のAddFareブースでバリューを追加してください。このブースは、駅を出るのに必要な金額しか加算できないので注意。さらにバリューを追加するには、BARTシステムの有料エリア外のブースを利用する必要がある。

この記事は、CC BY-NC-SAで公開されている「 How to Ride BART 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。