オートバイのフェアリングの塗装方法

バイクのフェアリングは、空気抵抗を減らすためにバイクのフレームにかぶせるプラスチックのシェルです。しかし、あなたのバイクにスタイルとセンスを加えるには絶好の場所でもあります。そのための最良の方法のひとつが、フェアリングに素晴らしい塗装を施すことです。幸いなことに、フェアリングをペイントしたことがない人でも、そのプロセスはとても簡単だ！必要なのは、サンドペーパー、プライマー、スプレー塗料だけです。

パート1

フェアリングのクリーニングとサンディング

1. バイクからフェアリングを取り外し、オープンスペースに置きます。フェアリングを取り外すために、フェアリングをモーターサイクルのボディに取り付けているボルトをすべて緩めます。実際にフェアリングを塗装する際、スプレー塗料の煙が集中しすぎないように、開けた作業スペースに置いてください。

   • フェアリングを取り外した後は、作業中に風雨にさらされないように、バイクの残りの部分を防水シートで覆ってください。
   • まだ取り付けられていない新品のフェアリングで作業している場合は、このステップは省略してかまいません。
2. 石鹸水でフェアリングの表面の汚れを落とす。バケツに普通の食器用洗剤とお湯を入れ、スポンジを浸してフェアリングの汚れを落とす。円を描くようにこすると効果的。終わったら、次のステップに進む前に、必ず石鹸水をすべて洗い流してください。

   • フェアリングを以前に使用したことがある場合は、時間の経過とともにエンジンの黒いガンクが蓄積した部分に特に注意してください。これらの部分を完全にクリーニングするには、特別な注意が必要な場合があります。

   ヒント：フェアリングにデカールやステッカーが貼ってある場合は、ドライヤーで直接熱を加えて糊を緩め、剥がしやすくする！
3. 400番のサンドペーパーでフェアリングの表面をサンディングする。適度な圧力をかけながら、円を描くようにサンディングする。フェアリングの表面をできるだけなめらかにしておくと、後でプライマーや塗料が付着しやすくなります。

   • 400番のサンドペーパーは、ホームセンターで購入できます。
4. フェアリングを洗い流してほこりを落とし、乾燥させる。フェアリングの表面をサンディングすることで、フェアリングにたくさんのホコリが溜まっているので、塗装する前に取り除く必要がある。水とマイクロファイバークロスでフェアリングを拭き、ホコリがすべて取り除かれていることを確認する。

   • フェアリングが完全に乾くまで、おそらく1時間はかかるでしょう。

パート2

フェアリングの下塗りと塗装

1. フェアリングにプライマーを塗り、乾燥させる。表面が滑らかで均一な層になるようにプライマーをスプレーする。斑点が残らないように、特定の場所で止まることなく、均一なストロークでスプレーする。最後に、プライマーが完全に乾くまで約3～6時間待つ。

   • フェアリングには必ずプラスチック用プライマーを使用してください。
   • エアゾール式プライマーは、ペイント用品店で購入できる。
2. をフェアリングに塗り、乾燥させます。プライマーがまだ見えている部分を残さないように注意しながら、フェアリングの表面全体をこの最初のコートで覆います。この薄いコートが乾くまで約6時間かかります。

   • 安全のため、フェアリングにスプレー塗料を塗るときは、呼吸マスクと安全ゴーグルを着用してください。

   警告スプレー塗料の煙を吸い込むと、頭痛、鼻や喉の炎症、吐き気など、さまざまな不快な副作用を引き起こす可能性があります。
3. ベースカラーコートが乾いたら、フェアリングをウェットサンディングします。フェアリングの表面に水を吹きかけて濡らし、1000番のサンドペーパーで滑らかにする。フェアリングの表面をマイクロファイバークロスで拭き、砂埃を取り除き、完全に乾いていることを確認してから、さらに塗料を塗り重ねる。
4. ベースカラーをもう一度塗り、乾くまで3時間待つ。フェアリングの表面に均等にスプレー塗料を塗るようにしてください。塗料が乾くまで3時間以上待つこともできますが、完全に乾くまで少なくとも3時間は待つ必要があります。
5. この工程を3～4回繰り返し、フェアリングに重ね塗りをする。これは "グリップコート "と呼ばれるテクニックで、塗料を塗り重ねるごとに、すでに塗った塗料を "グリップ "する。こうすることで、塗膜が厚く、豊かな表情となり、プロフェッショナルな仕上がりになる。ペンキが乾くまで、最後のペンキを塗ってから最低6時間は待つこと。

   • 最終的にフェアリングに4～5層の塗料を塗ると、最高の仕上がりになります。
6. 塗料が乾いたら、フェアリングにラッカーを2度塗りします。フェアリングにラッカーの最初のコートをスプレーし、マイクロファイバークロスを使って表面に均等に広げます。約2時間乾燥させ、この作業を繰り返して2層目を塗ります。

   • クリアラッカーを加えることで、風雨から塗装を保護することができます。
   • クリアラッカーは、塗装用品を扱う金物店で購入できます。
7. フェアリングを24時間乾燥させ、バイクに再び取り付けます。この工程の最初にフェアリングから外したボルトと同じものを使って、フェアリングをバイクに再び取り付けます。これが終われば、バイクに乗る準備は完了だ！

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開されている「 How to Paint Motorcycle Fairings 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。