ダートバイク用ランプの作り方

スペースと時間があれば、ダートバイク用のジャンプ台やスロープを作ることができる。最初に考えるべきことは、よりポータブルなランプが欲しいのか、それとももっと恒久的なジャンプ台を作った方がいいのか、ということだ。自分が何をしたいのか、自分の時間と道具があれば何ができるのか、そして自分や友達が何を一番楽しめるのかを考えてみてください。自分の状況に最適なものを決めたら、素晴らしいジャンプやトリックを練習するために必要なものの作り方を学びましょう。

方法1

何を作るかを決める

1. スペースの広さを決めましょう。未舗装のジャンプコースを作るには、最低でも3分の1エーカー程度の広さが必要です。恒久的なスペースを作ることに疑問がある場合は、地面にジャンプ台を掘るのではなく、木製のスロープを作るのがよいでしょう。もちろん、建設や掘削の権限や許可を持っていることを確認してください。

   • 土のジャンプ台を掘ることに決めたら、加速するのに十分なスペース、離着陸用のランプ、ジャンプにぶつかった後の減速と停止のためのスペースを確保できる場所を探す必要があります。
   • サーキットコースや、ジャンプの終点から始点までのループを作る場合は、さらに広いスペースが必要になる。
2. 持ち運びがベストかどうかを決める。ポータブルなジャンプ台が必要か、常設のジャンプ台が必要かで、何を作るかが決まります。ポータブル、木製のランプは、例えば、あなたが唯一の時々にドライブに山の中でジャンプを練習するのに最適な場所を持っている場合、より良いでしょう。土地を掘り返したくない、あるいは掘り返す許可がない場合は、持ち運び可能な木製スロープを使おう。ジャンプの練習に適した場所ならどこでも牽引できます。

   • 恒久的なサイトを構築するには、あなたが構築している土地を変更するための許可を持っていることを絶対に確認する必要があります。
3. どのような材料がアクセスしやすいかを考えてください。ダートバイク用スロープを作るのは、木材で作るにせよ地面に掘るにせよ、冗談ではない。木の梁や板、のこぎり、釘、釘打ち機を手に入れる方が簡単で費用対効果が高いなら、木製のスロープを作ればいい。あなたや友人が、バックホーなどの頑丈な掘削機械を簡単に使えるなら、土のジャンプ台を掘る。最も簡単に作れて、お財布にも優しい方法を考えよう。

方法2

土のジャンプ台を作る

1. 穴を掘り始める。鋭く丸いシャベルを使い、友人にも手伝ってもらいましょう。自分の技量にあった深さと幅にしましょう。深さは3～4フィート、幅は2フィートが目安です。穴の位置は、最終的にジャンプとジャンプの間のエリアになるように計画する。

   • 土はどこにでも捨てられるわけではありません。離着陸のマウンドを形成するために必要なのだ。
   • 掘る前に地面を濡らして柔らかくしておくと、この作業が楽になります。
   • 最終的にどのような形にしたいかを考え、減速の余地を残すようにします。
   • 周回コースが好きな場合は、ホースやロープなど長く動かせるものを使って、コースのスタート地点に戻る周回コースを描く。最適なコースが決まったら、シャベルで掘る。
   • バックホウなど頑丈な掘削機械があればそれを使う。
2. 土盛りをする。ジャンプ台の穴から掘り出した土を使って、離着陸用のスロープを作ります。スロープの芯を作るには、壊れたコンクリート、シンダーブロック、レンガなどの建設廃材を使います。それらを適当なマウンド状に成形し、土で覆い始める。丸太や枝など、腐敗してジャンプ台が崩れるようなものは使わないこと。土の層を厚くし、しっかりとしたマウンドになるように詰め込みます。

   • マウンドの高さは技術レベルによって異なります。初心者の場合は、高さが2フィート（約1.5メートル）を超えないようにしましょう。
3. ジャンプ台は自転車のタイヤを使って転がそう。他に乗り物がない場合は、自転車を使って土のマウンドを本当に詰めよう。ゆっくりとしたスピードでフロントタイヤをスロープに巻き上げ、リップを作る。こうすることで、スロープもコンパクトになり、より使いやすく安定する。

   • ランディング・ランプは常にテイクオフ・ランプより大きく、テイクオフ・ランプほど急であってはならない。
4. マウンドを濡らし、さらに詰める。マウンドを濡らして泥だらけにし、さらに詰め込む。再び自転車の車輪を使い、足踏みをする。2～3日太陽の下で土を固まらせたら、少なくとももう1回は濡らして詰める。

   • そうしないと着地が痛くなるからだ。
5. スロープを試す。スロープをテストし、必要に応じて変更する。ジャンプまたは着地のどちらかの端のリップを、土を削って滑らかにする必要があることに気づくかもしれない。あるいは逆に、もっと土を足す必要があると気づくかもしれない。その場合は、マウンドをウェットパックする作業を繰り返す。

方法3

木製スロープを作る

1. 設計図を手に入れましょう。フリースタイル用ランプの設計図やFMX用ランプの設計図がオンラインで手に入る。 また、機械に詳しく、ランプのサイズやプロポーションに関する知識が豊富であれば、自分で図面を引くこともできる。ただし、始める前に寸法とイメージを紙に書き出しておくことが重要です。

   • 自分でスロープを作ろうとする前に、木工の経験を積んでおくべきです。
   • ノコギリや釘打ち機などの工具は、許可や能力、必要であれば監督なしに使用しないでください。
2. 支柱の寸法を測り、切断する。支柱には2x6インチの木材を使います。土台となる10フィートの梁を4本測り、切断します。 次に、垂直の支柱となる梁を4本測り、切断します。それぞれの梁は、上端に角度をつける必要がある。この角度がスロープの傾斜となる。

   • 垂直サポートの上端に角度をつけるためのクロスカットは、マイターソーを使うのが最も簡単で早く、正確です。マイターがない場合は、板をできるだけ正確にカットできるよう、慎重に寸法を測り、印をつける必要があります。
   • 基本的なFMXスロープの場合、最も背の高い垂直サポートを、片側が40インチ、もう片側が36インチになるようにカットします。それぞれのビームは、片側が他方より長くなるようにします。その結果、上端が56度の傾斜になります。
   • 二番目に背の高い垂直支柱は、一辺が22.5インチ、もう一辺が19.3/4インチになるようにカットする。それぞれの頂点の傾きは約65度になるようにする。
   • 3番目の垂直支柱は、片側が10 1/2"、もう片側が8 1/2 "になるようにカットする。
   • 4組目の垂直支柱は、片側が2.3/4インチ、もう片側が1.5インチになるようにカットする。
3. ベースとなる支柱を作ります。10フィートの2x6 "梁を2本、6インチ面に平行に並べる。これが支柱の「足」になる。各支柱の足の側面に沿って、3インチの釘を使い、2x6インチの梁を垂直になるように、またはL字型になるように釘打ちする。2組目の10フィートの梁は、残りの垂直サポートビームを固定するリップを形成する。
4. 最初の垂直サポートを釘で打ち込む。最初の2x6 "垂直サポートは、上端が36インチと40インチのものです。片方を10フィートの梁が形成するリップと同じ高さにし、片側の端まで、釘で固定する。もう一本の一番高い支柱を、もう一方の支柱の足の上に釘で打ち付ける。

   • これらの支柱と他のすべての支柱が互いに鏡のようになるようにする。支柱の上部の傾斜が同じ方向を向くようにし、スロープの傾斜になるようにする。
5. 2本目の垂直支柱を、1本目の支柱から30インチ離して釘打ちする。1組目の支柱の端から30インチ内側を測り、鉛筆で印をつける。ここが2本目の支柱の位置となる。2組目の支柱の位置を決め、10フィートのボトムビームに釘で固定する。
6. 3組目と4組目の垂直支柱を釘打ちする。3組目の垂直支柱は、1組目の垂直支柱の端から60インチ内側を測ります。その寸法に印をつけ、支柱の位置を決め、釘で固定する。4組目は、1組目の垂直支柱の端から120インチ（約8.5cm）の位置を測り、印をつけ、位置を決めて釘を打ちます。
7. 中間の支柱を取り付けます。この時点で、10フィートのボトムサポートが2セットあり、それぞれに4本の垂直支柱が釘打ちされているはずです。各垂直支柱に中間支柱を釘打ちして連結します。3フィート、2x6インチの梁を4本測り、カットする。長さ10フィートの下支柱を平行になるように並べ、3フィート間隔にする。両端から始めて支柱が正方形であることを確認し、中間の支柱を各垂直支柱の釘を打った場所に配置する。

   • まずは慎重に位置を決め、フィット感を確かめます。マスキングテープで固定してもよい。
   • すべてが平らで正方形であることを確認してから、中間の支柱を所定の位置に釘打ちする。
   • このステップでは特に注意すること。2つの支柱が互いに正方形で並んでいることを確認することが重要で、そうでないとスロープが不安定になってしまう。
8. 垂直の支柱の上に水平の梁をカットして取り付けます。基本的な支持構造ができたので、次はスロープそのものに取りかかります。上部に角度のついた垂直の支柱を作り、その上に梁を設置します。この水平梁がスロープの表面を支える。

   • 3フィート、2x6インチの梁を3本切る。この3本の梁は、1本目、3本目、4本目の垂直の支柱のペアとなる。
   • 2番目に高い2x4 "の梁を、2組の垂直支柱の上に載せます。ここでは、2x6 "よりも2x4 "の方が、スロープの表面を形成する合板シートにゆとりを持たせることができる。
9. スロープ表面の合板を設置する。1/2インチ合板を3フィート×6フィートの大きさに切る。支持構造に取り付けるには、釘の代わりに2 1/2インチから3インチのネジを使うことが重要です。合板の端にできるだけ近づけると、安定性が増します。合板を一枚貼ったら、それを覆うようにもう一枚貼ります。

   • 合板の端と端が重ならないように注意する。合板の端が重ならないようにするには、2層目の合板を別の長さにカットする必要がある。
   • スチール製ノコギリを使ってスロープをきれいにし、スロープの高さの端にはみ出した合板を切り落とす。
10. クロスサポートを角から角まで釘で打ち込む。タラップ表面の合板を二重にし、支えきれずにはみ出した部分を取り除いたら、2x6 "のクロス・サポートを一番高い垂直の支柱に追加する。四隅の対角線距離を測り、その長さに合わせて梁をカットする。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開された「 How to Build a Dirt Bike Ramp 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。