メリーランド州で運転免許を取得する方法

メリーランド州では、車を運転する全ての人に運転免許証の取得を義務付けています。15歳9ヶ月で初めて運転免許を取得することができます。その後、仮免許を取得し、最終的には普通免許を取得することができます。他州からメリーランド州に移り住み、既に免許を取得している場合、メリーランド州の免許を取得し、州外の免許を返納する簡単な手順があります。

その1

運転免許証の取得

1. メリーランド州の運転マニュアル（Driver's Manual）を勉強します。このマニュアルは、メリーランド州自動車局(MVA)のオンラインまたは事務所で入手できます。メリーランド州運転マニュアルには、メリーランド州の運転法に関する情報が記載されており、教習許可証を取得するための知識筆記試験に合格するために必要です。
2. 15歳9ヶ月以上であること。メリーランド州では、15歳9ヶ月以上でなければ運転免許証の申請ができません。これより早く教室での教習を開始することができます。しかし、運転免許証を申請できる最低年齢は15歳9ヶ月です。
3. 必要な書類を集め、MVAオフィスに行きます。準備ができたら、以下の情報を持って最寄りのフルサービスMVAオフィスに行く必要があります：

   • あなたの両親または法定後見人。これは年上の友人でなくてもかまいません。両親のどちらかが、申請書に署名するためにあなたと一緒にいる必要があります。
   • 身分証明書。米国パスポート、または出生証明書とソーシャル・セキュリティー・カード。
   • メリーランド州の居住証明。メリーランド州に居住していることを証明する書類を2通持参する必要があります。これは、公共料金の請求書、住所が印刷された小切手のキャンセル、銀行口座の明細書などです。
   • 免許料。運転免許証の発行手数料は$50です。クレジットカード、現金、小切手、郵便為替で支払うことができる。
   • 運転免許証の申請時に16歳未満の場合は、「Learner's Permit School Attendance Certification Form」も必要です。この用紙はオンラインでダウンロードするか、MVA事務所で受け取ることができます。また、学校の事務室やガイダンス・オフィスで入手できる場合もあります。この用紙に記入し、学校の誰かが署名しなければなりません。その後、封をした封筒に入れて、運転免許証の申請に行く際にMVA職員に届ける必要があります。
4. 必要な試験を受ける運転免許証を取得するためにMVAに出頭する際、知識筆記試験と視力検査を受けます。

   • 知識筆記試験。このテストでは、メリーランド州の運転マニュアルに記載されている、交通ルールや運転に必要な情報を扱います。テストは25問で構成され、コンピューターで行われます。合格するには85％のスコアが必要です。
   • 視力検査視力検査に合格するには、両眼の視力が20/40以上、連続視野（周辺視野）が140度以上である必要があります。視力20/70、視野110度の場合は、制限付き免許が取得できる場合がある。
5. 運転免許証で何ができるかを理解する。また、運転中に携帯電話を使用することは、ハンズフリーの有無にかかわらず禁止されています。

パート2

運転免許証から仮免許証への切り替え

1. 運転者教育コースを修了する。これは、高校が主催するクラス、民間の会社が教えるクラス、または親が教えるクラスがあります。親が教える場合は、親が州の要件をすべて満たし、遵守していることを証明する書類を提出する必要があります。このクラスは少なくとも30時間の座学と6時間の路上教習で構成されていなければなりません。

   • どのクラスでも、運転教習を開始する前に運転免許証を持っていなければなりません。
   • MVAは、承認された運転教育プログラムのリストをウェブサイトで公表しています。
   • 教習所は、あなたが講習を受け、合格した記録をMVAに自動的に送信します。
2. 少なくとも60時間の運転練習を修了する。教習許可証の場合、21歳以上の免許を持った大人を同乗させ、運転した時間の記録をつけなければならない。少なくとも10時間は夜間運転でなければならず、MVAでは悪天候での運転練習に少なくとも何時間かは費やすよう勧めている。

   • 25歳以上の場合も練習記録を記入しなければなりませんが、練習運転は14時間だけです。
   • MVAが発行している「Rookie Driver："新人ドライバーとコーチの練習ガイド "を発行しています。このガイドには、練習時間を記録するためのフォームが含まれています。仮免許を取得するためにMVAオフィスに戻る際には、そのログを持参する必要があります。
3. 運転免許証は少なくとも9ヶ月間使用しましょう。教習許可証の目的は、仮免許を取得する前に、資格のある大人が同乗して運転し、運転技術を練習する機会を与えることです。この9ヶ月の間にできる限り多くの練習をすることが奨励されており、運転技能試験に臨むときには、十分な練習を積んでいることになります。
4. 16歳6ヶ月以上であること。教習許可証で運転できるのは少なくとも9ヶ月間であり、最短で取得できるのは15歳9ヶ月ですから、仮免許を取得できるのは最短で16歳6ヶ月となります。この仮免許が18歳になるまで使用する免許証となります。

   • 教習許可証は最低9ヶ月間保持しなければならない。この間に運転違反があれば、仮免許の取得は延期される。
5. 最寄りのMVA事務所に連絡し、運転免許試験を予約する。運転免許試験の予約は必ず行ってください。徒歩での受験はできません。

   • MVAホームページのwww.mva.maryland.gov、「Locations」のリンクを選択すると、州内のMVA事務所が検索できます。
   • このリンクからオンラインで予約を取ることもできますし、試験を受けたい事務所を訪れて直接予約を取ることもできます。
6. 運転技能試験に出席する。運転技能試験は、公道で自動車を運転する能力をテストするものです。必要な60時間の練習時間を記録していれば、運転免許試験の準備はできているはずです。

   • 運転試験には、運転状態が良好で、少なくともガソリンが半分以上残っている車両で臨む必要があります。
   • あなたが快適に運転できるように、これはあなたがほとんどの時間を練習に費やした車であるべきです。
   • あなたとあなたの親（または、あなたが使用する車を所有する他の責任ある成人）は、保険加入証明書と車両運転許可書に記入し、署名しなければなりません。この書類は、あなたが運転免許試験に使用する車の状態が良好で、保険に加入していることを証明するものです。
7. 仮免許でできることを理解する仮免許では、以下のルールが適用されます：

   • 午前5時から午前12時の間は、21歳以上の運転免許を持つ人が同乗している場合、または仕事、学校の公式活動、ボランティア・プログラム、運動会の行き帰りに運転する場合を除き、運転することはできません。
   • 肉親を除き、18歳未満の同乗者を乗せて運転することはできません。
   • ハンズフリーの有無にかかわらず、運転中に携帯電話を使用することはできません。

パート3

州外免許からメリーランド州の運転免許への切り替え

1. メリーランド州の運転マニュアルを入手し、勉強してください。これはオンラインまたはMVAオフィスで入手できます。経験豊富なドライバーであっても、メリーランド州の運転規則を復習しておくことをお勧めします。
2. 必要な書類を集め、最寄りのMVAオフィスに行きましょう。準備ができたら、以下の情報を持って最寄りのMVA施設に行く必要があります：

   • 州外の運転免許証。免許証の実物をお持ちでない場合は、以前住んでいた州の自動車局から運転記録の認証済みコピーを持参する必要があります。
   • 身分証明書。米国パスポート、出生証明書、ソーシャルセキュリティーカードのいずれかを持参してください。
   • メリーランド州の居住証明。住宅ローン、賃貸契約書、住宅保険証書、クレジットカードの明細書など。2つの証明書を別々に持参する必要があります。
   • ライセンス料。免許証の発行手数料は、年齢または運転経験年数によって異なります。最寄りのMVA事務所で自分の免許証の手数料を確認してください。料金は現金、小切手またはクレジットカードで支払う。
3. 視力検査を受ける。両眼の視力が20/40、周辺視力が140度であることを証明しなければならない。視力20/70、周辺視力110度の人は制限付き免許を取得できる。

   • 視力検査はMVA事務所で受けることもできますが、希望する医師に検査を受け、州の視力検査用紙に記入し、持参することもできます。
4. 州外の免許証を返納する。複数の州の有効な運転免許証を保持することはできません。州外の免許証を返納すると、メリーランド州の免許証が発行されます。

この記事は、CC BY-NC-SAで公開された「 How to Obtain Your Driver's License in Maryland 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。