ラット・ロッドの作り方

通常、裏庭やガレージのプロジェクトであるラットロッドは、まったくのゼロから始めるか、2台のジャンクカーのパーツを組み合わせて小さなエンジンを作ることが多い。理想的なラット・ロッドは、組み立てられないように見えるし、ましてや動くはずもない。実用的な価値だけでなく、美的な価値も高く評価されるラットロッドは、常に調整と微調整が必要であり、余分なパーツと時間があるガレージ愛好家にとって楽しいプロジェクトとなっている。

パート1

フレームの準備

1. 古い車を手に入れる。地元のジャンクヤードを訪ねて、まだ無傷の古い車をチェックしよう。特に錆びておらず、本来の形が残っているものを探そう。一般的にラットは、1960年以前に製造されたアメリカ車、多くはピックアップで作られる。ラット・ロッドに人気のあるモデルは以下の通り：

   • ミッドセンチュリーのシボレーピックアップトラック
   • 30年代のフォード、特に "モデルA"
   • 初期のクライスラー製ヘミエンジンやフラットヘッドV型8気筒エンジンも人気がある。
2. 車から内装をすべて取り除く。クルマを解体して新しく始めるには、シートや備品、その他の付属品をすべて取り外す必要がある。通常、ラットロッドに使われるクルマは、もともと内装がかなりひどい状態なので、このステップはある程度必要だ。
3. .ドレンコックの下に容器を置くか、フューエルラインを1本外し、ガスタンクに残っているガスを回収する。これは、ロッディングのためにクルマを準備する上で欠かせないステップだ。溶接をすることが多く、ガソリンの痕跡が残っていると危険だからだ。作業中は、店やガレージに消火器を常備しておくこと。
4. フレームのサイズを決めます。車の新しいアクスルとホイールの位置を測って印をつけ、レシプロソーを使ってフレームを希望の長さにカットする。ラット・ロッドは車の見た目が重要なので、とにかくほとんど思いつきで作ることになる。

   • 通常、車軸を収めるために車体後部を多少短くし、ルーフやボンネットなど不要な要素を取り除くのが一般的だ。ドライブトレインに合わせてカットする。
5. 改良する。初期段階では長方形の2x4鋼管を6.1メートル（20フィート）ほど使い、2等分のセクションに切断する。梯子のように、できるだけ正方形で水平になるように溶接する。車体を支えるために、クロス・メンバーを前方に1本、後方に1本、中央で交差するパターンにする。フレームの幅は、使用する車体に合わせる。

パート2

一から作る

1. 3,000ドル以下を目指そう。ラットロッダーたちの間では、限られた材料で作業する能力の証として、総価格を3,000ドル以下に抑えようとするのが一般的な目標だ。もしあなたがチャレンジ精神旺盛なら、あなたのスキルと機知を試し、ジャンクヤードやeBayで寄せ集めのパーツをかき集めて、プロジェクトをできるだけ安く抑えよう。
2. 最新のサスペンション技術を使ってサスペンションをカスタマイズし、ラットを新旧のハイブリッドにすることができる。レールの上で回転するモデルAを持っている？はい、お願いします。

   • リア幅またはリアボディ幅を測定し、適切なサイズのアクスルを見つけることから始めます。アクスルは、幅よりもいくらか長いことが望ましく、リーフスプリングのリアアクスルは、改造の可能性があるため、一般的に人気のあるオプションです。価格にもよるが、60年代や70年代のものも人気がある。
   • コイルスプリングの取り付けは、アッパーマウントをリアのクロスメンバーに、ロアマウントをアクスルハウジングに溶接し、左右または平行に取り付ける。安く済ませるために、フロントはストレートアクスルを使用する。
   • マスタングII／ピント、AMCペーサー、コルベアなどのサスペンションは人気があり、便利な選択肢だが、すぐに溶接できるサスペンションキットも販売されており、フレームとアクスルブラケット、テンプレートガイドがセットになって数百ドルから購入できることもある。新しいパーツが必要なら、いい投資だ。
3. ボディをフレームに取り付ける。古いトラックのボディが圧倒的に人気だが、より現代的なファイバーグラスを使うこともできる。ボディをカスタマイズして好きなロッドを作り、良いラットロッドに必要な粗野なスタイルと威勢の良さに合わせてカットし、フレームに溶接する。
4. ラット・ロッドは、半合法的で風変わりなゴーカートなので、ドライブトレインで破産しないように。古いシボレー350やフォード302は、どちらも超普通で、たいてい安いオプションだから、好きなように手に入れ、好きなようにリビルドできる。 とにかく走らせることだ。ホットロッディングの素晴らしいところは、ボディに合わないエンジンを使いたい場合、あなたの創造力と創意工夫以外にそれを止めるものは何もないということだ。それをフィットさせる。ボンネットは外して、好きなようにしてください。

   • 特にヘッドが磨耗している場合は、最初に手に入れたクルマのブロックを売却し、売却で得た余剰金で実際に走る同じ時代のものを手に入れることを検討してもいいかもしれない。
   • エンジンをフレームに取り付ける際に、新しいスターターやオルタネーターを取り付けます。エンジンを取り付ける前に、エンジンからできる限りグリスを取り除いたことを確認してから、トランスミッションを取り付け、ドライブシャフトとラジエーターを取り付ける。ステアリング・リンケージを接続し、ペダルを取り付け、このクルマを維持するために必要なジョイントを溶接する。
5. 作業を終える。この時点で走行に近づいているが、ロッドを可能な限り安全にするために、ブレーキとタイヤを取り付ける必要がある。最終的には公道走行はできなくなるかもしれないが、止まるようにしなければならない。シートを付けるか、ソファを切って、非合法で愉快なものを使う。ラットロッドは、あなたが車について美学的に持っているどんな奇妙なアイデアにも従順です。楽しんでください！

パート3

ラットをスタイリングする

1. フロントガラス、サイドミラー、バックミラーを必要に応じて取り付けます。ラットロッドには、典型的なカーアクセサリーがないことがよくあります。窓、カバー付きシート、ドアもオプションです。初めて走らせた後でも、ラットロッドをいじり続けられるように、工具を手近に置いておきましょう。創造的にカスタマイズする
2. ラットロッドのボディは、つや消し塗料やスプレー塗料で塗装する。 ラットロダーの中には、オリジナルがいかに丈夫で長持ちするかを示すために、錆びた外装を基本的にそのままにしておきたい人もいる。もう少し洗練された外観にしたいが、砂埃は残したいという場合は、つや消しのベースコートに茶色っぽいスプレーで錆に似たハイライトを入れ、外装を密閉して保護する。
3. テーマを持たせる パレードやフェアで人気のラットロッドは、ユニークなテーマでスタイリングされていることが多く、人だかりができる。例えば、ステアリング・ホイールの代わりに珍しいオブジェを使えば、人々の笑いを誘う楽しいプロジェクトになるかもしれない。インスピレーションを得るために他のラット・ロッドをチェックし、何かユニークで楽しいことをしてみましょう。
4. オリジナルであること。ホットロッドとは異なり、ラットロッドはカスタマイズカーであり、時代遅れのオリジナルに似せることを意図していません。奇抜な調整やカラフルなボディでスパイスを効かせたり、オリジナルのフレームを劇的に改造してまったく新しい形を作り出したりしましょう。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開されている「 How to Build a Rat Rod 」を改変して作成した。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。