内山高一

内山高一氏は、フジテック株式会社の元代表取締役社長。

内山高一氏の経歴[]

プロフィール[]

• 生年月日：1951年7月16日
• 出身地：兵庫県
• 卒業大学：ニューヨーク大学経営学部

職歴[]

• 1976年4月：フジテック株式会社入社
• 1978年12月：同社取締役就任
• 1981年12月：同社常務取締役就任
• 1989年11月：同社専務取締役就任
• 1992年6月：同社代表取締役副社長就任
• 2002年6月：同社代表取締役社長就任（退任）

フジテック株式会社[]

会社概要[]

• 社名：フジテック株式会社
• 所在地：＜本社ビッグウィング＞〒522-8588滋賀県彦根市宮田町591-1/＜東京本社＞〒108-8307東京都港区白金1-17-3
• 設立：1948年2月9日
• 代表者：代表取締役社長岡田隆夫
• 事業内容：エレベータ・エスカレータ、歩く歩道の研究開発・製造・販売・据付・保守
• 資本金：125億3,393万円（2021年3月現在）
• 上場市場：東京証券取引所プライム市場
• 連結売上高：169,573百万円（2020年度）

事業詳細[]

内山高一氏が代表を務めたフジテック株式会社は、エレベータで日本国内シェア４位。エスカレータは５位で、近畿地方並びに西日本に本社を置くエレベータ・エスカレータの製造会社では首位で最大手である。駅や公共施設、大型商業施設などに多数採用されている。

早くから日本国外に進出し、世界各地に営業拠点、生産拠点を設ける。特にシンガポールや香港などで高いシェアを占める。工場は、日本国内で本社のある滋賀県彦根市にエレベータ工場、兵庫県豊岡市にエスカレーターがある。また、日本国外では、アメリカ（オハイオ）、インド、中国（北京郊外）、台湾、香港、韓国にエレベータ工場が、中国（上海）にエスカレータ工場がある。

創業・設立は1948年（昭和23年）２月９日。創業者は内山正太郎であり、2022年まで社長を務めた内山高一は、内山正太郎の長男である。大輪会の会員企業であり、納入場所は発祥の地である近畿地方が中心であり、ヤマダ電機やニトリの店舗には同社製のエレベータが多数設置されている。また、2010年頃まで同社の国内エレベーターシェアは大手中最下位の第5位であったが、近年では現行主力製品であるXIORを大規模に展開。東京都営地下鉄の中野坂上駅・本八幡駅等の関東首都圏、福岡市東区のアイランドアイ、福岡市博多区のららぽーと福岡（非接触ボタン採用）等の九州地方、また、後述の共同開発の経緯などからJR西日本の駅舎に幅広く採用されるなど日本全国でシェアを急拡大し、第4位に躍り出た。

事業内容（一部）[]

エレベータ・エスカレータの新規設置

エレベータでは、標準型に加え、高速・駅舎用・小荷物用など、幅広いニーズに対応している。

エスカレータでは、標準型に加え、省エネ・省スペース用、動く歩道などをラインナップ。

メンテナンス

フジテック株式会社は、新規設置だけでなく、その後の保守点検・メンテナンスも徹底的に実施している。「技術・人・バックアップ体制」という３つの柱を軸に、研究・開発から設計、生産、据付、メンテナンスそしてリニューアルまで一貫した体制で、顧客の大切なエレベータとエスカレータを守っている。

サステナビリティ・社会貢献[]

フジテック株式会社では、SDGsに加え、国際グローバルコンパクトに加盟するなど、様々な分野でサステナビリティを推進している。

また、世界各地で安全教室を開催するなど、社会貢献活動も幅広く実施している。

社会貢献活動の一例[]

• 安全教室（エレベータ・エスカレータの安全な乗り方を伝える活動）
• 琵琶湖の環境保全活動
• いのちを救う贈り物

世界各地で安全教室を開催[]

社会貢献活動の一例にも取り上げたように、フジテック・グループでは、エレベータ・エスカレータの安全な乗り方を伝える「安全教室」を行っており、人気な教室となっている。（エレベータ・エスカレータの安全な乗り方を伝える活動）

対象は、主に小学校低学年。子どもを巻き込んだ昇降機の事故はエレベータのドア周りや、エスカレータの乗降口の周辺が多いため、注意喚起を目的に実施。

琵琶湖の環境保全活動[]

滋賀県で本社工場を稼働していることから、2014年より、琵琶湖周辺のヨシ刈りボランティアに参加。ヨシはイネ科の多年草で、水の浄化や湖の生き物の生態系保全に重要な役割を果たす。冬季に成長したヨシを刈ることで、新しいヨシが丈夫に育つことから、毎年2月と12月に行われるボランティアに参加している。

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