アールシュタット=セシル

ページ名:アールシュタット

 

名前:アールシュタット=セシル

年齢:不明(外見二十歳前後)
性別:男
種族:女神誓約者(異界の女神と誓約した者。何気に不老不死に近い)
誕生日:11月26日

性格:おっとりとした感じで穏やか。但し、大切な者を傷つけた相手には冷酷になる。
物腰は柔らかいが、意思だとかなんだとかは非常に固い。
自己犠牲の精神が強く、大切な者の為なら命も投げ出す覚悟。というか、一度投げ出している(誓約済)。
結構計画的・打算的な面もある。モラリスト、のはず。
騎士・王子属性。まっすぐで真っ白で、汚れることを厭わない。

能力:対価煌術・剣術

詳細設定:能力的には守りや回復に特化している(が、盾は攻撃に転化可能)。
性格もあいまって、役目的には盾。多分それが合っていることを知っている。

かつての主を助ける為に自分を対価に異界の女神と誓約している。別称は神贄。
誓約により、血液が「盾なる聖血(シェル・ブラッド)」というモノになっている。
その為、寿命と加齢がなくなった。生命としての致命傷(心臓を抉り出されるとか、首を落とされるとか、過度の失血とか)が無い限り、死は無い。
血の影響で普通の身体より回復能力は高かったり、病はほぼ掛かる事は無いが、代わりに殆どの医療行為は受けられない。

昔は、「自分は幸せになれない」と思っていた。或いは「自分は幸せになってはいけない」とも。
それだけの業を成したという自覚はあるらしい。
今は「幸せになってもいいかもしれない。死に急いではいけない」と思っている。
但し、どうしようも無い状況に陥ったら、自分を捨てる覚悟は今もある(遥か昔、同じ様な覚悟から身売りまでしている)。



ーここまでは前回のものを転載、ここから過去話。


出身:エルトナ公国(ライノール国の隣国)
身分:トゥルーベル侯爵家使用人(執事)

過去話:
元はエルトナ公国のトゥルーベル侯爵家に仕える一族の人間。
幼い頃からトゥルーベル侯爵家の令嬢・レミーシェ=トゥルーベルに仕えていた。
アールシュタット15歳、レミーシェ12歳の頃、エルトナで内乱が始まる。
レミーシェの両親は内乱で招集され、そのまま帰ってくることはなかった。
一人遺されたレミーシェもまた病に倒れ、アールはそれを支え続けることとなる。

内乱は長きに渡り続き、辺境にあった街の情勢もかなり困窮。
16歳の頃からアールシュタットは隣国・ライノールに密入国しトゥルーベル家の財政を支えていた(この頃はまだ健全なお仕事で)。
その際にアリューテと出会ったりしている。
しかし、アールシュタット18歳の頃、財がほぼなくなり、レミーシェの薬を供給するのもままならぬ状態になりかける。
どうしようもなくなったアールシュタットは貴族相手に身売りを始める。
(因みに、最初に彼を買ったのはアリューテ。彼はパストリオからお金をお願いできる立場だったのでお金は持っていた)

※SS・眠らない夜の歌(※BL注意)
→http://sns.atgames.jp/diary/26832699

アリューテの制止はむなしく、アールシュタットは身売りを繰り返し続ける。
そのうちにライノールのキーリング公爵家にも出入りするようになる。
当時のキーリング当主、アールシュタットの事情を知り、金銭とともに「異界煌呪の本」と呼ばれる本を彼に託す。
異界の神を呼び出すことができる、という言い伝えではあったが、それまで成果はなかったらしい。
しかし、アールシュタットはその本を使い、自分を対価に、女神・シェルドヴェインを召喚することに成功する。
対価が自分であることから、アールはここで一度死亡している。
女神・シェルドヴェインは自らのスペアボディの血をアールシュタットに与え、彼を女神誓約者として蘇生する。ここから彼はシェルドヴェインの血(シェル・ブラッド)の影響により不老となる。

女神によってもたらされた血を精製すると、それは万能の薬となった。
レミーシェはそれにより病から回復する。
内乱も同時期に収まりを見せ、なんとか危機的状況は切り抜けることに成功する。

それから数十年、アールシュタットはレミーシェに仕え続ける。
彼女が結婚しても、ずっと。
その間アールは自分のエゴでレミーシェを生かしたことを悩み続ける。

※SS・私の、永遠の人(※老齢のレミーシェ視点の小話)
→http://sns.atgames.jp/diary/26703996

「幸せだった」。
レミーシェの最期にその言葉を聞き、そこで想いは重なった。


レミーシェ=トゥルーベルの死後、アールシュタットは故国エルトナを出て様々なところを旅するようになる。
空っぽになってしまった心を埋めるように。
その先で出会ったのが、「あの街」だった。



……と、あの街については触れないですが、やっぱりあの街です。
初めて恋をしたり、やぶれて泣いたり、だけどそれよりも大事なものをみつけたり。
まぁいろんなことがありましたが、今はトコさんとこのトキちゃんに永遠の忠誠を誓ってます。
まぁあの街を離れて今の街に移動する間に、シェルドヴェイン再召喚に成功し、完全にアールシュタットを終わらせる短剣をもらったりしてます(短剣はトキちゃんが持ってます)



因みに、彼は女神誓約者=異界煌呪式、という立場でもあり、シェルドヴェインの要請があればそれに応えなければならない立場でもあります。
まぁ要請なんてほぼないのですが。


他の方のキャラクターとの関係:
★トコ★さん宅
トキさん→大事な恋人で永遠の忠誠を誓った相手。彼のためなら黒にも豹変します。
カーズさん→お友達。悪戯がすぎると御仕置きします。

愛さん宅
サザントさん→たまに絡みに行くお友達(だとこっちは信じてる)。ネタに事欠かない人だと思っている。

SEREさん宅
→セレさん達。交流上でお友達に。

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