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「音楽漫画であるのか?」ということは「コミック作品としての評価や優劣」とは関係ありません。

そのことを前提にした上であろうと、音楽漫画としての要素が高いか低いかで「90ポイント。音楽業界という設定を効果的に使い楽器の描写も正確」「35ポイント。主人公はミュージシャンながら、楽器を弾いてるコマ数もわずか」みたいなコメントをつけると、評価のような誤解を与えます。
ですので批評や感想は着手の時点では一切なしにしました。感想であっても、作品によって力のこもり具合の差から私なりの採点結果を感じさせる可能性は低くないですから。
※ 内容的に流用した同人誌版や掲示板でコメントすることはあるかしれません。

また、登場ミュージシャン紹介やあらすじを読んで「面白そうだから読んでみよう」という人があれば歓迎ですが、「ネタバレ結末までわかったから買わなくて良いや」「トリビア的なことまで読んだから、話のタネとして読まなくても充分」となると、私のやってることは作者さん達や版元に対する営業妨害行為ということになります。
そのため、単行本の全巻を持っていてもストーリーの途中までのあらすじしか書かないようにしています。
あるいは結末近くまでのストーリーを明かしながら、意図的に重要なキャラや事件について省略したり、偏向的な紹介記事になっていたりしています。
もちろん、私が全巻を読んでないのでとか、買ったはずだが手元にない、押入の中から発掘できない…ので1巻の内容にとどまってるものもあります。

それじゃあ、音楽漫画って、どんなのか?

>> [音楽漫画とは、主に音楽を扱った漫画を指す。ただし音楽漫画の定義は一定ではない。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9F%B3%E6%A5%BD%E6%BC%AB%E7%94%BB#.E6.A6.82.E8.A6.81]]

やはりそうですか。そうなんだろうと思います。

>>「音楽シーンの使用頻度」を判断基準とし、線引きが難しい作品については
>>「マンガという手法を用いて音の響きを表現しようとしているかどうか」
>>「音楽への関心を積極的に描写しているか」という点を加味して選定が行われている

一見、もっともそうなんですけど、あれ? どうしよう。
確かに頻度で微妙なもの、判断のわかれるところなのもあるけれど、明らかに音楽を題材にしたもの、していないものというのはある。
ヒット作でいえば、「のだめカンタービレ」や「BECK」など、これを「これを音楽漫画と呼んでしまって良いのか?」などと疑問視していたら、もはやジャンルとして成立しないだろう。
そして、主人公が元ミュージシャンやアイドル歌手という設定ながら、コンサートシーンやレコーディングシーンが皆無なもの、登場した時の顔見せキャラ紹介としてのみなもの、ラスト近くで帳尻合わせ的に歌ったり演奏したりなもの……てのは考えものだ。本当に1~2ページだけライブステージなんてのは含めなくても良いだろう。
では、頻度は毎回というわけではなく一般的に書評などで音楽漫画と扱われないだろうけれど(例えば「ヨコハマ買い出し紀行」のように、それが「マンガという手法を用いて音の響きを表現しようとしている」「音楽への関心を積極的に描写している」というのは、どうしようか?
あるいは、1曲の歌があって、それが謎を解くカギになっていてドラマが進行していく場合、長編のページ数からみれば楽器の演奏シーンがわずかだったり、歌詞がたびたび出てくるもののコンサートやレコーディングシーンのようなものはほとんどない場合もあるが。
含めよう。
本家Wikipediaでは対象外となりそうなものを、とりあげてこそのフォローだ。
そう思っていたのだけど、音楽を題材とした漫画作品一覧を見れば、

>>1989年 『絶愛-1989-』 - (尾崎南) - 「マーガレット」 - バンド

絶愛……って、最初から人気シンガー南條として描写はされているけど、実際のライブで歌うシーンというのは最後の方。音楽漫画というより、情愛ドラマとでもいった色合いが濃いだろうに。
部分的にでも演奏や歌唱シーンの描かれてるものは広い意味で音楽漫画に含める……というガイドラインならともかく。
音楽漫画(厨)事典的には最初からとりあげるつもりだった。
でも、本家のwikipediaが、これを含めてしまう基準で良いのだろうか?
そうなると「ヨコハマ買い出し」ばかりか、通常なら災害漫画とかサバイバル物とかいったジャンル作品として扱われそうな「anim.-アニマート-」、ヒューマンドラマみたいな肩書が似合いそうな「おくりびと」等の方が音楽漫画と呼べそうな気がしてくる。
そうか……先の基準というのは「現代マンガ図書館が発行した音楽漫画の作品リスト」であって、いま追記進行中のリストを更新する人が、その基準にもとづいて検討して選んでるとは限らない……ということも考えられる。
1人の選者の判断によるものでもブレが生じ得るわけだろうから、ましてや複数名によるものとなれば。

そうなると……当初は枠組み、基本方針、ガイドラインなどを設定したら後は他の人達に任せてしまおう。1人でこんなものをやったら対象作品として買う本代やたらかかることになりそうだし……というつもりでいた。
でも、書き込みは基本的に私1人で判断して書き進めることにしよう。その代り、「これは違うんでは?」「これも含めて良いのでは」といった御指摘、御提言などは聞き入れて検討する。
そして、amazonへの画像リンクを表示させる。
そうすれば、文字ばかりの殺風景ではなく、表紙画像によってキャラの顔がどんなものかも表示されることになるし。
もしもアフィリエイトで入金があれば、紹介文を読んでその作品を買って読んでみようと思ってくれた人がいた反響ということになるし、それで未読な本を購入できれば更に拡充させることができるわけだし。

それと、原則的に読切作品は含めず、連載作品のみとします(読切り前後編、短期集中3回などは連載あつかい)。

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