登録日:2021/10/30 Sat 13:00:00
更新日:2024/06/06 Thu 13:53:51NEW!
所要時間:約 10 分で読めます
▽タグ一覧
浅川悠 偶像 ステンノ type-moon fate go hollow ギリシャ神話 合法ロリ ロリババア サーヴァント ロリな姉 長女 三姉妹 ドs ゴルゴン三姉妹 何故かなかなか立たなかった項目 姉属性 貧乳 上姉様
Fateシリーズに登場する人物。
初登場作品は『Fate/hollow ataraxia』。
CV.浅川悠
ギリシャ神話に名高いゴルゴンの三姉妹の長女。
エウリュアレとメドゥーサの姉。要するにライダーさんの上のお姉さんである。
●目次
【Fate/hollow ataraxiaの回想】
元々彼女たち三姉妹はギリシャの古い土着の神であり、地母神。
黄金のリンゴを口にしなければ老いるオリンポスの神々とは違い、完全な不老不死を備えた『偶像』として誕生した『完成された女神』であった。
しかし、末女メドゥーサの美しさが女神アテナの不興を買い、『人々からの信仰』を奪われたメドゥーサは形なき島へと追放された。
そしてステンノとエウリュアレの二人もそれに同行し、三姉妹は怪物として噂されるようになったという。
本来、彼女達三姉妹は完全に同一の存在だったが、メドゥーサだけがコピーミスとして『成長』する機能を獲得してしまった。
それによって同一の存在であったステンノとエウリュアレにも個性が生まれた。
とはいえ以心伝心を通り越した状態である事には変わりが無いため、絶妙な連携で日々メドゥーサをいびって楽しんでいた。
メドゥーサが抱えているトラウマはほぼこの頃が原因。
例えば大女呼ばわりされ続けたせいで自分の容姿にコンプレックスを持つようになってしまったり、
過去に受けていたお仕置きと同じ事をされると反射的に悲鳴を上げるようになってしまったり…
後、あのぴっちりした服も姉のお下がりしか貰えなかったのが原因。
とはいえステンノもエウリュアレもメドゥーサの事を深く愛している事には違いは無い。単にドS過ぎて愛情表現が歪みきっているだけなのだ。
加えて自分達とは違い、成長できるメドゥーサを羨ましがっていた面もあるそうな。
優雅な仕種、溢れる気品、思慮深い言動。男の夢見る理想の女性。男は名を呼ばれただけで喜びに我を忘れ、永遠の忠誠を誓うという。
……しかし、匿名希望の妹によれば、極度のものぐさ。好きなコト以外には興味を示さず、どうでもいい相手には冥府の番犬も震え上がる程に冷酷な鬼姉だとか。
エウリュアレに比べると、口調が丁寧。
末妹メドゥーサと違って人間を好み、「形なき島」を訪れた男たちを歓迎し、癒し、新たな冒険に送り出す。……なーんてのは傍から見ている他人の評価で、実際のところ彼女達が好きなのは人間という生き物ではなく、気に入った人間が自分たちに翻弄され、困惑して破滅する様――よーするにジタバタする様を見るのが三度の飯より好きなのである。他の高慢チキで豊満な女神とは違い、人を好む彼女達に男たちは夢中だったというが、結局は数多くの勇者が無理難題を押し付けられ、泣く泣く故郷に帰っていったという。
まあそんな感じでステンノとエウリュアレを奪いにやってくる人間を無理難題を押し付けて追い返したり、
メドゥーサが撃退したりとそれなりに平和に暮らしていた三姉妹だったが、そんな生活も終わりを告げる。
『成長』する女神・メドゥーサ。
姉達を狙い幾度と無くやって来る、勇者を名乗る蛮人共を殺していた彼女は、いつしか完全に英雄殺しの魔獣・ゴルゴンへと変貌してしまった。
完全に怪物に成り果てたメドゥーサは姉達すら自分の巣に住まう邪魔者としか認識できなくなり、二人を呑み込んでしまった。
そして姉達はいなくなり、ゴルゴンの怪物もペルセウスによって討たれ、ゴルゴンの三姉妹の伝説は幕を下ろす。
ステンノとエウリュアレはメドゥーサを愛していた。
それは妹が怪物に成り果てても、その手で殺されても変わりはしない。
【Fate/Grand Order】
「うふふ。女神を現界させようだなんて、面白くて哀れな人ね。あなた、お名前は?」
エウリュアレ同様、まさかのサーヴァントとして登場。そして例によってエウリュアレとそっくりなのでバトル画面で並べると分かりにくい。特にコマンドカードに関しては間違い探しレベル。
レアリティは☆4(SR)。
戦闘ボイスはハイテンションなエウリュアレに比べるとひたすら蠱惑的。そして妹同様、再臨が進むと衣装が大きく変化する。ミニドレス風のエウリュアレに対して、ステンノはシースルーのロングドレス風。
クラスはアサシン。
アサシンとはいうが、刃物やら自身の毒やらなどの何かしらの武器を使うことの多い他のサーヴァントとは違い、ステンノ自身は謎の光弾を武器としていた。
…ただひたすら謎の光弾を飛ばし続けていたステンノだったが、2020年夏のアプリアップデートの際に大幅にモーションが改修され、前述の光弾もハート形になっていたり、自身の能力で魅了した勇者の使い魔を代わりに戦わせるなどの動きが加わっている。
ユニット的には妹のエウリュアレ同様、男性特攻な宝具とスキル構成を持つ「男殺し」なサーヴァント。
元々が所謂「光弾勢」な為か最高レベルの気配遮断を生かせないスター生産力の反面NP効率が全鯖中トップクラスに高く、「吸血」と合わせて宝具を発動させやすい。
「女神の神核」と「対魔力」のスキルを併せ持つことにより素の弱体耐性が高く、相手のデバフにかかりにくい特性を持つ。
「女神のきまぐれ」はエウリュアレとは異なり、「カリスマ:A相当の攻撃バフ、神性持ちには更に同値のバフ」となっている。
この手の限定二重バフは発動者自身は対象に含まれない事も多いが、このスキルはステンノ自身も対象に含む為効果適用中は中々に火力が出る。
総じてサポーターとしてはかなり尖っているがその分最大限発揮した場合のパフォーマンスは他に類を見ない、ジョーカータイプのサーヴァント。耐性の無い男性相手にエウリュアレやランサーの妹と合わせて魅了でハメる攻略法は高難易度やストーリーの難所に対する有力な手段の一つ。完封性能が高すぎて魅了耐性や弱体無効のエネミーが増えまくる原因にもなったが
◆データ
身長:134cm
体重:30kg(メドゥーサからの申告)
出典:ギリシャ神話
地域:欧州
属性:混沌・善
◆ステータス
筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 |
E | E | C | EX | EX | B |
◆スキル
クラス別スキル
対魔力:A
Aランク以下の魔術を完全に無効化する。事実上、現代の魔術師では、魔術で傷をつけることは出来ない。
気配遮断:A+
自身の気配を消すスキル。隠密行動に適している。完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。
保有スキル
吸血:C
吸血行為と血を浴びることによる体力吸収&回復。ランクが上がるほど、吸収力が上昇する。
ちなみに大好物はメドゥーサの血。メドゥーサの血を吸うと魔力が大回復する。
魅惑の美声:A
天性の美声。
男性に対してであれば魅了効果として働くが、対魔力スキルで回避可能。対魔力を持っていなくても抵抗する意思を持っていれば、ある程度軽減する事が出来る。
女神の神核:EX
生まれながらに完成した女神であることを表す固有スキル。神性スキルを含む複合スキル。
精神と肉体の絶対性を維持する。精神系の干渉を弾き、肉体は成長・変化しない。
女神の気まぐれ:A
女神として在るが故の性質がスキルとして顕れたもの。
様々な効果をもたらすが、かならずしも有効なものばかりとは限らない。
この他、アペンドスキルとしてはライダークラスへの攻撃力アップスキルを持つ。
自身のクラスとの相性と重なっているためライダーへのダメージは良く伸び、条件を整えるとクリティカルが単体宝具並みの火力を出すことも。
このアペンドスキルの対象はフレーバー的な物が多く*1、クラス相性の優位と重複するケースはごく少数で、対バーサーカーとエクストラクラス以外で重複するのはステンノが唯一。
◆宝具
女神の微笑(スマイル・オブ・ザ・ステンノ)
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1人
本当にいいのかしら?
うふふ……覚悟は宜しいかしら……
ねぇ貴方、こっちを向いて?
『女神の微笑』
勇者達を一撃の下に虜とした女神の魅力を宝具として昇華されたモノ。
物憂げな視線を刃に、蕩けるほどの囁きを毒に。歴戦の強者であろうと清廉な紳士であろうと、男であればたちまちのうちに殺してみせる、愛の言葉を込めた最強の囁き。
囁きの後に、開き直ったと言わんばかりに愛らしい仕草と笑顔で悩殺させる。大抵の男はこれで陥落するが、希に耐えきる相手もいるようだ。「無粋な人ね」
『Grand Order』では「敵単体〔男性〕に高確率で即死効果&敵単体〔男性〕に魅了状態を付与&敵単体の防御力をダウン」という効果のBuster宝具。
強化後はランクがB+に上昇。防御力ダウンの倍率が上がり、「敵単体の強化状態を解除」という効果が追加される。
◆人物
本来神霊はサーヴァントとして顕現できない筈だが、ステンノと共にサーヴァントになっている。
他の神霊サーヴァントは依り代の人間を介して疑似サーヴァントになる、分霊の一つのみをサーヴァント化する、
神格を自らサーヴァント化できるレベルまで削り落とす、ダーリンをゆるキャラにする、等の小技を駆使してサーヴァントとして召喚に応じている。
いずれの場合も、オリジナルである神霊そのものに比べ大幅に力が制限されているのだが、
どういう訳かステンノとエウリュアレは女神そのままで召喚されている。
それどころか、元の女神としてのステンノ&エウリュアレは不老不死で美しいだけの少女に過ぎず戦闘能力は欠片も持たないのだが、サーヴァントのクラスに当てはめられた結果身体能力が強化されて頑丈になっており、
全サーヴァントの中でも極めて珍しい、「サーヴァントになる前より強い」サーヴァントとなっている。*2
むしろ、特筆すべき権能を持たず美しいだけで、サーヴァントになった方が強いような力の弱い神霊だったからこそ
そのままでもサーヴァントの枠に収まる事ができたということだろうか。
聖杯にかける願いはない。
強いて言うならば「姉妹三人でかつての場所へ戻ること」だが、それが叶わない願いであることを既に彼女は知っている。
◆活躍
第1部2章「永続狂気帝国 セプテム」
ここでは西暦60年のローマに召喚されており、生前住んでいた場所に似た地中海の小島「形ある島」にその身を置いている。
古き神の噂を調査しに来た主人公やネロらと遭遇し、気まぐれかつ理不尽な面を見せて一同を翻弄するも、島に侵入してきた招かれざる客を倒した彼らに連合ローマ帝国の本拠地の情報提供という形で報いた。
終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』
ここでは同じく冠位時間神殿に召喚されたアルテラと共にⅡの座を統括する情報室フラウロスと交戦する。
ステンノにとってのアルテラは自身の前身となる神霊化する以前の原初の神々が遭遇して、蹂躙され尽くした相手だったために棘のある対応をしていたが、一万四千年の時を経て心の内を吐露した彼女に「貴女はとっくに人間だったのね」と謝罪した。
イベント
エウリュアレと比べると登場する場面は少なめ。
というより強いて言うのならばアステリオスの世話を焼くエウリュアレの様子を見守っていることが多いステンノだったが、ちゃんとイベントにも登場はしている。
- 2018年5月期間限定イベント『虚月館殺人事件』
主人公の友人でありステンノの外見で映る少女「ジュリエット・ヴァイオレット」として登場。
その中でぶっちぎりのヒロイン力を見せつけている。
イベント上ではオリジナルのステンノの性格である理不尽さやものぐさなところがなくなり「時代と家柄に翻弄される気丈な少女」として映る「ステンノ当人ではないとわかっていても」魅了されたマスター達が多くいたとかいないとか。
追記・修正をお願いします。
[#include(name=テンプレ2)]
この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,8)
[#include(name=テンプレ3)]
▷ コメント欄
- 男性魅力ハメ+特効ダメージを出せてアステリオスとセットでイベントの出番も多い妹と比べるとどうしても地味な姉 -- 名無しさん (2021-10-30 13:37:42)
- もっともっと出番あって欲しい -- 名無しさん (2021-10-30 13:50:45)
- 作成にコピーは問題ないけども、初版で投票68は草 -- 名無しさん (2021-10-30 14:12:57)
- エウリュアレから約6年越しの項目か・・・ -- 名無しさん (2021-10-30 15:01:56)
- ☆4のハズレア筆頭候補だったししゃーない -- 名無しさん (2021-10-30 16:33:03)
- 項目立った時期の違いからエウリュアレと比べて如何に使われてなかったかがわかるな… -- 名無しさん (2021-10-30 17:14:14)
- 即死はボスには効かないというのが痛すぎるよなぁ。妹と同じ男性特攻とかだったらまだ初期の時点でも… -- 名無しさん (2021-10-30 17:46:12)
- 去年あたりから敵数が少ない周回クエストの先鋒に抜擢されたのが面白すぎる -- 名無しさん (2021-10-30 18:02:39)
- 気まぐれにニコっと笑ってバスターするとびっくりするダメージの出る人 -- 名無しさん (2021-10-31 01:01:46)
- ソロモンでのアルテラとの会話は結構好き。地味にあの時点でオリンポス神が宇宙から来たことに言及してたり -- 名無しさん (2021-10-31 01:05:21)
- カルデアステンノキツツキからもう3年以上も経つのか。 -- 名無しさん (2021-10-31 15:49:15)
- ほぼやってれば確定で引けるエウリュアレとメドゥーサに比べればどうしても所持率的な問題もあるしねぇ・・・ -- 名無しさん (2021-10-31 20:37:59)
- 今のところ虚月館意外に目立ったイベント参加がない -- 名無しさん (2024-04-20 17:34:21)
#comment
*2 サーヴァント化するに当たって神格を落とす神霊はもとより、人間霊でも生前を超えるスペックにはならない。
コメント
最新を表示する
NG表示方式
NGID一覧