登録日:2020/03/13 Sat 13:55:51
更新日:2024/05/27 Mon 09:24:53NEW!
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ガールズ&パンツァー ガルパン 米国面 アメリカ m4 脳筋 長崎県 物量作戦 人海戦術 お金持ち 学園艦 高校 佐世保市 架空の学校 ニミッツ級
ゴー、アヘッド!!
サンダース大学付属高校とは、アニメ『ガールズ&パンツァー』に登場する学校。
劇中では専ら「サンダース」「サンダース大付属」と呼ばれる。
★概要
長崎県の佐世保を母港とする学園艦の一つ。アメリカと提携している。
船体はニミッツ級とほぼ同一の形状。因みにWW2以降の艦をモデルとしているのはここのみである*1。
全学園艦でも最大級のサイズを誇り、全長は大洗の倍程(推定13~14km)、甲板面積で言えば大洗の4倍以上と見られる*2。
一言で言うなら、マンハッタン島より一、二回り小さいくらい。最早船というより自航可能なメガフロートである。
何もかもがアメリカンサイズかつ大雑把であり、甲板を三段ブチ抜いた巨大プール(巨大ウォータースライダーや流れるプール等もあり)、
巨大ショッピングモール、LLと見紛うSサイズのピザを出す食堂、1000人同時に使用可能、向こう側が見えない広さのトイレ、
(学園艦内には普通は無いとされる)鉄道等が明らかになっている。
生徒数も非常に多いマンモス校だが、それを差し引いてもあまりに広過ぎるため通っている生徒すら全容を把握し切れておらず、
また広大過ぎるせいで設備の整備も追い付いていないため、件の巨大トイレは作りの雑さと相俟って毎日修理しているにもかかわらず未だ半分が故障中である。
その威容に違わずかなりお金のある学校であるため設備や保有機材自体は非常に潤沢で、
全国大会では試合会場に救護車、シャワー車、ヘアサロン車、複数台のキッチンカーを持ち込んでいる。
更に劇場版では大型輸送機の運用部署を備えている事が判明した。
更に更に、艦内には戦車の水密検査に使用されているという海*3や、それと隣接した向こう側が見えない程広大な戦車道専用演習場(砂漠・人工降雪機完備、プールの隣なので上陸訓練も可能)もある。
戦車道強豪校の一つであり、戦車の保有数は全国一。
戦車道履修生は500人以上おり、1軍から3軍まで存在する。
ドラマCDではプラウダ高校と50輌対50輌の練習試合をするなど、その物量は圧倒的。
アメリカモチーフというだけあって戦車もM4系が基本で、ケイも「M4で戦うのがポリシー」と語っているが聖グロほど徹底されている訳ではないらしく、
使用不能とはいえパーシングの試作車を保有していたり劇場版ではドイツ戦車であるカール自走臼砲を導入しようと連盟に申請していた事が言及されている。
本来の得意戦術はその物量に任せた力押しなのだが、全国大会序盤は規定により投入戦車が10輌に制限されるため、実力を発揮し切れない事も多いという。
なお無線には大洗等のような咽頭マイクを使用せず、手持ちのマイクが主である。
漫画「variante」では指揮系統や戦車の運用方針が語られており、指揮系統は隊長のケイがやられた場合は順次別の車長へ引き継がれるよう系統立てている。
戦車はその指揮運用から汎用性を重視しているようで、M4系を基本としているのも戦力の均衡を保つためという見方が強い。
総じて圧倒的な物量と大きさ、大雑把、陽気なノリという米国面の塊のような連中である。
校章
「青色の星と稲妻」。
「Saunders」の筆記体文字がある。
制服
上はグレーのブレザー・黒(濃紺?)のネクタイ・ワイシャツに下は赤のプリーツスカート。
タンクジャケットは黒いシャツの上にカーキのジャケットと、濃緑のショートパンツというスタイル。
一部の者はヘルメットを着用する。
★生徒
何もかもがアメリカナイズされている校風に違わず生徒もアメリカンなノリであり、とにかく陽気かつ自信家な者が多い。
基本メンバーの名前は「日本人名として定着している欧州系女性名」で統一されている。
フミカネ氏によると、生徒会チームと同様に『三悪』がモチーフで、「お色気リーダー、肉体派、頭脳派」がベースになっている模様。
- ケイ
CV:川澄綾子
隊長。3年生。ウェービーで豊かな金髪が特徴的。髪色は金髪と言ってもダージリンと比べて少々淡い色合い。
制服はジャケットの前ボタンを留めておらず、またネクタイを少し緩めている。
非常にフレンドリーかつ陽気な性格で、他校生に対しても距離が近い。
部下の事も深く信頼している様で、アリサが「女の勘」を根拠に大洗の位置を断言した時も特に疑問を持たずにそれに従った。
サンダースに潜入した優花里の素性に試合直前の顔合わせで気付いた際にも、彼女を責めるどころか「またいつでも遊びにおいで」と声をかけ、
全国大会で圧倒的戦力差を覆して自分たち相手に勝利を収めたみほには、試合終了後にハグして引っ込み思案のみほを驚かせている。
台詞の端々に英語が混ざり、他校生は英語系のあだ名で呼ぶ事が多く、杏の事は「アンジー」、優花里は後述の理由で「オッドボール」、
ウサギさんチームは「ラビッツ」と呼ぶ。
戦車道のプレイヤーとしては正々堂々を信条とし、アンフェアな戦いは好まず、部下がそういう戦略を取った時には激怒している。
得意な戦法は物量作戦だが、アリサが無線傍受で試合を有利に運んでいた事を知った時は敢えて同数で挑んだ。
「正々堂々と多対一は矛盾しないのか?」という疑問もあるが、「戦車道は戦争じゃない」という彼女の台詞から察するに、
(ルール上許可されている他校への偵察を除いた)諜報行為や戦車の運用戦術の域を超えた謀略の類を卑怯と定義しているのだろう。
豪胆な所もあり、優花里に作戦を盗み出されたにもかかわらず、作戦を変更せずにフラッグ車をノーガードにしたまま1対6の攻撃を仕掛けるなど、
総じてステレオタイプなアメリカ人といった感じの人物。
また試合中は自らも最前線に出て指揮を執る事を重視しているため、フラッグ車を他の戦車に担当させている。
古い戦争映画マニアであり、優花里潜入時に彼女がオッドボール三等軍曹と名乗った時に吹き出していたのも、
元ネタがアメリカの戦争映画『戦略大作戦』である事に気付いたため。
ドラマCDでは同じく戦争映画に通じる優花里と一緒に盛り上がり、何度もアリサとナオミを放置して二人で映画のモノマネの応酬を繰り広げていた。
ちなみに、試合前に杏から「OKOK、おケイだけに」等とダジャレを言われて腹を抱えて爆笑したりなど笑いの沸点も低いようだが、漫画「variante」では隊員の士気高揚?のために自らアメリカンジョークを大量に披露する姿が見られた。ケイやアリサは通信を切るほど辟易としていたようだが。
そんな陽気な彼女も怒ると怖いのか、試合後にケイから静かに「後で反省会」と言われたアリサは青ざめていた。
服の上からでも分かる豊満なボディの持ち主であり、ピンナップ等では星条旗ビキニ等の恰好でその身体を惜しげなく晒している。
一方で身長は158cmと然程高くはなく、みほやダージリンと同程度である。
- アリサ
CV:平野綾
副隊長。2年生。身長は148cmと小柄。
栗毛を短いツーサイドアップにしている。ソバカスが特徴的。
1回戦ではフラッグ車と参謀ポジションを務めていた。
ケイは最前線で現場指揮を執る事を重視しているため、作戦や大まかな方針の提案は実質的に彼女が行っている。
正々堂々を信条とするケイに対してこちらは勝利のために手段を択ばない性格。
試合中は自分の策通りに事が運んでいる時は文字通りほくそ笑むどころか時に高笑いまで上げる、
イラついた時は敵チームをキューポラから顔を出して罵倒し、ピンチになったら悲鳴を上げ、何故かM4の自慢をし始め、
遂には唐突に片思い中の彼が振り向いてくれない事まで嘆き出し、有利になったら一転して歓声を上げるなど、
ケイとは別の意味で表情豊か……というか情緒不安定気味。
何故かキューポラから頭を出して喚きながら逃げる様はあんこうチームにも呆れられていた。
因みに件の逃走中はどうせすぐ廃校になるくせに!!とも言っているが、
生徒会以外の大洗生ですら知らなかった事を遠く長崎の他校生が知っている辺り本当に優れた情報網を持っているのか、嘘から出た実か単なる悪口なのかは不明。
また快活なケイに対して、こちらは試合前から試合終盤まで終始大洗を(実際そうとはいえ)弱小と見下し続けるなど、多分に嫌味な面もある。
上述のヒステリックな様子やナオミの様な分かりやすい特技が無いためあまり強キャラ感はしないが、
ケイの方針と合致しなかった上にまんまと逆用されたとはいえルールの穴を衝いた独特な作戦を展開したり、
「女の勘」「私の情報は絶対です」と実質無根拠で大洗の作戦や位置を断定しても特に疑わないなどケイから強い信頼を寄せられていたり、
劇場版でも『謎の空爆』の正体がカールである事を突き止めたりなど、参謀としては決して無能ではない。
タカシなる人物に片思いしているらしい事を言及しているが詳細不明。
タカシの件はどういう訳かウサギさんチームにも知られており、しかも片思いが失恋と誤って伝わってしまっている。
なお、コンテにはタカシが好きな「あの子」は華という旨のメモ*4が書かれているが、この設定が生きているかは不明。
というかコンテに書かれたラクガキ程度のものが効力を持っていたり、
(タカシがアリサの同級生とするなら)学園艦という特殊性はあるとはいえ長崎の男子高校生が茨城の女子高の生徒と知り合いであるとは考えにくく、
恐らくはスタッフのお遊び。
タカシ云々の件はその後もドラマCDやら『リボンの武者』やら『ドリタン』やらでネタにされまくっており、
彼女の目まぐるしく変わる表情と相俟って完全にネタキャラが板に付いてしまっている感がある。
「variante」ではTV版の通信傍受を搦め手として利用し、大学選抜のエース3人に対し在りもしないタカシとの恋愛話を聞かせ精神的ダメージを負わせる。
ケイから事後の指揮を任されて当初は動揺していたが、立派にナオミを指揮して一矢報いるなど戦車道的成長が大きく見られた。
- ナオミ
CV:伊瀬茉莉也
副隊長。2年生?*5。ファイアフライの砲手を務める。
薄茶色をしたベリーショートの髪が特徴的。低い声と相俟ってボーイッシュな印象。
ガルパン最強クラスの砲手の一人であり、WW2期の戦車で遠距離からの行進間射撃を何度も成功させている。
また全国大会1回戦終盤であんこうチームを狙った際はあんこうチームが急停車で砲撃を躱そうとする事まで見越した偏差射撃するなど、その腕前は驚異的。
(※)行進間射撃
その名の通り走行しながら砲撃する事。
現代の戦車であれば、高練度の乗員と高性能な射撃管制装置や照準器が合わさればできない事もないが、
WW2の時期の戦車で実現するのは極めて困難で、一種の神業であった。
M4から50年近く未来の戦車である90式戦車ですら安定して成功させた時は軍関係者を驚かせたと言われており、
ましてやファイアフライで実現したとなれば歴戦の軍人顔負けと言う他ない。
試合では砲手として行動を開始してからはガムを噛んでおり、口数も非常に少なかったが、
作戦会議に紛れ込んだ優花里を侵入者と見抜いて「偽物だ!!」と叫んだり、試合前にはアリサと共に大洗を挑発に来たり、
本格的な出番が来るまでは車内で大声を上げて驚いたり、バミューダアタックを前に混乱する場面もある。
また、最後の撃ち合いで敗北した際には、潔く負けを認めてすっきりした表情を浮かべるなど、アリサと比べればいくらかさっぱりした人物。
劇場版での描写から、大型ジェット機の免許を持っている模様。
しかも空中給油の連続で長崎-大洗間を往復したりなどこちらも相当な腕前を持っている事がうかがえる。
- メグミ
CV:藤村歩
卒業生。
大学選抜チームの中隊長を務めている。
平素はクールを装っているが、結構大雑把な所があるなどサンダース出身らしい性質も垣間見える。
『ドリタン』では先の大洗女子対大学選抜の試合についてケイ達を個室に連れ込み話を聞こうとしたところを島田愛里寿に見つかり、軽いコミュニケーションであると弁明するもチームメイトのルミ、アズミとともにバミューダ謝罪をするハメになった。
なお、最終章第3話では登場こそしたものの、中の人が無期限休養中のため、セリフは無かった。
★保有戦車
各車両の塗装はモスグリーンで統一されている。
WW2を代表する戦車の一角を成すアメリカ戦車。
全体的に中間的な性能の戦車を大量に生産するというロボアニメの量産機をリアルに実践したと言える車両。
「航空機用の星型エンジンを流用したせいで車高が高く、前方投影面積が大きい(=被弾しやすい)かつバランスが悪い」
「大戦終盤になると火力や装甲が物足りなくなる」
といった欠点はあったものの、後述する数多の派生型と共に大戦を戦い抜いた。
その諸元はアリサ曰くの「5万両も作られた大ベストセラー」、「丈夫で壊れにくいしおまけに居住性も高い」、
「バカでも乗れるくらい操縦が簡単で、バカでも扱えるマニュアル付き」に集約できる。
戦車にしては車内は広々としており、そのお陰で居住性が高い代わりに空きスペースを持て余す事もあった模様。
ケイ搭乗車を始めサンダースの主力を構成している車両である。
アメリカの成人男性にとってすら広かったくらいの車内は日本の女子高生には少々広過ぎた様で、特に小柄な生徒は苦労している旨が語られている。
- M4A1 76mm砲搭載型
車体上部が溶接式だった無印M4に対してこちらは鋳造型。
劇中ではアリサが搭乗しており、全国大会1回戦ではフラッグ車を務めた。
アリサ車には無線傍受機が増設されている。
1回戦にはアリサ車の1輌しか登場しなかったが、ガレージには大量に並んでいた(ただし76mm砲搭載型かは不明)。
M4にイギリス製の17ポンド(約7.6kg)対戦車砲を半ば無理矢理搭載したもの。
ティーガーIがM4では接射ですら撃破不可能だった事を受け、ノルマンディー上陸作戦に間に合わせる形で開発された。
しかし本来はアメリカ製のシャーマンを購入したイギリス軍が独自に改修・配備したイギリス戦車なので、サンダースではなくグロリアーナ所属になってもおかしくなさそうなものだが、まあ一応シャーマンのお仲間だし?
なおファイアフライは「ホタル」の意味。
由来は「蛍の獰猛さ*6にあやかったもの」、「発砲時に火炎が漏れてピカピカ光るから」など諸説ある。
劇中ではナオミが搭乗している。
- M4A6
M4のバリエーションの一つ。M4A4のエンジンをキャタピラー社製の星型エンジンに換装したもの。
1943年末に生産開始したが国内での訓練にしか使用されておらず、実戦経験は無い。
基本的にグリーンで塗装されているサンダース戦車にしては珍しくデザートカラーで塗られている。
生産数は75輌と少ないのだが、学園艦の戦車ガレージにて少なくとも8輌が確認でき、潜入中の優花里はレアな戦車との遭遇に興奮していた。
戦闘シーンは無い。
- M4 105mm砲搭載型
- M3中戦車E3火炎放射型(戦車道仕様に改造されていない現物そのままの状態)
- M3軽戦車(七角形型砲塔の初期型)
- T26E1(大学選抜が主力とするパーシングの試作車。レストア不可能と見られるスクラップ状態)
ドラマCDにて保有している事が語られた戦車。保有というよりジャンクヤードに放置されていた品。
T26E1は生産数僅か10輌という希少な品であり、マニア垂涎モノが並ぶ様子に優花里は興奮のあまり若干変なテンションになっていた。
- 600mm自走臼砲カール
ドイツの巨大自走砲……の様な何か。サンダースには珍しくM4系列ではない。
以前に導入可否を問い合わせてから回答待ちだったらしい車両。実際には使用していない。
劇場版での描写から実質的に「乗員室と自動装填機構を増設すれば導入可能」という裁定が下った事になるが、今のところ本当に導入に動いている様子は無い。
★劇中の活躍
第4話
初登場。
全国大会のトーナメント抽選の会場にてアリサと他数名のモブが登場。
初戦の相手が無名かつ弱小な大洗女子であるためか、一回戦の相手に大洗を引いた事に歓声を上げて大歓喜するという少々無礼な様を見せた。*7
大洗としては優勝候補の一角にして、初戦では車両数制限により得意の集団戦法が使えない事から、初戦で当たったのは幸か不幸か、という状況であった。
第5話
優花里が偵察のために学園艦に潜入、挨拶をすれば皆大きな声で返事し、戦車道履修生を応援すればサムズアップされるという元気の良さがうかがえる。
作戦会議にてケイは「フラッグ車の護衛は不要、何が来ようと心配は無い。1輌でだって殲滅してみせる」と豪語し、他の隊員たちもそれに続く豪快さを見せた。
その後優花里のスパイ行為が判明し、明らかに情報漏洩したかかわらず作戦や編成を変更した様子は無いが、これも自信の表れであろうか。
第5話後半~6話。
大洗女子との対戦。
チアリーダー他多数の観客が訪れていた。
試合前に呑気にしている大洗陣営の前に隊長格3人が「試合前の交流」ために現れ、サンダースが引き連れるケータリング車両等を紹介していた。
ケイはともかくアリサ・ナオミは明らかに挑発的な態度であり、お金持ち自慢したかっただけではないかとの見方もある。
ルール上問題ないとはいえ勝手に潜り込んでいた優花里は少々委縮していたが、ケイは全く問題視しておらず、
それどころか今度は堂々と遊びに来ると良いという旨を言い切った*8。
試合開始後は偵察に出たウサギさんチームの前にいきなりケイ以下6輌が殺到、更にあんこう・あひるさんチームの元にナオミ以下3輌が接近、
つまりフラッグ車完全無防備で大洗の斥候と隊長車のいる森の中に全戦力を投入するという得意の物量作戦を早速仕掛ける。
合流した大洗の3輌を前後で挟み撃ちにする事に成功する、それらを取り逃した後も大洗の待ち伏せ地点を見抜くという異様な勘の良さを発揮するが、
そのカラクリは係留気球に仕掛けた無線傍受装置による盗聴であった。
これはサンダースチームとしての作戦ではなく、アリサの独断によるものである。
アリサは無線傍受機の使用を味方にも伏せていたため、ケイに「何でそんな事まで分かっちゃう訳?」という至極真っ当な質問に「女の勘です」と答えていた。
ケイも何か別の考えがあると踏んだか、少なくとも無線傍受を行っているとまでは思わなかったらしく、それについては笑いながら「そりゃ頼もしい!」との事だった。
盗聴はルール上明確に禁止されてはいなかった様であるが、
お世辞にもフェアとは言い難い戦法に怒りを燃やす沙織・華に対してみほは無線傍受を逆手に取る事を考案、
偽の情報とアヒルさんチーム1輌が丸太を引き摺って大袈裟に出した土煙により大洗女子主力の位置を欺瞞すると同時にサンダースチームを釣り出す(正しい指示は携帯電話のメールで出す)という奇策にまんまと嵌められ、ドッグチーム1輌を喪失する。
その後更に大洗全車が高地に陣取るという大洗隊長車の無線を受けてサンダースの主力もそちらに向かわせるが、結果は「何も無いよーーっ!!」であった。
無線傍受を逆用されている可能性を疑い始めると同時に偵察中の八九式がアリサのフラッグ車を偶然発見、
逃げる八九式を追撃するもこれまた見事に釣り野伏に引っ掛かる格好となり、
大洗女子の包囲の真っただ中に突入してしまい、ここに至りアリサは遂に無線傍受を逆手に取られた事を確信、
ケイにその旨を報告すると共にフェアプレイ精神に反する行為を激しく叱責され、
今度はアリサ車がサンダース本隊と合流を目指してM4の自慢と大洗への罵倒を喚き散らしながら全力で逃走するハメになる。
この時アリサは大洗を「力も無い癖にこんな所出て来て、どうせすぐ廃校になるくせに!」と発言している。
この事態に際してケイは試合序盤に盗聴を行っていた事の負い目とサンダース側が多勢である事から、敢えて大洗女子と同数で戦う事を選択、
ナオミを連れた4輌でアリサの救援に向かう。
アリサが罵声にも疲れてタカシなる人物が自分に振り向いてくれないことを嘆き始めた頃にようやくファイアフライを始めとしたサンダース本隊が到着、
それまでから一転してアリサは歓声を上げ、またナオミの砲撃により八九式、M3を立て続けに撃破する事に成功する。
アリサは勝利を確信するも、高台からフラッグ車を狙撃するという一か八かの賭けに出たあんこうチームとそれを狙うナオミの熾烈な読み合いの末、
撃破がすんでの所で間に合わず、IV号と引き換えにフラッグ車を撃破され、サンダースは敗退となった。
なおこの試合で撃破された大洗戦車は全てナオミの戦果である。
試合後にケイは卑怯な作戦を実施していた事の謝罪と、みほの勝利と健闘を称えて人前で抱き着くという大胆さを見せる。
「残り9輌全員で来られたら大洗が負けていたかもしれないのに」というみほに対し、
彼女の語った「ザッツ戦車道! 戦車道は戦争じゃない。道を外れたら戦車が泣くでしょ?」は、後の「みほの戦車道」に大きな影響を与える事になる。
そして道を外れた行為をしたアリサには反省会が言い渡され、青い顔でうなだれる彼女にナオミは無言で頭を撫でるのだった。
以降
しばらく出番なし。
毎回観戦に来ていたダージリンとオレンジペコに対してこちらはプラウダ戦では姿を見せなかったが*9、
決勝戦ではケイ・アリサ・ナオミが観戦に訪れており、試合前にケイがみほを激励した後、観客席で瓶入りコークとポップコーン(とKレーション)片手というやはりアメリカンなスタイルで試合の趨勢を見守っていた。
大洗優勝後は他の対戦校と同様にケイが祝電を送っていた事が判明するが、文面は何故かルー語になっていた。
劇場版
エキシビションマッチに参加しなかったため中盤まで出番は無かったが、大洗女子廃校決定の知らせと杏からの要請を受けて、
いつもの三人がアメリカ野砲隊マーチをBGMにC-5Mスーパーギャラクシー大型輸送機で大洗女子の校庭にタッチダウンするというド派手な再登場を決める。
『文科省に没収される事となる大洗女子の戦車を紛失した事にして一旦サンダースで預かってもらう』という作戦に協力し、
大洗戦車8輌を収容した後に学園艦から飛び立って行った。
なおC-5Mの積載量よりも大洗戦車の総重量の方が多いのだが、サンダースの運用しているC-5Mは戦車道用に改造された特別仕様であるため実物より積載量が増えている事に加え、それでも足りなかった分は燃料すら離陸できる限界ギリギリまで減らして大洗に着艦する事により積載量を捻出し、
大洗戦車と合わせて最大離陸重量に無理矢理収め*10、その後は空中給油の連続で長崎まで帰るという無茶な旅であった。
数日後に山中の廃校跡で集団生活中の戦車道チームの前に再び現れ、各戦車を道路上にLAPES投下*11で返却するというまたしても豪快な活躍を見せ、
アリサの「この借りは高く付く」「今度こそ叩きのめすべく戦車道を続けなさい」という旨の激励と共に再び空中給油の連続で帰って行った。
小説版では戦車の保管中に、預かるついでに新品同様になる程の整備とチューニングや部品の新調といったサービスを施していた。
その後はダージリンからの「お茶会」の誘いに応じ、大洗女子の制服で参戦、大洗連合あさがお中隊の隊長に任ぜられる。
作戦会議ではケイが「優勢火力ドクトリン」、即ち敵戦車1輌に対して10輌で戦うというサンダースらしい作戦を提案、
またみほの提案した三方向から攻撃する作戦名には「フライドチキンステーキwithグレービーソース作戦」を上げていた。
因みにケイの好物はチーズバーガーである。
試合開始後はM3と西ら知波単戦車数両と共に左翼に展開、森の中を進行するが途中でアズミ中隊と遭遇、
応戦するものの圧倒的な練度と性能の前に敗北、知波単戦車2輌を撃破され、アリサ車も行動不能にされてしまう。
修理を終えたアリサと共に移動を再開、ひまわり中隊を壊滅させた空爆の正体がカールである事に当たりを付ける。
どうやらカールを導入しようと可否を問い合わせていたらしい。
廃遊園地への逃走後は出入り口を防護する他校チームに対して遊撃を担当。
東通用門から侵入したT28を迎撃する聖グロチームの応援に駆け付けるも撃破は叶わず撤退、
しかし愛里寿の策に嵌る形で大洗連合主力共々野外音楽堂で包囲を受けてしまう。
だがウサギさんチームのミフネ作戦で野外音楽堂に転がり込み、そしてローズヒップがデタラメに銃撃したせいで無軌道に動く観覧車をナオミが狙撃、
観覧車を軌道修正すると共に包囲を崩壊させ、混乱に乗じて脱出に成功する。
その後はT28を撃破すべく、石橋を移動中のT28の進路を破壊しダージリンのチャーチルが橋の下から砲撃し撃破するという連携作戦を見事に成功させる。
続いて三副官と三対三の戦いに挑むも、彼女らの圧倒的な練度と性能の差、そしてバミューダアタックを前に抵抗らしい抵抗もできずに完敗、
アリサはほぼ何もできず、ナオミですら照準を定め切れず、ケイは一言「Oops……*12」と呟くのが精一杯という有様で立て続けに撃破された。
エンディングではまたもやC-5Mで帰投。
アリサがおそらくは一口だけのつもりでケイに自分のハンバーガーを提供するが滅茶苦茶大きな一口で半分以上持って行かれてげんなりしていた。
因みにナオミは普通に自分のフライドチキンを片手で食べていた。
また大洗に着艦した際はナオミが機長、ケイが副操縦士、アリサが機関士の席に居たが、EDではアリサが機長、ナオミが副操縦士の席にいた。
最終章
やはり登場しているが、隊長の海外留学が話題になっている他のTV版対戦校に対してこちらは今のところ大きな動きは無い。
アリサは「無限軌道杯で成果を上げればタカシが振り向いてくれるのではないか」と期待しているなど、まだ諦めていないらしい。
第2話
青師団高校と対戦、ナオミがエル隊長の乗るフラッグ車にえげつない偏差射撃を決め撃破に成功、二回戦に駒を進めた。
ファン間ではケイとエルは色合い以外の容姿が似ている事が話題になったが劇中では絡みは無い。
第3話
継続高校と対戦、ステージは廃棄された空港施設で当初優勢だった。
2輌を相手に6輌で集中砲火を浴びせるなど、サンダースらしさは相変わらず。
しかし廃車や整備施設などに紛れた継続車両の欺瞞工作によって、アリサのフラッグ車が一時窮地に陥る。
ナオミの支援で何とか危機を脱し、継続高校のフラッグ車を6車両で追い詰めていたのだが、それすらも継続の作戦であり誘い込まれてしまう事になる。
開けた場所に全車輌で出たところを後方のアリサ車が魔女ことヨウコによるえげつないどころでない偏差射撃で撃破され敗退となった。
あまりの出来事にアリサは何が起こったかすら理解出来ず混乱していた。ナオミはアリサ車が撃破される寸前にあと1輌(=ヨウコ車)が足りない事を訝しみ、
いち早く違和感を察知していたものの流石にこの異常なまでの狙撃には思い至らなかったようで、試合終了直後には砲撃地点を遠目に戦慄している様子だった。
試合終了後、何故かアリサの声がマイクに拾われており、タカシ云々について喚く様が大音量で試合会場に響き渡るという辱めを受ける事となった。
★サンダース大学付属高校空輸課
劇場版公開後のスタッフ本にて詳細が判明した、劇場版にて大洗の危機を救ったC-5Mに描かれていたSAUNDERS UNIVERSITY AIR LIFT DIVISIONの正体。
部隊章はどことなく国際救助隊サンダーバードに似ている。
つまりあのC-5Mは本来は戦車道ではなくここの所属である。
サンダース生徒の修学旅行や合宿、遠征などの長距離移動に使用される航空機を運用する部署で、
各機は基本的ここに所属する人間が操縦するのだが、劇場版でナオミが操縦していた通り、免許を持つ者が操縦するのであれば空輸課外に貸し出される事もある。
驚くべきはそのバリエーションと保有機数で、固定翼機・回転翼機合わせてなんと48機もある。
☆保有機
以下を合計しても48機に満たないため、まだまだ他にもあると思われる。
- C-5M スーパーギャラクシー
劇場版にて大洗の危機を首の皮一枚繋いだ世界最大級の輸送機の一つ。
C-5 ギャラクシーのアビオニクス*13やエンジン類を近代化改修したものがスーパーギャラクシーとなる。
空輸課は3機保有しており、退役予定だった払下げ品の初期型をC-5M相当に改造したもの。
戦車道で使用するために改造が施されており、構造材に戦車の内張りに使用されている特殊カーボン材と同じものを使用するなどした軽量化等によって積載量が実機よりも増えている。
実物のC-5Mでは大洗戦車8輌を積むと重量オーバーとなるが、劇中ではこの改良に加えて搭載燃料までもを極限まで減らす事で無理矢理離陸重量に収めている。
なお杉山Pによると、実機でもC-5Mの貨物室への大洗戦車収容は(重量はともかく)スペース的には問題ないとの事。
因みに劇中のC-5Mの機内の様子やコクピットでナオミが見ているフライトプラン等は全て手書きで描き込まれている。
- KC-10 エクステンダー
空中給油機。
KC-135 ストラトタンカーより大型の空中給油機というコンセプトにて、ダグラス社の旅客機DC-10(の貨物仕様)を改造して作られた。
基本的にC-5Mの航続距離延長に利用される。
設定および小説版にて二度に渡るC-5Mの大洗への飛来と長崎までの帰還に使用された。こちらも戦車道履修生が操縦していた模様。
保有数3機。
- C-130H ハーキュリー
輸送機。
1956年の運用開始以来、エンジンや電子装備などを除いた本体の設計が50年以上変化していないという優秀な機体。
H型は1996年に最新モデルのJ型に切り替わる一つ前のバージョンであり、最も多く長く生産されたモデル。
機材運搬用に10機保有している。
- V-22 オスプレイ
輸送機。
CH-47チヌークより大型かつ高速な輸送ヘリとして開発された機種。
人員及び機材の高速な運搬用として5機保有している。
- U-2R ドラゴンレディ
偵察機。57年の運用開始以来米軍では未だに現役。
因みに機体名の意味は苛烈なアジア人女性である。
R型は後期型となる機種で史実での生産数は12機と少ないが、本校は気象観測用で2機保有している。
旅客機。
史実では日本での運用は1995年に終了している。
微妙な機として扱われがちだが、項目にもある通り機体トラブルが原因の重大事故は起きていない。
保有数は3機。修学旅行など、学生や教師の輸送に使用されている。
- DC-3
旅客機・輸送機。
初飛行は1936年とかなり古いが当時としては優秀な機体で、日本やアメリカでは60年代には退役したものの途上国や中小国ではその後もしばらく現役であった。
現代では流石に第一線は退いているものの未だに飛行可能な機体が100機以上残っていると言われる。
乗馬部の馬、畜産課の家畜の運搬等の用途で2機保有。
- L-1049 スーパーコンステレーション
旅客機。
垂直尾翼が三枚あるという独特な構造の機体。
ジェット旅客機が主流になるまで、プロペラ旅客機として一線を張り続けた機種である。
学長などのVIP専用機として2機保有しており、内部は大幅に改修されている。
★余談
- 各種元ネタ
校名の由来はアメリカの戦争ドラマ『コンバット!』の主人公チップ・サンダース軍曹と推測される。
また校舎にも「アイアンブリッジ」「ブルドック」「コマンドス」「デストロイヤー」「ハイランダーズ」「レディ・ファースト・ブリッジ」「アイアンイーグル」等の愛称が付けられているが、これらは米陸軍の機甲師団に所属する戦闘団の名前である。
「ローンスターは離れている」との事だが、これはアイアンブリッジ、ブルドック、レディ・ファースト・ブリッジは第一機甲師団なのに対して、
ローンスターは第四十九機甲師団なためか?
- テーマ曲
サンダース登場シーンではリパブリック讃歌やアメリカ野砲隊マーチが多用される。
特にリパブリック讃歌は学園十色でのサンダースの曲として使用されていた。
- 不遇?
サンダースファンからは他の学校と比べて公式からの扱いがあまり良くないと嘆かれる事がある。
試合終了後は決勝まで出番が無かったり、その決勝戦でも聖グロ組やプラウダ組と比べて台詞は確かに少なく、
劇場版でも見せ場こそあったものの大きな活躍を上げられなかったりと、大洗の対戦校としては微妙に出番に恵まれていない感はある。
また劇場版や最終章3話までを経て、新規キャラやモブからの名有り昇格キャラが追加されていないのもサンダースのみだったりする。
ザッツアニヲタwiki! 追記修正は編集合戦じゃない
道を外れたら記事が泣くでしょ?
……他サイトからのコピペなんてつまんない真似して悪かったわね
……反省会するから
うぅ……
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▷ コメント欄
- 「お色気リーダー、肉体派、頭脳派」‥‥生徒会が? -- 名無しさん (2021-03-13 15:22:33)
- 大雑把で金持ちでやる事が派手、色々な意味でアメリカンな学校よな。個人的にはもしあったらアンツィオと並んで見学に行きたい学園 -- 名無しさん (2021-03-13 17:13:54)
- 戦績自体はそんなでもないんだよなおケイさん。ガルパンの隊長じゃかなり好印象なキャラだけど。 -- 名無しさん (2021-03-13 18:00:03)
- 連携やら基本がきっちりできてるなら数でぶっつぶせってのは真理の一つではあるんだがね、大雑把ととるかアメリカ式の粋さととるかは個人の好みか -- 名無しさん (2021-03-13 18:51:19)
- ↑4 要するにドロンボー一味のことなんだよね -- 名無しさん (2021-03-13 19:21:11)
- 朝まで生戦車で匿名希望なのにTVでタカシが好きとバラされたり、戦車裁判でメールの送り間違いでタカシ以外の戦車道メンバーにがタカシが好きだと知られてたりする不憫なアリサ -- 名無しさん (2021-03-14 03:04:42)
- 発狂中でも指示はちゃんとしてるのよねアリサ -- 名無しさん (2021-03-14 07:59:22)
- ↑5サンダーズは実力どうこうの話だとナオミ以外はいまいちパッとしないかな。 -- 名無しさん (2021-03-14 11:31:50)
- 10VS10が最大規模じゃサンダースは黒森峰とプラウダには火力と装甲で負けるし、聖グロとどっこいどっこいか下手すりゃ下ぐらいなんだろうか にしてもC5が運用できてるってことは5000m超えの滑走路と運用できる設備ってことだからどんだけでかいんだここ -- 名無しさん (2021-03-14 14:43:21)
- シャーマンだらけなのはおそらく杉山プロデューサーの趣味も入ってると見た -- 名無しさん (2021-03-20 03:46:14)
- スクラップのパーシング、自動車部は別として継続なら直せそうな気がする。史実でもフィンランドはほぼスクラップの鹵獲品を直してソ連を押し返したし -- 名無しさん (2021-06-05 00:19:08)
- とりあえずアリサによく悩まされているヘルメットちゃんに名前をだな -- 名無しさん (2021-06-15 19:06:14)
- 「もみてつ」では一応ちゃんと勝ってるけど、翻弄されてる印象も強くてやっぱり不遇という……アリサの弄られ芸人っぷりがイメージを加速してる気もしないではないが -- 名無しさん (2022-07-23 16:34:36)
#comment(striction)
*2 聖グロ・黒森峰学園艦もこれとほぼ同等のサイズである。
*3 上記の巨大プールは本来レジャー用だが戦車に使用する区画もあるとの事なのでおそらく同一
*4 アリサの台詞の「あの子」から次のコマに描かれている華に向かって矢印が伸びている
*5 どういう訳か資料によって記述が安定しない。2年生だったり3年生だったり、16歳だったり17歳だったり、公式ピンナップやカレンダー等で各校3年生の集合絵に居なかったりと、はっきりしていない。
*6 日本で蛍と言えばどちらかと言えば儚げな印象だが、欧米の蛍は儚いどころか狂暴な肉食昆虫である。
*7 逆にサンダースとしても集団戦法が封じられるため、無名かつ弱小の大洗を望んでいた可能性があるが
*8 後のドラマCDで本当に訪れる事になるが、この時優花里を招待したのはアリサらしい。
*9 OVAのアンツィオ戦ではセリフ無しで1秒程度の止め絵だが観戦している描写がある
*10 小説版では大洗戦車側も砲弾や取り外し可能な部品も可能な限り取り除く事でギリギリまで軽量化していた事が語られている。
*11 高度を下げた輸送機が後部ハッチを開放、そのまま低空から物資をパラシュート降下させるという空中投下方法の一つ。本編第2話で蝶野が10式で大洗に着艦した時も同じ方法である。
*12 「おおっと」「しまった!」といった意味
*13 平たく言えば通信や航法に関わる電子機器のこと。
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