Dark Souls

ページ名:Dark Souls

登録日:2011/09/26(月) 00:15:48
更新日:2024/04/05 Fri 13:50:43NEW!
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人間性を捧げよ





Dark Souls(ダークソウル)は、フロムソフトウェアが発売したアクションRPGである。
同社のDemon's Soulsの正統後継作品に当たるアクションRPGで、そのダークな世界観と高い難易度は踏襲しつつより洗練された本作は世界中に根強いファンを獲得し、現在では「死にゲー」の金字塔的作品として知られる。


一般ゲーマーのみならずクリエイターやメディアからも絶大な支持を受け、「ソウルシリーズっぽい作品」を指す『ソウルライク』(Souls-like)という言葉が定着したほど。
PC向けゲームストアであるSteamにもSouls-likeというジャンルが存在し、本作および続編を含め400以上の作品が登録されている。


ちなみに当初はPS3とXBOX 360(国内未発売)のみでの発売であったが、海外ファンからPC版の発売を求めて署名活動が行われた為、PC向けに追加要素を加えた「Dark Souls: Prepare to Die Edition」が発売。
コンシューマー向けにはDLCで同様の追加要素が配布された。


売上はかなり好調で、初週売上はフロム史上最高となる28万本。
その後もじわじわと売れ続け、好評につきPS4、XBOX ONE、Nintendo Switch、PC向けにリマスター版である「DARK SOULS REMASTERED」が発売。
こちらも含めた最終的な売上は2020年時点で500万本以上とも言われている。




【ストーリー】


古い時代


世界はまだ分かたれず、霧に覆われ


灰色の岩と大樹と、


朽ちぬ古竜ばかりがあった




だが、いつかはじめての火がおこり


火と共に差異がもたらされた


熱と冷たさと、生と死と、そして光と闇と




そして、闇より生まれた幾匹かが


火に惹かれ、王のソウルを見出した




最初の死者、ニト


イザリスの魔女と、混沌の娘たち


太陽の光の王グウィンと、彼の騎士たち


そして、誰も知らぬ小人




それらは王の力を得、古竜に戦いを挑んだ




グウィンの雷が、岩のウロコを貫き


魔女の炎は嵐となり


死の瘴気がニトによって解き放たれた




そして、ウロコのない白竜、


シースの裏切りにより、


遂に古竜は敗れた


火の時代のはじまりだ






だが、やがて火は消え、暗闇だけが残る




今や、火はまさに消えかけ


人の世には届かず、夜ばかりが続き


人の中に、呪われたダークリングが


現れはじめていた…




【ゲームシステム】


・アクション/システム面は基本的に前作Demon's Soulsをベースにしており、経験値と通貨を兼ねる「ソウル」の存在や、「非同期型マルチプレイ」と称されたオンラインマルチプレイは今作でも健在。


・画面上の基本的な情報(HPやMP、選択中の武器など)配置に変更はないが、デザイン周りが改められた。


・キャラクターメイキングにおける「生まれ」は「素性」に変化。育成の指針となるような初期装備とパラメータのパターンが複数用意されている。


・フィールドはごく一部を除きすべてシームレスに繋がっており、遠くに見える場所に歩いていくこともできる。また、高低差のある複雑な地形が増える。
エリアのソウル傾向に該当するシステムは廃止された。


・同じカテゴリの武器でも、専用のモーションを持つユニーク武器が増えた。


・Demon’s Soulsとは違いエリアのボスを倒しても生き返ることはできなくなった。
変わりに「人間性」というシステムが導入され、所持する人間性を消費することにより復活することができるようになった。




【用語】


  • 不死人

ダークリングが体に現れ、不死となった人のこと。死んでも亡者として甦れるが、遅かれ早かれ正気を失ってしまう。そのため不死であると判明すると北の「不死院」に幽閉され、そこで世界の終わりまで過ごすことになる。本作の主人公もこの不死人である。


  • ロードラン

本作の舞台。王たちのソウルが眠る場所とされ、「選ばれた不死人」だけがこの地の巡礼を許されるのだという。
プロローグにある通り最初の火が消えかかっているため色々な混沌が生じており、亡者やモンスターが蔓延っているほか、時間や空間までもがねじ曲がっている。


  • 篝火

生命の火が灯った篝火。死亡のリスポーン地点。また体力や魔法の回復、エスト瓶の補給などができる他、倉庫を使用したり亡者から復活等もできる正に冒険の拠点と呼ぶべき場所。


  • ダークリング

不死を発症した人間に現れる円形の紋章。アイテムとして使うことも可能。


  • 人間性

本作の根幹となる概念であり、アイテムの一つ。これを『捧げる』(アイテムとして消費)することによりパラメーターとしての人間性が蓄積して体力が全回復するほか、篝火の強化にも使用する。


  • エスト瓶

生命の火を注ぎ込んだもので、体力の回復が可能。使い切っても篝火で休むとまた使えるようになる。基本的に奇跡や人間性以外の回復手段と言えばこれしか無い為、今作の攻略に必須なアイテムだろう。






【主なNPC一覧】




補足:PC版追加要素


新ボス:アルトリウス、霊廟の聖獣、など
マッチング:最適化
新エリア:ウーラシールの霊廟、市街、など
新雑魚:深淵守り、鎖に繋がれた囚人、など
新NPC:鷹のゴー、王の刃キアラン、など
新武器:新ボス、エリア、雑魚、NPCから取れる物など
新魔法:闇の魔法、など
その他:武器調整、魔法調整、新NPC白霊追加


後にDLC要素を内蔵したHDリマスター版も発売された。



基本的な流れは、
城下不死教区とクラーグの住処で鐘を鳴らす→開城したセンの古城をクリアしてアノール・ロンドへ行き、おっぱいから王の器を貰って各所の封印を解く→始まりの4人からソウルを奪って献上、ラストステージへ。
『万能鍵』を持っていれば前半のショートカットが可能。


  • 北の不死院

ダークリングの現れた不死者が囚われる場所。PCもその一人だったが脱出に成功した。
ボスは不死院のデーモン。


再訪時にはエネミーのレベルが上がって黒騎士が配備され、最初の牢に新しい死体と『おかしな人形』が落ちているが…。
ボスははぐれデーモン。戦う必要はないが、貴重な鉱石を落とすので倒しておきたいところ。


  • 火継ぎの祭祀場

メインホーム。山間の遺跡のような風景。助けたNPCが集うのもここ。しかし隣接する墓地には強敵の骸骨達が散らばっている。
ここからは城下不死街か、墓地を通って地下墓地か、エレベーターで小ロンド遺跡のルートがある。


  • 城下不死街

城の外壁や塔を登っていくステージ。
亡者戦士がたむろし、炎ブレスに包まれるドラゴンの橋など、前作のボーレタリアを思い起こす構成。
ボスは牛頭のデーモン。


  • 城下不死教区

不死人達の教会。祭祀場へのエレベーターを起動すればショートカットが作れ、そのエレベーターから途中落下すれば北の不死院へ再訪する事が可能になる。
一回り大きなガチガチのバーニス騎士やソウルの矢を放つ六目の伝道者がお目見え。
ボスは鐘のガーゴイル。


  • 不死街下層

狭い階段や通路を進むが、MAP自体も狭い。城下不死街への扉を開けてショートカットが二箇所も作れる。
素早い野犬と、待ち伏せにパリィをこなす盗賊亡者が厄介。
ボスは犬のデーモン


  • 最下層

入り組んだ下水道ステージ。
天井に張り付いて落下してくる初見殺しのスライムもだが、即死+死ぬ度にHPが半減していく呪死の吐息を撒き散らすバジリスクが初期は猛威を奮った。超巨大ネズミやずた袋被って肉を配給している巨漢もいます。
ボスは貪食ドラゴン
ここから更に下層…不浄の終着点は病み村となる。


  • 病み村

前半は木で出来た迷路で不意打ちや落下に気を付けながら進み、後半は足を取られる広大な毒の沼地…と前作の腐れ谷しか思い浮かばないステージ。
不気味でガー不の飛びつきを繰り出す亡者、火のブレスを吐く犬、猛毒吹き矢スナイプ亡者、大便を落とす巨漢、炎の鞭で薙ぎ払う虫、デカ蛭、ウザすぎる羽虫と嫌なエネミーのオンパレード。
飛竜の谷へ向かう道中に小ロンドの鍵があり、それで小ロンドを経由して祭祀場へ帰ってこれる。


  • クラーグの住処

毒の沼地の一角に設けられた住居。
エネミーは2匹の卵背負いのみで、攻撃しなければ襲ってこない。
ボスはエロいクラーグ。
奥にはデーモン遺跡への道と、隠し通路に混沌の娘がいる。


  • センの古城

踏むと矢が飛んでくるスイッチ床、振り子ギロチンの並ぶ吹き抜けの通路、巨大鉄球が転がってくる坂道とトラップだらけの選定城。
主なエネミーは蛇人。大剣を持つ近接系と、雷魔術を放つ遠距離系がいる。後者はギロチン通路でスナイプしてくるので非常にタチが悪い。また力仕事担当の巨人もおり、特に頂上からこちらへ爆炎鉄球を投げつけてくる巨人は倒しておかないとボス戦で援護してくる。
ボスはアイアンゴーレム。


  • アノール・ロンド

美しい景観の城。しかし行ける範囲は狭い。大弓銀騎士が二体配置された細通路は正気を疑う難易度。
エネミーは剣や槍や大弓の銀騎士、ガーゴイル、武装巨人、絵画守りと呼ばれる白装束集団。
ガリデブを倒せばおっぱいと謁見可能で、更に篝火ワープが可能になるのでグッと楽になる。


ある指輪を持っていれば暗月の霊廟の先へ進め、陰の太陽と謁見orバトルが可能。


EXステージ。『おかしな人形』を持っていれば絵画に引きずりこまれるが、篝火ワープが出来ず、ステージを攻略しなければ脱出は不可能なので不用意に突入するのは危険。敵のレベルは高く、亡者ですらかなり強い。
ボスは美人清楚美声可愛いモフモフ凶刃巨女半竜視姦し放題という萌えキャラ プリシラたん。


  • 地下墓地

人骨の散乱する洞窟。落下によるショーカットやアイテム取得が多い。
エネミーは骸骨亡者、炎を飛ばす魔術師、そして強い雑魚筆頭の車輪骸骨。一部の骸骨亡者は倒してもすぐ復活してしまい、聖なる武器でないと完全撃破できない。
ボスは三人羽織。


  • 巨人墓場

光の届かない真っ暗な洞窟。周囲を照らす装備や魔術がなければ探索は不可能。
暴れまくる巨大骸骨獣は脅威。
ボス墓王ニト


  • 黒い森の庭

崖の上の森林地帯で、常に夜なので見通しも悪い。城下不死教区ルートは『アルトリウスの紋章』を買っていないと先に進めないが、説明文通り盗賊達がいる。狭間の森の梯子ルートからは凶悪な山猫がにゃんにゃんしてくるのでお好みで。
ボスは大狼シフ
脇の道には木人や石戦士が寝ているが、そちらにもボスの月光蝶がいる。


  • 小ロンド遺跡

半水没した遺都。あちこちにいる亡霊はこちらの攻撃や壁を透過する。呪死状態か、特定の武器でなければ倒せない。封印者から鍵を貰って水門を開けば先に進めるようになり、今度は武装したダークレイスをなぎ倒していく。


  • 深淵

360度真っ暗で広大な空間。指輪『アルトリウスとの契約』を装備していないと着地出来ず落下死する。
実質、ボス四人の公王専用ステージ。


  • 公爵の書庫

本棚と蔵書の山。主が狂気に見舞われたり牢屋があったり人間が化け物に改造されてたりタコっぽい串刺し攻撃があったりと塔のラトリアを思い起こす。敵の数もかなり多い。
ボスの白竜シースは負けイベント。


  • 結晶洞穴

煌びやかな結晶と見えない床が特徴的な落下死注意の難所。終盤の二枚貝は倒しておかないと初回に地獄を見る。
ボスは白竜シースで、捧げられている光を壊せば不死を解除してダメージを与えられるように。


  • デーモン遺跡

洒落にならないスリップダメージの溶岩地帯に加え、過去のステージボスが普通に住んでたり、巨大芋虫も生えてくる。
ボスも爛れ続ける者→デーモンの炎司祭→百足のデーモンと多い。


  • 混沌の廃都イザリス

一面ほぼ溶岩地帯+中ボスクラスの竜の下半身がウロウロするやってられっかなステージ。それらを越えられれば石像かクトゥルフ生物しかいないので相当楽だが、デーモン遺跡へのショートカット作ろうとして超強化された楔のデーモンにやられるのはお約束。
混沌の娘に人間性捧げまくれば遺跡側からショートカットを通れるためヌルゲーに。
ボスは混沌の苗床。


  • 狭間の森

結晶ゴーレムの彷徨く神秘的な森。奥には広大な湖があり、そこには水ブレスを放つヒドラがいる。
城下不死街と黒い森の庭と飛竜の谷を結んでおり、通らなくてもクリアは可能。


  • 飛竜の谷

標高の高い谷。名の通り小型の飛竜とドラゴンゾンビが住んでいる。
小ロンド遺跡と狭間の森と病み村を結んでおりこちらも通る必要はないが、病み村からのショートカットにはお世話になる筈。


  • 大樹のるつぼ

病み村の沼地に生えた大樹内の隠し通路の先のステージ。細い幹を進んでいくので落下死注意。
バジリスクも怖いが、地上にいる撲殺キノコに殴り殺されないように。


  • 灰の湖

真の最下層。荘厳な景色とBGMで「やべ、ラスダン来ちゃった」と焦るが、実はEXステージだったりする。たむろってるヒドラを無視して先に進むと、怒りの絨毯爆撃で二枚貝を粉砕しながら追ってくる凄まじい光景が。
最奥にいる古龍と契約して尻尾をぶった切るのが目的。



以下、DLCで追加された過去のウーラシール。


  • 霊廟・裏庭

狭間の森から謎の手によって引きずり込まれる庭園。場所的には終着点。
ボスは霊廟の聖獣。


  • ウーラシールの霊廟

石碑が立ち並ぶ霊廟。撲殺キノコの先祖っぽいエリザベスさんがいる。


  • 王家の森庭

黒い森の庭の昼バージョン。木の兵士や石兵士などは現代より精巧でアグレッシブ。剪定係もいる。
ボスはグウィン王の四騎士の一人にして、深淵に染まった英雄アルトリウス。
現代で狭間の森の湖があった場所は水量が乏しく湿地だが、そこは黒竜カラミットの縄張り。


  • 試練の戦い

オンライン専用の決闘場。


  • ウーラシール市街

滅んだ文明の跡。深淵からの力によって異形化した市民が襲いかかってくる。


  • 深淵の穴

深淵へと続く洞窟。幽霊をデフォルメしたような奇妙な敵が生息している。
DLC最終ステージであり、再奥には深淵の元凶マヌスが潜んでいる。




  • 最初の火の炉

ラストステージ。
ボスは始まりの王





【余談】


本来、このゲームのタイトルはDark Ringとする予定であったらしい。


しかし、Dark Ringはイギリスのスラングで肛門を意味するため、今のタイトルに変更になったとのことである。興干<…
まあ、ダークリングというアイテムは登場するんだけど。


また、発売日前はどうやらフラゲ民を処刑するための全ステータスカンストのNPCが徘徊していたと噂されていた。処刑用とはいえ本気で制裁するつもりなら垢BANも可能なのにあえて最強NPCを配置したとすれば、おそらくフロムの遊び心なのだろう。





亡者では追記・修正できません。人間性を捧げてからお願いします


wikiにも籠らぬ半端者が…


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  • サルベージしました -- 名無しさん (2019-05-29 00:26:46)
  • HDリマスターの情報は? -- 名無しさん (2019-05-29 10:26:18)
  • ↑ないなら追記してもいいのよ -- 名無しさん (2019-05-29 12:07:34)
  • エンジーお爺オッスオッス! -- 名無しさん (2019-05-29 18:37:12)
  • フラゲ民を処刑して回ってたのはNPCではなく、スタッフが操作するスモウ装備の侵入者ではなかったか? -- 名無しさん (2019-05-31 11:21:25)
  • リマスター周りとか結構めちゃくちゃな記載になってるな… -- 名無しさん (2021-09-25 00:28:46)
  • プリシラから魔術系の誓約が欲しかったな。その分DLCで追加された魔術はぶっ壊れてるけど。 -- 名無しさん (2022-03-21 05:53:23)

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