エリカ(shadowverse)

ページ名:エリカ_shadowverse_

登録日:2018/04/08 Sun 11:13:14
更新日:2024/02/19 Mon 13:52:36NEW!
所要時間:約 12 分で読めます



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「どうぞお覚悟を」




エリカとはスマートフォン/PC向けDCG『Shadowverse』におけるリーダーの一人。
CVは公式ウェブラジオ『しゃどばすチャンネル』のレギュラーの一人でもある石上静香
ここでは彼女のクラスであるロイヤルについても記載する。


アレスター王国プリンセスの専属メイドを務める女性。
メイドとしてはもちろん、護衛としても高い能力を有しており、周囲からの信頼も厚い。
プリンセスから、封印の古城の異変を知らされ、調査に出発する。

(公式HPより引用)



概要

アレスター王国の姫に仕えるメイド兼護衛剣士。
かつての国王が封じた最後のヴァンパイア・ユリアスが眠る「封印の古城」で起きた異変を調べに向かうが…。


誰に対しても敬語で話す礼儀正しいメイドだが、姫様の事になると暴走しがち。
アリサも女性に対して深い感情を抱いているが、向こうが友情や憧れに対しこちらは愛情とも言って良い程深く依存している。
その姫様がヴァンパイア封印のための生贄に捧げられると聞き、それを阻止するためにユリアスと対峙する。


戦闘狂であるユリアスと互角に近い戦いを繰り広げられるほど戦闘力は高い。
一応戦闘力を持つ理由は後に判明するのだが、それでもユリアス相手に立ち向かえる説得力ではない。


また姫に対する忠誠心はかなりのものだが、ある意味では不忠者ではある。
エリカのストーリーはその不忠と向き合うのが話のメインである。


+ ストーリー後半ネタバレ-

その過去は、かつて反逆者に対する暗殺部隊として仕えていた身。
王こそが絶対と信じて疑わず、女子供だろうと命令ならば容赦なく手にかけてきた。
だが反逆者を軒並み粛清し終えた後、暴君の手によって暗殺部隊が処分されることに。
まだ幼かったエリカは仲間によって逃され、信じてきたものに裏切られた絶望を抱えて放浪していた。
その時に自分を拾ってくれたのが、この慈悲深い姫様であった。


しかし、姫様にはその血濡れた過去を隠して生きてきた。
その過去を告白し、隠蔽という不忠を清算することを誓う。


一見礼儀正しいように見えるが、そんな過去もあってか協調性は皆無。
他の主役との繋がりも薄い為、7人の主人公の中ではユリウスに続いてに協力に否定的な態度になった。
すぐ抜刀して仲間を威嚇する困ったちゃんである。
とはいえ自分を止めたアリサに対しては「協力すべき」という説得には応じなかったものの意外と素直に引き下がった。


以降なんやかんやあって他の6人とも和解、共に別世界に飛ぶこととなったが、全員はぐれてしまう。
その後アリサと再開するが、彼女は暗殺ギルドの人間とつるみつつアリサと敵対。
しかし一応はアリサの事は仲間と認めているらしいが…。


後にアリサとは和解したものの、敵対したことについてエリカは次の世界「ナテラ」に渡った後もかなり気にしている。
そこで出会った森の姫であるミストリナと関わっていくうちに少しずつ性格が丸くなっていった。
そして後にイズニアでの一件についてアリサに面と向かって謝罪している。


余談だが姫様は「姫」としか表示されず、本名は不明。
デザインは神撃のバハムートのカード「メイド・セリエ」のイラストに出てくる姫様そっくりである。
メイド服の割りに胸元が不安になる衣装なのも多分この姫様の趣味であろう。



クラス:ロイヤル

フォロワーを場に展開することが得意。フォロワー同士のバトルというシャドウバースの基本を知るために最適なクラス。
「兵士」「指揮官」というタイプのカードを組み合わせて戦う。

(ゲーム内のキャラクター紹介より)


ファンファーレでフォロワーを複数体同時に展開するものが多い「兵士」カードと、その「兵士」を強化するものが多い「指揮官」カードの2種が存在。
それらを使い分けて戦うクラス。
序盤に「兵士」カードを複数展開してチクチクと攻撃、中盤に「指揮官」カードで場の「兵士」カードを強化して一息に決着をつける速攻を得意とする。


その分かり易い運用方法とベーシックカード(とストーリー報酬)が使いやすいため、公式で初心者にオススメされているクラス。


リーダースキンはカードプールそのままに王族暗殺者メイドといった顔ぶれが揃う。



兵種

前述の通り「兵士」と「指揮官」の2つが存在する。
兵士の場合、場に指揮官がいる状態でプレイすると発動したりする効果がある。
指揮官の場合、兵士にバフをかけたりといったことが主な役目。
クラスの傾向上、基本的には兵士を多めに採用するのが構築の基本。
しかし《援護射撃》や《ルミナス騎士団の旗印》といったカードを生かすために、指揮官で固めるという変則的な構築になることもある。


  • ケンタウロスヴァンガード

2コスト フォロワー 兵士
2/1
ファンファーレ 自分の場に指揮官・カードがあるなら、疾走を持つ。

(↑「指揮官」に関連する「兵士」の一例)
クラシックカードパック収録のフォロワー。
そのままでは体力1と心許ないが、場に指揮官がいる時に出せば疾走が付く。
低コストの指揮官フォロワーや指揮官アミュレットと共に使うことで真価を発揮する。
序盤から積極的に攻め立てたい速攻系のデッキに採用される。


  • ホワイトジェネラル

4コスト フォロワー 指揮官
3/3
ファンファーレ 自分の兵士・フォロワー1体を+2/+0する。

(↑「兵士」に関連する「指揮官」の一例)
初期から使用できるベーシックカードの1枚であるフォロワー。
自分の兵士1体にバフをかけることができる。
コストも手頃で、こちらも速攻系のデッキと相性が良い。
指揮官は強化できないことに注意。場に兵士がいなければバニラでしかない。



カードプールの傾向

所属するフォロワーは、「兵士」「指揮官」という種別からか騎士や武士といった風情のカードが多い。
が、一部に賊やらメイドやらニンジャやらの前線に出張らなそうのや「ロイヤル(高貴な)」でなさそうなのが混じっている。


前述の通り一度に複数のフォロワーを展開したり、味方のスタッツを上昇させる効果が多い。
スペルも他のクラスのようにドローや除去というより、トークンフォロワーを展開するものが多い。
また疾走や突進、必殺、守護といった能力を持つフォロワーも多く、フォロワー同士のぶつかり合いにおいても強力なクラスである。
他にも、潜伏を持つフォロワーが最も多いのはロイヤルであり、処理をさせずにバフをかけ続けて準備が整ったら一斉攻撃といった戦法もとれる。
連携や「破壊されたフォロワー数」を参照する効果も多く、除去されたとしても「フォロワーが出たこと」自体に意味が生じることも多い。


総じて、複雑な手順は踏まずに盤面での勝負を第一とするカードでまとまっている。
相手フォロワーの除去も、カードの効果よりもフォロワー同士のぶつかり合いを中心に行う。
このあたりも、ロイヤルがわかりやすいと評される所以だろう。
ただし、これは裏を返せば「自分も相手の大量展開を返しにくい」ということでもある。



代表的なデッキタイプ

+ ミッドレンジロイヤル-

ロイヤルの由緒正しき中速デッキ。時代と共に形を大きく変えている。

  • 《フローラルフェンサー》等で盤面を取り、《海底都市王・乙姫》から《セージコマンダー》で一斉攻撃を仕掛ける型
  • 《メイドリーダー》でサーチした《レヴィオンセイバー・アルベール》を中心に、疾走フォロワーを次々に叩きつける型
  • 《白と黒の決闘》や《空の指揮官・セリア》等で守り、《騎士王・アーサー》からの《スカイフォートレス》で盤面の奪取と攻撃を同時に行う型

このようにパックの追加と共にレシピも一新されてきた。


+ アグロロイヤル(フェイスロイヤル)-

軽量フォロワーを多く採用し、序盤から積極的に攻め立てるデッキ。
《クイックブレーダー》《ノーヴィストルーパー》といった軽量疾走や、《旅ガエル》《マスタークノイチ》等の潜伏を織り交ぜる。
これにより、処理される前にリーダーを叩くことに長けている。
最後は《レヴィオンセイバー・アルベール》《円卓会議》《アルビダの号令》による疾走で一気にフィニッシュ。
疾走や潜伏が多いため、ちゃんと回った際にはあらゆるアグロデッキの中でも一番の速度が出る。


+ コントロールロイヤル-

守護や突進、必殺持ちの多さに着目し、フォロワー同士のぶつかり合いで盤面をコントロールすることを目的としたデッキ。
第2弾「ダークネス・エボルブ」にて、《アレキサンダー》《ホワイトパラディン》といったカードを手に入れたことで成立。
《フロントガードジェネラル》等の第1弾のカードもふんだんに採用されている。
その後も《不滅の英雄・ローラン》《バルバロッサ》等の追加で着実に強化されている。
最後は《ファングスレイヤー》《古の英雄》《レヴィオンセイバー・アルベール》といったカードでフィニッシュ。


+ 御旗ロイヤル-

4コスト アミュレット 指揮官
ファンファーレ 自分の兵士・フォロワーすべてを+1/+0 する。
自分の場に 兵士・フォロワーが出るたび、それを+1/+0 する。


アミュレット《王家の御旗》を軸としたデッキ。【アグロロイヤル】の派生型。
フォロワーをすべて兵士で固め、バフをかけてビートダウンする。
1点だからとバカにしてはならない。ロイヤルの展開力と組み合わさる事でかなりの打点を稼ぐ事ができる。
アミュレットという事で除去のされにくさも強力。
かなり安く組める上、環境上位のデッキにも刺さりやすい事から人気だった。詳しくは当該項目で。


+ 援護射撃ロイヤル-
  • 援護射撃

5コスト アミュレット
自分の場に指揮官・フォロワーが出るたび、相手の場にフォロワーがいるならランダムな相手のフォロワー1体に、いないなら相手のリーダーに「その指揮官・フォロワーの攻撃力の値」と同じダメージ。


アミュレット《援護射撃》を軸としたデッキ。
指揮官フォロワーを中心にし、《援護射撃》を置いた後は展開しながら相手の盤面を空にしつつダメージを与えていく。
バウンス持ちの《シンデレラ》や無限リソースの《バルバロッサ》もこのデッキと非常に相性が良い。
サブプランとして《レオニダス》が採用されることもある。
当初はファンデッキに近かったが、《バハムート》が修正されて以降はランクマッチでも見られるようになった。


+ ニュートラルロイヤル-

ニュートラルカードを主軸に置いたデッキ。
序盤から《シンデレラ》のスタッツを押し付けていったり、《兎耳の従者》によるドローや《赤ずきん・メイジー》による除去が主なシナジー。
加えて、ニュートラルのフォロワー軍によって盤面の取り合いを優位に進めていくこともできる。
ガチガチにニュートラルで固める以外にも、ロイヤルの疾走フォロワーを加えても良い。


+ 進化ロイヤル-

通常の進化に加え、エンハンスなどによる無償進化・自動進化によって進化回数を稼ぐことを軸としたデッキ。
序盤は進化回数を稼ぎながら凌ぎ、中盤以降から《白銀の輝き・エミリア》やユニオンバースト持ちフォロワー等で盤面を制圧。
そのまま相手の息切れを狙ったり、充分に進化回数を稼いだ上での《無敗の剣聖・カゲミツ》+《君臨する猛虎》によるOTK等で勝負を決める。
盤面を重視する戦略上コントロールにはやや弱いが、アグロ(寄り)、ミッドレンジ、OTKと取れる戦略の幅が広いのも強みの一つ。



各環境での立ち位置

スタンダード期

β版からかなり人気だったロイヤルだが、正式リリース後もやはり環境に蔓延った。
特に始めたばかりでカード資産が揃っていないプレイヤーにとって、格安かつ簡単な【フェイスロイヤル】は救世主の如きデッキ。
低ランク帯ではまずこのデッキからという風潮が出来上がるのは必然だった。
そして、初期から環境で猛威をふるったのが【ミッドレンジロイヤル】。
中でも《海底都市王・乙姫》から《セージコマンダー》に繋げる「乙姫セージ」の流れが非常に強力で、一気にゲームエンドに持ちこむパワーがあった。
乙姫セージへのメタとしてドラゴンの《ファフニール》とそれらを採用した【ランプドラゴン】が大幅に評価を上昇させたほどである。
少々必要エーテルがかさむという点はあったものの、プレイングのわかりやすさもあっていきなりトップメタに。
後に【冥府エルフ】が開発されると、使用率や勝率はそちらに譲ることになるが、依然として高い位置に居座り続けた。
もしも【冥府エルフ】の存在がなかったら、ナーフを受けていたのはロイヤルだったかもしれない。


ダークネスエボルヴ期

《アレキサンダー》や《ホワイトパラディン》のインパクトから、最初は【コントロールロイヤル】が使われる。
爆発的に増えた【テンポエルフ】への有利を評価されるも、次第に苦手な【超越ウィッチ】や【冥府エルフ】が幅を利かせるようになってしまう。
一方で【御旗ロイヤル】も注目を集める。安い上に、コントロールとアグロの二極化した環境に合致していた。
だが、相性の良い追加カードが少なくあまり使われていなかった【ミッドレンジロイヤル】が伏兵めいて参戦。
実は今環境でも対策が困難であることが判明するとどんどん数を増やし、最終的には上位に躍り出た。
《アドバンスブレーダー》によって息切れしにくくなったことも大きく、エボルヴ環境では明確な不利マッチが存在しないデッキも貴重だった。


バハムート降臨期

《バハムート》を始めAOEがどんどん追加された上、《次元の魔女・ドロシー》によってウリだった展開力を他クラスにも奪われる。
乙姫セージの流れは一気に過去のものへと衰退してしまうこととなる。
ロイヤル不遇環境の到来か…
…と思われたが、実はその裏で【コントロールロイヤル】が【OTKエルフ】を狩っていたり、【フェイスロイヤル】が高い勝率を維持していた。
そして、エルフ(正確にはエルフデッキに採用されていたニュートラル)とウィッチにナーフが入ると、突如として【アルベールロイヤル】が爆増。
これは指揮官を《レヴィオンセイバー・アルベール》に絞り、《メイドリーダー》で確定サーチするデッキであり、安定感の高さが評価された。
使用率を落とした【OTKエルフ】に代わり、【ドロシーウィッチ】と人気を二分する結果となった。


神々の騒嵐期

超強化されたドラゴンとネクロマンサーには、やはり他のクラス同様苦戦を強いられた。
【ランプドラゴン】は前期の《バハムート》に加えて、

  • 無限リソース兼回復の《ウロボロス》
  • 《サハクィエル》の効果で現れる《イスラーフィール》
  • 場のカードすべてを消滅させてくる《ライトニングブラスト》

と、ロイヤルにとってはあまりにも分の悪いカードが一気に追加されてしまった。
【アグロネクロ】【ミッドレンジネクロ】にも、《骨の貴公子》や《魔将軍・ヘクター》によって、より高いパワーで展開とバフを行われるという有様。
一応他の5クラスにはかなり戦えていたのだが、よりにもよって2トップとの相性が悪いという結果に。
安定感抜群だったロイヤルが、ついにトップから陥落してしまった。


ワンダーランドドリームズ期

最初の3日ほどは【ニュートラルロイヤル】が話題になり、環境を一色に染め上げた。
が、あの【ニュートラルヴァンプ】が開発されると、一斉に鞍替えされてしまった。
やはり他のクラス同様苦戦を強いられていたが、《不滅の英雄・ローラン》によって抗うプレイヤーもいた。
その後ヴァンパイアにナーフが入り、今度こそ【ニュートラルロイヤル】の時代かと思われた。
だが、実際に上がってきたニュートラルデッキは【ニュートラルウィッチ】。
【ニュートラルロイヤル】がトップに上がるのは、2回目のナーフが入った後の話である。


ニュートラルデッキが話題を集める裏で、《マスタークノイチ》や《火遁の術》が追加されたことで【潜伏ロイヤル】も研究された。
回ればあっと言う間に勝負を決めることができ、大会でもよく使用された。
だが、それによって《旅ガエル》と《火遁の術》がナーフを受けることに。


星神の伝説期

1コスト指揮官《ペルセウス》、疾走の《プリンセス・ジュリエット》およびそれをサーチできるスペル《円卓会議》が実装。
それにより【アグロロイヤル】が高速化。
前弾ニュートラルの《ダラダラ天使・エフェメラ》も疾走フォロワーの強化に一躍買った。
最初の1ヶ月間は、【原初ドラゴン】と共に環境を荒らし回った。
その結果、《トランプナイト招集》《ダラダラ天使・エフェメラ》がナーフを受ける。
【アグロロイヤル】弱体化後はロイヤルの勢いは一気に衰えてしまい、他のクラスがバランス良く活躍する中ロイヤルだけはあまり結果を残せなかった。


時空転生期

対戦レギュレーションが「ローテーション」と「アンリミテッド」に分かれ、多くのカードがローテ落ち。
さらに新クラスのネメシスが追加されるという『Shadowverse』にとって大きな節目となった時期。

  • ローテーション

ウィッチ・ドラゴン・ネクロマンサーの3トップに加えてエルフのデッキパワーには及ばす、ここでも苦戦を強いられる結果に。
ただし、《騎士王・アーサー》や《嵐の槍使い》等の追加によって【ミッドレンジロイヤル】は着実に強化を受けていた。
あまりふるわなかったとはいえポテンシャルの高さ自体は感じさせていた。
前回追加された《静かなる炎将・マーズ》も、ここに来て少しずつ存在感を表してくる。
展開した後にAOEさえ飛んでこなければ、環境トップのデッキ相手にもそのまま勝負を決めに行くことは可能だった。

  • アンリミテッド

アグロデッキや【超越ウィッチ】が蔓延る超高速環境であり、ロイヤルもアグロが多かった。
ただし、中には守護を多めに用意してアグロデッキや【OTKエルフ】を狩りにいく【ミッドレンジロイヤル】や【コントロールロイヤル】も。
可もなく不可もなくといった具合で、中堅の立ち位置を維持していた。


起源の光、終焉の闇期

  • ローテーション

《レヴィオンセイバー・アルベール》という最大のフィニッシャーを失いこそしたものの、同時にAOEの数々や《次元の魔女・ドロシー》も消えた。
この流れはロイヤルにとって大きな追い風であった。
盤面勝負中心の環境になった結果、《騎士王・アーサー》がついに真価を発揮できるようになったのである。
さらに、《空の指揮官・セリア》《スカイフォートレス》《魔導狙撃士・ワルツ》《白と黒の決闘》といったパワーカードも続々追加。
【ミッドレンジロイヤル】が久々に環境トップに返り咲くことに成功した。
それに対するカウンターとして【教会ビショップ】や【アーティファクトネメシス】も急増。
一時はどうなるかと思われたが、それでもデッキパワーの高さにより、採用カードやプレイング次第で突破は十分可能であった。
長らく臥薪嘗胆の日々を過ごしてきたロイヤルが、ようやく開花した瞬間である。

  • アンリミテッド


各環境の代表カード

+ クラシック(旧:スタンダード)カードパック-
  • 海底都市王・乙姫

6コスト フォロワー 指揮官
3/4
ファンファーレ 乙姫お守り隊を場が上限枚数になるまで出す。(上限は5体)

「鯛や平目が舞い踊る」「「「「乙姫様をお守りします!」」」」
1/2の兵士フォロワーを盤面最大まで展開するフォロワー。中盤の爆アド要因。
全体除去効果でも使わなければまず一度に処分しきれない量なため、相手を大きく突き放す事ができる。
難点はコストが重いこと、手札事故の要因となるため低コスト帯の枚数とのバランスを良く考える必要があること。
ここから《セージコマンダー》に繋がるとほぼ勝利が確定する。
その点を考慮して場を空けさせないために、あえて無視するという対処法をとられることも少なくない。


  • ロイヤルセイバー・オーレリア

5コスト フォロワー 指揮官
2/5 守護
「相手のフォロワーの数」と同じだけ+1/+0する。相手のフォロワーが3体以上なら、「相手の能力で選択できない」を持つ。

「この剣に誓う、貴方の勝利と栄光を」「セラフフェザー、真の力を示せ!」
高い体力に加えて相手の場が多いほど強くなる守護持ちフォロワー。
選択不可も付くため、並べて一斉攻撃を試みるアグロに対して不利交換を強いることができる。
弱点はランダム除去や必殺持ちか。環境にアグロデッキが多い場合の選択肢。


  • ツバキ

6コスト フォロワー 兵士
4/3 潜伏
ファンファーレ 攻撃力5以上の相手のフォロワー1体を破壊する。

「我が怨嗟の剣、お受けください」「我が刃の煌めきに、露と消えなさい!」
相手の大型フォロワーを屠りつつ登場する潜伏フォロワー。
小型フォロワーの並びには弱いが、大型フォロワーが多い環境では輝く。
本人も除去されにくいため、攻めのきっかけにもなる。


  • メイドリーダー

2コスト フォロワー 兵士
1/1
ファンファーレ 指揮官・カードをランダムに1枚、自分のデッキから手札に加える。

「お帰りなさいませ、ご主人様!」「最高の笑顔でお迎えいたしましょう!」
指揮官をサーチしてくれるフォロワー。
指揮官を絞って確定サーチにしたり、単にドローソースとして投入することもできる。
スタッツが貧弱であるため、テンポロスになることに注意。
現在は《太陽の槍・ルー》が優先して採用される。


  • ノーヴィストルーパー

3コスト フォロワー 兵士
2/2 疾走

「さあ、戦場を駆けましょう!」「この子と一緒なら、何も恐くない!」
疾走というシンプルながら強力な効果を持つフォロワー。
手札から直接ダメージを与えられるのはやはり優秀。
速いデッキであれば自然と採用できるだろう。


  • 歴戦のランサー

2コスト フォロワー 兵士
2/2 守護

「あたしに任せな!」「恐れるものは何もない!」
2コスト2/2の守護という、こちらもシンプルイズベストなフォロワー。
序盤にアグロデッキに対して不利交換を強いたり、中盤以降に盤面を守ったり。
単純に使いやすく、様々なデッキに投入される。


  • ヴァンガード

1コスト フォロワー 兵士
1/2

「一番乗りの勲章はいただきだ!」「悪いけど逃さねぇぜ!」
1コスト1/2という非常にわかりやすいフォロワー。
バニラだが、1コストの標準スタッツ持ちの兵士というだけでも価値はあるというもの。
《クイックブレーダー》と共に【アグロロイヤル】を影から成立させていたカードと言える。


  • アルビダの号令

6コスト スペル
パイレーツ1体とヴァイキング1体を出す。

2/3守護と3/2疾走を一挙に展開するスペル。
攻めと守りを両立したカードであり、最後の詰めとしても繋ぎとしても便利。


+ ダークネスエボルヴ-
  • アレキサンダー

8コスト フォロワー 指揮官
6/7 突進
このフォロワーは、相手のリーダーを攻撃できないが、相手のフォロワーを1ターンに14回攻撃できる。

「ここも俺の領土だ」「我が覇道、止められるものか!」
リーダーを攻撃できない代わりに複数体を1ターンのうちに殴り倒せる盤面征服王なフォロワー。
コストの重さがロイヤルには厳しいのが欠点といったところ。
ちなみに、発表の段階では攻撃回数は無限だったが何故か14回という半端な数に直された*1


  • レオニダス

9コスト フォロワー 指揮官
7/8
ラストワード レオニダスの遺志1つを出す。

「この首欲しくば、来たりて取れ!」「俺は突き進む、来たるべき日まで!」
ダークネス・エボルヴで登場したフォロワー。
フィニッシャーたり得るコスト相応の高いスタッツだけでも強力だが、真に驚異なのはラストワードで出てくるアミュレット《レオニダスの遺志》。
「場に出たフォロワーに突進と+3/+3を与える」という恐ろしい強化を施すアミュレットでである。
これ以後4/4以上が召喚酔いなど知ったことかとばかりに出た瞬間突撃してくるという、相手にとって地獄絵図そのものの光景が展開される。
無論疾走持ちにもスタッツ強化は適応されるため、《クイックブレーダー》等が手札にあれば一気にトドメも狙っていける。
不利な状況でポンと出しても無視されて終わりなので、《レオニダス》を処理しないとヤバいという状況をいかに作り出すかがコツ。


  • ホワイトパラディン

3コスト フォロワー 指揮官
3/2 守護
進化時 進化時 シールドガーディアンを「相手の場のフォロワーの数」と同じだけ出す
※シールドガーディアン 1/1 守護

「悪しき者は我が剣で裁く」「聖堂騎士団、戦闘準備!」
守護フォロワーとしては最低限の性能に加え、相手の数だけ進化時に小型守護を展開するフォロワー。
エルフや同じロイヤルなど小物を並べるタイプのクラスに刺さりやすい。
ただし《エンジェルバレッジ》などの体力1を一掃するタイプのスペルにはとことん弱い。重厚なる盾とはいったい…うごごご!


同じく指揮官の守護持ちと言えば《ロイヤルセイバー・オーレリア》が居る。
あちらは出した時点での敵のフォロワー数に応じて攻撃力が上がる他、敵の場が3体以上選択不可効果を持つなど、壁としてはあちらのほうが硬い。
一方で必殺持ち一枚で容易に突破されてしまう弱点を持つため、必殺で守護に対処してくるデッキには《ホワイトパラディン》の方が刺さる。
単純にどちらの方が優秀な壁役とは言えないので、デッキに応じて使い分けるべき。


  • アドバンスブレーダー

5コスト フォロワー 指揮官
3/4
ファンファーレ 兵士・カードをランダムに2枚、自分のデッキから手札に加える。

「いざ、出陣!」「全身全霊で叩き切る!」
兵士カードを2枚サーチできるフォロワー。
サーチ先を絞って云々というよりも、単純にドローソースとして有用。
ロイヤルの弱点である息切れを防いでくれる。
難点としては5コストと重いこと、指揮官なので《メイドリーダー》でのサーチ先がブレることか。


  • 盗賊の極意

3コスト アミュレット
自分のターン終了時、潜伏 状態の自分のフォロワーすべてを+1/+1する。

ロイヤルの追加カードの中でも特に癖が強いカード。潜伏状態のフォロワーを毎ターン強化するアミュレット。
潜伏状態のフォロワーは全体除去でもないと駆除できないので潜伏し続ければ何度もスタッツを挙げられる。
ただあまり潜伏フォロワーが多いと守りが疎かになりやすい上、全体除去を使われると折角上げたスタッツが無駄になるのが難しいところ。


  • 渾身の一振り

2コスト スペル
「相手の場のフォロワーの数」が自分より多いなら、ナイト1体を出す。
相手のフォロワー1体に2ダメージ。

2コスト2点火力に加え、相手のフォロワーが自分より多ければ1/1を展開できるスペル。
特に後攻時の2ターン目に有効なカード。


+ バハムート降臨-
  • レヴィオンセイバー・アルベール

5コスト フォロワー 指揮官
3/5 疾走
ファンファーレ エンハンス9; 「このフォロワーは、1ターンに2回攻撃できる」を持つ。ターン終了まで、このフォロワーへのダメージは0になる。

「行くぞ、迅雷が如く!」「雷神卿と呼ばれる由縁、見せてやる」
強力なエンハンス効果を持った、新たなロイヤルのフィニッシャーであるフォロワー。
進化すれば9ターン目に相手に10点、しなくとも6点のダメージをお見舞いできる。
そのうえ、状況が厳しい場合は強力なフォロワーや複数のフォロワーをノーダメージで倒す、という使い道もできる。
ただの疾走フォロワーとしても耐久寄りのスタッツではあるが使いやすい。


リリース1周年記念のリーダースキン投票にて、見事ロイヤル部門の1位を獲得。
第7弾「時空転生」にリーダースキン付きの新規イラストで収録された。
「迅雷が如く駆け抜ける!」


  • ファングスレイヤー

8コスト フォロワー 兵士
3/8 突進 必殺
攻撃時 フォロワーへ攻撃したなら、相手のリーダーに「このフォロワーの攻撃力の値」と同じダメージ。

「死にたくなかったらどいてな!」「受けてみやがれ!」
突進、必殺、耐久寄りのスタッツとそれだけでも使いやすいフォロワー。
おまけに敵フォロワーに攻撃した場合、相手のリーダーにも自分の攻撃力分のダメージを与えるという、一粒で何度もおいしいフォロワー。
コストは高いので序盤に何枚も来られると腐ってしまうが、《バハムート》などの高スタッツフォロワーへの対策としては入れておきたい。


  • レヴィオンヴァンガード・ジェノ

4コスト フォロワー 兵士
4/3 突進
エンハンス 6;「ラストワード ナイト2体を出す」を持つ。

「さぁ構えろ、若造よ」「儂は使命を果たすのみだ!」
シンプルかつ強力で、汎用性が高いフォロワー。
進化権を温存しながら盤面を取ったり、相手の守護をどけて進化ダイレクトアタックができるようにしたりと、とにかく用途は多い。
先攻後攻問わず使える点もポイント。様々なデッキに投入される。


  • 旋風刃

5コスト スペル
自分のフォロワー1体を選択する。他のフォロワーすべてに「選択したフォロワーの攻撃力の値」と同じダメージ。

ロイヤルに初めて実装された全体攻撃スペル。
味方のフォロワーも巻き込んでしまうためにタイミングはちゃんと考えなければならない使い方次第で敵の場を一掃できる。
特に【ミッドレンジロイヤル】や【コントロールロイヤル】では使いやすいスペル。
追加効果が発動した《ロイヤルセイバー・オーレリア》等と組み合わせれば中々にえげつない活躍ができる。


+ 神々の騒乱-
  • 円卓の騎士・ガウェイン

4コスト フォロワー 兵士
3/4
ファンファーレ エンハンス6 +1/+1して【突進】を持つ。
攻撃時 自分の手札の指揮官・カードすべてのコストを-1する

「百の戦場で、百の戦果を!」「我が王に勝利を!」
非常に緩い条件で指揮官のコストを軽減できる新たなロイヤルの切り込み隊長なフォロワー。
コストの高い指揮官カードには《レオニダス》等をはじめとした非常に強力なカードが多く、これらを1テンポ早く展開できるのは非常に大きい。
エンハンス効果も地味に優秀で、露払いをしつつ後続の指揮官につなげることが可能。


  • 不滅の英雄・ローラン

7コスト フォロワー 指揮官
4/5
守護
ファンファーレ 自分の場に不滅の聖剣・デュランダルがないなら、不滅の聖剣・デュランダル1つを出す。

「行くぞ、デュランダル!」「デュランダル、我に加護を!」
一見するとコストに見合わないスタッツのフォロワー。
だが、このカードの真価はファンファーレで出てくるアミュレット《不滅の聖剣・デュランダル》。
自分のリーダーとフォロワーすべての5以上のダメージを永続的に4にするという効果で、体力の関係上どんな攻撃も必ず一撃耐えることが出来る。
前述の《フロントガードジェネラル》等と組み合わせればより強固な盤面を作り出すことが可能。
このカードの登場により、終盤に勝負を決める【コントロールロイヤル】はより一層の安定性を得るに至った。


  • ルミナスメイジ

5コスト フォロワー 指揮官
2/3
ファンファーレ ルミナスナイト1体を出す。
このフォロワーが場にいる限り、自分の指揮官・フォロワーはEPを消費せず進化できる。(1ターンに1体しか進化できない制限はある)

「ナイト!あなたと共に!」「暗き時代を終わらせましょう!」
指揮官限定だが進化権を消費せずに進化出来る凄まじい効果を持ったフォロワー。
このカードも指揮官なので、実質4/5の突進持ちとして扱える。
その上、盤面が整っていればファンファーレで出てくる《ルミナスナイト》を進化させて場のフォロワーを一斉強化させることも可能。
後続に進化権を温存させることで、アルベール等強力なフォロワーに進化権を回すことも出来る。
さらにさらにこいつを残しておくと相手にとってロクな状況にならないため、除去を集中させることも出来る等至れり尽くせりなカードである。


  • 旅ガエル

3コスト→4コスト フォロワー 兵士
1/2
自分のターン終了時、【潜伏】を持つ。

「人呼んでさすらいの旅ガエル」「静かな旅だ…」
地味なように見えて非常に高い除去体制を持つニヒルなカエルであるフォロワー。
毎ターン潜伏状態に戻るため、こいつを除去する手段は非常に限られる。
当初は《武装錬金》や《ホワイトジェネラル》などでこいつを強化しまくった後に《旋風刃》で相手の場を一掃してビートダウンしていく【旅ガエルロイヤル】が流行った。
が、別にこいつに特化しなくても普通に【アグロロイヤル】のパーツの1つとして入れるだけで強い。
やはり除去手段の少なさに対するコストの軽さが問題視され、2017年9月末にコストが3から4に変更された。


  • 援護射撃

5コスト アミュレット
自分の場に指揮官・フォロワーが出るたび、相手の場にフォロワーがいるならランダムな相手のフォロワー1体に、いないなら相手のリーダーに「その指揮官・フォロワーの攻撃力の値」と同じダメージ。}

「構え!撃てぇーっ!」
指揮官が出ることで効果がトリガーするアミュレット。
指揮官中心のデッキ【援護射撃ロイヤル】を新たに成立させた。
カードパワーの高い指揮官を展開しつつ盤面を取り、隙を突いてバーンダメージを与えていきたい。
5コストという重さをどうカバーするかが課題。


+ ワンダーランドドリームズ-
  • シンデレラ

3コスト フォロワー 指揮官
4/4
自分が他のロイヤルフォロワーを場に出したとき、このカードを手札に戻す。

「12時の鐘が鳴るまでは…」「もう行かないと…」
コストに対して強力なスタッツを持ち、序盤を支えてくれる。
デメリットも、ニュートラル主体のデッキならほとんど気にならない。
稀にデメリット覚悟でロイヤル主体のデッキに投入されることも。
《援護射撃》と組み合わせたコンボも有名。通称「シンデレラキャノン」。


  • 銀嶺の秘剣士

5コスト フォロワー 指揮官
3/4 必殺 守護
進化時 フォロワーへ攻撃したなら、ダメージを与え合う前にそのフォロワーを破壊する。

「この剣と運命を共にする!」「我らは同胞、正義を示す者!」
必殺と守護を併せ持ち、相手に処理を強要できるフォロワー。
進化すれば、なんと戦わずして相手のフォロワーを問答無用で破壊してしまう。
大型を屠りつつ1:2以上の交換を狙いやすく、守りに長けた1枚。


  • 赤ずきん・メイジー

2コスト フォロワー 兵士
2/2
進化時 自分の場にニュートラル・フォロワーがいるなら、相手のフォロワー1体を破壊する。

「パンとワインを届けに行くの」「ふはは、なーんてな!」
どう見てもバレッタです本当にありがとうございました。
条件付きだが、進化時に確定除去ができる。2コストとして標準的なスタッツも持つため無理なく出せる。
特にニュートラル主体のデッキならばほぼ確実に条件を満たせるため、非常に強力。
稀に普通のロイヤルデッキにも採用されることがある。


  • 若き鬼狩人・モモ

3コスト フォロワー 兵士
2/2 突進
交戦時 交戦する相手のフォロワーの攻撃力が5以上なら、このフォロワーはターン終了まで必殺を持つ。

「むむっ、オーガの匂い!」「オーガを全部やっつけるでござる!」
おにぎりまりゅぅー!な突進幼女フォロワー。
大型フォロワーをわずか3コストで除去できるのはありがたい。環境に大型フォロワーが多いようなら採用してみよう。
欠点としては、攻撃力が低く体力だけ高い相手には無力なことか。


  • 刃ネズミ

2コスト フォロワー 兵士
1/3
相手のフォロワーが破壊されるたび、攻撃力を+1する

\チュッチュチュイッ/
相手フォロワーが破壊される度にどんどん攻撃力が育っていくハリネズミ。
相手からすれば無視することもできないため、処理を押し付けることもできる。
放置されるようなら、ロイヤルお得意の突進フォロワーでどんどん育てていきたい。
ロイヤルの2コストの中でもかなり優秀なフォロワー。


  • マスタークノイチ

5コスト フォロワー 兵士
3/2 潜伏
ファンファーレ クノイチエッグ1体を場に出す。

「闇にて忍ぶ」「愛しき主のため!」
処理手段が限られる潜伏が、よりにもよって2体同時に並ぶフォロワー。
高確率で5点(両方進化すれば9点)が確定する。そこへさらに疾走を出せば一気に10点が奪えることも。
【アグロロイヤル】のフィニッシャーの1つとして採用される。


  • 兎耳の従者

3コスト フォロワー 兵士
2/3
ファンファーレ 「自分の場のニュートラル・カードの枚数」と同じだけカードを引く。

「さぁ、みんな急いでね?」「ようやくココも片付きそうね」
ニュートラル主体のデッキのドローソースになるフォロワー。
3コストとして標準的なスタッツを持っているためテンポロスにもなりにくい。
並べれば並べるほど引ける枚数も増えるため、横並べデッキにとっての弱点である息切れを防げるのが強力。


  • トランプナイト招集

5コスト→6コスト スペル
クラブソルジャー1体、ハートガーディアン1体、スペードレイダー1体を出す。

1枚でフォロワー3体を展開できるスペル。それぞれ1/3で疾走、守護、必殺を持つ。
相手からすれば1点疾走はまだしも、必殺と守護が同時に並ぶのは頭が痛いだろう。
押している時は強力な反面、押されている時は信用しきれないこともあるため、過信は禁物。
なお、これらはニュートラルフォロワーで兵士も持たないため注意。
【アグロロイヤル】が猛威をふるったことを受け、2017年10月末にコストが5から6へと変更された。

  • 火遁の術

2コスト スペル
相手のフォロワー1体に3ダメージ。
自分の場に潜伏状態のフォロワーがいるなら、3ダメージではなく6ダメージ。→エンハンス 6;3ダメージではなく6ダメージ。

ロイヤル待望の2コスト3点スペル。
追加効果はおまけにも見えるが、潜伏軸のデッキでは相手の大型守護を突破する手段にもなる。
…のだが、【潜伏ロイヤル】流行の煽りを受けて2017年9月末にナーフされてしまった。ぶっちゃけとばっちりもいいところである。


+ 星神の伝説-
  • 静かなる炎将・マーズ

3コスト フォロワー 指揮官
2/3
自分の他のロイヤル・フォロワーが場に出るたび、それは+0/+1されて、「交戦時 +1/+0する」を持つ。

「アタシに相応しい戦場は?」「もっと熱く!」
味方にどんどんバフをかけていくシステムフォロワー。
体力が上がるためスペルで取りづらくなり、かといってフォロワーをぶつけると今度は攻撃力も上がる…
といったように、一気に盤面が強固なものになる。
3コストと軽く、序盤に出すことができれば強力で、相手からすれば放っておいたら大変なことになる。


  • バルバロッサ

5コスト フォロワー 指揮官
5/4 突進
ラストワード 次の自分のターン開始時、バルバロッサ1枚を手札に加える。相手の場のフォロワーが2体以下なら、そのコストを8にする。3体以上なら、そのコストを2にする。

「民の祈りで、私はここへ!」「この二刀にて火の粉と散れ!」
手札の尽きやすいロイヤルにとって嬉しい無限リソースなフォロワー。
その性質上、横に並べてくる相手には非常に有効に働く。
環境にそういったデッキが多いなら採用してみよう。
指揮官であるため、《援護射撃》との相性も抜群。


  • ペルセウス

1コスト フォロワー 指揮官
1/2
進化時 自分の場のロイヤル・フォロワーが4体以上なら、+1/+0して、守護を持つ。

「オレの伝説はここから始まる」「試練も苦難も乗り越えるさ!」
ついに登場した1コスト指揮官フォロワー。
このフォロワーがあれば、指揮官をトリガーにして発動する効果もグッと狙いやすくなる。
特にこいつを出した後に《ケンタウロスヴァンガード》を走らせるのは【アグロロイヤル】の黄金ムーブ。
また、自分の場に多く並んでいる時に進化させると強力になる。


  • 太陽の槍・ルー

2コスト フォロワー 兵士
1/2
ファンファーレ コスト5以下の指揮官・カードをランダムに1枚、自分のデッキから手札に加える。
エンハンス 4; その後、コスト6以上の指揮官・カードをランダムに1枚、自分のデッキから手札に加える。

「太陽の輝きを信じるのです」「太陽の鼓動を感じてください!」
同じ指揮官サーチの《メイドリーダー》よりもスタッツが高いフォロワー。
サーチ範囲は狭いが、これを欠点と取るか利点と取るかは構築による。
エンハンスを使えばさらなるサーチも可能だが、テンポロスになることは覚悟しておこう。


  • プリンセス・ジュリエット

3コスト フォロワー 指揮官
2/2 疾走
自分が元のコスト3の指揮官・カードをプレイしたとき、このカードのコストが3なら、ターン終了まで、このカードのコストを2にする。

「愛を知り、罰を知る」「きっと悲しみが待つばかり…」
《ノーヴィストルーパー》の指揮官バージョンであるフォロワー。
コスト低減効果もあるが、こちらはおまけ程度と考えて良い。
《円卓会議》で呼び出せば一気に4点削ることができる。
主に速攻系のデッキに採用される。


  • クーフーリン

2コスト フォロワー 兵士
2/1 突進
ファンファーレ エンハンス 6;ターン終了まで、必殺を持つ。ターン終了まで、このフォロワーへのダメージは0になる。

「我はクランの猛犬なり」「我が槍は必中にして必殺」
2コストと軽い突進持ちフォロワー。1回ぶつかれば散ってしまうが、露払いにはなる。
エンハンスで出せば、どんなデカブツ相手だろうと一方的に討ち取れるようになる。
便利なカード故、切るタイミングはしっかり考えること。


  • 円卓会議

5コスト スペル
コスト3の指揮官・カードをランダムに2枚、自分のデッキから場に出す。

デッキから3コスト指揮官を2体呼び出してくるスペル。
3コストの指揮官には優秀なものが多いため、構築を考えればこのカードも非常に強力になる。
《プリンセス・ジュリエット》で速攻を仕掛けたり、《ホワイトパラディン》と《静かなる炎将・マーズ》で盤面を作ったりと、用途は様々。


+ 時空転生-
  • 騎士王・アーサー

7コスト フォロワー 指揮官
2/6
ファンファーレ コスト2以下の、それぞれ名前の異なるロイヤル・フォロワーをランダムに1枚ずつ、自分のデッキから場が上限枚数になるまで出す。

「約束の地を目指して!」「勝利を重ね、頂を目指そう!」
《海底都市王・乙姫》に続く盤面最大展開役なフォロワー。
2コスト以下のフォロワーをデッキから直接呼び出す。
1コスト重く、2枚目以降が弱くなるという欠点はあるが、デッキを圧縮でき、呼び出すフォロワーの質が高いという利点もある。
ここから《スカイフォートレス》に繋ぐ動きが非常に強力。
【ミッドレンジロイヤル】の新たなキーカード。


  • ダークセイバー・メリッサ

6コスト フォロワー 指揮官
6/5 守護
相手の能力で選択できない。
ファンファーレ 「自分の他のフォロワーの数」と同じだけ-1/-0する。「相手のフォロワーの数」と同じだけ+0/+1する。

「漆黒よ、舞い踊れ!」「黒き刃よ、その力を示せ!」
《ロイヤルセイバー・オーレリア》の互換カードであるフォロワー。
不利な盤面でほど力を発揮する選択不可の守護持ち。
除去をスペルに頼っている相手には非常に有効。
反面、フォロワーでぶつかって取ってくる相手には強さを実感しにくいため、環境に応じて採用を考えよう。


  • 嵐の槍使い

3コスト フォロワー 指揮官
3/2 突進
ファンファーレ エンハンス 7;「攻撃時 相手のフォロワーすべてに2ダメージ」を持つ。

「戦場に嵐を起こす」「巻き起これ、嵐よ!」
突進に加え、エンハンスで出せば2点のAOEが追加されるフォロワー。
《ブリッツランサー》の上位互換であり、エンハンスも含めてロイヤルにとってはありがたい。
ミッドレンジ以降のデッキであれば優先して採用される。


  • 先陣の騎兵

4コスト フォロワー 指揮官
3/4
自分の場に兵士・フォロワーが出るたび、自分のリーダーを1回復。
進化時 ヘヴィーナイト2体を出す。

「王よ、望みのままに!」「前だけを見つめて!」
《フローラルフェンサー》のように進化時に2体展開するフォロワー。
ほぼおまけではあるが、回復効果もついている。
総合攻撃力ではあちらの方が上だが、こちらは2体とも体力が2であるため若干ではあるが火力で取られにくい。
そのため、現在ではこちらが優先して採用される。


+ 起源の光、終焉の闇-
  • 空の指揮官・セリア

2コスト フォロワー 指揮官
2/2

  • 絶望の使者・セリア
  • 希望の戦術家・セリア

手札にあるとき、自分の残りPPが5以上ならチョイスしたカードとしてプレイする。(PPを5消費してプレイする)


※絶望の使者・セリア
5コスト フォロワー 指揮官
2/4 疾走
ファンファーレ 「自分の他のフォロワーの数」と同じだけ+1/+0する。自分の他のフォロワーすべてを手札に戻す。
※希望の戦術家・セリア
5コスト フォロワー 指揮官
2/4
ファンファーレ シールドガーディアン1体とヘヴィーナイト1体を出す。

「私の策で圧倒しましょう」「あっはははは!すべては闇の中ですわ!」「ここに必勝を誓いましょう」
2コストとして標準的なスタッツを持ちつつも、5コストあればより強力になるフォロワー。
一気に勝負を決める《絶望の使者・セリア》、盤面を広げにいく《希望の戦術家・セリア》と、どちらもロイヤルにとって非常に有効に働く。
何より状況に応じて効果を選べる汎用性が際立つ。
とりあえずで入れておいても損はない超便利カード。


  • スカイフォートレス

8コスト フォロワー 指揮官
5/6 突進
ファンファーレ 自分の他のフォロワー1体を+3/+4する。そのフォロワーが兵士・フォロワーなら、守護を持つ。指揮官・フォロワーなら、「交戦時 カードを1枚引く」を持つ。

和式便器だの散々なあだ名を付けられた空飛ぶ要塞。
早い話が、1コスト上がった代わりに突進を持った《ガブリエル》であるフォロワー。
この突進が馬鹿にならず、守護をどけてバフをかけたフォロワーの道を開くこともできる。
攻撃力5で殴られれば大抵はただでは済まないため、最後の詰めとして非常に有効。
同じコストの《キャプテン・ヴァルフリート》と比べて爆発力は劣るが、こちらは場に1体でも残っていれば有効に働き、突進により安定感も段違い。
8コストと重くはあるものの、《騎士王・アーサー》から綺麗に繋がる。
この「アーサーフォートレス」の流れは、かつての「乙姫セージ」を彷彿とさせる。


空を駆け抜けるような爽やかかつ勇ましい登場演出は必見。


  • イノセントプリンセス・プリム

2コスト フォロワー 指揮官
1/3 潜伏
ファンファーレ エンハンス 8;+3/+3する。静かなるメイド・ノーニャ1枚を手札に加え、そのコストを0にする。

「まだお城を出られないんです」「ノーニャはすっごいメイドさんです」
攻撃力が低い代わりに潜伏持ちの指揮官フォロワー。
出してそのまま殴りに行くのは弱いので、用途はしっかり考える必要がある。
潜伏させたまま《ケンタウロスヴァンガード》等の能力のトリガーにするのも良し。
《騎士王・アーサー》から呼び出したりエンハンスで出した後に《スカイフォートレス》でバフをかけるのも良い。
一癖あるものの、使いこなせれば役に立ってくれるだろう。
《静かなるメイド・ノーニャ》は守護と必殺を併せ持っており、トドメを刺す準備を整えつつ凌ぐことができる。


  • 魔導狙撃士・ワルツ

3コスト フォロワー 兵士
2/2

  • 浄化の聖弾
  • 必殺の魔弾

ファンファーレ チョイスしたカード1枚を手札に加える。


※浄化の聖弾
5コスト スペル
相手のフォロワー1体か相手のアミュレット1つを消滅させる。
※必殺の魔弾
1コスト スペル
体力3以下の相手のフォロワー1体を破壊する。

「悪いがこいつが稼業なんでね」「消えな」「地面にキスしな」
3コストと手頃でありながら、チョイスできるスペルが両方とも強力なフォロワー。
《浄化の聖弾》は確定除去にしてロイヤルには貴重な消滅除去。破壊耐性のある相手もこれ1つで処理してしまえる。
《必殺の魔弾》もわずか1コストであり、ぶつかり合いで消耗した相手を片手間に処理できる。
かなりのカードパワーを持ったフォロワー。


  • ホーリーナイトベア

2コスト フォロワー 兵士
2/2 守護
ファンファーレ エンハンス 5;+2/+2する。

《歴戦のランサー》の互換カード。シンプルな強さについてはあちらで述べた通り。
エンハンスについては、有効に働く場面も邪魔になる場面も両方あるため、ケースバイケースといったところ。
《騎士王・アーサー》から呼び出すのも強い。


  • 白と黒の決闘

1コスト スペル

  • 白の王・イメラ
  • 黒の女王・マグナス

チョイスしたカード1枚を手札に加える。
エンハンス 6;チョイスではなく、白の王・イメラ1枚と黒の女王・マグナス1枚を手札に加え、自分のPPを6回復。


※白の王・イメラ
4コスト フォロワー 指揮官
3/3 突進
攻撃時 ナイト1体を出す。
※黒の女王・マグナス
4コスト フォロワー 指揮官
3/4
ファンファーレ 相手のターン終了まで、自分のフォロワーへの「フォロワー、スペル、アミュレット、リーダーの能力によるダメージ」は0になる。

処理しつつの展開が狙える《白の王・イメラ》と、火力から盤面を守れる《黒の女王・マグナス》を手札に加えるスペル。
どちらも強力。特に《黒の女王・マグナス》の効果は、今までAOEに対して無力だったロイヤルにとって非常に心強いものである。
1コストで使って序盤から盤面を作っていくのも良いし、後半に両方とも加えていくのも強い。
何より手札を減らさずに済むのがありがたい。




ファンファーレ 自分の場にWiki篭り・カードがあるなら、追記・修正する。


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  • アルベールいなくなってどうなることかと思ったけど逆に以前より厄介になった気がする -- 名無しさん (2018-04-08 20:18:40)
  • ワルツと白黒決闘はかなりのナーフ候補と言われているな。あとガウェインがようやく報われた気がする -- 名無しさん (2018-04-08 22:58:28)
  • 『召喚酔い』 建て主、貴様古きプレインズウォーカーだな! -- 名無しさん (2018-04-09 05:08:17)
  • エリカといいアリサといい、項目名をエリカ/ロイヤル(shadowverse)とかにしたほうが良くないかね -- 名無しさん (2018-04-09 09:38:28)
  • ↑アリサとエリカの項目を建てた者ですが、ルナとイザベルとローウェンの項目が既に立っていてその項目名に従いました。指摘が多いようなら改題を検討します。 -- 建て主 (2018-04-10 03:28:30)

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*1 「元ネタであるアレキサンダー大王が制覇した国や地域の数に基いている」という説と、「ラストワードで2体展開するカードが5体居る際に14回で駆除しきれるから」という説、「《アテナ》+《アレキサンダー》のコンボが決まっている状態で《デュエリスト・モルディカイ》を攻撃すると無限ループが発生するから」説がある。

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