登録日:2017/05/05 (金) 18:10:30
更新日:2024/02/06 Tue 11:04:16NEW!
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dcコミックス dc black label アメコミ スーパーマン ロイス・レーン レックス・ルーサー ビザロ ソラリス エルスワールド グラント・モリソン フランク・クワイトリー ヘラクレス アイズナー賞 ハーベイ賞 十二の偉業
『All-Star Superman』は2005年にDCコミックスから出版されたアメコミ作品。
『All-Star Superman』#1~#12
発売 2005年11月から
脚本 グラント・モリソン
作画 フランク・クワイトリー
日本では2015年にヴィレッジブックスから邦訳本が発売されている。
異才モリソンによる『スーパーマンの死』を描いた作品。
コミック、アニメ、実写映画などの小ネタを盛り込みつつ神話や伝説を下敷きにスーパーマンの世界観を再構成して、
死へと向かうスーパーマンを描き切っている。
モリソンらしく点と点をつなげたような難解な描写もあるが、基本的にゴールデンエイジの緩やかな雰囲気に包まれており、
スーパーマンや神話への知識が無くとも十分に1つの作品として楽しめ高い評価を獲得している。
『All-Star Superman』#1
『All-Star Superman』#2
『All-Star Superman』#3
『All-Star Superman』#4
『All-Star Superman』#5
『All-Star Superman』#6
『All-Star Superman』#7~#8
『All-Star Superman』#9
『All-Star Superman』#10
『All-Star Superman』#11~#12
『All-Star Superman』#1
【物語】
研究機関『P.R.O.J.E.C.T.』による太陽有人調査を救ったスーパーマン。
しかしそこに仕掛けられていたレックス・ルーサーの罠によってスーパーマンは余命わずかになってしまう。
自分の命が残り少ないと知ったスーパーマンがまずとった行動は……。
【登場人物】
- スーパーマン(クラーク・ケント/カル=エル)
メトロポリスを守る鋼鉄の男。『P.R.O.J.E.C.T.』による太陽有人調査を救った際に過剰な放射線を浴び能力が強化されるが、
細胞が崩壊し始め余命短い身になってしまう。自分に残された時間が少ないと知りある決断を下す。
- ロイス・レーン
メトロポリスの新聞社デイリー・プラネットの美人記者。スーパーマンに恋焦がれているが、クラークには目もくれない。
念のためか事前にスーパーマンによる太陽有人調査救出を記事にしていた。
- ペリー・ホワイト、ジミー・オルセン、キャット・グラント、スティーブ・ロンバード
デイリー・プラネットの記者たち。ペリーは昔気質の編集長。ジミーはカメラマンでスーパーマンと共に何度も冒険している。
キャットとロンバードは記者で、ロンバードはクラークをおちょくるのを趣味としている。ロイスを含め明日のルーサーの記事について話し合う。
- レックス・ルーサー
悪の天才科学者でスーパーマンのライバル。国への奉仕を条件に保釈されたが、
その状況を利用し『P.R.O.J.E.C.T.』による太陽有人調査に罠を仕掛け、スーパーマンを余命短い体に変えた。
その後、それまでの罪をデイリー・プラネットに暴かれ逮捕された。
- レオ・クィンタム
『P.R.O.J.E.C.T.』の司令官。億万長者にして天才科学者で、元々は陸軍の一部門だった『P.R.O.J.E.C.T.』を人類に貢献する研究機関として再生した。
ビザロ・ドローンをはじめ様々な発明品を生み出している。史上初の太陽有人調査を行うがルーサーの妨害によって失敗し、スーパーマンに救われた。
その後、スーパーマンに起こった変化を告げ自身の行動を悔やむ。
- アガサ
『P.R.O.J.E.C.T.』の生み出した人造生命体でクィンタムの秘書のような存在。彼をサポートする。
- ビザロ・ドローン
『P.R.O.J.E.C.T.』がスーパーマンのDNAを元に作った人造生命体。通称はビザロだが後に登場するビザロとは別物。
『P.R.O.J.E.C.T.』の作業員として働いている。
『All-Star Superman』#2
【物語】
スーパーマンに正体を明かされ北極の『孤独の要塞』に連れていかれたロイス。しかし彼女はそのことを信じられず、疑いの気持ちが強く残っていた。
【登場人物】
- スーパーマン(クラーク・ケント/カル=エル)
メトロポリスを守る鋼鉄の男。ロイスに正体を明かし『孤独の要塞』に招待し、彼女の誕生日を祝おうとする。
- ロイス・レーン
デイリー・プラネットの美人記者。スーパーマンから正体を明かされ『孤独の要塞』の案内までされるが、
どうしても信じられず徐々におかしな行動をとり始める。
- スーパーマン・ロボット
スーパーマンを模して作られたロボット。孤独の要塞でスーパーマンのサポートをしている。
- サン・イーター
恒星を食料とする生体兵器の赤ん坊。木星軌道で捕まえたものを孤独の要塞で世話している。
- アンノウン・スーパーマン
ロイスが未来からの情報を受け取る『タイムスコープ』で出会った謎のスーパーマン。
顔は包帯で覆われシンボルマークがクエスチョンマークになっている。ロイスの質問に曖昧な答えを返し、謎の質問をする。
『All-Star Superman』#3
【物語】
ロイスの誤解を解き彼女に自身と同じスーパーパワーを与えたスーパーマン。彼はロイスの誕生日を祝うデートに出かけるが騒動に巻き込まれてしまう。
【登場人物】
- スーパーマン(クラーク・ケント/カル=エル)
メトロポリスを守る鋼鉄の男。ロイスにスーパーパワーを与えデートに出かける。
サムソンとアトラスの起こした騒動に巻き込まれロイスを危機にさらすも、
ウルトラスフィンクスの答えられない質問に答え彼女を救いポセイドニスに向かう。
サムソンと出会った際に彼から12の偉業を達成すると教えられる。
- ロイス・レーン
デイリー・プラネットの美人記者。正気を取り戻しスーパーマンが作った薬を飲みスーパーパワーを得た。
スーパーマンに似たコスチュームを着ている。スーパーマンの正体がクラークであることは信じていない。
手に入れた力でスーパーマンとデートに出かけるもサムソンとアトラスに出会いネックレスをプレゼントされる。
そのネックレスが原因でウルトラスフィンクスが現れ死の危機に陥るもスーパーマンに救われた。
- サムソン、アトラス
『クロノモービル』を操り時間旅行を行う冒険者とニューエリジウムの若き王子。
どちらもスーパーマンに劣らない力を持つが性格は自信過剰なナルシスト。サムソンはスーパーマンとロイスと以前から知り合い。
未来でスーパーマンの死亡記事を見て彼に代わってロイスの恋人になろうとする。
地底のトカゲ人間を扇動しスーパーマンとロイスの目を引き、現れたロイスに前80世紀のネックレスを与える。
実はそのネックレスはウルトラスフィンクスから奪ったものだったためその対処をスーパーマンに任せるのも目的としていた。
スーパーマンがウルトラスフィンクスを追い返すと彼に腕相撲を挑むが、パワーアップしたスーパーマンには敵わなかった。
- クルール
地上に現れたトカゲ人間のリーダー。地底のトカゲ人間の長老タイランコの息子で赤い肌を持つ。
メトロポリスで暴れるもサムソンとアトラスに制圧された。彼自身はサムソンに唆されたと語っている。
- タイランコ
地底のトカゲ人間の長老でクルールの父親。スーパーマンたちに制圧されたクルールたちの対処を行った。
- ウルトラスフィンクス
紀元前80世紀のアトム・ホテップ第1王朝の王。サムソンとアトラスに奪われたネックレスを取り戻すため現代に現れた。
ネックレスをつけていたロイスを人質に取りスーパーマンに答えられない質問を問いかけ、彼の質問に納得し去っていった。
- ジミー・オルセン、キャット・グラント、スティーブ・ロンバード
デイリー・プラネットの記者たち。ポセイドニスに向かう途中、地底のトカゲ人間の襲撃に巻き込まれる。
デイリー・プラネット本社の屋上に向かいその様子を記録しスーパーマンの到着を待っていたが、その際ロンバードの車が壊されてしまう。
『All-Star Superman』#4
【物語】
デイリープラネットの週末版の人気企画『”丸1日”企画』でジミーは『P.R.O.J.E.C.T.』の司令官となりその立場を満喫するが、
とある事故をきっかけに事態が一変してしまう。
【登場人物】
- ジミー・オルセン
デイリー・プラネットのカメラマン。
週末に発売されるサンデー・プラネットで『”丸1日”企画(ジミーが丸一日ある特殊な立場に置かれる企画)』というものを担当しており、
今回はクィンタムに代わって『P.R.O.J.E.C.T.』の司令官となった。
特殊な空間『アンダーバース』に落ちそうになったところをスーパーマンに助けてもらう。
『ブラック・クリプトナイト』でスーパーマンが暴走すると彼を止めるため自らの命を懸けた行動をとる。
- スーパーマン(クラーク・ケント/カル=エル)
メトロポリスを守る鋼鉄の男。ピンチに陥ったジミーに呼ばれ彼を助けるが、
その際『ブラック・クリプトナイト』に接触し、普段と真逆の性格になって暴走してしまう。
- アガサ
『P.R.O.J.E.C.T.』の生み出した人造生命体でクィンタムの秘書のような存在。ジミーが無茶しないように見張りながらサポートする。
- ルーシー・レーン
ジミーの恋人でロイスの妹。ジミーのファッションセンスの無さに呆れ別れ話を切り出す。
- ペリー・ホワイト
デイリー・プラネットの編集長。珍しくジミーとクラークの活躍を褒める。
- レオ・クィンタム
『P.R.O.J.E.C.T.』の司令官。ジミーに司令官を任せ特殊な生命体とのコミュニケーションを行う。
『All-Star Superman』#5
【物語】
死刑判決が下されたルーサーの取材に向かったクラークは、彼のスーパーマンに対する思いを聞くことになる。
【登場人物】
- スーパーマン(クラーク・ケント/カル=エル)
メトロポリスを守る鋼鉄の男。デイリー・プラネットの記者クラーク・ケントとしてルーサーの話を聞きながら、
彼に気付かれないように命を救っていく。
- レックス・ルーサー
悪の天才科学者でスーパーマンのライバル。ついに死刑判決が下されストライカー島の刑務所に送られた。
スーパーマンに対する怒りは変わらないが、クラークは気に入っており彼にスーパーマンへの思いを語る。
- パラサイト
紫色の肌を持ち触れたものエネルギーを吸い取る怪人。ストイラカー島に収監されていたが近くにいたクラークのエネルギーを吸い取り暴走する。
『All-Star Superman』#6
【物語】
まだスーパーマンがカンザスの片田舎スモールビルにいた頃、ケント家に「収穫を手伝いたい」と謎の3人組が現れた。
その3人を不審に思ったクラークはクリプトと共に彼らを監視していたが、
彼らの正体は時を食らう怪獣クロノボアを追って未来からやって来た『スーパーメン』だった。
【登場人物】
- スーパーマン(クラーク・ケント/カル=エル)
カンザスの片田舎スモールビルで両親と共に暮らす青年。収穫の手伝いに来た3人組を怪しんでクリプトと警戒していたが
正体を現した彼らに驚愕する。クロノボアと戦う『スーパーメン』を助けようとするが……。
- ジョナサン・ケント、マーサ・ケント
クラークの育ての親。収穫を手伝ってもらうため謎の3人組を雇った。ジョナサンはクラークがスモールビルでは収まらないと感じている。
- クリプト
クリプトン星出身の犬でスーパーマンのペット。スーパーマン同様スーパーパワーを持つ。スーパーマンと共に謎の3人組を警戒する。
- ピート・ロス、ラナ・ラング
スモールビルでのクラークの友人。2人ともクラークがスーパーマンだと知っているが、クラークはラナが知っていることを知らない。
彼らがクラークと共に撮った写真がスーパーメンがクロノボアの居場所を知るきっかけとなった。
- スーパーマン・スクワッド
遠い未来において時空連続体を守るために様々な時代のスーパーマンたちが結成したヒーローチーム。
- スーパーマン・ワンミリオン(カル・ケント)
85250年のスーパーマン。胸のシンボルマークがシンプルになっている。『スーパーマン・スクワッド』のリーダー格。
クラークに自分たちの正体を語り、彼に手を出さないよう説得する。
- アンノウン・スーパーマン
#2にも登場したスーパーマンで4500年出身。クロノボアとの戦いの最中、ジョナサンのもとに向かい話をする。
- 5D-スーパーマン(クリジズク・クリズントプルクズ)
5次元世界のスーパーマン。小柄で魔法のような力を使える。『ハイパーブーン』を使い5次元の鎖を発射しクロノボアの動きを止めた。
- クロノボア
5次元からやって来た時を食らう怪獣。ヤツメウナギのような口と赤い目玉の集合体のような姿をしている。近づくだけで時間を奪われてしまう。
『All-Star Superman』#7~#8
【物語】
クィンタムが『アンダーバース』に沈んだ作業員を救おうとするも失敗し、四角い地球『ビザロ・アース』を引きずり出してしまう。
『ビザロ・アース』から現れたビザロによって地球は大混乱に陥るが、
スーパーマンの決死の行動で『ビザロ・アース』ごと『アンダー・バース』に追い返すことに成功。
『ビザロ・アース』に取り残されたスーパーマンはそこでビザロのビザロ、ジバロに出会い『アンダー・バース』脱出を計画する。
【登場人物】
- スーパーマン(クラーク・ケント/カル=エル)
メトロポリスを守る鋼鉄の男。地球上のビザロを一掃するため『ビザロ・アース』を利用するも、『ビザロ・アース』ごと『アンダー・バース』に取り残されてしまう。
『アンダー・バース』では太陽の光が赤いため力を発揮できないため、ジバロや他のビザロと協力し脱出用ロケットを作ろうと奮闘する。
『アンダー・バース』から現れたプラネット・イーターの一種。『P.R.O.J.E.C.T.』の生み出したビザロ・ドローンとは別物。
触れたものや近くにあるものに擬態する生命体で本来はヘドロのような姿をしている。触れた場合は触れたものもビザロに変えてしまう。
人間に擬態しても知能は劣り真逆の意味の言葉を発する。
- ジバロ
『ビザロ・アース』で生まれたビザロのビザロ。不完全な存在であるビザロのビザロのため、ビザロにはない情緒や心といったものを持つ。
容姿もスーパーマンに似ているが他に理解者がいないため、性格は自虐的なナルシスト。他のビザロからは嫌われている。
『ビザロ・アース』に取り残されたスーパーマンを助け自身も『アンダーバース』から脱出しようとする。
- ビザロ・スーパーマン
スーパーマンに触れ見た目と能力をコピーしたビザロ。但しスーパーブレスが炎になるなど完全な再現ではない。
他のビザロと共に地球を襲うがスーパーマンに追い返された。『ビザロ・アース』では他のビザロのリーダーのような振る舞いをする。
- ルエ=オジョ
スーパーマンの実の父、ジョー=エルのビザロ。有能な人物だったジョーの真逆で非常に間抜けな人物。にも拘らずビザロたちの王のように振る舞う。
- アンジャスティス・リーグ
『ジャスティス・リーグ』のビザロ。ビザロ・フラッシュは足が遅いだけ、ビザロ・バットマンは死んでいるなど全員役立たず。
- ロイス・レーン
デイリー・プラネットの美人記者。クリスマスパーティを楽しんでいる最中にビザロの襲撃を受けるも、ジミーのハッキングした飛行船で脱出した。
その後、『ビザロ・アース』に向かうスーパーマンと言葉を交わす。
スーパーマンが戻ってこないのを知るとクィンタムの元を訪れ、スーパーマンの状況と病状について知らされる。
- ペリー・ホワイト、ジミー・オルセン、キャット・グラント、スティーブ・ロンバード
デイリー・プラネットの記者たち。ロイスを含めクリスマスパーティを楽しんでいたがビザロの襲撃を受けてしまう。
何とか脱出してスーパーマンと合流し、ビザロの弱点が太陽光とロンバードの使っているバイアグラということを教えた。
- レオ・クィンタム
『P.R.O.J.E.C.T.』の司令官。#4で『アンダー・バース』に沈んだ作業員を救おうとするが失敗し、『ビザロ・アース』を引きずり出してしまう。
その後は月面の『P.R.O.J.E.C.T.』の基地でビザロとの戦いに集中する。ビザロがいなくなりロイスがやってくると彼女にスーパーマンについての情報を教える。
- サン・イーター
恒星を食料とする生体兵器の赤ん坊。『孤独の要塞』で育てきれなくなったため宇宙に放された。
『All-Star Superman』#9
【物語】
『アンダー・バース』から帰還したスーパーマンだったが、地球は彼がいない間にクリプトン人のバー=エルとリロに造り変えられていた。
スーパーマンは彼らの説得に乗り出す。
【登場人物】
- スーパーマン(クラーク・ケント/カル=エル)
メトロポリスを守る鋼鉄の男。『アンダーバース』からの生還を果たすも変わり果てた地球に驚愕する。
平和的な手段でバー=エルとリロの説得に乗り出すも聞き入れてもらえず打ちのめされてしまう。
- ロイス・レーン、ペリー・ホワイト、ジミー・オルセン、キャット・グラント、スティーブ・ロンバード
デイリー・プラネットの記者たち。メトロポリスの街がクリプトン風に改造されてしまうが、
ジミーはクリプトン風の服装を取り入れ、ロンバードは帰って来たクラークにいたずらをしてカツラが燃えてしまうなど結構のんき。
- バー=エル、リロ
地球にやって来たクリプトン人の夫婦。クリプトン人初の宇宙飛行士でクリプトン星崩壊時、宇宙にいたため生き残ることができた。
学者気質のスーパーマンと異なり武闘派で地球人とスーパーマンを見下している。
地球をクリプトン風に造り変え支配しようとしてスーパーマンと対立する。
『All-Star Superman』#10
【物語】
サムソンから知らされた12の偉業と自分がいなくなった世界について考えながらもスーパーマンは普段通りの仕事をこなすのであった。
【登場人物】
- スーパーマン(クラーク・ケント/カル=エル)
メトロポリスを守る鋼鉄の男。人々に希望を与え、ヴィランと戦い、命を救うといった普段通りの活躍をしながらも次々と偉業を成していく。
- メカノマン
巨大なロボットに乗った小柄な老人。認知症を患っている。
ルーサーに復讐するため暴れまわったがスーパーマンに敗北。その直前、未来からのタイムカプセルを発見しスーパーマンのもとに渡った。
- レックス・ルーサー
悪の天才科学者でスーパーマンのライバル。スーパーマンの訪問を受け敗北の言葉を聞くが唾で返した。
- バン=ジー
スーパーマンのまたいとこ。悪の生体コンピュータ、ブレイニアックによって縮小された街キャンダーの評議会の一員。
スーパーマンから紹介されたクィンタムを評議会に招き入れた。
その後、『キャンダー・エマージェンシー・コァ』を率いスーパーマンの白血病治療に協力した。
- レオ・クィンタム
『P.R.O.J.E.C.T.』の司令官。キャンダーの評議会に出席し火星移植を提案、実現した。その際、スーパーマンから彼のDNAデータを受け取る。
- ロイス・レーン
デイリー・プラネットの美人記者。クィンタムからスーパーマンの寿命が少ないと教えられ、彼と直接話すためメカノマンにわざと捕まった。
- レーガン
パンクな服装をした少女。病に苦しみ自殺しようとしたところをスーパーマンに止められた。彼女の子孫がメカノマンの発見したタイムカプセルを送った。
- アースQ
スーパーマンが自身がいなくなった後の世界の参考にするため、キューブ状の宇宙に生み出した地球。
1日にして急速に発展していき、そしてある男性がある作品を生み出した。
『All-Star Superman』#11~#12
【物語】
ついにルーサーの死刑が執行されるが、彼はスーパーマンから盗んだ『スーパーエリクサー』によってスーパーマンと同じ力を得て生き残った。
一方スーパーマンは邪悪な人工知能タイラント・サンとの決戦に臨む。果たして2人の戦いの決着はどうなるのか。
【登場人物】
- スーパーマン(クラーク・ケント/カル=エル)
メトロポリスを守る鋼鉄の男。赤い太陽光線を無効にするスーツに身を包みスーパーマン・ロボットと共にタイラント・サンとの決戦に挑む。
サンイーターの援護もあって何とか勝利し自身に関する記事を完成させるが、そこで力尽きてしまった。
- レックス・ルーサー
悪の天才科学者でスーパーマンのライバル。スーパーマンから盗み出した『スーパーエリクサー』でスーパーパワーを身に着け、
死刑を生き延び脱走した。タイラント・サンと手を組み時間を稼ぎ、秘密基地で準備を整えデイリー・プラネットを襲撃する。
- ナスタルシア
ルーサーの姪。ルーサー同様、頭が良く世界征服にも賛同しているが若者らしくどこか遊んでいるようにも見える。
スーパーパワーを身に着けたルーサーから兵器を与えられ世界征服に乗り出す。
- ソラリス・ザ・タイラント・サン
未来からやって来た邪悪な生体太陽コンピュータ。ルーサーと手を組んで彼の世界征服の手助けをしていた。
ルーサーの死刑執行に合わせて姿を現し、太陽光を赤くしてスーパーマンのパワーを奪おうとする。
しかしスーパーマンが対策をとっておりサンイーターも現れたため敗北。スーパーマンの手によって正常な状態に戻された。
- スーパーマン・ロボット
スーパーマンを模して作られたロボット。タイラント・サンとの決戦を援護し『孤独の要塞』に残った1体を残し全滅した。
- サン・イーター
恒星を食料とする生体兵器の赤ん坊。スーパーマンに放された個体がタイラント・サンとの戦いに割り込んだ。
タイラント・サンのエネルギーを奪うも許容範囲を超え肉体が崩壊してしまった。
- ロイス・レーン、ペリー・ホワイト、ジミー・オルセン、キャット・グラント、スティーブ・ロンバード
デイリー・プラネットの記者たち。記事を書き終え力尽きたクラークに驚き、さらにルーサーの襲撃を受ける。
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- 「スーパーマンファンが描いたスーパーマン最終回」でもムーアはスーパーマンを人間として描き、モリソンは新しい神話として描いてるというのは面白い -- 名無しさん (2017-05-06 23:50:39)
- バットマンは出ないのか。死ぬ前に何か話すのかなと思ったんだけど -- 名無しさん (2017-12-28 00:15:23)
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