メタモーフ(デュエル・マスターズ)

ページ名:メタモーフ_デュエル_マスターズ_

登録日:2015/02/01 Sun 20:47:48
更新日:2024/01/12 Fri 10:28:28NEW!
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dm デュエル・マスターズ メタモーフ コスト7 転生編 キーワード能力 常在型能力 デュエマ デュエマ用語項目




メタモーフとは、デュエル・マスターズの能力である。




解説

DM-14「転生編(ジェネレート・ギア) 第1弾」にて初登場した。


能力を簡単に言うと


自分のマナゾーンにカードが7枚以上ある限り、このカードはMM(メタモーフアイコン)以下の能力を得る。


を意味する常在型能力。


つまり自分のマナゾーンにカードが7枚以上あるときに特定の能力を得るということである。
メタモーフ前よりも範囲が広がったり、威力が上がったりする物が多い。
クリーチャーのメタモーフはバトルゾーンにある間で、呪文のメタモーフは解決時に機能する。


なお呪文が持つメタモーフは自己置換効果とされている。


例えばメタモーフが起動したセブンス・タワーで行うマナブーストは置換効果という扱いになる。
なので《デュエマの鬼!キクチ師範代》などのマナブーストを行えなくする置換効果を無力化することができる。
これは、1つのイベントに2つ以上の置換効果を適用させることはできないというルールのためだ。


また、マナの枚数が7枚でマナゾーンにあるメタモーフ付呪文を唱えても能力は起動しない。
これは、プレイ中の呪文はどのゾーンにも存在しないというルールのため。



7マナチャージされない序盤ではスペックは低い。


しかし終盤で使用するとなると低コストで高い性能を持つこととなるので、一定の働きが期待できる。
ただしその一方で、長期戦を考慮しない速攻やビートダウンデッキなどとの相性はよくない。


だが、登場当初から長期戦向け能力としてはカードパワーの強さに欠ける。
そんな中でも一応、殿堂入りしたセブンス・タワーやバリアント・スパークなどのカードは使用率が高い。
逆に言えば、一部以外のメタモーフ能力持ちカードは使われることが少ない。


転生編で登場して以降、新たなメタモーフは現れていない。


面白い能力とは言われているものの、残念ながらメタモーフもDM恒例の使い捨てのギミックの一部となってしまった。
セブンス・タワーやモーリッツは再録されているが、今後新規のメタモーフ持ちが登場する可能性は期待できない。


しかし、ドラゴン・サーガではメタモーフに類似した能力も登場している。


それはマナ武装と呼ばれる能力であり、この能力も自分のマナ枚数を参照にする能力である。
ちなみにあちらは能力語、メタモーフはキーワード能力という違いがある。



メタモーフを持つ主なカード

粛清者モーリッツ R 光文明 (4)
クリーチャー:ソルトルーパー 3000
メタモーフ
MM-このクリーチャーまたは自分の他のクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、タップする。

DM-14で登場したソルトルーパー。


メタモーフで、自分のクリーチャーを事実上のタップ能力持ちとさせる。
相手の動きをロックし、動きをかなり鈍らせることのできる能力。


『メタモーフ持ちのクリーチャー+不遇種族』という中でも、評価はかなり高いクリーチャー。
モーリッツを軸としたデッキも構築されており、環境のインフレが進むほど地味に強化されていったカード。


粛清者エルヴィーネ UC 光文明 (5)
クリーチャー:ソルトルーパー 5000
メタモーフ
MM-このクリーチャーが攻撃する時、光の呪文をすべて、自分の墓地から自分の手札に戻してもよい。

こちらもモーリッツと同時期に登場したソルトルーパー。


メタモーフで、攻撃時に全ての光の呪文を墓地から回収する強烈なアタックトリガーを得る。
アタックトリガーであるため、即座に発動できない点は少し残念ではあるが。


覚醒編以降の環境では、光を含む強力な超次元呪文が登場している。
目立たないながらも、確実に追い風は吹きつつある一枚。


ブルータル・リベンジャー UC 水文明 (3)
クリーチャー:マーフォーク 3000+
ブロッカー
このクリーチャーは攻撃することができない。
メタモーフ
MM-このクリーチャーのパワーは+2000される。
MM-このクリーチャーの「このクリーチャーは攻撃することができない」という効果を無効にする。

DM-14で登場したマーフォーク。


メタモーフでパワーが多少パンプアップされる。
そして水ブロッカー特有の『攻撃することができない』という自身の能力を消滅させることが可能になる。


種族デッキでならワンチャンスあるだろう。
逆に言えば、それ以外で目立つことは少ない。


実は裁定変更でかなり強化されたクリーチャー。


かつての裁定では《予言者マリエル》等の「攻撃できない」効果を無効に出来なかった。
ところがこのクリーチャーのメタモーフ能力は『攻撃できないを無効にする特別な効果』へと裁定が変更された。
つまりたとえ召喚酔いであっても攻撃をロックするカードがいても、攻撃できるようになるという強烈な強化がされたのだった。


死蝶将軍レイラ R 闇文明 (5)
クリーチャー:ダークロード 1000+
メタモーフ
MM:このクリーチャーのパワーは+7000され、「W・ブレイカー」を得る。

DM-14で登場したダークロード


素のパワーは貧弱でコストに見合っていない。
しかしメタモーフで、5マナパワー8000のW・ブレイカーというスペックになり馬鹿にできない大きさとなる。


だが、アタッカーとしてはそこそこであるがインフレの進んだ現在では厳しいか。
能力も大きさを抜いてみたら、準バニラであるため使い勝手が悪い。
《大邪眼バルクライ王》デッキで軽いお供え程度にリアニメイトして出してみたりするなどの活用法を見出したい。


実は女性型ダークロードでおっぱいも大きいことから、イラスト方面での人気は結構高いクリーチャーでもある。


英霊貴族ムーンライト R 闇文明 (4)
クリーチャー:ダークロード 3000
メタモーフ
MM-このクリーチャーが破壊された時、他のクリーチャーを2体まで、自分の墓地から手札に戻す。

DM-15で登場したダークロード。


メタモーフで墓地に置かれたときにクリーチャーを2体サルベージできる。
これによって相手は若干このクリーチャーを除去することを嫌がるため、軽い除去耐性ともなる。


しかし単純にクリーチャー回収の面で見れば、もっと性能の高いカードはある。
アポカリプス・デイ》などの味方を巻きこむ全体除去カードと組み合わせれば輝けるかもしれない。


式神イノセント R 自然文明 (3)
クリーチャー:ワンダー・トリック 2000
メタモーフ
MM:どんな種族の進化クリーチャーを、このクリーチャーの上に置いてもよい。

DM-14で登場したワンダー・トリック。


メタモーフにより《無垢の宝剣》のようなどの種族の進化クリーチャーも置くことができる能力を得るクリーチャー。
逆を言えば、メタモーフの性質上序盤はただの不遇種族の準バニラ。


メタモーフの関係から、序盤での進化元としては働けない。
しかしコストが軽いので中盤以降に召喚し、即刻進化クリーチャーの元となれる点は強みか。


セブンス・タワー C 自然文明 (3)
呪文
自分の山札の上から1枚目を自分のマナゾーンに置く。
メタモーフ
MM-自分の山札の上から1枚目を置くかわりに、上から3枚を自分のマナゾーンに置く。

DM-14で登場した自然のメタモーフ呪文。


メタモーフが発動しない時に唱えると、単純に一枚ブーストするだけ。
しかし、メタモーフが発動すれば3マナブーストという爆発的なマナブーストを行う。


登場当時の転生編環境では、過剰なマナブーストが必要では無かったため使用率は高くなかった。


ところが環境がインフレしていくにつれ、このカードも出番が増加。
そしてエピソード2環境下において、ゼニスなどの強力な大型フィニッシャー登場により頻繁に使用されることに。


環境に影響を及ぼした多くのデッキで投入されたためか、ついに2013年3月15日付で殿堂入りした。


キャノンボール・スリング UC 火文明 (4)
呪文
S・トリガー
相手のパワー2000以下のクリーチャーを1体破壊する。
メタモーフ
MM-パワー2000以下のクリーチャーのかわりに、相手のパワー6000以下のクリーチャーを1体破壊する。

DM-14で登場した火のメタモーフ呪文。


普段は1コスト重くなった劣化版幻竜砲。
だが、メタモーフを満たすと破壊できるクリーチャーの範囲が6000にまで広がる。


2011年11月24日に施行された新裁定ではかなり強化される。


裁定変更後は、メタモーフ発動後は破壊置換効果を持つクリーチャーも破壊できるように。
光器パーフェクト・マドンナ》などを撃破できるようになったという点は大きい。


バリアント・スパーク R 光文明 (3)
呪文
S・トリガー
バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、タップする。
メタモーフ
MM-バトルゾーンにある相手のクリーチャーを、1体のかわりにすべてタップする。

DM-15で登場した光のスパークカテゴリーのメタモーフ呪文。


通常時は1コスト重い《ソーラー・レイ》という残念な性能。
しかしメタモーフ中は3マナで使える《スーパー・スパーク》に変化する。


序盤ではスーパー・スパークなどには劣る。
だが3コストと軽い点が魅力であり、終盤ではスーパー・スパークよりもマナへの負担をさせずに手軽に使える点が強い。


セブンス・タワーと同様に、メタモーフを代表する呪文の一枚と言える。



補足

メタモーフの元ネタはMagic the Gatheringの「スレッショルド」と思われる。


あちらは墓地に7枚以上あれば機能する。
そしてDMにおけるメタモーフの状況と比べると、専用デッキが組まれていたりと恵まれている。










追記・修正は、メタモーフを発動してからお願いします。


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  • 正直バリアント・スパーク以外はあんま当初は評価高くなくて、それで他のメタモーフがでなかったんだろうと思う -- 名無しさん (2015-02-01 23:37:18)
  • レイラってハギーが使ってなかった? -- 名無しさん (2015-02-02 13:31:05)
  • ブルータスリベンジャーは個人的には好きだなぁ。中盤終盤だと実質スピードアタッカーだし、あらゆる攻撃できない効果を無視して殴れるし。裁定変更超よかった。 -- 名無しさん (2015-02-02 15:00:38)
  • バリアントは序盤は序盤で、敵クリが増えにくい局面ということでS トリガー発動するなら悪くない -- 名無しさん (2015-02-02 18:11:08)
  • メタ毛布 -- 名無しさん (2015-02-02 19:06:31)

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