登録日:2011/02/12 Sat 14:58:27
更新日:2023/11/24 Fri 13:35:11NEW!
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ロックマンエグゼ エグゼ6 強化 変身 最初で最後のシステム クロスシステム
クロスシステムとはロックマンエグゼ6に登場するロックマンの変身能力。
概要
クロスシステムを使うには、まずシナリオ上で試験官のオペレーターが持つナビを使い(リンクナビ)、様々なミニゲームをクリアする。
次に試験官のナビとネットバトルをし、勝利することで使用可能になる。
ちなみにストーリー上リンクナビが必須な場面が存在する関係上最初のクロスの授業は強制イベントだが、
そのほかはスルーして進めることも可能。勿論受けた方が有利になるし、やり込みには当然必須なので避けて通れないが。
カスタム画面で十字ボタンの上を押すとリストが表示される。
その中から装備したいクロスを選択すると、ロックマンが変身する。
スタイルチェンジに近い性能を持ったソウルユニゾンというべき形となるが、
ソウルユニゾンと違いロックマンの姿が変化するのは上半身のみで、下半身は色が変化するだけとなる点があちらと異なる。
アニメ版ではBEAST+の第11話にて初登場。
調子の悪かった城戸舟子のPETを光熱斗が確認する際にPETのデータを一時的に移した際に偶発的に誕生した。
光祐一朗曰く、「獣化データを処理する回路とアクアマンのデータが融合してこうなった」とのことらしい。
この説明からアニメ版では獣化チップに対応させたBEAST+からの熱斗のPETだからこそ発生した現象のようだ。
アニメ版でクロスシステムを使うにはPETのデータを熱斗のPETに移す事でロックマンが変身する。
また、獣化を併用する事で「クロスビースト」にもなれる…というか、後述するようにグランドクロス以外は基本的にクロスビーストで使用した。
ちなみにかつてのソウルユニゾンと違って、クロス状態だとロックマンの口調や性格が変身元のネットナビの影響を受ける。
なお、エレキクロス以外のグレイガ版のクロスは登場していないとかなりファルザー側に偏った配分となっているが、
これは「ヒートマンはファイアマンに戻っているため存在しない」「そのほかの面子はエレキマン以外全員ビヨンダード組」といった、
アニメ特有の事情があったためだと思われる(まあ、それでもグランドクロスが登場していることを考慮するとファルザー側優遇ともとれるが)。
【基本性能】
- 変身が自由
変身の切替が難しかったり生贄チップが必要だった過去作と異なり、一度リンクを結んだナビからは好きなタイミングで力を借り変身することができる。
開幕クロスをすることは勿論、エリア中に穴が空いたときは後出しでエアシューズ性能を持つテングクロスに切り替えるなど、場面に応じて自由な切り替えが可能。
- ターン制限はない。
前作までのソウルユニゾンと異なり基本的に永続変身。
- 弱点属性
弱点属性の攻撃を受けると、2倍ダメージの上変身が解除されてしまう。
また、前作まで弱点が無かったソード・風・カーソル・ブレイクの基本四系統に弱点が追加された。
ちなみに注意点として暗転系の攻撃の場合、暗転が終わってから解除される(=暗転中は全て2倍ダメージ)
つまり前作では基本四属性でしか起こりえなかった不意の倍ダメージで一撃死しやすくなっているのには注意。
逆に言えばそれが少ないクロスは死ににくいということでもある。
- 変身解除
弱点を突かれた時の他にクロスビースト状態が解除されたときと超獣化時に解除される。
また、超獣化が解除されココロウィンドウが極限状態になっているときは変身不可。
- 一度変身したクロスはその戦闘中再変身不可
- ココロウィンドウ一部使用不可
クロス中は「通常」「疲労」以外の状態にならない。
- 溜め撃ちが高威力
特にグレイガ版で顕著。
前作までと比べても全体的に強めの調整がなされていて、そこらのスタンダードチップと比べても遜色ない性能になっている。
参考までにメガキャノンが攻撃力180で、最初に手に入るヒートクロスのヒートアームが最大攻撃力130である。
【クロス一覧】
グレイガ版
所謂パワータイプが多い。単純な殴り合い性能だけ見ればファルザー版に勝ち目はないぐらいの差がある。
その代わりにファルザー版の持っているようなロックマン本体を強化する能力はほぼ無く、
ナビカスを剥がされてしまった場合のリカバーはファルザー版より難しい。
- ヒートクロス
炎属性 弱点水属性
チャージショット ヒートアーム
・暗転しない炎属性チップの威力+50
・バスターのアタック+1
ヒートマンとのクロス。
毎度基本の炎属性。今まで通り癖がなく使いやすい。
ただチャージショット中は動けなくなるので注意。
更にバスターの攻撃力も上がるので、ザコ戦では結構使いやすいが、序盤は水属性のウイルスと戦う事が多いので強さを実感できるようになるのはグリーンエリアに行けるようになってから。
対戦での優先度は低いが、トマホーククロスを剥がす選択肢として十分な性能を持っている。
チャージショットのヒートアームは、前方横3マスに貫通する炎。
発生は早いが硬直時間が長い。スタイルチェンジのヒートスタイルやソウルユニゾンのファイアソウルと同等の性能。
アクアクロスの影に隠れているが実はこのクロスもチャージがかなり早い。
硬直時間が長いせいで余り有効活用できないのが残念。
- スラッシュクロス
ソード系統 弱点ブレイク系統
チャージショット ワイドスラッシュ
・暗転しないソード系チップのアタック+50
・暗転しないソード系チップをAボタンのため撃ちで使うと、ナビの前方にチップのタテの攻撃範囲分の幅を持つ真空波を放つ
新ナビ、スラッシュマンのクロス。
前作のブルースソウルとは大分違い、今回はため撃ちするとフミコミザンではなくソニックブームを放つ。
チャージショットは溜めが早く隙も少ない上に、2マス前方に届く最大威力160のワイドソードとかなり強力。エリアスチールで敵エリアの最前列を奪い、連打しているだけで敵が溶けていく。
ただし貫通性能はなく、相手エリアに障害物があると届かなくなるので注意。
複数の相手よりも単体の敵を得意とするクロスといえる。
チャージショットが凄まじく強い上、チップチャージも大概な性能である為、グレイガ版と言えばこのクロスとも言われるレベルのぶっ壊れクロス。
エグゼ6は風属性にオーラ・バリア除去が基本性能として付いたが、本クロスはそんな手を取らずとも適当にワイドブレードロングブレードを飛ばすだけで簡単にドリームオーラを除去するレベルの火力を安定して出すことが出来る。
後述するクロスビーストにもなると火力が更に上昇するため、リカバリー300程度では追い付けない。
これら火力面でのヤバさから、このクロスを剥がすためだけに「グランドマン *」がほぼ必須と化したとまで言われる程。
その他、ブレイク属性チップは優秀なチップが揃っていたこともあって本クロスをメタる為にガン積みする人も多いとか。
特にファルザー版のギガクラスチップ「メテオナックル」は暗転して何度も弱点攻撃を叩き込めるので癖のなく扱いやすい「ファルザー」よりもこちらを採用するネットバトラーがいるほど。
…つまり、それくらい警戒しなければならないヤバイ性能のクロスということでもある。
- エレキクロス
電気属性 弱点木属性
チャージショット サンダーボルト
・暗転しない電気属性チップのアタック+50
・暗転しない無属性チップをAボタンため撃ちで使うと、マヒ効果が追加される。
懐かしいエレキマンとのクロス。
電気属性チップにはコンボの起点に使いやすいキラーセンサーや当てやすく高威力のドールサンダー、混乱付与のエレキパルス等中々強力なチップがあるので使いやすい。
更にキャノンやバルカンなど無属性チップにマヒをつけることで追撃を可能。
ターン終了時にマヒらせておけば、相手に次のターンで強制的にクロスを変えざるを得なくなる*1ので、そういう意味でもクロスシステム自体に対抗しやすい。ただしトマホーククロスはステータス異常無効なうえ攻撃が弱点属性なのでこの戦法は通じない。
リフレクメットを溜める場合若干使い勝手が変わるので要注意。
チャージショットの範囲はドールサンダーや、エグゼ4のサンダーマンのエレキビームと同じく前方横1列に貫通。出が早めかつ射程制限がない、おまけに硬直時間も極めて短いと癖がない。
他のクロスと比べると溜め時間がやや長めなのが難点か。
アニメ版ではグレイガ版クロスで唯一登場している。
- キラークロス
カーソル系統 弱点風系統
チャージショット キラーズデスビーム
・カーソル系チップのアタック+30(暗転チップも可能)
・相手のHPに4がついている時に暗転しない無属性チップを当てるとウイルスなら即死、ナビ相手ならHPが1ずつ減っていくバグを発生させる。
新ナビ、キラーマンのクロス。
死神をモチーフとしていてデザインが中々かっこいい。
サークルガンやマグナムなど、避けにくいチップの攻撃力が上がる。ナビチップのキラーマンも強化される。
マシンガンの攻撃力が1でも一発60と中々の威力となるのでストーリー攻略でも役に立つ。
二つ目の能力はバルカンなど連続ヒットするチップと合わせてこそ真価を発揮する。上手くHPを調整してバグまみれにしてやろう。
チャージショットはエレキクロスと同じく前方横1列貫通の上、ブレイク、対インビジ付きとかなり優秀。相手の動き次第では連続ヒットも期待できる。ただ、相手がスーパーアーマーを付けていると確定で反撃をもらうぐらい硬直時間が長いので注意。
勘違いされやすいが実は無属性なので他のクロスの溜め撃ちと異なり弱点属性のクロスを剥がせない。
弱点である風属性にはバリアを剥がす効果もあるため、バリアでの対処はあまりおすすめできない。地味にソード属性が付いてるカワリミでの対処がおすすめ。
- チャージクロス
炎属性 弱点水属性
チャージショット チャージタックル
・カスタム画面に入る度に選べるチップが1枚ずつ増えていく
・暗転しない炎属性チップをAボタン溜めをすると徐々に攻撃力が上がっていく。最大で100上昇。
二つ目の炎属性クロス。
リンクナビはチャージマン。
選べるチップが増えていくのが一番の強み。対戦の場合弱点を突かれにくいので開幕で様子見がてら変身するのがおすすめ。
ファルザー版におけるダストクロスと同じポジションに当たる。
チップのチャージ効果はしばらく溜めないとヒートクロスの下位互換だが、最大で+100にもなるロマン砲。
勿論チャージ中は攻撃できないので結局ダメージ効率はヒートクロスとそこまで変わらないので弱いわけではないが積極的に使われる事は少ないか。
またチャージショットは突進中なんと無敵状態になる。
対戦では攻撃より「無敵状態になれる」ことが活かされることも多い。
ファルザー版
所謂テクニックタイプが多い。
グレイガ版に比べて単純な殴り合いは苦手とするクロスが多いが、その分に特殊能力が充実しているので、あっちには取りにくい戦法もいろいろ取りやすい。
特にエグゼ6には「アンインストール」があり、ナビカスを不意に剥がされやすい環境である為それを補えるのもポイント。
- アクアクロス
水属性 弱点電気属性
チャージショット アクアショット
・暗転しない水属性チップをA溜め撃ちで使うと威力2倍
・暗転しない水属性チップを使うと最大HPの5%回復・氷パネルで滑らない
アクアマンとのクロス。
基本性能はブルームーンのアクアソウルと変わらない。
チャージショットやチップチャージのチャージ時間が異様に速い。
単純な火力こそ他のクロスに劣ってしまうが、とりあえずCSという戦法が取りやすく、牽制として使いやすいのがミソ。
溜め撃ちバブルスターから電気属性チップは中々強力。他にもアイスシードからCSで凍結→ブレイク属性攻撃の流れも単純ながら強力。
チップリカバリーの能力で地味に体力も回復するので長期戦もできる。改造カード前提だが他のチップリカバリーと併用が可能なのも大きい。
チャージショットは命中するとその奥1マスにも誘爆する。スタイルチェンジのアクアスタイルやソウルユニゾンのアクアソウル、バトルチップのバブルショットと同等の性能。
無敵効果のあるチャージショットが売りのチャージクロスを打たせてから簡単にはがせるので、相手を逃さない。
難点としては対戦だと採用率が高い電気属性が弱点なのでついでのようにメタられやすい点か。
- テングクロス
風系統 弱点ソード系統
チャージショット テングラケット
・暗転しない風系統チップのアタック+10
・エアシューズ装備
・Bボタン+十字ボタン左でスイコミ発生
風を自在に操るナビ、テングマンのクロス。
パネルの影響を受けないのでデスマッチなどのチップと相性抜群。
トルネードの威力も中々侮れなくなる。
更にコマンドやチャージショットで相手のバリアやオーラを簡単に吹き飛ばせるのも魅力。
先述のようにエグゼ6はアンインストールが存在し、前作などよりデスマッチが致命的になってしまう場面が増えているが、
ファルザー版であればこれと獣化という二つの手段でリカバー可能なのが便利。
ただし、ごく稀にワイドソードをフォルダに忍ばせ、バリアをわざと張ってスイコミを誘発、その後斬りつけてテングクロス解除、なんてことがあるので基本最前列には立たないこと。
カワリミにも地味にソード属性がある(カワリミマジックも同じ)のでデスマッチで身動き取れなくしてしたは良いがカウンターを食らって変身解除なんて事もあるので過信は禁物。
チャージショットはバトルチップのフウジンラケットと同じ範囲と効果。
自前でスイコミが使えるのでウィルス戦でも使いやすい。
- トマホーククロス
木属性 弱点 炎属性
チャージショット トマホークスイング
・暗転しない木属性チップをA溜め撃ちで使うと威力2倍
・ステータス異常にならない
・くさむらパネルの上にいると徐々に体力回復
トマホークマンとのクロス。
性能自体は前作のトマホークソウルとほとんど変わらないが、変身時クサムラパネル変化とスーパーアーマーが消えているので全く同じというわけではない。
リンクナビ、クロス共に強い。
最大の特徴である状態異常にならないステータスガードの能力が強力で、マヒや混乱、凍結など執拗に狙う相手にも気兼ねなく攻められる。
適当にメガブーメラン辺りをチャージして連打するだけでも強力。
くさむらパネルの上にいる時に炎属性チップを受けると4倍ダメージを受ける上にクロスも解除される。最悪の場合は即死になりかねないので要注意。
単純な火力や最奥置物対策として採用率の高い「ブラストマンSP」は単体でも500、くさむらパネル上だと1000ダメージが約束されるので要警戒。トマホーククロスになっているのに相手がエレメントマンでくさむらに変えてきた場合はエレメントラップを使う等して防御を固めたほうが無難。
チャージショットは前作のトマホークスイングと全く一緒。弱点も同じ。
範囲は目の前縦3、横2と広範囲でソード性能持ち。しかしチャージ時間が長く、攻撃動作時間も長いため発生見てから炎属性攻撃余裕でしたとならないように。
攻撃力は最大でも140と、スラッシュクロスと比較するとかなり見劣りする。
- グランドクロス
ブレイク系統 弱点 カーソル系統
チャージショット グランドドリル
・暗転しないブレイク系統チップのアタック+10
・暗転しないブレイク系統チップA溜め撃ちで相手エリアに岩石を3つ落とす。
・スーパーアーマー装備
グランドマンとのクロス。男のロマン、ドリルを装備。
ドリルアームの威力が上がったり攻撃を受けてものけぞらなくなったりとファルザーには珍しいパワータイプ。
また、サイトバッチではつけることが出来ないスーパーアーマー持ちなのも評価点。
ただ弱点のカーソル系チップは暗転するのが多い上にインビジ、罠無効もあるので逃げ切れない時もあるかも。
よりにもよって後述のぶっ壊れクロスと弱点が共通しているため、そのついでに剥がされてしまうのが最大の欠点。
チャージショットは独特の攻撃手段となっており、発動するとまず地中へ潜り、その後前方の敵1体の前に現れてドリルアームと同性能のドリルで攻撃するというもの。攻撃ではなく、地中に潜る性能を緊急回避として使う場合が多い。
チップチャージの落石には点滅状態が発生しない。
アニメ版では唯一、通常クロス形態も見せた。
- ダストクロス
ブレイク系統 弱点 カーソル系統
チャージショット スクラップリボーン
・カスタム画面でチップを選択したあと、DUST SHOOTを押すと選んだチップをフォルダに戻し、新たに戻した分だけ補充する。
・Bボタン+十字ボタン左でフィールド上の障害物を吸い込む。
・吸い込んだ障害物を前方に撃ち出す。その威力は一発200
また、障害物の中でもかなり厄介なオジゾウサンも無力化出来る。
ダストマンとのクロス。
前作のサーチソウルのようなカスタム画面でのチップ交換効果を持つ、ファルザー版を使う最大の利点とも言われるクロス。
目を引くのがカスタム画面に追加されるダストシュートボタン。カードゲーム風に説明すると選択したカードを山札の1番下に送り、送った分だけカードを引きなおすというもの。ダストマンが不要品をリサイクルして作られたナビという設定なのでその再現と思われる。
ロックマンエグゼはいわば30枚のチップでデッキを組みシャッフルされたカードを武器に戦うカードゲーム要素を含むゲームなので、TCGを遊んだことがあるプレイヤーはデッキ圧縮や手札交換効果を持つこの効果がいかに強力か分かるだろう。
その性質上ダントツで最強クロス候補に挙げられることも多い。
フォルダに入れる場合できる限り早く引きたい「バグシュウセイ」や、相手の一部ナビカスをオフにする「アンインストール」とそれを当てるためのチップ、更にファルザー版のギガチップ限定のギガチップにはクロス中でもチャージショットを威力200のサンダーボールにする「バグデスサンダー」やサイトスタイルの効果をチップにした「サイトバッチ」といった単体で戦況を有利にしうるチップに早期アクセスできるわけで…
また、山札回復しつつこれらのチップを引き当てられる点も優秀。例えば「バグシュウセイ」を使うこと前提で戦うコンセプトのフォルダの場合、山札の底にバグシュウセイが行ってしまうと通常はガンガンチップを消費して引き当てる必要があり引き当てた後は殆どチップがない状態で戦わなければならない。
ダストクロスを使った場合はダストシュートでチップを山札の下に送れるので、引き当てた後の息切れを防ぐことができる。
グレイガ版の最強にしてぶっ壊れクロスのスラッシュクロスに弱点を付ける点も優秀。
余りにもこのクロスの性能が高いせいで、スラッシュクロス同様にこのクロスを剥がすためだけに「キラーマン *」がほぼ確実に投入されるレベル。
更にフィールド上の障害物を利用したり出来るので置物をどんどん吸い込もう。
幸いにもバリア系はしっかり通用するのでダストクロスやグランドクロスを主体とするならこちらを多めに入れておくといい。
チャージショットは前方へスクラップを飛ばし、相手がいればその相手の前で、いなければ最奥列の1マス前で、それぞれ静止して前方1マスへパンチ。パンチしたパネルをヒビにしてくれる。
余談だが、サーチソウルの効果を一部再現したナビカス「サーチシャッフル」はダストシュートボタンに上書きされる為クロス中は使用不可。残念。
ちなみにそのサーチシャッフルとの違いは、
あちらの効果は「シャッフル」なので引けるかどうかは完全ランダム、かつ「選んだチップ以外」をシャッフルするのに対して、
こちらは「下に送る」なので確実性があり、かつ「選んだその時点での不要チップ」を戻しチップを新しく加えるという違い。
【クロスビースト】
エグゼ6のもう一つの変身能力、獣化(ビーストアウト)したままクロスを装備、またはクロスを装備したまま獣化するとクロスビースト状態になる。
更にこの状態の時、無属性チップをAボタンチャージすると必殺技が使える。
獣化が解除されると同時にクロスも解除される。
グレイガ版のチップチャージはエレキビーストを除き、バスターのアタックLVが5ならば攻撃力がなんと200越え。ドリームオーラを簡単に突破できるレベルの火力を持つ。
その一方でファルザー版のクロスビーストはグレイガ版よりも特殊能力に重きを置いており、チップチャージの攻撃力はいずれも200未満。
グレイガ版
- ヒートビースト
・グレイトファイア
放射状に広がる炎を3マス先まで吹いて攻撃。攻撃動作時間が長いので、この間に反撃を受けやすい。
攻撃範囲やエフェクト共々、エグゼ2ラスボスのゴスペルの技・ブレスオブゴスペルや、本作ラスボスの電脳獣グレイガのバーニングブレス、フォルテBX(ファルザー版)のサモンビーストと同じ。
- スラッシュビースト
・スラッシュエックス
前方の敵1体の前マスにワープし、目の前のマスを中心にXの形に切り裂く。中央は2ヒット。
最大攻撃力は200で、中央の交差点ならば200×2の恐るべき400ダメージを叩き出す。
発生から攻撃までが短い上に硬直時間もほぼないので慣れないと避けられにくいのもポイント。
- エレキビースト
・ビッグサンダー
ヒートビーストのグレイトファイアと同じ範囲に、マヒ効果のある電撃を放つ。攻撃範囲のパネルをヒビ状態にする。
攻撃動作時間もグレイトファイアと同じだが、相手がマヒするので反撃を受ける心配は少ない。
最大攻撃力は190で、グレイガ版のクロスビーストのチップチャージで唯一ドリームオーラを破ることができない。それでも十分強いが……
アニメ『BEAST+』では、エレキ伯爵の実家の巨大ライリュウを相手に、エレキマンのサンダーボルトと共に発射し見事デリートした。
- キラービースト
・キラーテイルアロー
敵1体のいるマス目掛けてグレイガの尻尾の矢を放つ。当たった相手にHPバグLV+1を与える。
トラップ破壊・対インビジ・最大攻撃力220を誇り、インビジブル、カワリミ、ドリームオーラなどの主要な防御チップを剥がせる必殺の一撃。
攻撃モーションを取ってから攻撃が発生するまでほんの少し間があるが、攻撃するマスを決定してから着弾までの速度が異常な速さを誇る。運が良ければ回避できるものの見てから回避は人間の反応速度ではほぼ不可能でネット対戦では更に難易度があがるので、使われた場合回避できることをお祈りしよう。
硬直時間も短いため連発しやすく、命中する度にHPバグのレベルが上がっていくのも脅威。
- チャージビースト
・チャージバイト
前方横1列に貫通する電脳獣グレイガの頭部を発射。発生から攻撃まで長いが攻撃する時相手は動けなくなるので余り気にする必要はない。攻撃は無属性のように見えるが、実は炎属性。
頭部の進行速度は中々に速い。
最大攻撃力は220で、単ヒットダメージでは最強クラスを誇る。
チップチャージ時間はアクアビーストと同じレベルの最速となっている。
ファルザー版
- アクアビースト
・アクアスパイラル
前方2マスに水属性の竜巻を発生させる。最大5ヒット。攻撃動作時間がかなり長い。
アニメ『BEAST+』ではこの技でファントムナビのアイスマンから変形したファイアマンをデリートした。
- テングビースト
・テングストーム
ヨコ3マスと3マス目の上下に竜巻を発生させる。
左から順に1ヒット、2ヒット、3ヒットとなっているので、3マス前の相手を捉えたいところ。
攻撃範囲は電脳獣ファルザーのソニックウェーブと同等。
- トマホークビースト
・ウイングブーメラン
バトルフィールドの端に沿って飛ぶ貫通ブーメランを上と下の列から1発ずつ飛ばす。
アニメ『BEAST+』ではアン・エレキテルに強奪され命令に逆らえないエレキマンとの戦いで登場し、ウイングブーメランを命中させている。手にしている斧は飾りである。
- グランドビースト
・ドリルドライブ
ドリルを構えて突進。突進中は無敵で最大2ヒットする上に、ブレイク性能と貫通効果を持つ。
エグゼ2ラスボスのゴスペルの技・ドリリングヘッドに酷似している。
最大攻撃力は190で、ドリームオーラの耐久力200には残念ながら及ばない。
アニメ『BEAST+』で、ビヨンダードから迷い込んだ巨大メットール・マッハツルハシの暴走を止めるために発現した。地中を掘り進む速度はグランドマンよりも遥かに早い。
- ダストビースト
・ダストシューティング
ロックマンが浮遊し、前方タテ3×ヨコ3マスに、着弾点のパネルをヒビにするダストを6発発射する。浮遊中のロックマンは無敵状態となっている。
同じブレイク変身のグランドビーストもチップチャージ発動攻撃は無敵状態となるが、無敵時間はこちらの方が長い上にパネル破壊も行える点で差別化できる。
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▷ コメント欄
- キラービーストはクロスと獣化が絶妙にマッチしてたな -- 名無しさん (2013-10-19 00:23:10)
- 相性ガン無視でエレキばっか使ってたわ。パルス系と組み合わせて連続マヒでやってた。 -- 名無しさん (2014-03-01 12:34:20)
- アクアクロスでトレインアローを打ち続けてた -- 名無しさん (2014-03-11 23:44:22)
- クロスビースト状態だとロックマンの見た目がさらに変化するんだよね。エレキだと背中の電極みたいのが九尾の狐っぽくなったり -- 名無しさん (2014-06-21 20:28:31)
- アニメ版のクロスビーストに萌えたのは俺だけじゃないはず -- 名無しさん (2015-02-15 17:31:33)
- これ一作だけで勿体無い -- 名無しさん (2015-02-16 00:05:16)
- 凶悪な見た目に変化する斧が単なる飾りと化すトマホークビースト -- 名無しさん (2015-03-01 01:13:34)
- ファルザーだとテングビーストがクソ強い -- 名無しさん (2015-10-11 22:27:25)
- みんなそれぞれお気に入りが合っていいな -- 名無しさん (2015-11-18 22:47:25)
- ↑↑テングストームもド派手www -- 名無しさん (2015-11-19 12:16:49)
- スタイルチェンジやソウルユニゾンの欠点を解消した最終作品に相応しいシステムだったな ストーリー攻略だとアクアクロス無双だった -- 名無しさん (2016-01-09 14:54:34)
- せめてカーネルビーストとかブルースビーストはいても良かった希ガス -- 名無しさん (2016-10-31 02:27:47)
- 単純に強力なグレイガ版と痒い所に手が届くファルザー版っていう奇跡のゲームバランスだったなぁ -- 名無しさん (2017-12-02 21:39:43)
- デザイン上でのソウルとの違いが分からん -- 名無しさん (2018-06-10 19:47:40)
- ↑実は足の部分が明確に違う。クロスの場合はロックマンのもので、色が変わってるだけ -- 名無しさん (2018-06-10 19:54:53)
- クロスは某星座の戦士よろしく鎧だからねー -- 名無しさん (2021-03-31 00:59:46)
- 単純な強さ(小学生とか)ならグレイガが明らかに圧倒してるけどやり混む人たちなら特殊能力充実で搦め手がとにかく強いファルザーと本当にバランスがいいんだよな。グレイガだとアンインストール食らうとヒビ穴が致命傷だし。 -- 名無しさん (2021-05-14 17:15:33)
- トマホーククロスという名前なのに一切トマホークを使わない -- 名無しさん (2023-04-24 19:09:27)
- クロスビーストのハイリスクハイリターンな要素好き -- 名無しさん (2023-05-12 09:59:31)
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